■2/29(sun)■
千秋楽おめでとう。
SHOCK、本日千秋楽。無事、Oさんたちと合流して向かった帝国劇場。
いつもと同じはずなのに、やっぱり何か独特の雰囲気のある千秋楽の帝劇です。出だしのヒカルさん「今日が千秋楽、夕べから寂しくてこんなんなっちゃって(小さい子供のだだっこポーズしながら)ます」と(笑)
今日は随所で優しい拍手がたくさん。自分自身も拍手をしながら、他の観客の拍手にじんときていたりしました。毎回思うのですが、あの「Put On a Happy Face」からはじまるフライングは本当に掛け値なしの名場面。
重力を断ち切って空を滑るように飛ぶ光ちゃんを観る度に胸がすく思いがします。この場面だけは初演の時から変わっていないけれども、それもわかる。
これからはじまる夢の舞台の幕開けになんて相応しいことでしょうか。
一瞬にして現実から夢の時間に誘ってくれる、あれは魔法のフライングだと思います。新曲の「New Horizon」が私は大好きで。
白のきらきらしたスリーピースで軽やかに踊っている姿がすき。あのスタンドネックのシャツが似合うんだよなあ。光ちゃんは首が長くて綺麗なので、首元が思い開いているか、もしくはスタンドネックみたいなのがとてもよく似合う。明るくて陽気で、舞台で手拍子をするカンパニーと一緒に手拍子。
明るい未来を歌う曲が、順風満帆なカンパニーにとても似合う場面です。千秋楽、いつもより声を張って「千秋楽に乾杯」
これもまた名台詞。今夜、どれだけの光ちゃんファンがあちこちでグラスを交わしながら口にするんだろうか?と思いました。
心の中で、一緒に唱和。
いつもにまして雰囲気のいいカンパニーの一端が覗けるような、そんな場面です。俺達の旅は(そして私たちの旅も)エンドレス。
続くTourは、すごくすごくすきなダンスです。
地下鉄のみんなでしゅっぽしゅっぽの振り付けもかわいいけど、やっぱり私は空港からのところが大好き。
かわいくて、楽しげで。
夜の場面はちょっと双眼鏡を使います。
ソファにツバサ・アキヤマと三人で寝こけるコウイチ。
今日は、思い切り股を広げて眠るあっきーの股間を枕にしたものの「あれ?」という感じで改めて大胆にあっきーの身体に覆い被さるコウイチ(笑)
あの光ちゃんがですよ?本当にあっきーのこと大好きらしい。
夢の中の女性ダンサーとからむところは、ちゃんと「でへへ、でへへ」とにやけているところがかわいいです。
ああ、やらしーじゃなくてかわいい、なのだ。
でもって、個人的ピンポイントツボな「時間だ、寝坊だ、大変だ、わあ!」のポーズ。
三人ぴったり揃うとちょっとにっこりしちゃいます。ホテルの一室。
例のオープンカーが壊れると、用意された食事に向かって「食事だ、食事だー」とみんなで駆け寄る。ここで、全員がコウイチをあしげにして食卓につくのですが、特にカズくんは初日の頃と比べてしっかりコウイチを床に倒せるようになったなあ(笑)
光ちゃんは多分「思い切りやっていい」と言ったと思うけど、それでも相手は堂本光一。やりにくかっただろうに。
カズくんに床に倒されたコウイチを、仕上げにあっきーが踏みつけにしていくのですが、今日はまたがって、ずるずるっと全面的にいっていた(笑)頭の上をあっきーの股が通過していた。光ちゃんは
「なんか、ここ(頭)に当たった」
と笑ってました。
で、ここ数日グレードアップしていっているとっても型にはまった身内呼び。
ツバサを「スーパーかっこいいおじさん」と呼んだので、光ちゃんをどう呼ぶのかと思っていたら「ウルトラかっこいいおじさん」(笑)と。
ウルトラかっこいいおじさんの演出してみたのですが、どうも理解されず(笑)
友達が観ておりましたが、どうやら今日はカズくん、シュンスケに入れ知恵された模様。グッジョブ!>シュンスケ家族紹介場面、今日のあっきーはコウイチに「真ん中で家族面しているお前は一体なんなんだ?」と尋ねられ
「僕は、コウイチくんの秘書です!・・・今週のスケジュール空いてますわ」
とおねえ言葉で光ちゃんに言ってました。
一体あっきーの中の秘書のイメージというのはどうなっているのかかいま見えた一瞬です。秘書イコールそれなのか!なんかピンク色してると思うぞ、それ!バイクのメットを用意しているのを披露したところでは鍋材料ではなくて「プレステ2にFFXも用意したんだ!」と言うあっきーに向かって、
「そうそう、プレステはボタンが多い・・・って、おれはノリツッコミが苦手なんだよ!」
と、男らしく白状(笑)
だってほら、光ちゃんは天然ぼけキャラだから!バイクツーリングには、今日もまたうっきゃうっきゃしながら出かけていってました。
そんなにストレスたまっていたのか。そんなうきうきするぐらいストレスだらけのツアー生活なのか(笑)
どこから出てくるのかよくわからない謎のぶるぶるポーズも飛び出し、あまりにうきうきしすぎた光ちゃんはあげく見事に鉄柱にぶち当たって楽しそうにすっ転んでました。
それが噂の自爆ネタですね?座長。
芸人さんじゃないんだから、そこまで捨て身にならんでもいいと思います。でも、笑わせていただきました。素敵です。バイクの時のMAのダンスがかなりすき。
私はJr.の中では長らく町田イチオシなんですが、光ちゃんが出ているところではどうしてもそっちに目がいってしまうので、出ていないところは凝視です。町田タイムと呼んでます。
大層綺麗に踊る身体の動線がすきです。
密かに保冷バッグか、銀のマスクメロン柄だよなあと思っている総長様コートを着ている光ちゃんはかなりおらおらな感じが素敵。
実はかなーり大好物。
ロッカー光一様でございます。さあ、どうだ!的かっこよさ。
ソロコンでもこういうおらおら系光ちゃんが観たいですよ。バイク事故後のジャパネスク。
ちょっと今日はミスが多かったなあ。
「月夜ノ物語」で病院シーンの血糊のついた布が左右に分かれて飛んで行くところが飛びきれずに舞台に落ちてしまってました。
それでも「月夜ノ物語」はとても綺麗でした。
イメージで言えば、闇の中の緋色の蝶。
バックの女性ダンサーさん達の衣装も含めて「SHOW MUST GO ON」の言葉とともに突然、幻想の世界に投げ出される私の中でゆらゆらと舞う闇の中の蝶。
光ちゃんの長い着物の裾が照明できらめく度に夢の中。
あの美しさはちょっと語り尽くせない感じです。
同様に「千年経」のフライング。あれもやっぱり真っ赤な布をたなびかせながら飛ぶ姿は、炎の縦羽蝶を連想させますね。
いつもあそこで飛ぶ姿を観る度に、縦羽蝶を思い浮かべます。
今日は「千年経」MASKの時に特に後半不安が多かった衣装の脱がせにかなり大胆に失敗してました。
MASK最後の紫の衣装にする時に、一緒に紫衣装まで剥がれてしまって今日は完全に「千年経・洋」の赤い衣装が露出してしまっていた。光ちゃんも衣装を押さえようとしてましたが流石に無理でした。
「あー」と思いましたが、開き直って妙に隠そうとせず踊りきったところに男気を感じましたよ。「千年経・洋」〜Where is Tomorrow?
ホントに綺麗でした。ものすごくフリが細かくて難しいナンバーだと思います。これは、バックのレベルもかなりのものでないとついてこれない。
すぐ後ろについていたMAはもちろんですが、その中に混じった風間くんも私は誉めたい。正直ここまでついてこれる人だとは思っていなかった。
ひとりがだめだめだと、全体が崩れるような難易度の高いナンバーでした。その分、揃うと倒れそうにかっこいい。
今回、バックが揃ってレベルが高いということはこんなに綺麗で感動するものなんだ、とつくづく思い知らされたナンバーのひとつです。龍神。
ABCと光ちゃんが揃う見せ場のひとつですが、これも前回より随分とよくなりました。
弁慶とはまた違う動きのあるシーン。正直なところローラー龍には目を疑いましたよ(笑)
ここは、ルーク・スカイウォーカーな光ちゃんが素敵。弁慶。
階段落ちは本当にもう止めてくれ。というのがファンとしての素直な感想です。その代わり、光ちゃんがやることによって死角が全くなくなりましたよねえ。
毎回毎回、息を飲む。
文字通り命がけ。いつも、もしかしたらオケピに転がり落ちてしまうんじゃないか?と心臓がばくばくいってましたよ。
だけど、最後に大階段の上で宝刀を手にした弁慶は背筋が寒くなるほど神々しく見える。何て人だろうか、と心から思います。
SHOCKが終わるのは寂しいけれど、でもこれで階段落ちの度に心臓が痛くなるような思いはしないで済む。そんなことも思いました。同時にこの神々しいくらいの立ち姿も観ることができなくなるけれども。船底家族コントシーン。
なぜか今日は米花フィーバーデイ。
町田が最初のきっかけで「ツバサがいないのに」と言い出した時には「うわあ!千秋楽で間違ってるよ!、町田!それ、その台詞はまだ早い!」とかなり思っていたんですが、なんてことはない。米花フィーバーデイの序曲でした。
「米花の父親は日本人だ」「米花は顔が濃い」
明けても暮れても米花、米花、客席のご両親でもいらしていたのか、それともにわかにみんなの間で米花アイドル化現象が起きているのか(笑)
船長さんまで「おれをあいつ(米花)と一緒にするなー!おれの両親はまともな日本人だー!」と言ってました(笑)
あっきーは、家族コントの時のヅラをつけているのをナチュラルに忘れていてそのままシャッフルの説明に入りかけ「あ!かつらとるの忘れてた!」とぼけてました。
そんなことにも、もちろん、大拍手の観客です。シャッフル演目は予想通り「リチャード3世」
素晴らしかった。声の強弱、アンを抱いての高笑い。
全てことが思い通りに進んでいく程に深くなっていくリチャードの孤独と不幸。
唇をなぞった後からすっと、リチャードに変わると、表情がすーっと険しく深くなって、以降息絶えるまでその表情が崩れない。
アンを口説く時、剣を使って敵兵を斬る時、表情の変化はもちろんありますがすーっと、はけで一塗りされたリチャードの歪んだ気持ちのベールは剥がれることがないです。
これが、オープニングのあの明るくてきらきらしていたのと同じ人なんだ、と思うとぞくぞくする。
この人にはストレートプレイをぜひ、やっていただきたい。それも、古典のがちがちの芝居がいいと思います。
一体どこにリクエストすればよいのでしょうか?
かなり私真剣なのですが。ニューヨークに着いた時の、ジャケット下の衣装。なんかスモッグみたいな黒のインナーが密かにかわいくてお気に入り。
二幕。
ひーさまのスウィングは、軽やかで楽しい。うーん、やっぱりあの「どうしたの?」がきゅっときますよねえ。
今日座っていたのは反対側の通路をコウイチが駆け抜けていく席でした。もちろん、そこを走り抜けることはわかっていたけれども光ちゃんの起こした風をふわりと感じてやっぱりとても幸せでした。晴れてN.Yブロードウェイ。
光ちゃんがN.Yの連中に見せるバック転&ターンも綺麗でした。思わず拍手。
全員で踊るレビューがすき。光ちゃんを頂点にしてバックが綺麗に群舞を決めているところを観るとうっとりとした気持ちになります。
ホントにホントに、いいカンパニーだなあ。いよいよ「World Adventure」
一幕の「ジャパネスク」と共に二幕のこれは、傑作だと思います。どこに出しても恥ずかしくない、むしろ観てくれ、ぐらいな傑作。
「Las Vegas」はなぜかラスベガスなのに、曲はN.Yブロードウェイを歌っているという不思議なナンバー。
白銀の衣装の光ちゃんを中心にした、綺麗に色分けされた群舞が見事です。
この場面大好き。
やっぱり、ミュージカルの華は群舞ですよ、群舞。人間が揃って踊るのって綺麗だなあ、と思います。
でも、全員がひとつになろうとしてないと、綺麗には見えない。Las Vegasの華やかなレビューから一転してJungle
この落差が快感ですよね。この順番とか構成を考えたのはジャニさんですか?本気で天才だと思います。
光ちゃんの裸の背中も見納め(おい)
今回の「Jungle」では、客席方向に向かって飛び出すターザンロープのフライングがありますが、これが本当に効果的。
舞台の空間ってこういう使い方があったのか、と目からウロコでした。
人間の創造力は果てがないんだなあ。
全く趣の異なるふたつのナンバーが続けざまにあるから、すごい。それをきっちり成立させてみせる光ちゃんはもっとすごい。
何回観てもどきどきするし、すごすぎてうなります。アイリッシュ。
私は「River Dance」大好きなので、これもとてもすき。
例によってここは町田タイムなのですが、なんだか客席がウケている。なんだろう?と思ったら、あっきーが前を押さえながら踊ってるんですよ。
チャックが壊れたらしい。
あとのシーンで言ってましたが、アイリッシュの衣装に着替えている途中で壊れてどうしようもなくてそのまま出てきたらしい。
取りあえず前が丸見えになったら大変だからと前を必死で押さえながら踊るあっきー。観客大拍手。笑っているけど、あの状況できっちり対応してるあっきーに拍手。
わかっているからか、キメポーズでは「いやん」なポーズを見せるあっきーの舞台度胸に拍手。
並の子ではああはいかないよね。観客大拍手のアイリッシュから、きっちり戻してみせるのは座長のお仕事。
ええ、戻りましたとも。
吹き抜けるスペインの風。
綺麗に踊っておりました。止まる、動く。アンダルシアの頃より身体に馴染んだスパニッシュ系ダンス。
毎回座長に撃ち抜かれてます。
ターンは三回。綺麗に決めてきておりました。
光ちゃんのターンは時が止まる。軸がぶれないホントに綺麗なターンだ。
ああ、これも大好き。WEST SIDE
町田がこの千秋楽にきてはじめて、ロンダートバック転を決めてきました。正直まだまだの完成度でしたが、あの町田が!
できないできない言っていた町田が!
ツバサのN.Y復帰シーンでも毎回バック転で最後を締めてますがその度に心の中で町田に拍手していた私。いやほんとに全然綺麗じゃないけど、できるようになるところから全てはじまるからね。
MAの日記をみんな観ているせいでしょう。ロンダートバック転の時、暖かい拍手が巻き起こってました。拍手が起きた瞬間のあの嬉しそうな顔は忘れられません。
よかったな!よかったな、町田!我がことのように嬉しいよ。
いつかMA全員でバック転決められるようになるといいね。
光ちゃんのキダム(いや、あのロープでぐるぐるするやつなんて言うか知らないから)は毎回ごとに回転速くなっていってる気がするんですが。
回転しながら空中であの姿勢を保ち、さらに姿勢を変えるってどれだけ大変なんだろう。毎回やってるから観客も観慣れてる感じはあるけれどもあれは、並じゃできない。
ロープ回転が終わってすぐにきっちり演技入りのダンスに戻れるのはどういう三半規管なんだろうといつも思います。普通ならくらくらしてまともに歩けないんじゃないでしょうか?
最後の台宙もきっちりと。
あれ、ナイフを手に持ったままやってるんですよね。すごすぎる。初日後の楽屋シーン。
今日は当然のごとく、先ほどのあっきーのチャック壊れ事件がクローズアップ。光ちゃんはギャングスターのスタンバイしてる時に事情をちらっと聴いたのかな?
あっきーも着替え中に壊れたと白状してました。
スーパースター☆様は、ダンスの合間にチャック押さえるポーズするし、素敵だった。
後ろに下がって両脇で町田達が芝居をしている間、あっきーからどうやら詳しく事情を聞いた模様。楽しげに笑ってました。
不幸なあっきーと、舞台上で記者のカメラに向かってにっこり記念写真。キミは愛されているよ、あっきー。記者会見が終わった途端小心者になる、エセロッカーさま。
例によって、裏声で
「記者会見は緊張するのねー」
といいながら、ぶち壊れてました。全身でロの字の形にぐるんぐるんと回っていた。三回くらいぐるんぐるんしていた。あれは、あれは人の動きと違う(断言)
人に見せちゃいけないところをあっきーに観られたコウイチさん「一人の時はいつもそんなか?」と問われ「お前のチャックのフォローをするのが大変だったんだ」
とばっさり。あっきー撃沈。
仲良しさんで、よか。義理の兄弟ふたりのシーンも綺麗でした。
満天の星空。離れている距離が「消えない悲しみ、消せない記憶」で徐々に縮まっていくのがとても素敵。
スケールの大きい、壮大な曲はこのシーンによく似合います。いい曲だな。
この曲のソロダンスの腕の動きがとてもとても綺麗で。光ちゃんの身体の動きはなんて綺麗なんだろう、といつも思いますよ。
ため息が出てしまう。黒トキオ。
これが始まると、ああいよいよ終盤だなあと思います。
紗幕の向こうのポージングはやっぱり綺麗。シャープで大人な黒の「Let's go to Tokyo」もやっぱりいい。
胸にちょっとだけ手をあてる仕草が大好きでした。
光ちゃん、ホントに脚が高く上がるようになったよなあ。頭より上に脚が上がるなんて日がくると思わなかった。MILLENNIUM SHOCKの時に、ヒガシと踊るのを観ながら「あなたの脚はもっと高く上がるはずだ」と歯がみしながら感じていたことが懐かしく思い出せました。
身体作りは本当に大切だ。ぜひ維持・続行してください。ツバサが戻ってきたN.Y楽屋。
今日はスケスケドレス(というか、ミエミエドレス)を持ち出してました。ツバサはああいうフリを大分返せるようになりましたよね。「Motown Medley」の時にもドレスの穴から指を出し入れしてみせたりとかして。MILLENNIUM SHOCKの頃から考えると成長したなあ。
姉さんは爆笑スイッチ入ると止まらないですねえ。一度でいいから光ちゃんを逆にやりこめる姉さんの完全勝利が観てみたかった気がしますけど。
今日は前日の昼に続いてリクエストされて宝塚時代の男役声で「ツバサ、おかえり」やってました。
あとは、えーと。MAとツバサはナオさんの楽屋にパン一で行ったことを暴露されてましたね。君ら、あほかいな。遊ぶにも程がある。
MAとツバサと並んで叱られている姿はなんかおかしかったです。仲いいよねえ、この人たち。「Motown Medley」の最後に、「Lucky Star」を歌い踊るツバサを満足げに見守るコウイチの図がすき。
優しい暖かい眼差しは観ているとほっとする。さて、謎解き。
今日は謎の東北人にして、数回のぶち壊れ(明らかにあの壊れ動作は人間のそれじゃないから)の後に、謎解き突入。
「とんがりコーン コンソメトメート味を食べていた」推理披露の見事さにあっきーから「まるで『銀狼怪奇ファイル』みたいだ」とか言われてました。ヒカルさま昇天。
ああ本当にもうすぐ終わっちゃうのね、としんみり。ゆっくりと飛んでいく姿は夢の終わりそのものという感じでした。
「One」は名曲です。
聴いているとなんだか幸福な気持ちになる。はじめてこの曲を聴いた時「Will be Together」からバトンタッチするのに相応しいいい曲だなあと思ったものです。
明るくて未来に向かってまっすぐ伸びていくような、そんな光ちゃんに似合いの曲だ。
なんだか一緒に手拍子していると涙ぐみそうになる。
このシーンの時の光ちゃんのきらきらした笑顔がホントにすき。大好きだ、と思ってしまう。そして、いよいよ「Let's go to Tokyo」
大階段の天辺に光ちゃんが現れた時の光は、言葉に表せない。
私は初日にこの新しい振り付けとカンパニーの揃いの群舞を観たときの感動を忘れない。
途中から毎回光ちゃんのターンがぶれてどうしたんだろう?と思ってましたけど、今日は綺麗に止めてました。
綺麗だなあ。
なんて幸福な絵なんだろう。
夢そのもののきらきら光って輝くシーンは、名場面中の名場面。
本当に泣きそう。いつもうるうるしちゃうけど、今日は特にうるうる。
もう一度この人たちが揃って踊る「Let's go to Tokyo」が観たいです。
光ちゃんも、この人達も大好きだ。
まっすぐ立って幕を下ろすその潔さも、本当に素敵な素敵なSHOCKです。カーテンコール1回目。
みんなに拍手。最高に素敵だった一ヶ月を讃えて拍手。
一番大きな拍手はもちろん、光ちゃんに。
青布で軽々と飛ぶ光ちゃんは、本当にこの人は空を飛べるんじゃないか?という錯覚に捕らわれる。
ああやって軽々と飛ぶ裏側にあるものを見せずにただ飛ぶ姿は、日常から完全に切り離された夢そのものだ。カーテンコール2回め。
大きな仕事をやりとげた晴れやかな表情。来年もまた上演が決まっていることへの決意。
言葉は全部光ちゃん自身の、まんまの声でした。
来年の抱負を語るのに、小さく身体の前でガッツポーズして
「がんばりまっす!」
あまりのかわいさに倒れました。正直一瞬意識を失った。なんだろう、光ちゃんの中にある私がすきだと思う要素があまりにも溢れすぎてて泣きそうだ。
『薄荷キャンディー』のフリをしてしまうと、もう終わってしまう。それが寂しくて、じりじりとちょっとづつ引き延ばす姿がどうしようもなく愛しい、と思いました。
どうしようか、この人(笑)
『薄荷キャンディー』はかわいかった。このアレンジ、本当にかわいいなあ。素直に伸びていく光ちゃんの声とこの曲はとってもあっている。
ブレイクのところで、両脇を観て、スタンバってるみんなに笑顔を送るのがもう、かわいくてたまらないです。
走り出してくるカンパニー。
座長を盛りたててくれてありがとう。
本当に、心からありがとう。
バズーカで発射される銀テープがきらきら照明に輝いておりました。
最後もすっくと舞台に立って幕が降りる。男前な座長の最高のカンパニーでした。カーテンコール3回目。
頭上には祝千秋楽の看板が。
See You Next Year JUN&FEB
来年もお会いしましょう、とありました。ええ、がんばります。来年もがんばりますとも。
晴れやかな座長の後ろにはカンパニー全員が立っておりました。
改めてキャストの紹介をしたい、とのことで今までではじめて座長の口から全員を紹介するという場面が。
最年長のリーダー、尾藤イサオさん
笑い出すと止まらない、伊織直加さん
翼は、一言を。と光ちゃんに乞われて
「舞台に参加できたことを誇りに思っている」と「また是非参加したい」と。
光ちゃんはその言葉を受けて、衣装の埃を払ってました。翼に「その埃じゃないから」とツッコミいれられる一幕も(笑)
こういう場面をすぐぶち壊しちゃってごめんね、と笑ってました。照れ屋さんめ。
MAには最大限の感謝を。
「MAがいてくれたおかげで舞台が締まった」「見えないところで僕を盛り立ててくれていた」と。
あっきーも一緒に前に進み出たので「秋山もMAだったのか!」と言ってました(笑)
ABCにも大感謝。
「東新も含めてABC!」と紹介。
「君たちはすごい!」と塚田くんには「塚田、身体大丈夫か?」と尋ねたところ、彼は大きな丸を頭上でつくって「大丈夫でーす!」と応えておりました。
それからファイブ。中江川くんの頭に巻いたタオルをさして「たこ焼き屋さんじゃありません」と茶化してました。
一瞬忘れられかけていた風間くん。
彼はこのSHOCKを機にバック転ができるようになったとか。もちろん町田もあちら側に行った組として紹介されてました。
身内で紹介されてない人ー!と挙手させたら「船長さん」の下嶋くんが名乗りでて彼も紹介。
それから、USAダンスチーム、女性、男性含めてダンサーズの皆さん、G-ROCKETSの皆さん、JACさん。
そしてスタッフの皆さん。
このカンパニーで今回のSHOCKをやりました、と。
光ちゃんが今回のこのカンパニーをいかに愛していたかがよくわかりました。
最後は小さなバズーカでテープを撃ちだして幕。カーテンコール4回目はひとりで登場。
「全てしゃべってしまいました」と第一声。
それから「SHOCKは毎回毎回進化を続けていっていて・・・みなさんは退化と思っているかもしれないですが」と。
誰が退化してるだなんて思うものか。
照れるにも程があるぞ。
何度もこういうことは苦手だ、しんみりするのは苦手だ、と言いながら言葉を選びながらご挨拶。
今回のカンパニーのことを話しながら、どう言っていいかわからなくなったらしく。
「ほんとに、みんな大好きです」
と。言ってました。ほんとにこのカンパニーが大好きなんだね。
また、次の公演である『エリザベート』があるからきっとスタッフさんは「早く次の『エリザベート』の準備がしたいと思っているに違いない」と。
これには笑いながら「冗談ですよ」と、言ってました。
ああ、スタッフさんにキミは愛されるよ。こんな人をかわいいと思わないわけがない。
また『薄荷キャンディー』の時から立っている我々には
「みなさん立っていてくださってるんですね・・・本日はお忙しい中いらしてくださってありがとうございます」と(笑)何を言ってるんだ、光ちゃん(笑)
更に客席にお見えになっていた山下達郎さんをご紹介。
「ぜひ、今度SHOCKの曲を書いてください」とおねだりしてました。すごい。
本当にを何度も重ねたありがとうございました。の後で幕。カーテンコール5回目。
今度はみんなで。
そして恒例のマイクなしで。「それでは、恒例の・・・千秋楽に乾杯!」
満場大拍手。
そして、Jr.のみんなによる胴上げ。それからあっきーが光ちゃんのことぎゅーしてました。
本当にキミは愛されている。そしてカーテンコール6回目。
幕は降りたまま。金ロングコートを脱いで登場。
これ、Mさんがたまたま観ていたそうですが、光ちゃんカーテンの端から客席の様子を観ていて一向鳴り止まない拍手に「どうかな?また出ていこうかな?そうしてもいいのかな?」とそわそわしていたみたいです。かわいい。そしてそんな様子を目撃したMさん、ナイス目撃!
「しゃべり尽くしました」
と照れ笑い。
「きてくださるみなさんがいるからこそ、ここでできる。感謝いたします。終わったらすぐソロコンのリハがあります」と。
でも「とりあえず僕も今この千秋楽を満喫しております、と。この緞帳の後ろでは「はい、エリザベート、エリザベート」って・・・冗談です」
最後にもう一度、ありがとうと、会場に向かって手を振って帰っていきました。お疲れ様でした。
心から千秋楽おめでとう。また、来年帝劇でこのカンパニーに会いたいです。
今はただ、千秋楽に、乾杯。