レポだ!

真駒内屋外競技場

2000

8/5 18:30〜

8/6 18:00〜

 

北の大地です。はるばる、はるばる。
KinKiで野外は、私ははじめてでしたので、野外好きの血が騒ぐ。駅から思っていたよりもずっと遠かった真駒内屋外競技場。帰りに駅まで歩いたら30分もかかったぞ。広い、スタンドの前方部分のみに客を入れ、楕円形の両はじのトラック部分を切り取っているという面白い使い方です。
通常のスタジアムの場合楽屋は、野球選手達が使用するロッカールームとか、ダグアウト裏とか、いろいろと逃げ道があるわけですが、ここはそんなものがない。
というわけで、楽屋からステージ裏にスタンバイする際は、ワゴン車(当然目隠しが張ってあるので中は見えない)で移動するメンバー。野外なら、船とかヘリとかで登場した人たちを知っているので、これは「ああなるほどね」というところでしょうか。こういうところが、野外の愉快なところよね。
降るんじゃなかろうか?という不安は全くの杞憂で、二日目のMC中に一瞬ぱらっときたくらいで、むしろ初日などは野外をやる上でのベストコンディション。これ以上望みようがないだろうというくらい。
初日の風は微風。微妙にステージ左へ抜けていく。花火などの特効の煙が、ステージに流れていくのは最悪なんですが、いい感じで煙が抜ける。いいぞいいぞ。
「Purelity」のラストにはじける花火の特効の煙が流れていく中登場する光ちゃんを観て
「王子様は風に吹かれるのよ」
と全くもって意味不明の言葉をつぶやいたのは、私です。それに大きく頷いたのは私の友達です。
二日目は「もう君以外愛せない」の時の花火の煙が一瞬こもったのが残念でした。でもそれくらい。
そして、ライティング。きれいだあ。空気のせいか、なんだかわからないですが、屋内よりもずっときらきらきらきらしていてきれい。きれいすぎて、光ちゃんたちがライトの正面に来ると、目がくらむ。
それは後光?いや、それは誤解。
特筆すべきは野外ならではの刻々と変わりゆく空の色。
今の光ちゃんの髪の毛って、ちょっと伸びすぎの感があるんですが、これが!いつもより光を増しているライトと、二度とはない空の色と、そして微風にあおられるといい感じの茶色が光って見えるもんだから、そりゃもう息を呑むほどのうつくしさ。
目からうろこが滝のごとく落ちていく。おお、「Falling」・・・ちゃう、ちゃう。
この人って、こんなにきれいだったのか。今更だな!だが、本当に感動するほどきれいだった。
あれ観ただけで来た価値あり。
また、カメラのなめかたがだな!下からの俯瞰で撮るわけさ。そうするとごっそり顎の肉がそげ落ちてシャープになった、切々と歌い上げる顎から喉にかけてのラインがこう・・・いや、いい眺めです。
今回、光ちゃんの身体の線の美しさを思う存分堪能している、オヤジ炸裂の私ですが、いやーもう、きれいなのよ。ホントに。
顎から喉の線とか、背中!背中のあの美しさったら、芸術っしょ!いい感じで筋肉ついてて「雨のMelody」の衣装の、一部がなぜか切り取られてる服の隙間からのぞく背中!背中ーーー!!!!
それが狙いの衣装か?そうか?そうなんだな?あれは。衣装さん、おっけー!わけわからなくても許す!
それと、「ジェットコースターロマンス」や「全抱き」の時のノースリーブで見せる肩から腕の線の美しさ!
はあ。きれいな人だ。全世界に誇っていいぞ。
私は何度双眼鏡を手に「うつくしー」「うつくしー」「誰かあのうつくしー生き物をどうにかして」と血迷ったことを叫んだことか。
ちなみに、肝心の光ちゃんご本人の調子は、正直申し上げてよくなかったです。つよもあんまりテンション高くなかったですね。
光ちゃんは、まだやっぱり言うことをきいてくれないらしい身体が重いんだな。ソロなんかは、特に初日はキレがなかった。そりゃ、注射三本打った翌日に二回回しのコンサートやって翌日に韓国まで船で行かされて、しかも、普通に帰ってくる便が捕まらずに、
「韓国からソウル(光ちゃん、ソウルも韓国だ。韓国じゃなくてプサンの間違いと違うのか?)ソウルからいったん関西空港に飛んで、それから羽田。一日に四回も飛行機乗っちゃいました」(光ちゃん本人談)
なんていう、とんでもない移動をして、札幌でコンサート。
・・・これで「光ちゃん、元気全開!ばりばりですー!」なんて言ったら、人間の域はとりあえず越えてるでしょう。元気な人だって体調崩すさ、そんなん。
だーけーどー。疲れている時ほど色っぽい。ほほほ。ソロ、すてきでしたよー。色っぽくて。ええ、お色気むんむんで。
今回はスタジアム仕様。大阪ドームと同じ曲構成でした。やっぱり、こっちのが、いいですね。収まりもいいし、形として美しい。今回のツアーはやはりスタジアムでの公演が基本なんでしょうね。
スタジアム仕様ということはどういうことかというと、ピカイチ様ご復活!わーいわーい。
そして、「ROCKS」は、しっかり客席スタンドのあたりから登場。これまでのおいしいとこ取りってかんじ。各会場微妙に違う構成。この札幌が一番です、今のところ。適度に遠くて、適度に近い。
そして、スタジアムですので、多少狭かったもののオートバイ復活ーーーーー!!!!!
血が燃えるぜ!
何がツボってあなた。つよが「ずっと抱きしめたい」の間奏で光ちゃんのバイクの後ろに乗るんですが、その時に、光ちゃんの腰に手を回す。と、光ちゃんが一度「そこじゃなくてこっち」とばかりに手の位置をなおしてやるんですね(初日本編・PJ中継・二日目、全ての回でやっていた)
わけもなく血液温度が急上昇。いやもー、ツボ。
友人のSちゃん曰く「大阪では片手を遠慮がちに回してたから」そうか、それで両手しっかりぎゅーしてるのが大変だったわけだ。
思わず叫びました。ええ、叫びました。
「剛、私と代われーーーーーー!!!!!あんた、それ、やろうと思えばいつでもできるじゃないかーー!!」
・・・もしも、そんなことになっても喜ぶのはスタジアム埋め尽くした人間の内私ただひとり。ええ、わかってはいても、つい。とほ。
夜風の中、気持ちよさそうに疾走(というには、あまりにも距離が短いけど)する光ちゃんはすてきでした。ああ、男前だ、男前だ。
韓国話はMCでちょこっと出ました。
前述の驚異の移動話とか。あ、焼き肉は無事食べられた模様。「食ってきました」と申しておりました。
あと、MCでのほのぼの話は2日目。
光ちゃんが具合悪かった仙台前日。注射打ってもまだ食欲もなく「薬飲むのになんか食わなあかんなあ」と思っていたところに、智也から電話。
それは「メシ食いに行かない?」というようなお誘いだったらしいんですが、なんせ具合が悪い。で、光ちゃんはこれこれこういう事情で、具合悪いねん。と断ったら
「じゃあ、焼き肉弁当買ってってやるよ」
と、智也ったら光ちゃんのために焼き肉弁当買ってもってきて、置いて帰った(笑)そうです。
いいなあ。
思わず目を細めてしまうような話だ。智也、焼き肉弁当をデリバリーしてくれてありがとね。
札幌は、光ちゃんたちは山形同様、お外にご飯を食べに連れていってもらえたんだそうで、大層おいしく楽しい思いをしたのでしょう。とってもうれしそうに話してました。
光ちゃん、基本的に食が細いみたいなので、こういうご飯ネタが出てくるとなんか、うれしい。「それKin」の最終回前でいろいろおいしそうに食べてる幸せ顔を瞬間的に思い出しました。いっぱい食ってくれ。
なんでも、たらばの天ぷらをいただいたそうで、光ちゃんは目の前に皿を置かれたのでてっきり「ひとり一皿」と思いこみ、たらばの足の天ぷらを3本ですか?ぺろっといっちゃったそうで、つよは人のをもらったそうです(笑)つよは、ぶつぶつと文句言ってました。
素になって「え?あれ、おれの目の前に置かれたからてっきりおれの分やって思ってた!」と必死に弁明する光ちゃんがかわいい。
いか、たこ、なまこ酢。そりゃもー海の幸を堪能したみたいです。ちなみに私は光ちゃんがかにみそ食ってたその時間はおそらくみそラーメン食べてたはずだ。みそはみそでも大違い(笑)
そして、つよはPJの中継でもご存じの通り、髪が黒くなってました。
私は、短髪黒髪のつよがベストと思ってるので、これはうれしい。でも、ヘアマニキュアなのかなんなのか、ブルーが入ってる黒髪なんで、汗をかくと青いのが流れてくるそうな。一週間ほどで元に戻ってしまうらしく、徐々に黒髪にしていく計画だそうです。
そのつよのソロの歌詞「Purelity」の方・・・をこの真駒内ではじめてまともに観た光ちゃん(スタンドの客席で座ってつよのリハを観てたらしい)は
「やらしー」と言ってました(笑)そう言うあんたの「Falling」も十分以上にやらしいです。
花火もきれーでした。
そして、札幌、おいしいことに本編終了後にPOPJAMの生中継が!
なので、TVで流れたあのメドレーが増えてくれました!わーい!
それに、私は初日ちょうど花道の終点前の親子席のすぐ後ろにいたんですが、こっち側から光ちゃんたちがスタンバイして、バイクで疾走していったんですね。うわーん。ツボ。
ちなみに光ちゃん出トチリやらかして、まだこっちにカメラが来てないウチから一瞬バイクで走りだし、気づいてすぐに止まりこっちにカメラが来た瞬間に走り出してました(笑)
最近クボジュンの一人芝居ごっこ(笑・沖縄PJのラストにやってたあれです)がマイブーの私は光ちゃんと話すクボジュンにひとりウケ状態。
カメラ効果ってすごいなあ、というか、めちゃめちゃ盛り上がってました。光ちゃん自身「今日一番の盛り上がりを全国のみなさんに届けましょう」と言ってたし。
叫んだ、叫んだ。
ああ、楽しい。
で、この中継の後「ROCKETMAN」と共に「このまま手をつないで」がー!!!わーい、わーい得したーーー!!!
二日目は飛行機の時間の都合でアンコールの「夏の王様」の途中で出てきちゃったのですが、大満足の北紀行でした。