20040411
SAPPORO


札幌二日目ーー。
前日札幌コン参加組の友達と海産物をたらふくいただいてご機嫌な私。
もずく酢。なまこ酢。たこ酢。かに酢。
フルコースでいかせていただきました。酢の物大好きー。もちろん、うにも。ああ、幸福。

さて、二日目の光ちゃんですが。
光ちゃんの中には

札幌=かに

という構図ができているらしいですよ。そういや、昨日の電話で剛君も「札幌・・・かにですか」と言っていたな。この贅沢Kidsが!
このソロコンツアーで特にMA屋良くんに親近感と興味を覚えているらしい光一さんですが。
「屋良はおれと同じで歯ごたえのあるものがすきだから、きっと気に入ると思って」
と未だなまこを食べたことのなかった屋良くんに薦めたらしいです。
なまこ初体験の屋良くんが「美味いです!」と気に入っていたのが大層うれしかったらしいですよ。
顔がものすごくうれしそうだった。
米花くんの「いいもの食べると身体がびっくりしちゃってお腹壊しちゃう」のもとても気に入っているらしい。米花くんはどうなんだろう(笑)
美味しいものはもちろん食べたい!でも食べると後が大変!ってすごいジレンマかもー。
光ちゃんはどうやら、MAとシンクロできるのがうれしくて仕方ないみたいです。
昼だか夜だかイマイチ記憶が薄いのですが、あっきーのご両親話とかしてましたよ。
SHOCKの楽屋に、あっきーのお母様から大層立派ないちごを届けていただいたとかで、あれも「光一くんには一体何を差し入れたらいいのかしら?」と結構相談されたとかいうエピソードに笑ってました。
今時珍しい程しっかりしたいい親御さんだと褒め称える光ちゃん。
そう言えば去年の元旦でしたか、秋山家のおせちをステージでいただいたこともありましたね。
そんなあっきーにも反抗期があり、町田くんの家にお泊まりした後で親御さんとケンカして乱暴な口をきいたら

「町田くんの影響ね!」

と「頭を金髪にしているから」というそれだけの理由で町田が悪者にされたとかいう話にバカウケしてました。
いつまでも「町田くんの影響ね!」と言っていた気がする。
ほんとにキミは体育会系野郎祭りのノリがすきだね。
昨日のコンでついうっかりいつもの調子で置き去りにしてしまったことに気付いたのか、今日はむしろMA大好きモードサクレツしてました。
光ちゃん、MAの話を聴くのがすきでならないご様子です。
聴きたがるし、しゃべらせたがる。
聴いてる顔が楽しそうで嬉しそうでいい感じです。
いいぞ、MA。もっとしゃべれ。
最初のMCのところで「今回のソロコンはSHOCKのナンバーも取り入れて・・・」みたいな話をしている時に階段落ちの話が出て客席から
「やってー」
と当たり前のようにコールが飛ぶと、ちょっとだけ背後を確認。

「短すぎるな」と一言。

おーい!確認するなー!そして長ければやるのもありとか思うのか?やめてくれー!
と、心の中で軽くツッコミ。
二日目の昼はどんなことにもぎゃーぎゃー叫ぶ困ったちゃんが紛れ込んでおりまして、結構うざったがられておりました。
光ちゃんも「キミは誰ファンなんだ?」と苦言するほどに。
基本的にライブでの光ちゃんファンは大人しいと思いますが(どっちかと言うと野鳥の会ばりの観察派が多い)たまに変なのが紛れ込むといやんな感じになりますな。声を出すのがいやんなんじゃなくて、空気読めてないことがいやんなのだが。
いやんな感じのする本人がまたそのことを理解していないあたりがタチが悪い。
今日のお席はアリーナ後方かなり花道よりのところ。
それはいいんですが、前の人がちょうど私と同じ身長くらいありましてどうやったらステージが見れるかと、ほぼ全公演時間の間必死に戦ってました。後ろの人もさぞや見づらかったでしょう。ごめんね。
横位置としてはほぼどセンターだったんで、あれはちょっともったいなかったなあ。ま、こういうのはホント運ですから仕方ないんですけどね。
双眼鏡をほぼ全部外してみていたのは「Virtual Reality」
完成度の高さはやっぱり群を抜いてます。さすが一番の自信作(推定)だけあって、ライブの一番いい場所に持ってきてるし。
これはホントに双眼鏡使うのもったいないです。いや、まま欲望に負けて使っちゃうけども。
音楽、照明、演出、全体をひきで見たときのダンス、光ちゃんピンのダンス。
全部いい。
ものすごく細かく照明が切り替わって、DNA配列と電子世界のオン・オフの意匠を組み合わせたような、ちょっと映画「マトリックス」の世界を思わせるような空間を、たった一曲の中で再現してる感じ。
イントロのレーザーからして、いきなり世界を作り上げてますよ。
めちゃめちゃかっこいいです。
これだけのステージワークはそんじょそこらじゃ観られない。
すごいですよ、このクオリティは。
ホントにここのスタッフはかっこいいよなあ。と、うっとりしちゃいます。
ステージ上にいるキャストとステージを作り上げているスタッフ、その全員が自分の仕事を高いレベルで完璧にこなすことができなかったらこんなことできないよ。
なんだかぞっとするほど感動しました。
Virtual Realityは、最高です。
札幌に行ってスタッフファンになって帰ってきた感じがするなあ、私。
これは「堂本光一ならここまでやっても大丈夫」っていうスタッフの自信と信頼のたまものでもあるわけで、衣装にしてもそうだけど、このソロコン仕事、時間と競争しながらやったのだろうけどやりがいあって楽しかっただろうなあ。
などとそんなことを推察してしまいます。
もちろんそんなものを見せてもらえる我々が一番幸福なわけですよ。
ホント、いいもの見せてもらえてよかったなあ。

ところで、きたえーるの光ちゃんは終始「体育会系厳しい兄さん」でした。
昼の部ではあの光一せんせーの振り付け教室で教わったダンスにとうとう「甘い!」とOKがもらえなかったよ。あんなに一生懸命やったのに。まだだめか、てな具合で。
腰の突き上げ実演も今までになく気合い入っていきんでたし(笑)光一てんてーやる気です!やる気満々です!照れちゃだめだ!ついていこうぜ!
私もこの時ばかりはうちわを椅子の上に置いて専念してますとも!
夜のせんせーもさらに厳しく。
オーラスは恥ずかしいダンスシリーズで固定なのか、またモンキーダンスなイェイイェイイェイと、ラジオ体操崩しな感じで。
これも、結構みんな必死でやっていたと思うけども、二度目のダンスでようやく「よし!」がもらえました。
てんてー、きびちいよう。
「踊ってないやつは正座してびんた」
とか笑いながら言いやがってました。マジ、体育会系ですよ、てんてー!
なのですがー。
「踊ってないやつは後で先生のところへきなさい!」
「行くーーー!」
とたんに正直な反応をする観客。光ちゃんは
「警備員に止められると思うけどねー」
と(笑)
ちぇ、やっぱりだめか(←当たり前だから)
そんなことを思っていたらようやくOKをくれた(!)夜の回「月夜ノ物語」前のちょこっとMCの時に
「厳しいのは、みんなと一つになりたいからさ・・・・・・なんつって」
と体育会系キャラなのかかわいいキャラなのか、いっそ複合系で(笑)いってました。

夜の回は出だしで「こんばんわに!」「堂本光一でっしゅ!」となぜか、ちゃま語(茶魔語で字面あってますか?)を連発。
なんだ?昼と夜の間に何か「おぼっちゃまくん」ネタが楽屋でブームを巻き起こしていたのか?
そしてこの回はなんといっても、おそらく光ちゃんが夕べのご飯のときによほど楽しかったのか撮ってくれた多分携帯カメラの映像披露。
屋良くんはとにかくほっけ大好きらしくて、食事の間ひたすらもすもすと食べ続けていたそうで。どう観ても皮しか残ってないよ!って状態になってからも一生懸命はしでつついていたそうです。
それがツボったらしく、ぺらぺらの皮一枚になったほっけの写真が会場のモニタに大写しに!
中央に写りこむ「祝・完食」のロゴ。その周りを回るレインボーなおめでとうメッセージ。スタッフすげー。
何がおかしいって、MAの『真夏の夜の夢』祝・完売のロゴと同じってところが(笑)あれも、祝・完売のシンプルなヤツからあっという間に進化していったよなあ。
ホント、かっこいいスタッフだ。
で、写真を撮らせてもらった皮だけほっけを屋良くんに返してあげたら、会場モニタで見て、どこにも身は残っていないように思われるのにさらにはしでつついていたらしい。
デザートを食べる段階になってもなおつついてらしいほっけ。
よく観ればデザートのガラス小鉢が映りこんでいてそれが空になっているのにさらにつついているほっけ。
「ほっけもこれだけ食ってもらえたら幸せだよなあ」
って言ったのは光ちゃんだったっけ?
ツボすぎた光ちゃんは更に多分携帯の動画でほっけにこだわる屋良くんの映像を流してました。
「ほっけについて語ってるだろ?」
確かになにやらぶつぶつ言っているらしい。光ちゃんそりゃもううれしそうにぴかぴかしながらわらい転げてました。ほっけについて語る男、屋良くんは舞台の上でひっくり返っていた。
どうも光ちゃんは屋良くんが気に入っているらしい。
は!町田が!!!町田がんばれ!
昼の回には光ちゃんサポートでバック転とかやらせてもらってました。腰のところに直接手を当てて補助してもらっていたよ。
思い切りぐっと押してもらうとやりやすいんだそうです。
一発集中の時に普通の人は「は!」だの「ふ!」だの言うけれど、町田の場合は「スパニッシュ!って言うんだよなあ」と光ちゃんが楽しそうだった。
町田、バック転跳び越してバック宙ができるようになってしまったそうだ。そっちのが恐くないらしい。
そういうものなのか?よくわからんなあ。
と、思っていたら光ちゃんがあまりの町田のラブアタック(「週末を楽しみにして生きています!」とかなんとかいった!また私たちとシンクロしたよ!町田!)に
「町田っておかまなの?」
と聴いてました(笑)
「違います。光一くんがすきなだけです」
即答する町田、いい子だな、キミは!
その後「溺愛ロジック」の時にバックステージで光ちゃんに抱きつかれて踊ってもらえた町田はそのまま放心状態でばったりと倒れてました。
町田、最高だ、キミは。
私思いますに、Virtual Realityで一番最初にパネル使った演出は町田からみ(パネルの中の光ちゃんがリアルステージに立っている町田をパネルの中に引き寄せて踊る・・・・・・すごくインパクトのあるところですよねえ)なので、きっとそこで町田はきゅん!ときちゃったんではないかと!
……真剣にAさんに話したら爆笑されました。

あれ?

違う?

広島では「溺愛ロジック」で光ちゃんをつかんで離さないタチの悪いのから引き剥がして警備の人のように壁となって立ちはだかっていてくれたしな。躍らせればホントにきれいに踊るし、いい仕事するな、ホントに。
夜の回、MCの最後に「そうそう」と言いながらきんきの煮付け半分だけ(これまたきれーに)食べた画像を出してきてました。
キンキの半分。
すかさず右隅にきっちり出てくる今回のツアーロゴ。つくづくいい仕事をするスタッフだよなあ。
めちゃめちゃ笑わせていただきました。
屋良くんのほっけネタはやたら気に入ったらしく、アンコールのMAアクロバットコーナーでも
「ほっけパワーだ!」
と叫んでいたなあ。
飛行機の関係で、アンコール終わった途端に飛び出しました。Wアンコールあったそうで。ま、仕方ないな。
なのに、光ちゃん達は我々が乗る飛行機よりずっと早いのに乗って帰っていったらしい。
あの、我々にもその「どこでもドア」を貸してもらえませんかね。
Wアンコール、例えごあいさつだけでもいいから観たかったよう。

それはともかく。
北の大地でスタッフファンになり、MA大好きな光ちゃんを再確認して帰ってきた私です。
ソロコンっていいなあ。


 

back