◆12/25(火〜年内楽日) |
年内楽日。観ているこっちも、それから恐らく光ちゃんたちキャストにとっても、なんとなく区切りがつく日。 素晴らしかったです。 この舞台がはじまってから私、実は光ちゃんは半月もすれば喉を潰すだろうと思ってました。もっと恐い程に痩せてしまうと思ってました。 とーんでもない。 あれだけの台詞量と動きがあるミュージカルで、光一さん一ヶ月見事に喉をキープしてのけましたわ。1幕の頭に「今日は風邪っぴきね」と思っても、2幕にはちゃんと復活してる。真面目に光ちゃんの喉は取り替え可能なアタッチメント式になってんじゃないのか?と思う私。 相当ボイトレ積んだのではないかと思います。 選ぶ言葉があれなんですが、「SHOCK」って正直異常なミュージカルです。ショー・劇という呼称は言い得て妙で、とにかく劇でありながら「ショー」である。つまり客に無条件に楽しんでもらうための演目なんですよね。 最初に「光一MASK」を観た時から思っていたんですが、いくら座長とはいえ主役の見せ場がこれだけ糸目なく続く舞台は他にありません。しかも毎回それがエスカレートしていってる。 2幕「FIGHT」のあのサルティンバンコぐーるぐるからはじまる格闘シーンの後で主役が歌い出すんですよ?あれって人としての肺活量の域を越えてると思うんですが。ちゅーかあれだけぐるぐる振り回されて降りた瞬間から演技に入れる光ちゃんって一体どんな三半規管を持っているんでしょうか?それともあれは実は回し方にコツがあってぐるぐるされても目が回らないようになってるんでしょうか? しかも、光ちゃんが歌ってる中ではこの「NIGHT IN N.Y」が私は一番いいと思うんですが。 なんだよ、あの人は一体。 それから2幕の初日の楽屋ですね。 プレスの人たちを指さしながらぐるっと大きく舞台を歩き回りながら歌ってるんですよ、光ちゃん。 あれ、無茶です。 ミュージカルは歌を歌う時には基本的に歌える振り付けにしてるから声が出るんですよ。あの動きで声を揺らさずにいられるのってすごいと思うんですが(まあ、よくぐらぐら揺れてますけどね。今日はOKでした) 多分、舞台からはけている時はずっと走り回ってると思われるんですけど。 で、あれだけ動いて踊ってしゃべった後で「ボク羽根」の腕の力だけに頼った命綱なしのフライングです。あれ、ちょっとでも気を抜いて力を抜いたらそのまま客席落下です。 なんちゅう体力と精神力の持ち主だろうか。 二公演ある日は正味7時間走り続けるようなもんじゃないですか。それを2ヶ月ですよ。 普通じゃないです。 また本人が。 未だにストーリーは本当にどうか?と思っておりますが、それでもこんなに楽しいのは光ちゃんが楽しんでいるからだろうなあ。 本日は「ハムレット」「白鯨」それから「謎解き」あたりには満点を差し上げたい。 そういえば。 今日はMAが夕方5時開場のディナーショーに出演(^^;;ということで、最初からいなかったらどうしようか、と真面目に心配しておりましたら、なんとショータイムの翼の一曲目の直前までいてくれました。 年内楽打ち上げと称して友達と呑んでおうちに帰りつき、夕方のニュースをチェックしたら「楽しい」を連発している幸福な幸福な光ちゃんがおりました。 |