■2/10(sut)■


珍しく友達に全然会わなかった本日夜公演。
ありがとう神様。ありがとう光ちゃん。数年ぶりにたかみーの観劇が重なりました。じーん。
大好きな人が大好きな人の公演を観ている、それだけでものすごく嬉しいことなのに、その時間を共有できてる。
同じものを観て、心を動かすことができてる。
この嬉しい感じはなんかちょっと他にない感じの喜びです。帝劇でこの夜一番嬉しかったのは私!

そんなわけで、二幕でコウイチが

♪ほっしーぞらーのー

と歌いながら出てきた途端にテンションが一気にあがり、リカちゃんにナイスアングル観られて

「メリーアン……じゃなくてリカ……」

とやっただけで体温が一気に3度くらいはあがったわけで。
たかみーもホントに毎年来てますよねえ。大好きですね、光ちゃんのこと。元々気質としては似ていると思っていたし、恐らくは同じ様な体験を幼少時にしてきたと思うので。
いや、男の子にとって「綺麗な顔」っていうのは諸刃の剣だと思うので、二人ともとても男っぽい性格してるだけに、顔が綺麗だっていうことで受ける理不尽な子ども時代のいろんな障害ときっと戦ってきたと思うんですよね。二人とも体育会系だし。
そんなこともあって、新堂本兄弟で仲がいいなあ。気の置けない間柄なんだなあ。と思うとなんか嬉しくなる。同志に会えたって感じかしら?
んで、すみません。
今日はこの喜びの前に実は内容をあんまり覚えてな……!!

それはともかく、祝・外国人ダンサーさん復帰。
何があったのかは推測するしかないですが、ともかく5人だったのが6人になり、プレスインタビューのシーンも元の方に戻ってました。
今回は前二回のEndless SHOCKに比べて、やけにアクシデントが多い気がします。
ものすごく気をつけて気をつけて細心の注意をはらってやってるのはもちろん承知してますが(じゃなきゃあんなの毎回できないよ)それでも、起きてしまうのが事故や怪我なのだとしても。
どうぞ。どうぞ、最後までなるべく元気で恙なく終わりますように。
もう観ているこっちは祈るより他何もできませんから。
客席で拍手するしかできませんから。

そう言えば、一幕のブロードウェイでの待ち合わせシーン。
ここ最近はコウイチは、アキヤマに向かって自分の勘違いを「ごめんねえ」と甘えたモードでうっとり寄り添うのがブームらしいですね。今日もやってましたよ。
直前のシーンで「コウイチからラブレターもらった?」と一瞬ときめいているアキヤマだけに(笑)
なんかぽーっとしてる感じがやけにおかしいです。
あそこのカンパニーはリカちゃんだけじゃなく、コウイチにときめいている人だらけだ!
気持ちわかるけど!

前々からすごいなーと思うのが、殺陣の時のコウイチの動きなんですが。
後半、敵兵に斬られて一瞬床に倒れ、次の瞬間まるでフィルムが逆再生するように起きあがるところがあるんですよね。
あれ、どうやってるんだろう。
一回ぱったりとほとんど床に崩れてるんですけど、次の瞬間にはちゃんと身を起こしてるんですよ。
ひとつひとつの動きがかっちり決められ、コンマ何秒?って世界で動いていく一種舞踏にも似たSHOCKの殺陣ですけど、ひとつひとつ切り出してみると感心するより他ない動きがいっぱいあります。
極端な話、刀を投げ渡すところも毎回きっちりコウイチの手の中に柄の部分が収まることにさえ感心しているわけで。投げ方が決まってるからああなるんだろうけど、そんなこと基礎の基礎にも入らないのだろうけど、でも感心しちゃう。
休みなく続く集団の連続性と規則性のある動きの美というか。
この手の様式美というのは日本独自のもののような気がします。他の国にももちろん刀を使っての斬り合いのシーンとかあるのだけど、そもそも日本刀の切れ味の鋭さがあるからこそ成り立つ動きですもんねえ。殺陣って。
今回はトウマがやはり殺陣が上手いのもあって、実にいい感じです。もともとここはSHOCKの見所のひとつ(最大の見せ場のひとつ、ってところがこの舞台すごいんだけど)でしたけど、クオリティあがりましたよね。
毎回ため息をつきながら観てしまうのです。

そうだ!
今日は珍しく一階席かつ、すぐ側をコウイチが駆け抜けていく席だったんですよ!
でも正直なところ、早すぎて「わああい」と思うとかいう暇さえありませんでした!
駆け抜けてった後で思わず「早やっ!」と呟いてしまった程に。客席を風よりも速く駆け抜けていきましたよ。
そう、稲妻のように。まんま、冬の稲妻。

 

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