20040417
SENDAI


ソロコンも後半突入。仙台です。
会場入って驚いたこと。狭っ!なんだこの狭さは。多分全会場中最も狭い会場ではないかと。
そして、東北は流石に日影に入ると東京より格段に寒かったんですが、中に入ると妙に暑い。ソロコンはセットに噴水があるせいでどこの会場もまんべんなく暑いんですが、それにしても。

そう思っていたらやっぱり光ちゃんも暑かったらしい。
脱ぎましたよ、奥さん。
ええ、どこの会場でも「脱げー!脱げー!」とどんなに言われても脱がなかったあの人が!
「脱げって言われたらよけい脱がない」とか「お前は子供か」と言いたくもなるような発言繰り返していたあの人が!
白オスカルのジャケットを「えい!」と脱いでいた。
聴くところによるとこの会場、冷房がなくて送風のみなんだそうです。ばんざい、仙台市民体育館。すてきだぞ、冷房設備のない会場(ホントにないのか?)
会場どよめく。
脱いだ瞬間のどよめきたるや。ついに念願敵ったぜ、べいべー!というより、50年に一度の秘宝ご開帳のような(大げさ)どよめき。
望みは叶うのね。結局ファンの血を吐くような(だから、大げさ)叫びよりも、北風と太陽作戦の勝利。自然って偉大だ。
暑さにはことのほか弱い光ちゃんらしく、暑さに負けて脱いでくれたよ。

細っ!

脱いだ途端に目がいった。
ナチュラルに横っ腹、骨が浮いてますよ。なのに、筋肉はびっちり綺麗についてるんだよな。不思議な身体だ。そして相変わらず肌が!肌がーっ!さ、触りたいよ、ママ!あれ!あれ欲しい、あれ!
あの背中、すき。な、舐め、舐めた・・・・(以下自分でもどうかと思うので自粛)
光ちゃんのあの身体に脂肪というものは存在するのだろうか、と思いました。
あの白オスカル、脱いでちゃんと正座して綺麗に畳んでいたのがすごく光ちゃんらしかった。ああいうのネタでやってても当たり前に身に付いている感じの、きっちりといい教育と躾をうけた人の仕草だとわかるところがすきなんだな。
品とは、意識している言動ではなくて、何気ない挙措動作の中にこそ自然と現れるものだと、光ちゃんを観ていて知ったように思う。
たたんでいるところを観た限りあのジャケット裏は、ちょうど丈の半分くらいのところまで黒に金刺繍の裏地が入ってるんですが上半分は何もない感じでした。裏地の模様が見える部分はなんだか番長みたいだった。てか、木魚の下に敷くやつ。あっちのが近いかな。
遠目だったけど、裏地を観た町田たちは笑っていた。一体どんな秘密が隠されているというのだ?気になる。
お客さんには見せられないとちゃんとは見せてくれなかったんだがな。そう言われると気になるのだよ。
ちなみに昼だか夜だかの部のMCで、光ちゃんは脱皮(ジャケット脱ぎ捨てた)後にセットのところに非常口のマークみたいな格好で隠れていた。
MAは見えないふりをして「あ、こんなところに脱皮のあとが」と白オスカルジャケットをあっきーが拾っておりました。そして、さっと町田が奪っていた。お、なんか短いながらも熱い攻防がここに。

あーさてさて。
今日からの演出変更が山ほど。
「Where is Tomorrow?」のところで、ぐるぐる回る花火。四つで紅いのだったのが二つで緑のに変更。あと、光ちゃんの合図で爆発が起きていたところもカットされていた。花火の数とか爆発とかあった方が派手でいいな、と思うんですがホントにこれからの会場でもこのままでいくのか、それともこれは会場の狭さ故の仙台スペシャルなのかどうかは謎。
「My Truth」で、右手に白い包帯・・・を模したアームウォーマーというか、そんなものがついていた。滲んだ血を現したいのかちょろちょろっと紅があしらわれていて、観た瞬間「マタギ?白マタギ?」と衣装さんに対して間違いなく失礼極まりないことを考えてしまったのは私。
「我が愛しきDiva」の曲終わりで上下両方の足元から白色ライトが決めポーズの光ちゃんの顔をかっ!と照らすように。でも、これは、あんまりだった。
Aさん曰く「ホラー映画じゃないんだからさー!」と。
でも実は、キメポーズつけてから少し遅れてぱさりと揺れる前髪が大層ツボ。そのぱさりの前髪がよく見えてこれはこれでアリだった私。
「なんか変かも」と思いつつも
「おお、ありがたや。ツボじゃツボじゃ、ツボが空から降りてきたぞ」とMさんとばしばし背中をたたき合って燃えていた。
夜の部ではあんまりだとスタッフさんも思われたのか、かっと照らされる時間が短くなっていて、それはそれで「短くなってるよー!」と、バカウケだった。
「Peaceful World」で、光ちゃん中心にして三角形の隊列をくむところで、グリーンのライトが会場を照らすようになっていた。記憶に違いがなければ、あそこは白色とブルーのライト、あと部分紫?だけで、グリーンのライトが会場中を照らすような演出はなかったと思う。なんか、緑の野原を現しているようで双眼鏡使うと眩しいんだけど悪くないな、と思った。

今日はとにかく会場が暑かった模様。
MCでは散々「暑い」「暑い」と繰り返す光ちゃん。
夜は「やけくそ」を連発してましたよ。
ところで光ちゃん達は仙台に前日夜に入ったそうです。今日は昼夜公演だったからリハや場当たりの時間を取るのに前日入りを選んだのかな?
MAとご飯を食べに行くのはもう、恒例です。
仙台と言えば牛タン。
そんなわけで、夕べは焼き肉に行ったと、それはもう嬉しそうに話してました。
札幌でばかうけだった夕食写真シリーズ。本日も夜の部に出ましたよ。
この前は携帯画像っぽかったのが、今回はどうやらちゃんとデジカメ持参で行ったらしい。MAとご飯シリーズの主役は屋良くんなので
タンクトップ姿の屋良くんが焼く前の盛り合わせの皿を持っている姿が一枚目。キャプションで「一皿目」とあります。
二枚目。肉を焼く屋良くん。奥にみんなのご飯をよそっている町田の姿が!!!!
直前に「町田はみんなのご飯をつけてたりする」とか言ってただけに、見逃さないです。光一さん。楽しそうにツッコミいれていた。
米花くんとやたらレバー批判していたのはこの写真あたり。
意味がわからない、と。
あっきーは広島で焼き肉食べた時のレバーの美味さが忘れられないらしく、まるでグルメ番組のように表現しきりでおかしかった。
で、どうしても光ちゃんにレバーの美味さを教えたかったらしく「俺の大好きなハラミ焼いてるところに一枚だけ隠すようにしてレバーおきやがった」(光ちゃん談)そうです。
どんなに美味いと言われても「レバーはレバーだった」と米花君と二人で通じ合ってましたよ。
鉄板奉行ならぬ網奉行だったらしい光ちゃんは網の上で焼かれているレバーを「まるで汚いものでもつまむようにして取ってはほら焼けた、食え!焼けた、食え!」と脇に寄せていたそうです。おかしい。
三枚目。二皿目とキャプションつきのお写真。こりこり盛りという歯ごたえこりこり系の内臓盛り合わせを嬉しげに持つ屋良くん。
「まるで僕のために用意されたようなメニューでした」と(笑)
MA大好きな光ちゃんですが、屋良くんには特に興味がある模様(笑)とにかくいじりたがるし、ネタにしたがる。
それから米花くんね。
彼と光ちゃんは「嫌いなモノ」が一致しているらしくて、レバーとなすが嫌いな光ちゃんにナチュラルに同意する米花くんとなんか通じ合っていた(笑)
屋良くんとは成長痛がなかったもの&こりこり食感すきなもの同士(涙)そして米花くんとは嫌いなものが一致する同士。
共通項を見つけて喜んでいる姿がなんかかわいいですよ。
「一緒、一緒ー!」みたいな感じ。
子供か、お前わ。
と、遠くの方からツッコミいれたくなってしまいます。
なんだかねえ、曲が始まるとめちゃめちゃかっこよくていっそ倒れそうなのになんで素がかわいいのか。このギャップに弱いよ、私は。
夕べの牛タン。
最初の方はスタッフさんが気を遣ってくれて、特上牛タンとか持ってきてくれたそうですが、あまりにもお肉が良すぎてなんか違和感覚えていたらしい。
そして普通の牛タンが出てきた途端「ああ、これこれ!俺らにはこれだよ!」と牛タン本来を楽しんだらしい。
光ちゃんの普通ってどんなだよ?と心の中でツッコミをいれておきました。
その普通は我々が食してもやっぱり「ああこれこれ、この普通がいい!」とか思うのか?多分違うと思うぞー。
光ちゃんはMAと意見の一致を見たのがとっても嬉しかった模様。顔が喜んでますよ。なんかいいなあ。なんかいいよ、うん!
三枚目は「みののみ」と、屋良くんがご紹介。
とにかく光ちゃんが楽しげに言うには「みんなよく食う」と。米花くんはご飯四杯いってトイレ駆け込み系だったとか。
今日は仙台初日なのに、夜の部ではもう恥ずかしいダンスをやっていた。
さすが「やけくそです!」と連発してるだけのことはあるな。
ホントに暑かったらしくて、昼の部の最後にはあみあみシースルーも脱いで上半身裸でステージを走り回っていたよ!!
きゃあ、暑いってすてき!送風オンリーばんざーい!
なんか動きがかくかくっとしてました。
特に昼は、客がおかしくなる前に光ちゃん自らだだ崩れしていった感じで、変で最高でした。なんだよ、あの人。かわいいやらかっこいいやら、どうしていいかわからないよ、もう。
夜の部は、solitudeのラスト上から降臨場所に行くときに噴水の水を被りにいってました。ホントに暑かったんだね。
あと、ナイショですが「Rock This Town」のところ、昼の部は静電気がすごかったのか、髪の毛がびよんびよんにつったっていた。妖怪アンテナ雑木林状態といういきおいでした。細くて茶色い髪の毛が一列になってつったっているのがおかしくてたまらん感じでしたよ。ピンポイントでMさんとばしばしたたき合いしていた。

ああ、レポが段々支離滅裂状態になってきてますね。すみません。

それから、今日は「My Truth」で何度目かの恋に堕ちてきましたよ。
なんだろう、なんか異様によかった。
えーと、すごく自信がないのですが、古城を思わせるライティングが、タイミングでさーっと左右に緞帳が引かれるように流れていくっていうのは仙台がお初?
なんだかざわっとくる程に感動したのですけれども。
ホントに照明が細かい。演出が細かい。
一曲ごとに、考え抜かれているなあという感じがします。
イントロごとに違う世界にぽーんともっていかれちゃう。
「My Truth」は、オープニング、光ちゃんがポップアップで飛びだしてくるところのドライアイス吹き出しは確か札幌からなんですが、そういうところひとつとってもショー的演出が細かい。
なに?あのライティング!?すごいよ!あれは、ホントにすごい。
光ちゃんの衣装もいいけど、ダンサーの扮装もすき、ああいう徹底的にこだわったステージングはKinKiでは観れない。かといってこれが帝劇の空間で実現するか?というと、やっぱり違う。
あのアリーナクラスの空間やオーディエンスや、ライティングや、そういったものがあってこそあれが成り立つんですよね。これは「Virtual Reality」や新曲にも言えることだし、SHOCKでもやっていたナンバーのどれにも言えることだと思う。確かに帝劇の色とは違ってるもんな。SHOCKのナンバーは、ドームではあんまりそぐわなくても、アリーナの空間用にならアレンジして見せることは可能なんだわ、と思った。
一曲一曲の世界観はまるで違うのに、作り込んだそれぞれを繋げてちゃんとひとつの流れとして成立させている。
こういうところが、どこかの会場で光ちゃんが言っていた「作り込んだステージ」って意味なんだなあ、と思います。
ひとつひとつが細かくて、何度観ても新たな発見をしてしまいますよ。
濃い、ですよね。何ひとつ見逃すのがもったいないから、見終わったあとの疲労感が結構すごいです。
今日は中盤が特によくってよくって、やばかった。
「My Truth」の、中心にいる光ちゃんの元に亡者が集まってくるのを、両手で凪ぎ払うようなフリがもう、すきすぎる。
あれ、やられる度に息が止まる。
なんだよ、もう!
で、すぐに青い水槽に囲まれてゆらめくような「I」にスイッチするじゃないですか。あの切り替えがもう、たまらん。
めいっぱい作り込まれた現実離れた魔界の底からそれこそ都会の真ん中の高層ホテルのバーみたいな場所に連れて行かれるんですもん。そのあとは情熱のスパニッシュ。すぐに、ゴスペルで18世紀末のフランスを思わせるミリタリー調。
ホント、たまらん。
くらくらする。
いいなあ、ソロコン。楽しすぎて倒れるよ、ホント。


 

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