■1/7(sun)■


もともと入る予定のなかった日だったんですが、たまたまいけなくなったらしい友達の代打で。
それがもうその……とんでもない席でした。

二階席前方のどセンター。

それまでの演出でもじゅーぶん!充分とんでもない席ですが今回のあの演出では!!!
魂が口から出る。間違いなく出る。出ないわけがない。実際、出た。

なんかー。なんか、綺麗な生き物がものっっすごい恐い顔して、さらに目を真っ赤に充血させて飛んできました。
二階席は全員口開けて魂口から出てます。出てたもんは出てました。
すきにして。お願いすきにして。どうにでもして。
私思ったんですけど、この人ノーメイクでヴァンパイア役とかどうですか?そりゃもー他の人の追随を許さない程に綺麗に空跳べるし。

てゆーか、あれヤバいです。あの二階に舞い降りるあれ。
多分私の心臓は5秒くらい止まってたと思う。口なんか30秒くらいあきっぱなしだったはず。
呼吸を忘れるとはこのことだ。
今日は、ラダーフライングが始まってから一番前方センター寄りの席でしたが。
普通に飛んでる姿観て泣けました。
なんて顔して飛んでるんでしょうか、あの人。
ラダーフライングってすごいじゃないですか。普通に。
あの短い空間を自在に、音楽の尺にあうように飛んでなおかつひとつひとつのポーズを決めて見せる。
この場合の「見せる」は、「魅せる」と書いていいと思う。
それがどれだけ大変ですごいことか思い知らされました。ホントにぎりぎりで魅せてくれているんだなあ、と。
その直前のドラムバトルも、正直な話、石川直さんを相手になんという勇気のある演目を!と思うのですよ。
パーカッションのことは詳しくはわからない私でも、去年までより難易度があがったことがわかる。直さんの出す音と一緒に同じ土俵で演じるってものすごい勇気だと思います。
相手は世界的なスネアドラムの名手。いくら座長であっても、ものがシンプルな分技量の差違はすごくわかるものだと思うので。
今回の演出だと、光ちゃんが休む間がないです。
OPの直さんのパフォーマンスの後、紅い布のフライング。そのあと間髪を入れずにドラムバトル。一旦舞台から退いて、すぐにラダーフライング。
ドラムバトル時は、とにかく余裕がないのがわかる。
口がぽかんと開いてたのは去年。今年は歯を食いしばってます。
身を翻して、次々に叩くドラムを変えていくドラムバトルのクライマックスなんて、もう見事としか言えないです。多分もっと早く、そして細かく叩くことは可能なのかもしれないけど、相当練習を積んだ成果が伺えますです。あれだけでひとつのショーですから。
今回多分一番大変だった新パフォーマンスの後のラダーですよ。
鬼神のような顔をしてました。
ほんの少しだけ先にいる人の姿を観たらもう、自分にできる最大級の拍手を送るより他ないです。
自然に涙がこぼれてました。
その心意気に。愛してくれてるなあ、としみじみと実感できたパフォーマンスに。
二階の縁で見得を切ったあと、クレーンがぐい、とコウイチをステージ側に引っ張ります。コウイチはその力に逆らわず、何の気負いも見せずにそのまま後ろに体勢を保ったままで身を躍らせるのです。
あれ、恐くないわけないです。
タイミングは承知しているとはいえ、ワイヤーが急に引っ張るんですよ?なのに、空中姿勢はほとんど崩れない。
背筋はぴしっと伸びていて、手足の所作もだらしなくみえることは全くない。
こんなこと、できちゃう人がいるんですね。それが光一さんなんですね。
感服いたしました。
この人は、すごい。

さて、初日の日にとても気になった疲労度合いですが。
元々一幕よりなぜか二幕の方がその疲労を感じさせないという離れ業を見せていた人ですけども。
前日よりは全然よかったです。
少なくとも振りの本当に微妙でわずかなずれは大分改善されてました。ただ、二度、三度よろけてる?みたいなところがあったのは事実。
今日も♪Just do it! が、ものっすごい遅れていた。上に、どっちかというと♪ジャスト ドゥー イット!な感じだった。
ドームコンの時にはあんまり気付かなかったんですが、確かにSHOCKシーズン明けたばっかりなのに頬がこけすぎてる感じ。
とはいえ、オーディエンスにすぎないこの身ですから、あれこれやきもきするよりないのですが。
私にできることは、観劇できるチャンスを一回、一回大切に観ることかな、と思います。
あ。
斗真とまりかちゃんの芝居は初日と若干変わったところがありました。台詞は変わらないですが、間の取り方とかしゃべり方とか。
どこがベストかを考えながらやっているのかしら?
そのあたりも楽しみですね。
やっぱり、今年もヴィンテージイヤーみたいですよ>Endless SHOCK

 

Back