■7/21(wed)■





友だちに誘われてKinKiデビュー日SHOCKでしたー……って、前夜友だちからメールで言われるまで今日がその日だとは全く覚えていなかったわけですが。
まあ、特に光一さんからは一言も触れられなかったですし、カテコのあいさつでもスルーしてましたので特にはって感じでしたけど。
あ、オーナーが一幕のブロードウェイで出てくるところでおそらくあれは、デビュー当時のAalbumと硝子の少年同時発売のポスター持ってきて

この人たち今日でデビュー14年めなんだって

とか、

レア、レア!

とかって言ってくれてたな。
それに対してコウイチは

誰その人たち。
隣の人僕知らない

とクールにかわしてた感じです。

今日は一階席。
奇しくも初日の時と列は違えど席番号一緒。っていう席でした。うーん、やっぱりsolitaryの印象がまた違って見える。不思議なナンバーですねえ。今回は前回の観劇からあんまり間が空いてないのですが、それでも違った感激があります。
一階で観るsolitaryはやっぱり臨場感がぐいぐい迫ってくる感じがします。
落ちついて観ていられない。
何度も息をのみ、まばたきなるべくしたくない!って思うのは二階で観ている時と変わらないのですが。
くるくると入れ替わるダンサーと、その中心にいるコウイチとの切り替わり方が流れるよう。
美しいなあ。
本当に何度観ても感動しちゃう。
私の頭ではそもそも「ああいう感動」が存在するってこと自体が、空想の圏外にある感じなので舞台芸術の方面の才能を持っている人たちには素直に無条件にリスペクトする気持ちがあります。
人間の発想力って、すごいなあ。
ちょっと気になったのが、二幕ドラムバトル。
居並んだドラム持ちががんがんたたくその前で、コウイチがドラムを頭上高く掲げて打つところで、支えきれずに一回完全に下におろして、もう一度持ち上げ直してました。
結構自然にやってたので違和感はそんなに感じなかったんですけど、ちょっと気になった。
さすがにもう後半、そりゃ腕も限界だよなあと思ったことです。
あと10日だ。がんばれ。

今日は一階席でしたのでこの前と反対にラダーで飛んでいく時の表情がよく見えました。
怖かった。
ラダーフライングの時の表情って、目で人を殺せるんじゃないか? ってくらいにコワい顔してますよね、光一さん。
今日も目があった人を射殺さんばかりの鬼気迫る表情で飛んでました。
一瞬たりとも気が抜けないのだなあ。これを今までのラダーで全てやってるわけですよ。
その精神力とパフォーマンスに対する真摯な魂には、本当に頭が下がる。

がんばるだけならみんながんばってる

とジャニさんが言った話は有名ですけど、そのがんばりがこれほど見事に昇華してるのはホントに美しいです。
ホントにいいもの見せてもらってるんだなあ、私。
としみじみと思いました。
二階のへりの部分に立っている背中が男です。かっこいいな。

私的には、今ひとつすごさが伝わりにくい和傘フライングも、今日はなんか金色の粉を撒き散らしているところが夢みたいで、なんだかとっても幻想的に見えた。
あの粉。きらきらしたヤツ。
あれを浴びたらきっとなんかいいことあると思います。縁起よさそう。あれはきっとこの世の中のすごくいいものだけを集めてできてて、だからあんなにきらきら光ってるんだ。とか思いました。
和傘フライングの時の出のところとか、もう既に本尊状態というか、生き神様な感じがしますよね。トトロフライングとどこかで書かれているのを見たことありますけど、どっちかと言うと、ジブリの「千と千尋の神隠し」に出てくる神様みたいだって思います。
きっと湯屋で疲れをとってるのですよ、あの男前の神様は。
似合いそう。
いでたちもそうですけど、顔の造作がちょっと非現実的で人間離れしてるもんなあ、光ちゃん。
くるくるっと空中で回る姿も、どこか非現実的。
優雅で、神秘的で、観た人は幸福になれるなにかですよ。みたいな。
そんなことを考えるのは私だけでしょうか。
帝劇の二階のディスプレイがこの和傘フライングになってるんですが(申し訳ないんだけど、ちょっとオモシロ系……)そろそろ神社とか作ってお奉りしてもいいんじゃないでしょうか。
いろんなご利益が本気でありそうです。

そう言えばベビースターのCM出演が発表されてから、オーナーは毎回屋上にベビースター持参してくれてるんでしょうか。この前も持ってきてくれてたし、今日もそうだった。
ありがたい先輩です。
光ちゃんのことをとても気にかけてくれていることが伝わってきます。おかげでかっちゃんのいるSHOCKはいつもよりずっと安心していられる。
去年のBPMツアーのおかげで、M.A.Dたちも全員ちゃんと見わけられ、名前がわかります。ので、彼らがこの前よりぐっと自分をアピールするべくキャラクターに力を入れているのがわかって微笑ましい気持ちになるのです。
MAの安定感はもう、頼もしいという領域ですね。光ちゃんを頼む。君たちがいてくれたら「大丈夫」って思えるパートナーだと思います。
SHOCKはいいなあ。改めてそう思って帰ってきました。

 

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