レポだ!

山形総合スポーツセンター

2000

7/30 14:00〜

    18:00〜

7/31 13:00〜

    17:00〜

山形です。
まずは構成の変わったところから。
基本的にドームとアリーナクラスではセットが違います。おそらく前日のカミセンと同じとおぼしき、遊園地ちっくなセット。
電飾で形作られた気球とかブランコとか。
どこがKing of Summerだ?という感じの減価償却めざしたセットです。はい。セットは、大阪ドームが外周に、真ん中一本花道が通ってるのと違いまして、m字型。中央のメインステージ部分がやけに広くとってあります。m字の両端が非常に細い。怖い。
ドームでは五カ所あったスクリーンは前方と後方にそれぞれひとつづつ。そして、お客さんがスタンド後方にも入ってました。
飛び出しの位置とかはもちろん違いまして、ステージの両端からそれぞれポップアップで飛び出してきます。31日1部では光ちゃん側のポップアップが故障していたらしく(その前の回で「頭のところでポップアップで飛び出す時に、一回沈みやがった」と言っていたので、その辺りからちょっとやばかったものと思われる)光ちゃん自力で這い出してきました。
ドームでは、「愛・愛」の後で両端にはけて、「ジェットコースターロマンス」は電飾フォークリフトに乗って外周を回るところを、端っこまで走って戻って歩いてお手振り。
リフター使って頭の上をぐるーんと回る。客の真上を通るリフトはちょっと香港を思い出しました。口開けて上を見ている下々の者をかの人はどう思ったのだろうか???
「青の時代」は中央のメインステージにて。「夏の王様」は再び客をあおる。
光ちゃんが最初の自分のパートを会場に歌わせる率、高し。
あんまりいりくんでいて難しい歌詞は、実は結構歌えない人が多いもんですが、これっくらいのだとみんな一糸乱れず合唱可能。
そうよ、光ちゃん「全抱き」みたいな歌詞パターンの多い曲だといきなり振られてもとまどう人は案外多いのさ。振るんだったらこういう単純な歌詞の曲が狙い目。
そして、みんながスムーズに歌ってくれるので光ちゃんご機嫌。
全般的にふたりとも超ご機嫌でした。特につよだ。最初から前髪がばっと分けてて(前髪おろしてないってことは元気なサインらしい)最後まで元気だったからなあ。
山形はとにかく、MCが長かった!
とりとめもなく長い。初日の2部でしたか?50分もしゃべってMCの最長記録を更新したのは。
あとでさぞや怒られたことでしょう(^^;; 一秒でも長く観ていられるのはうれしいが、正直何を離していたのかさっぱり覚えてないぞ。
ふたりとも大層、山形がお気に入りなんだそうです。確かにお客さんのノリはすばらしい。
なんせふたりのやることなすことに反応するまでのタイムラグがほとんどない。キャパシティ5万5000から4000人クラスだもん。そりゃあ、うれしいだろうな、ふたりとも。
私も叫びましたよ。そりゃもー盛大に。
この山形のMCでようやくふたりの自作曲のタイトルが明らかになりました。
光ちゃんのダンスソロは「Falling」と言います。詞は「英語がいいなあ」と思って外注したそうです。曰く
「だっておれ、英語わかんねえもん!」(光ちゃん)
個人的にはものすごく納得したなり。日本語詞を訳してもらうように頼んだのかと思ってたので。しかしよく聴いてみると非常にセクシーな詞なので、もしも光ちゃんが書いたとか言ったら、別の意味で光ちゃんを観る目が変わるところでした(笑)
もう一曲は「永遠の日々」。光ちゃんらしい、ストレートな言葉で語りかけるラブソング・・・というか、結構これって大きな意味あいの曲かなあ、と思ってしまいました。
うん。いつまでもつよと一緒にやっていきたい、って意味にも取れないこともないので。
つよのバラードソロは「歩き出した夏」。彼女ができたらいいなあ、と思って作った曲だそうです。この曲の終わりに紙飛行機を投げる演出は、会場に灯りをつけるようになったのと、やはり気流の問題で山形はそれなりになってました。
ちなみに、みんなこの紙飛行機に思い思いのメッセージを書いてステージに投げるようになったので、MCの時に光ちゃんたちが拾っては読んでたりしましたよん。
なんだか、目安箱みたいなコーナーになったなあ。
つよの意図したこととは違うかもしれないけど、このおかげで会場とメンバーが結構一体になって和気あいあいって感じが出てましたね。
もうひとつの曲は実は大阪ですでにスクリーンにタイトルが出ていたらしい(知らなかった(^^;;)「Purelity」という、つよの造語だそうです。
さて、構成での大変化は「やめないでPURE」〜「Distance」ときたその後の「ROCKS」
なんと、山形会場の客席(スタンド)に飛び出してきやがりました(^^;; 光ちゃんは身障者の方のための特別席のすぐ脇。つよは一般の席の脇に。そのまま、客席通路を通ってリフトに乗り込み、ステージに降りるという無謀な・・・いや、大胆な演出。
光ちゃんは客席からちょっと隔離された、場所的にさほど危険ではないところに現れるんですけど、つよはまさに狼の群の目の前に投げ出された羊状態。私は、初日の2部でその問題のつよの出現場所のすぐ近くだったんですが、すでにみんな知ってるもんだから「Distance」の間奏の時点で通路に移動しはじめるわ、つめつめになって空いたいすに足かけてるわ、ちょっと怖い状態。
私は「近すぎてどうせ見えやしないわ」と対岸の光ちゃんを追ってました(^^;;
2日目の1部では、つよは思いあまったファンに爪でひっかかれたらしく、背中に爪痕つけてました(^^;; こーわー。痛そうでしたねえ。遠目にもはっきり赤い爪痕が見えましたもん。
構成の大変化はもうひとつ。
実は私はこれが大いに不満なのですが、二度目のMCでつよが作った各先輩・後輩からのメッセージビデオが流れます。
大阪ではこの間に光ちゃんがぴかちゃんに着替えて出てきて「BRAND NEW DAY」〜「ずっと抱きしめたい」〜「キミは泣いてツヨくなる」になっていたのですが、フィルムが終わっても光ちゃんはぴかちゃんじゃないんですよ(T^T) そりゃーフォークリフトは使えないステージとはいえ!
山形って「ピカイチ」やってないんでしょうか(号泣)でも、ファンはみんなピカイチは知ってるだろうし、観たいと思うんですがー。
そして「キミは泣いてツヨくなる」前の二曲カットでいきなり「キミは泣いてツヨくなる」に入る。うーん。これがまた、カラオケの音がいかにも途中からぶちっと入れてみました、って感じで実に美しくないんですよ。
それが初日の2部からは「キミは泣いてツヨくなる」の前にJr.の歌コーナーが入るようになりました。
・・・いや、別にJr.コーナーがどうこう言うつもりはないですが、冠アーティストの曲をカットしていれるのはどうだ?それはありか?
私は特に「BRAND NEW DAY」のアレンジが非常に気に入っていたので、これはマジで大ブーイングです。
「キミは泣いてツヨくなる」では、ふたりとも着替えてくるんですが、その後のソロのために、一曲に満たない内につよが袖に引っ込む。ここのタイミングはどう考えてもおかしいです。
そして、光ちゃんがここでつなぎの袖を腰のところでしばったスタイルで歌う必然性がまるでない。
大阪の2日目・2部の構成は個人的には非常によかったと思うだけに、これは残念です。
あそこだけ、流れがぶっつり切れてるんですよね。ものすごく座りが悪くなってしまってる。
ドームクラスではあの2曲は復活してくれるんだろうか?そしてアリーナクラスのコン構成はこれで固まるのか?やだなあ。
もうひとつ、それはいかがなもんだろう?と思う変化はですね「永遠の日々」でございます。
初日の1部は花道中央のせりから出てきた光ちゃん。
これが、なぜか。
ステージ向かって左端のブランコのセットにいきなり座ってます。座ったままで歌います。
それはいやーーーーー(T^T)
ただでさえ藤紫の微妙な衣装で、白いブランコに乗って、傍らでそれを聴くJr.って図は。それは、光ちゃん、かなりぎりぎりよ(T^T)
というかですね、元々このセットは「King of Summer」のためのセットって感じがやっぱりしないんですよね。でも、ああいうものがあるんだから、使っとけ、というのは本当にいかがなもんかと思うんですがー(T^T)
私は「永遠の日々」は花道中央から出てきた初日1部が一番よかったと思うぞ。
なぜ白いブランコに乗るのよーーーーー(T^T)
とにかく、ノリは最高。本人達はご機嫌。だがしかし、構成だけがどーにも据わりが悪かった。
それが山形の感想だったりします。善処してくれ。ブランコはともかく、マジであれは変だよ>「キミは泣いてツヨくなる」へのつなぎ
どうにかならないもんだろうか。とほほ。
そして、ソロは明らかに大阪よりもよくなってました。
本人自己申告してた2日目の2部はラストのバック転〜のところがちょっと失敗してて「かえるみたい」(光ちゃん談)になってましたが、ひとつひとつの動きはしっかりスピードが増し、アクション&ストップのキレが確実にアップ。
光ちゃんの場合、そのキレのある動きと動きの隙間、この動きが非常に洗練されているんですがその辺りもぞくぞくする感じ。
あれは、すごいっす。
最後のリフでのスキャットはもう、涙してしまいますよ、私。
そして、これももうひとつ。
この「Falling」の後で入るつよソロ。いつぞやの夏コンの時同様、光ちゃんの乗ったセリがあがり、中央部にぽっかり穴が空く。その周囲を優雅に踊る光ちゃん。そして、さしのべた手の先につよが奈落からあがってくる。
わはははははは。すてきだ、光ちゃん。
すっかり毒気抜かれてる時に、優雅な白鳥の舞。
魂根こそぎもってかれちゃうわ。ごめん。
なんちゅーかね、これがさっきまで色気全開だった人の踊りか?という程の静けさ。たったひとりでこれをやれちゃうのね。
そりゃ、あなた、ミュージカルも楽しみになると言うものだ。
山形スペシャルとしては、やっぱり初日2部のアンコールでの「夏の王様」でしょうか。
その日のMCで、山形の方言の話をしていて、光ちゃんは
「『キミは泣いてツヨくなる』で、山形弁使って歌ってみます。ただし覚えてたらね。おれ、すーぐ忘れっから!(笑)」
と約束したんですが。
観ていた我々は「いや、絶対忘れる。絶対忘れるって」と笑ってました。案の定、『キミは泣いてツヨくなる』ではまったくノーマルに歌いきり「やっぱ忘れてるしー」なんて思ってたんですが。
アンコールの「夏の王様」で、ちゃーんと、光ちゃんの最初のソロパート部分で「いくべ」と歌ってました(笑)疑ってごめん!
みんな気づいてわーっとなったんだが、光ちゃん本人は気づいてなかった模様(笑)
翌日の1部のMCで「歌ったのに、誰も気づいてなかった」と言ってました。
やだなあ。みんな気づいてたよう(^^;;
2日目の2部はとにかく汗だく。過去最高に汗をかいたと申しておりました。うん。確かに遠目で見えるきらきらした汗。シャワー浴びたみたいだ。
本当に珍しく光ちゃんがばてばてな感じでした。疲れがああもはっきり現れるというのは、光ちゃんの場合、なかなかないことです。大丈夫だろうか。
フィルムを観るために前方のステージであぐらかいて座ってたんですがこれが、黒目がちの瞳がきらきらきらきらしてて、双眼鏡のぞきながら「あのかわいい生き物をなんとかして!」と、他人が聴いたら「お前大丈夫か?」というつぶやきを繰り返していたのは私です(^^;;
この公演は喉の調子は今ひとつで、「永遠の日々」のサビを聴くとよくわかるんですが、大分喉に虫がついてましたね。大阪2日目2部が今のところベストだったらしい。
今回はほとんどの歌をしっかり熱唱してます。聴いておきましょう。あれはいいものです。
あとは何を話していたんだろうか。
そうだ、「天使が消えた街」については例の「お父さん聴いてください!」の話と打ち上げの「INSIDE」ただ観(笑)のことを話してたなあ。
MCは本当に長かったのに、あんまり覚えてないのだった。
しゃべりすぎ(笑)でも、いっぱい見れたからよし。

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