■2/22(wed)■
休演日明けというのは何かといろいろありますなあ。 一幕、空中からの登場シーン。
天井からのロープに掴まっていたコウイチがよろけて後ろのステージに落ちるシーン。この時光ちゃんは片手でロープに掴まり足をわっかにかけているわけですが、今日は後ろに倒れるようにして落ちる時に引っかけていた輪から足が抜けずに一瞬宙吊りになりかけました。
ひー!!!!!!!
まともに客席上空です。
生きた心地がしなかったよ。
幸い、光ちゃんが自分の手で無理矢理引っかかった足を輪から引き抜いてステージに無事帰還しましたが、ホントに頼む(涙)
階段落ちの前に血糊をべっとり顔に塗りつけるのは毎回のことですが、どうも落ちている間かな?に口に入って更に気管に入っちゃったらしくて、光ちゃんが大階段下で激しく本気で咳き込んでました。く、苦しそうだった……
そのせいとも思えませんが、二幕は一ベルが鳴ってから実際に幕が開くまでにいつもより随分と長い時間……10分以上の間がありました。
カーテンコールで座長自ら二幕開演の遅れとそれにともない上演時間がいつもより延びてしまったことをわびておりましたが、理由は何とも言っていなかったからセットの関係ですかねえ。
とりあえず光ちゃん及び主要キャストの皆さんに重大なケガなどがあったようには見受けられませんでしたのでとりあえずはご安心を。
さすがに不安で「In The Cemetery」は双眼鏡ガンミしちゃったよ。
大丈夫。ちゃんと綺麗なステップだった。
それから、二幕大桜のところで何の前触れもなく直さんが下げていた太鼓がぼとりと床に落ちた。
一生懸命肩から下げたストラップに着け直そうとしてましたが上手くいかなかったようで、その後のシーンでは直さんドラムを持ったままで打ちませんでした。前列後列の入れ替わりの時に光ちゃんとアイコンタクトをしていたよ。
休演日明けの今日は皆さん、なんとなく全体的にハプニングが多かったような。
割とこー台詞カミカミな人も多く見受けられましたしね。リョウのシルクハットは二回目で形になってたりとかしましたが、もうそのあたりはハプニングとも思わないというか。
二幕のアキヤマピアノソロ。最後の方ミスタッチしていて「ホントに弾いていたのか!」と思ったという(苦笑)後からコウイチに思いきりミスタッチを突っ込まれてましたが(笑)
そうそう、二幕の「What 10 wanna Say」のところは最近では珍しく座長が噛んで歌の入りがやけに巻きになってたりしましたよ。
なんかファイヤー剣も明らかにタイミング早く燃えていたなあ。
ホントにSHOCKはコンマ何秒のタイミングをつないでいくことで成り立ってるんだなあとこういう時実感したりします。
ひとつひとつのシーンはきっかけも動きも全て細かく決められていて、そのタイミングがちょっとでもずれると取り戻すのが大変なんだな。
その中で日々、観客が気付くのも気付かないのも含めてトラブルやハプニングは起きているのでしょう。それを全員一丸となって修正し観客に気付かれないように何事もなかったかのように進めていく。
Endless SHOCKはことさら緻密な場面と場面のつながりの多い舞台なのでキャスト・スタッフ共に苦労も多いのだろうな、と思います。
今日は特に私でも気付くようなハプニングデーだったからなあ。
もちろん、誰一人気を抜いたりなんかはしてないのでしょうがどうにもそういう日ってあるもんだよなあ。
特に、なぜかどういうわけか休演日明けってそういうことが多かったように、今過去の記憶をひもといてみて思いました。何はともあれ、ケガだけはないように!
出演者・スタッフ全員、元気でにこにこもりもりEndless SHOCKシーズンを走り抜けられますように!
できれば、あんまり座長の体重が減りすぎないように!
と、ちょっとかなり心臓に悪いものを観ると改めて心からそう思ってしまいます。ちなみに今日の直さん@一幕は、コウイチたちに向かってドラムスティックをガンに見立ててばきゅーん★してました。
の、ノリノリですね、直さん(笑)んで、ドラム対決なんですが。
ええと多分間違ってないと思うのですが、一番最初の大きな和太鼓の叩き方がこの前観た時と違ってました。
今までここの場面で「あれー違うー」と思ったことはないので、多分今日から?変えたのか今日だけちょっと変えてみたのか。
フライング終わって最初の光ちゃんのソロのところ。入り方は同じなんだけど中身がいつもと違っていた。
和太鼓の素養はないのでなんとも言えないのですが、今日のあれ、いつものやつより難しいと思うんだけどどうでしょう。
今日は二階席でしたが、二階席でも遜色のないいい音で、音の大きさがしょぼくなったりしないのに、ものすごく細かい叩き方。ええと「速い」といったらいいのかな。
なんかちょっとレベル上げたというかハードル上げたというか。
えーと、でも自分の耳はあんまり信じてないのであれですが。こういうの得意なMさんに今度入った時にでも確認してもらおう。
「あれー違うー。てか、いつものより難しい?」と思ったのは最初の和太鼓のソロと、セットから降りてきて最初にナオキとセッションするところ。松の装飾のある太鼓セットのひとつ前のやつもちょっといつもと印象が違っていた。
ええと、いつ練習したのか?
それともちょっとこれは難易度高いから全体が落ち着くまで待っていたのか?割と状態のよい時には実は私が知らないだけで時々やっていたのか?
などと。
ドラム対決は最初の頃に比べると大分テンパってる感がなくなって、どんぴしゃで決まったわあ。と心の中でガッツポーズな感じなので今後ますます楽しみにしているところです。去年のあの悲壮感さえ漂う「必死!必死!とにかく必死!」な余裕のなさよりずっと進歩していて、客席に対して「魅せる」というところまでを考えられるようになっているなあ、と思う。
とはいえ、やっぱり鐘もののセットのところは一番合わせにくそうだよなあと思います。
ここ、かなーりすきなので毎回楽しみ。
光ちゃんのドラムの素養って、LOVELOVEでやっていたビートルーズでのあれだけだよなあ。の割に大層いい音を叩くのですよ。
今年はそんなに観ていないからなのかもしれないけど、ばちがぶつかるようなこともないしな(去年もたった一度だけばちがぶつかるのを観て「この人も人間なんだ」と思ったわけですが)ものすごく今更なことなんですが、一幕のブロードウェイ見物のところって、
So Feel It Coming 〜CONTINUEの堂本光一ミュージカルナンバーメドレーなんでしたね。
いや、あんまりにも当たり前に普通にザ・ミュージカルな曲として馴染んでるからあんまり意識してなかったもんで。
今日観ていてはた、と思ったという(笑)
あはは。光ちゃんはそういえばSo Feel It Comingも作ったんでしたよ。
ダンスバトルもそうだったな。イントロ前にコウイチが
Come on Come on Come on……
とリョウを挑発してる感じがとてもすき。
こうして考えてみるとなんかもう、果てしない。
Endless SHOCKで光ちゃん自身が手がけた曲のバラエティの富み方を思えばこの先どんな曲を「光一作曲」と言われても驚かないでいられる気がする。
そう思って聞けば確かに全ての楽曲に通じる光一テイストってあるんだけど(もちろんそれが薄いものもあれば、すごく濃いものもある)それはMY WISHの頃から変わらないんだけど、でも私は時折ちょっとひれ伏しますよ。
全曲「神の手によるもの!」とは思わないが、にしても佳曲と呼べるものが多いのは間違いない。
今年はサントラ出してくれたばかりだったから光ちゃん自らの新曲は書き下ろしてない(と思う)けど、来年のSHOCKには出てくるのかなあ?
できることなら「America」のような歌い方をする曲が増えるといい。
あの曲は振り付けコミで異様にすきな私ですが一番大きな原因は「America」が一番私のすきな歌い方をしているからなんだなと、これまた最近気付いたのですよ。
私は光ちゃんの歌い方はあれでいいんだと思うんだけどなあ。素直にこーんと歌うやつ。
Come Along with meだけで私が毎回どれだけわくわくしてるか、一瞬にしていいところにいけるんだな、これが。全く同じ、ということはSHOCKの場合考えにくいのですが今年のこれはかなり完成されてしまっているので、若干流れのよくないところや台詞の通りが悪いところを変えてあとはショー部分を見直すくらいしか改編場所は残っていない気がする。
どうアプローチしてくるんだろうか。
あるいはオチそのものが変わっていたりして。
再演が決まった今、そんな鬼が笑いそうなことまで考えながら観ていたりする今日この頃だったりするのです。