レポだ!
福岡ドーム
2000
8/27 11:30〜
17:30〜
私、福岡ドームにライブで来るのは二度目です。前はB'zでした。根っこからそういう人らしいな、私。
本日の光一さんは私が観た今回の夏コンの中では一番調子悪そうでしたね。こう書くと怒るだろうなあ、と思うし、本人には嫌がられるだろうなあ、と思うんですがそう見えちゃったんで仕方ない。最近にしちゃ珍しいなあ、と思ったくらいなもんで。とにかく笑ってくれなかった。まあ、昔の光ちゃんはかなり無愛想だったそうですから、今の笑顔全開おりゃ!っていうのは成長の結果みたいですけど(笑)
まあ、昔はどうだったのかはさておき、私は割と激しく今の光ちゃんを信頼しておりますので、対ステージに向いたところではメンタル面でもフィジカルな部分でも、自分の管理はきっちりやれる人間だと思ってます。
そういう人でなければ、大枚はたいて福岡くんだりまでコンサート観に行ったりしません。誰だって身体その他の調子が上がらない日はあると思いますが、どんな状態にあってもそれをセルフコントロールして観客によい風景を見せること、それをなすことがパフォーマーとしての責務であろうと。
そういう仕事を、光ちゃんは選んで、そして全部をかけてやってるんですから。その辺りはちゃんと見ますぞ。
で、光ちゃん今日はどうだったか?といえば。
技術とか見せるって部分では十分合格。っていうかですね。例えばダンスを見ていて
「あれ?ちょっと違うかも?」
と思うことはあっても、わかんないんですよ。自分で言ってくれるまで。機嫌が悪いって理由でパフォーマンス部分が極端に低下するってことはないし。きっちりだましますから。
・・・でも、ホント、笑ってなかったなあ。んでですね、そういう時の光ちゃんはどういう行動に出るかというと、危険行為です。
あのバカ男(おお、あえてこう言うぞ)2部の「キミは泣いてツヨくなる」リフターで、バーをあげて何もない空間にがんがん身を乗り出しやがった。
「やーめーてー」
「おーちーるーーーー」
悲鳴っすよ、悲鳴。そういう時に限って、アリーナなんだ。そしてリフターの近くなんだ、これが。手を振るとかそんなことしてられっかっての(-_-#
誰か、あの男からリフター取り上げてくれ(T^T)
もちろん、今日はドーム仕様。ナゴヤと同じく「キミは泣いてツヨくなる」あとにJr.のコーナーが入るあのパターンです。
ちょこちょこちょこちょこ、細かいところが毎回変わってるんですよね。
毎回手を入れてるのか、と感心します。まあ、今回はとにかくつよがしゃべった、しゃべった。
1部なんて正味3時間弱ですよ。時間感覚としては2時間ちょっと?と思っていたので、楽しかったのは違いないんですけど(笑) ファンサービス満載でした。
べたべたべたべた、あんなに光ちゃんとつよがさわりっこしてたのもまた、このコン最高でしたね。いちゃつき度の高かったという静岡を私は見てないのでこれが一番かわかりませんが。
2部の方では何が原因か忘れましたが、とにかくつよを押し倒した光ちゃんが逆に押し倒され返されて「おれを抱くなんて十年早い」とか言われるし。
SSの浅瀬でぺったり座ってヒロスエと抱き合うシーンの再現なんてしてくれました。実際潮の流れが速くてお互いの身体を固定しなくてはいけない、というのでお互いのひざの間に自分のひざを割りいれる。
つよは光ちゃんをヒロスエに見立てて光ちゃんのひざの間に自分のひざを割りいれぎゅーっと抱きしめてました。
「・・・これは、やるな」
と誰もが思ったとおり、ぎゅーし終わってつよが離れようとしてもさらにぎゅー。
離れようとするつよが一瞬じたばたする(^^;; ああ、キミらっていつまでたっても変わらないわあ。
なんか、光ちゃん申告によれば、ひざを割りいれたときに、つよのひざが「当たった」そうです。え?どこに?(笑)
ちなみに、こういうときは下ネタにも走りがちです。
つよが「青春時代1.2.3」がブームらしく、やたらネタに使っていたら
つ「おれは、モーニング娘。にはいります」
光「無理や!それ、モーニング息子。になるやないか・・・なんか、モーニング息子。ってどきっとするな!」(←うれしそう)
手を叩いて大爆笑するわれわれ。隣に座っていたつよファンのじょーちゃんたちは何がおかしかったかわからなかったらしい。ごめんな、私たちはもう利害に汚されちゃってるのよ(笑)
特に1部は光ちゃんがつよにべたべたべたべた触りたがったかと思うと、よくそんなに足あがんなあ、と感心するようなケリ入れたり、何かっちゃーつよのネタを
「おまえ、中途半端や!」
とばっさり切り倒したり(笑)してました。今日の光ちゃん、ちょっとクールでニヒル(大笑)
そうなると、ひじょーに甘えたモードに入るつよ。
なんか、おっかしかったです。
久々だー。あんなの。光ちゃんにかまいたがるつよ(いつもは逆だし(^^;;)
つれなくされて「川の流れのように」歌って紛らわせるつよ。光ちゃんの突っ込み。笑える、笑える。さらにひじきくん@ハセジュンへのお気に入り度合いは、前回の香川でさらにヒートアップしたらしく、大変ないじりようでした。
あんなに光ちゃんが気に入ったJr.ってのも前代未聞ではないかと思われます。で、光ちゃんが気に入ったということは、もちろんつよもいじりにきます。
光ちゃんがすきなJr.なら私らも当然好感を持ちます。ハセジュン、おいしいな。
しかもこのコ、大阪初日から今日まで目を見張るほどの成長ぶりだ。コメントもどんどんおいしいことが言えるようになってきている。
子供の成長は早いねえ、としみじみするわれわれ。
よかったのはJr.ひとりひとりにマイクを渡した時のリアクション。
ハ「尊敬する先輩は」
(光ちゃん、聞き耳ポーズ)
ハ「KinKiKidsのー」
(光ちゃん、さらに聞き耳ポーズ)
ハ「堂本ー」
(オチはわかってるが、もちろん、光ちゃん聞き耳ポーズ)
ハ「剛くんです!」
光ちゃん、ここでプロレス技をハセジュンにかける(笑)それでよろしい!わかってるな、ハセジュン!
2部ではさらに「フラワー」の時に、ハセジュンを拉致して自分の立ち位置に連れて行こうとしたり、「やる気まんまんソング」でわざと、踊りながらハセジュンの頭こづいたり、なかなか笑わなかった光ちゃんがこの時ばかりはとっても楽しそうにしていたので、さらにハセジュンの株急上昇。青天井とはまさにこのこと。
「ハセジュン、なんだかわからないけど、えらい!側においとけ!」
光ちゃんはハセジュンがかわいくてならない様子です。
ひじき頭がハートを射止めたポイントだろうか?(笑)甘辛く煮たい感じがよかったらしい。
光ちゃんの愛情表現はひじょーに屈折しているようですので、ハセジュンはうらやましいが、気の毒だったりする(^^;;
受け止めてやってくれよ。頼むよっ。そういえば「好き愛」は完全に上ハモでいくと決めたらしく、きれーに歌ってました。イヤモニの調子が悪かったらしく、何度も何度も、耳に当てなおしていたのを観るに歌っちゃいるがハモッてはいない、って感じでしたが。
音が聞こえなくても、カンひとつでハモれるようになったら、本物なんだがな。それには多分あと10年くらいかかるだろうなあ。実はてんてんてんがついたということが判明した「永遠の日々…」ですが、回を重ねるごとに声が出るようになってきてます。ある程度までは音域は歌うことで広がるので、あと数回あるコンでどれだけ出るようになるかが楽しみだ。
少なくとも今、初日の大阪よりもずっとずっと楽に声が出るようになってるな、と思います。
たいしたもんです。ところでたまーに光ちゃんがやると私が大喜びすることのひとつに、「夏の王様」で、歌詞に合わせてくるくると指を回すっていうのがあるんですが、友人に言わせると指を回すときは「バイバイ」と手を振ってくれるんだそうな。ホントかいな(笑)
うーん。
まあ、光ちゃん。コンサートは観客である私たちも楽しむもんだけど、光ちゃん自身も楽しんでほしいなあ。うん。心からそう思ったさ。
君が楽しいと、私も楽しいのさ。
ファンほど鈍感で、だけど反対に敏感な生き物はいないんだぞう。ってな、含みを残して次は広島。