■7/16(fri)■
ずいぶん前から誘われて行ってきました、初日ぶりSHOCKです。
すっごい楽しみにしてました。
なぜなら、今日は二階席とはいえ、どセンター。
一度solitaryをどセンターで観てみたかったのです。
……最高でした。
初日、もしかしてちょっと振りが変わった? と思ってたんですが違った。変わってなかった。ライティングはちょっと変わりましたね。
でも、変わってなかった。
そして、素晴らしかった。
ステージには、ダンスには無限の可能性と表現方法があって、プロの意思と誇りを持って全員がひとつの完成形を目指してパフォーマンスした場合、こんなにも感動してしまうんだなと心から思いました。
一階から観ているのと二階から観ているのとでは、solitaryは印象がかなり変わります。
一階ではその圧倒的な迫力に。
二階ではそのフォーメーションの計算された美しさとち密さに。
それぞれ心奪われます。
一瞬ごとにめまぐるしく変わるフォーメーション。放射状に、あるいは個々のグループとなって、コウイチを中心にして意思を持って繰り広げられるダンスは本当に本当に素晴らしい。
私は個人的にAmericaとかIn The cemeteryとかのナンバーがすごい好きなんですけどSolitaryはこれまでSHOCKで観てきたどのナンバーとも一線を画している気がします。
あえて言うなら、やっぱり奥行きの使い方でしょうか。
基本、ステージの奥までフォーメーションが広がっていても観る側からは大体、一枚絵のように見えているのですけど、Solitaryは奥行きをすごく感じる。かと思えば一枚絵にも切り替わる。
視覚効果が一瞬ごとに切り替えられ、常に新しい印象をフラッシュのように見せられる感じでしょうか。
舞台は総合芸術だと言いますけれども、まさにそれを具現化しているような。そんな風に思います。
それにしても、ウチはそれまで悶々と積み重ねてきた負の感情があったとはいえ、ちょっとしたきかっけでそれを爆発させコウイチを結果的に死に至らしめるわけですが。
考えてみれば、SHOCK世界の人たちはこんな素晴らしいものを、ウチのせいで、翌日から観ることができなくなったわけですよ。
それはもう、万死に値するんじゃないのか? とかなり本気で思いました。
翌日以降のチケットを持っていた、SHOCK世界のオーディエンスが気の毒でなりません。
私、本気です(笑)
なんだか観劇録を書くたびにSolitary、Solitary言ってますけど、ホントにあれは一種の衝撃でしたので、つい熱く語ってしまう自分です。
あと、気になったのはやっぱり初日のマイクの調子は最悪だったんだなーと。
特に内くんのセリフが全部こもって聞こえてきて、イマイチ何を言ってるかわからなかったんですが今日はちゃんと聞こえた。
というか、音の通り方が全然違った。
初日、変なところでいきなりボリュームがあがったりして変だったもんなあ。
初日と変わったなあと思ったのは、ドラムバトルのところ。
コウイチがウチにドラムスティックを渡すところで、全体に音がしぼられて2人にスポットが浴びせられるようになってました。
これは、なんか2人の間の物語がくっきり浮かび上がってきていい感じだなあと思いましたよ。
「コウイチと一緒のステージに立たせてくれ」
と言ったウチですが、やっぱり2人でステージを作るっていう点(ナオキもそこにはいるわけですが)コウイチが「思い描いた夢」を「2人で実現させる」ってところに大きな意味があるのだと私は思うので、そこをより強調したっていうのはとってもよかったと思います。
難易度がかなーり高いパートなので、2人のセッションが「パーフェクト!」とは言いづらいのですけどもね。
まあ、数か月をかけて練習したのを持ってきた屋良ちゃんと一カ月そこそこ? で舞台に立つことになった内くんを、同じ条件で見比べるのもあれだよなあと思います。
あと、初日と比べて殺陣がなんか変わってないですか? 気のせい?
それとー。
今日は2階のどセンターでしたので。お楽しみが。
ラダーフライングが。ラダーフライングが。
私をめがけて飛んできました(断言)
もう一度言いましょう。
ラダーで、私をめがけて飛んできました。
あれはー、ものすごいどきどきしますね。
まっすぐ自分に向って、様々な障害をおして飛んできてくれるこのときめき感。乙女度120%です。
なんかよくわかんないものがいっぱい出てました、確実に。
だって、空駆けるコウイチを捕まえようとする者を振り切って、一度は届かなかったものを、もう一度トライしてそうしてまでここに来てくれるんですよ?
そりゃもう、ときめきまくりです。
すごいなあ、これ。
このシチュエイションでなんかいろいろとキちゃいますよ。そこまで考えて、ああいう飛び方してるんでしょうか。だとしたら、考えた人は乙女心をすごくよくわかってる。
すみずみまで見渡し、そして無理やり引き戻されるかのように去っていく時のこの切なさ。
いやもう、乙女です。
完全に乙女になりきれます。
切ないわあ。もっといてくれてもいいのに。
そして今日は重大なお知らせが。
そう、来年の帝劇100周年イヤーの2月3月に、Endless SHOCKが再演決定したとの新聞報道があったんですが。
今日のカテコで光一さん自ら、
昨日か今日に発表になったみたいですが……
と前置きつきで公表してくれました。
場内、今日の新聞発表を知らない人も多かったようで、大拍手です。
もはや光ちゃんの血肉の一部となっている、と言っても過言ではないこのステージ。
毎年恒例になっていますけど、発表されるまではその「来年」があるかはわからない。
こんなに早いタイミングで来年のことがわかるのはずいぶんと久しぶりのような気がします。
なんか、背筋がしゃんとした感じ。
来年も、光一さんの冒険の旅は続くのですね。
あ、そういえば今日は屋良ちゃんが観劇にきていたそうです。カテコで光ちゃんがそう言ってました。
幕間に楽屋にきて
「殺陣で号泣した」
って言っていたみたいですよ。そんな今日は、アドリブに「ヤラが」「ヤラが」といっぱい彼の名前が出てました。
例え舞台に一緒に立っていなくても、彼もまたSHOCKのカンパニーの一人。
そういうところも、このカンパニーの素敵なところですよね。