■2/21(sat)■


一週間ぶりのSHOCKでございます。
なんだか今日は示し合わせたわけでもないのに(そんな素敵な真似ができるよう調整可能なチケットでもない)会場であちこち知った顔に会いました。
わあ、来てたんだー。
コンとかSHOCKは久しぶりに友達に出会える場でもありますね。

はじめて下手から舞台を見ました。
角度が違うとやっぱり風景は違って見えるなあ。今回は幸いにして周囲の観客の皆さん毎回当たりばかりです。ちゃんと静かに観劇してくれていて助かる。
当たり前のことなのですがこれも、光ちゃん言うところの「観客が鍛えられてきている」ことの一例のような気がしますよ。いいことだ。

さて、本日ですが前回見たときからまた変更点がありました。思い出せる限り記述。
1幕 ジャパネスク 千年経
→大きな紅い傘の影に隠れてもう一度出てくるところ。
 暗闇で光る蜘蛛の巣柄復活。
2幕 World Adventure
→紅い緞帳に出ていた「Koichi Domoto World Adventure」の電飾ロゴがなくなっていた。
→Las Vegasで、ブロードウェイミュージカルのロゴ電飾看板が下がるように
2幕 New York New York前
→翼が「この街に残ってショーを続ける」の台詞後に光一「今は早く姉さんの側に行ってやれ」という台詞追加
・・・コウイチの追加台詞はいいですね。よりわかりやすくなったし、あの場面で言うのに相応しい言葉だと思います。
Las Vegasのロゴ看板は正直ない方が私はすきかなあ。あの半円を描く電飾のセットすごくすきだったので。
あそこは光ちゃんの白銀に、黄・赤・黒・濃紺という色分けされた衣装が綺麗に動く群舞が見事なので、あんまり他の色を入れないで欲しいなあと思います。
シンメトリを描く調和とバランスの世界に、余計な飾りはいらないなあと思った。
蜘蛛は出てきてくれて嬉しいです。今日はちょっと出のところからアクシデント続きだったけど。

で、そのアクシデントの話。
ジャパネスクで、二度目の出のところ。蜘蛛の巣衣装を着て出てくるところで、まず仮面がぼろりと落ちて舞台に転がる。
うわあ、と思っていたら衣装はぎのところで剥がされ過ぎて胸元から結構大胆に「Where is Tomorrow?」の衣装が見えてしまっていた。これはちょっと辛かったなあ。
なんですが、こういう時はほらあれがありますので。はい、仮面を取った瞬間光ちゃんの顔が「般若」になってました。
「Where is Tomorrow?」は気合い入っていて素敵でしたよん。
負けず嫌い王様だけのことはある出来で。

で、その負けず嫌い王は本日のシャッフル演目にも現れておりました。
「ハムレット」でした(はぁと)
ハム様、素晴らしかったです。先週の日曜日見た時には正直、リチャードと比べると若干入ってないかな?という気もしたのですが、ともあれ衣装が良すぎるのでそれでちゃんちゃん、と思ったのでしたが。
今日のはものすごくよかった。
めちゃめちゃ演技入ってました。あれは、毎日「ハムレット」やってた時の入りっぷりに匹敵する感じ。もちろん、光ちゃんの表現力そのものは今の方が段違いによくなってますので、そりゃもう!
今日は最初からマントのフードはあげた状態で出ていらしたハム様。
初っぱなから手持ちの紗がかかって見えるのですが、それは私の目がおかしいのでしょうか?
うーつくしー!!!
言葉を発する度に、前が割れてチラ見えるお衣装の似合うこと、似合うこと。ほんとに生まれた時からその格好してたと言われても頷くね!
ハム様の台詞でとりわけ好きなのが
「運命がおれを呼んでいるのだ!」
なのですが、正直光ちゃんのこの台詞の物言いは、今まで見たことのあるかれこれ1ダースほどのハム様の中でも屈指だと思っております。
戯曲の中のハムレット王子は言ってみれば単なるファザコンで、それが高じて周囲を四方1キロ存命ゼロ、って勢いで不幸にしたとんでもない人間なんですがその割に国民の人気は非常に高いというお人。
そりゃまあ、こんな王子でしたら人気も出ますよ。たった一言の台詞のなんと気高く美しく、りりしいことか。民衆の誉れ、誠実の手本。
ああ、今日もかっこえかった。息停まった。
「女とはそういうものか」
の吐き捨てるような言い方とか、きゅーっとなった!倒れるかと思った。
ハムレットの最期の絶叫もよかったなあ。全部濁音の
「父上ー!」
もすきすきすきー。
ああ「ハムレット」は燃えるなあ。
今日は最初から最後までハム様ガンミで行かせていただきました。三銃士の場面も好きなんだけど今日は覚えていないくらいガンミ。

アドリブについてはもう、すっかり(笑)

すっかり劇中での突然カマキャラが定着したコウイチさん(座長)は一幕千秋楽のシーンで、大言を吐くツバサの胸をつついて「いけめんー」と。
その後のTour入るツバサとJr.のダンスで「いけめーん!」とみんながツバサに向かって叫んでいたのがおかしかった。

一幕 ホテルの一室で「誰が誰とどういう関係」を説明するためにやたら「義理の姉さんそれとって」「ホントの姉さんあれとって」やってた時に、結果としてツバサが「メロンにしょうゆをかけた」と突っ込んだら「自分だってパイナップルにソースかけたじゃないか!」とつっこみ返しを食らって、さらに
♪パイナップルソースー
と歌い出したりしてました。
何かと思ったら「パイナップルプリンセス」を洒落たらしい。わかんないから、それ!最近拓郎さんと飲んだからそんなもん知っていたのか?
「リーダーなら知ってるよね?」とふられた尾藤さんが一瞬戸惑っていたよ。そんなだから年齢詐称言われるんだ(^^;;
ちなみに家族面しているあっきー(笑)は今日は豚さんになってましたよ。

二幕のツバサのN.Y到着シーンでは、えーと。えーと。
ものすごく嬉しそうでした。ああ、なんか下ネタ言う度に限定光ちゃんにだけ効くマイナスイオンが放出されていた気がする。
しょーもないけど、光一くんだからしょーがないよね、とおつきあいくださっているキャストの皆さんほんとにありがとうございます。
このシーンではナオさんがカモ。葱しょったカモ。
「(このドレスを着て)立ったツバサが見たい」
と何度も繰り返す悪魔の座長様に狙い撃ちされ、きっかけの台詞言わせない位カモられてました。
助ける者なぞいやしない。舞台は非常のライセンス。
今日も楽しかったです。明日はどんなものを見せてもらえるんだろう。楽しみだ♪

ところで、そろそろDVD発売の準備をはじめてもバチは当たらないと思いますが素直にやっていただけやしませんでしょうか?>東宝さま・帝劇さま・事務所さま

 

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