20040505
YOKOHAMA


いよいよです。
3月終わりから始まった、光一ファン長年の夢、堂本光一ソロコンサートツアーオーラスの日がやってきてしまいました。
そして本日、夢じゃなかったDVD撮影のカメラが!!!そして光ちゃんの口から「今回のコンサートはDVDになります」発言が!!!
もう、光ちゃん本人の口からちゃんと聴くまで新聞報道あってもイマイチ信じきれなかった私たちですよ。どれだけ疑り深いか。今までどれだけ映像化の願いを裏切られ続けてきたかがよくわかるってもんです。
悪いこと言わないから。今でも遅くないからあのSHOCKとかこのMASKとか出していいんだよ!>事務所
私たち受け止めるよ!SHOCK年貢を納めた直後じゃなかったら・・・いや、納めたばかりの時であっても喜んで購入させていただくとも。
ともあれ、このコンがオフィシャルの映像として残る。このことにどれだけ喜びと幸せを噛みしめる。切々と噛みしめる。

ところで、Aさんが昼の部の開演前に保存用のパンフレットを買いにいったところ、パンフが売り切れておりました。
光一ファンをなめんな。
なんか、通販のチラシを配っていたよ。そんなものが用意されているということは結構早い段階で売り切れていたということか。少なくとも昨日の内にはもう完売してたってことよね。コンサートグッズ生産計画は慎重にね!他は買わなくてもこれだけは!って人多いんだから。それから、なんだっけ何かも売り切れていた。
そらみんな買いますよ。売場中どこ見渡しても光ちゃんだった。ここは花畑?とか思った。そんなところで売っているものだもの!そら、買っておきますよ。はい。

なんだか今日はどきどきしています。
会場に入れた幸運な人たちもみんななんだか緊張気味。
正直、横アリなめてかかってたせいで、チケットを手に入れるのにどれだけ苦労したことか。SHOCKの千秋楽の頃あたりは友達とかみんな遠い目になっていたよ。私もだ、ああ、私もだよ!
Mさん、Hさん、ホントにありがとうございました!心から御礼を申し上げます。
今日は昼間はちょうど真横。えーと、数日前はステージがあった場所(笑)あたりで。それから、オーラスはセンターでした。
今日の昼間でアリーナ全方位制覇。それもまた珍しい、とKさんたちに感心された。いろんな角度から観れて嬉しかった。そうしてどんなところからでも楽しかった(目が痛かった角度はあったけども!)
それが、光一ソロコン。

昼の部。
私はこの段階になって異様にテンションあがる、ツボポイントを発見してしまいました。
アンコール「solitude」でですね、下からライトが当たるんですね。そういたしますと、光ちゃんの長い影ができます。その影がね、なんかピーターパンみたいで、すごいツボった。SHOCKで、兄貴が昇天していく時の影がすき!とおっしゃった方が前にSHOCK BOARDでいらっしゃいましたが、私も同感。
あれです、あれを観ている時のどきどき感。まさにそんな感じで。
光ちゃんが動くと影も動きます(←当たり前だから、それ)その細長い青い影の動きまでが綺麗というか、なんかツボにはまるんですよね。幻灯器みたいだった。なんだか、どきどきした。
影までツボかよ、コンチクショウ。そんな感じで。
あとちょっとしか観れないものなのに、影観てる場合じゃないから!と、自分でも思うんですがでも、目がそっちいっちゃった。一緒に踊る影が!あれがツボ!めちゃめちゃツボ!
Dancing Shadow?なのでもちろん瞳釘付け。
ああ、わかる人だけ笑ってやってくださいよ、ホントあんな感じだった。
ああ、もっと早くに気付いていれば!気付けよ、自分!あんないいもんめったないから。そして、コンがパッケージ化されたとしても、影を追い続けるカメラはないし、あったら私だって怒るから。
まあ、影がツボなんてそんな話、言ってる人を観たことないのでマニアっぷりも大概にしておけや、という感じですが。というか、痛いなら痛いでいいよ、もうこの際。
「影が!影が!」とじたばたしていた私を、Pちゃんはへらへらしながら見守っていてくれたわ。ありがとう、まだ友達でいてくれて。

そんなあほみたいなことはおいておくとして。
今日はなんだかやっぱり、ひとつひとつの曲にもMCにも「ああ、今日で終わっちゃうのか」っていう寂しさがつきまとって困った。
金色の貴公子の帽子を被って光ちゃんが登場するのも最後。脱ぎ捨ててピンクの派手ーな衣装で空を飛んでコンがスタートするのも、最後。ああ、なぜ終わる?
いつも、どんなコンでも、光ちゃん自身が「特別に気合いいれる」っていう日はないわけで、どの日も同じ様に「がっちり気合いいれる」主義の人ですから、特別な思い入れをもって眺めているのは我々だし、もしかしたらステージ上にいるこの一ヶ月ちょっととそれからSHOCKやGコンを過ごしてきたメンバーやスタッフさんたちだけなのかもしれないけれども。
でも、今日の光ちゃんはやっぱり倍増しでかっこよく見えました。出来もよかったように思う。
DVDのカメラが入っていたからなんだろうけど、それは大いに結構なことですよ。一番出来のいいものが永遠にみんなが観ることのできるものとして残った方がいい。
でも。
今日はいいでき!
と思う日はあっても、今日はイマイチだったわ、と思う日はなかった。
それが、やっぱり堂本光一なんだと思います。

OPから続く色気のあるダンスナンバーはやっぱり、何度観てもいい。客席が求めているものをちゃんと把握して投げ返してくれている。私たちのニーズは光ちゃんにちゃんとわかってもらえてるんだなあ、と思ってしまえる心地よさに繋がってる感じ。
ソロコンは「安心してかかってらっしゃい」っていう光ちゃんの心意気あるいは男気と言ってもいいかもしれない、そういうものを感じました。だから、我々ファンは幸福なんだって思います。

本日は、こどもの日。
小さいお子たちが「光ちゃーん!」叫ぶし、男性も「光ちゃーん!」叫ぶ(笑)
「早かったなあ」と言う光ちゃん。
「初日は先月・・・」と言った途端「ええー???」と叫ぶ観客。応えて「先々月!」と言い直す。いいぞ、いいぞ。
この一ヶ月あまりを「早かった」と思うのは「それだけ充実していたから」と言う光ちゃんに拍手。
私たちも濃密な一ヶ月ちょっとでしたよ。ううう、だからなんで終わっちゃうかなあ。

これも今日で最後の光一せんせーのダンス教室。鬼コーチよ永遠に・第一部。
会場に灯りを点けたところでようやく「カメラがたくさん入ってるでしょ?ビデオ化されるということが決定しました!」と、会場の大拍手を浴びる発言をしてくれた!ようやく!
ああ、この日を待ち望んでいたよ!
そんな鬼コーチ。
「(DVDに)一回目(昼の部のダンス)が使われるか、二回目(夜の部)が使われるか、はみなさん次第!」と煽る。
くるくるくる、とんとん★の方をやりました。
今日は「やる気がなかったら(DVDに使わず)ばっさり切ります」と無常の一言を(笑)
一度試しにみんなに踊らせて一言「はい、カット方向ですね」と(笑)鬼コーチ、要求厳しいですよ。激しいダンスがお好みらしいです。
我々に「あほか!って言うくらい。竜巻できるくらい!」と要求。
そして、腰、腰♪部分のコーチングを。
その形容しがたいエロモード(でもまだ小出し)な動きに再び会場やんやの嬌声がみなぎる。
相変わらず「きゃあ(はぁと)」の意味が「理解できない」と言い張る鬼コーチ。
「キミたちは汚れてるな・・・・」
とぽつりと言い放つ「汚れてる」って意味がわかっているらしい鬼コーチ。素敵です、鬼コーチ。
途端に会場中から抗議の楽しげなブーイングが入ります。
この辺りのやりとりも、ただただ楽しい。鬼コーチダンスレッスン。
「ごめん光ちゃん、本番ではしっかりやるから、今は見せて」と双眼鏡釘付けの私たち。
この動きのポインツは「腰を突き上げること」にもかかわらず、この部分で逆に腰を落とす人が各会場に見えたそうですが
「無理無理。かわいくない。突き上げたらかわいい」
えーと、ひどいこと言われてる感じがしないでもないんですが。とりあえず、鬼コーチのかわいい基準がよくわかりません(笑)
ダメ出しだらけの、鬼コーチ。
「一回目は使わへん」「みんな一斉にやったら、前の人に当たらないから平気」
さかんに、アドバイスというか脅しというか、をくれます。
コーチ、素敵。その鬼っぷりが素敵。もっと言って、もっと・・・双眼鏡は私の目!状態になりながら、拝見しておりましたとも。
この人がこうやってとっているファンとの距離感がすきだなあ、と思います。
まあ、大概のこと言ってもみんなちゃんと大喜びでついていくからさ。その辺りのさじ加減はよくおわかりでいらっしゃる(笑)
昼の部のお点は「せんきゅー」が二回。
「Rock this Town」の後で光ちゃんが
「町田くんが悔しがっておりました」と笑ってました。今回のコンサートツアーではじめてバック転ができるようになった町田はこの時失敗してしまったようで「う●▲★・・◎・・・!(←表現不能)と、言ってました」と我々に報告。
光ちゃん、ちゃんと観てくれてるよ、町田!

今回のコンは中盤の構成がとにかくすごすぎてたまらなかったです。
「Temperamental Fool」も見納め。
パネルの映像と、実際のダンスが同調し引き合ってる。実際に踊っている動きはパネルの中から飛びだしまた戻り、複雑に計算されつくされた世界です。
振り付けが先か、パネルが先かって話ですが、こういう見せ方を思いついたのは誰なんだろう。
ステージパフォーマンスって無限の可能性があるなあ、と真面目に思ったナンバーですよ。こんな表現があるのか、と心から感心しました。
ああ、もっと観たい。何度でも観ていたい。
あれは、スタッフと自分とバックを含めたパフォーマーと相互の自信と信頼がなくちゃできない。スタッフもはりきって、効果の映像を作ってくれたのがありありわかります。
いろんな部分が高いところできらきら輝いてるコンですが、これはもう別格な感じ。
「My Truth」は、観る度に流されるグラフィックが変化してて、スタッフが「もっともっと」と気合いが入ってるのを感じました。ライティングがとにかく複雑で凝っていて、ものすごくかっこいいんだよなあ。
セットそのものも、まさにこの曲のために古城をモチーフにしたものにしました、って感じ。
今日は無事に(笑)ブレイクの部分のスモークぷしゅー!にも光ちゃんを見失うことはなかったです。ホントに「ああ、わかるわ」と同調できるみなさん、いつの回がそうだったかわかりませんが、ホントに大変だったよね!手でスモーク払ったよね!
今となってはそれもいい思い出です。
だって、コンDVD♪で補完できるんですから!
前日のコンでブーツはやっぱり長靴だったことが判明したとはいえ、全然ごまかせてる!・・・遠くから観れば・・・の「peacefull world」ですが、やっぱりいい感じです。
曲の壮大な感じは、初披露したドームコンからでしたが、何年か経って光ちゃんの中にこのスケールを表現できる力が備わったような。そんな感じ。
曲としてはいいと思ったものの、初披露の当時は光ちゃんが曲に負けている感じは否めなかったので。
スケールに相応しい人になったという感じ。
この広がりは、聴いていてすがしい気持ちになります。

さてMC。
相変わらずF1ですよ♪ この人ずっとしゃべってますよ(笑)
誰も聴いてないと言ってますが、聞き入ってるんだってば(笑)楽しげに話をしている様子はじっと見守る。これ常識。
ある程度のところまでは「わかんなーい」言われるのを楽しんでいるようですよ。それを無視して話し続けることも楽しんでいるらしい。
誰もそんなこと聴いちゃいないのに「なに?最高速度が何キロくらいかって?」と言い出すあたり、素敵です(笑)
ホントにずっとしゃべってる。だからこの人にいい加減連載持たせてみなさい、って>トウチュウ
のべつまくなしぎゃあぎゃあツッコミいれてる人々は単純にかまってもらうこと目当てなので、割とタイミングが悪い人が多いです。笑いのツボをわかれ。言っておけばいいってもんじゃないんだってば。いいタイミングってのがあるのよ。わからないヤツはお呼びでないからすっこんどきな。
さて、MAを呼ぶ。
今日は床拭きません。カメラ回ってるから。
「カメラ回ってるよー」と、後輩に平気でプレッシャーかけてますよ、先輩(笑)
カメラの見切れを口にしてあっきーを焦らせる光一さんです。遊んでる遊んでる。
そりゃもちろん、できることならいっぱい映りたいよね。
ひとりひとりから言葉をもらう。MAのことは、みんな大好きなので客席も温かいです。
屋良くんはコメントで
「今日、5/1は僕にとって大変思い入れのある日で・・・」
と言い出ましたよ(笑)
ステージと客から総ツッコミ。今日は5日だよう。
「お前思い入れあるって言ったのに」とあっきーに言われるも、自分が「5日」と言ったと確信しているらしく、なんでツッコミいれられてるかわかっていないらしい屋良くんですが、5/5は事務所に入って始めてのお仕事・・・Mステ(KinKiのバック)をやった日なのだそうです。
あれから9年。ちなみに9年前のその日は「GO WEST」をやったそうな。あのかぶと被ったやつですね。
光ちゃんも「9年前は「GO WEST」やってたんやなあ」と感慨深げ。
そして、光ちゃんにとっても5/5は、思い出の日。
なぜなら、横アリで剛くんにはじめて会った日だから。
そう言っていました。
光ちゃんが「もう、9年経つんだ」という感慨深いコメントに、屋良くんのあっきーいじり「でも、秋山くんには敵いませんよ」と(笑)
光ちゃん笑って「いつまで居座るつもりだ」
誰よりもいなくなられたら困る人の一人なのに、そゆこと言うのは、愛があるからこそですな。わかっているからこそあっきーも平気で食いついていく。
いい関係だ。
そういやあっきー、お母様に今回のソロコンについてることを言わなくて怒られたと、光ちゃんにばらされていた(笑)
「なんで言わないの!いちごもってったのに!」
そう言って怒られたそうです(笑)
あっきーのお母様はいつもSHOCKの楽屋に立派ないちごを差し入れてくださるそうだ。
そうしてあっきーは、自分のお母様の話題から二日前の光ちゃんのお母様のお誕生日に電話をいれる、いれない、って話をしていたことをほじくり返してくれました。
横アリ3日のコン、ステージ上で突然お母様のお誕生日に思い当たった光ちゃんです。覚えてる、覚えてる。ちゃんと電話したのかなあ?って思ってたんですよ。
ありがとう、あっきー!キミは僕たちの強い味方だ!ファンに気を遣ってちゃんと聴きたいことを訊いてくれるんだよね。光ちゃんはあっきーの質問にならちゃんと答えてくれる。あっきーが尋ねることで起きる客席の反応で「みんなはこれが聴きたいのか」と気付いてくれる。そういう機転をちゃんと働かせてくれている、キミは本当に頼りになる後輩だ。いつも感謝しているよ。
で、話をふられた光ちゃんはお電話の一部始終を披露。
「息子でーす。誕生日おめでとう」「あら、ありがとう」「でさ、あれさー」と短い誕生日おめでとう電話だったそうで(笑)すぐに日常の会話に変わったそうですが「そんなもんです」と普通に言っていた。
あなたの今の多忙さの中で、きちんとお母様に「おめでとう」を言うための電話をしていること、それ自体が素敵なことだと私は思うよ。

屋良くんのコメント。
屋良くんといえば、光ちゃんが好ましく思う美徳のひとつに「身長が伸びなかった」ことがあげられますが。
「身長だけは昔から全然変わらない」みたいな話のふりに、屋良くんがちゃんと「光一くんも全然変わらず・・」とツッコミ返しをしてくれるようになったのもなんか嬉しいなあ。
ふたりして「伸びる、伸びる・・・と思ってたのにねえ」「しょうがないことです」と寂しげな会話。なんかわかりあってる感じ?(笑)
「身長は成長しなかったけど、内臓は成長しすぎて困っちゃってる・・・」と言う光ちゃんに「内臓?」と不思議そうなMA。
「焼き肉とか食べるとすーぐもたれちゃって、困っちゃってる」
それは、成長って言うんでしょうか?「退化してんじゃありません?」とかあっきーに言われてるし。
「ビール一杯飲んでもすーぐ眠くなっちゃう」と自己申告の光一さん。
でも「ビール一杯飲んで眠くなるのは、リラックスしてる証拠」と言ってました。MAと一緒にいることになれた光ちゃんは「こんな濃いぃ顔の中でもリラックス」と言ってました(笑)
米花くんは「毎回一緒に美味しいものを食べに連れていってもらって、最近身体がおかしい」と言ってます。贅沢に身体が慣れちゃって「最近、(胃が)びっくりしなくなった」と(笑)
米花くんは「仕事なんだけど仕事じゃないみたいに、すごく楽しくやらせていただきました」と。
お酒の弱い米花くん、大阪で一杯だけカシスオレンジ(!!!)呑んで顔真っ赤になっていたそうです。これからカシスオレンジをオーダーする時は「米花くんで」と言いましょう(笑)
町田。ビバ、町田。
「最近、光一くんとずっと一緒にいられて幸せでした。沢山の思い出ができました。この先もずっと思い出を作っていきたいです」
それは、えーと、卒業式の送辞かなんかですか?
相変わらずじっと光ちゃんを見つめて語る町田。ビバ★町田。
「どんな思い出作るの?」という光ちゃんの問いかけに「一緒に遊んだり」とささやかな願いを口にする。ビバ★町田。
「メシを食いにいくならいつでも電話してよ」と言う割に、光ちゃんの家は携帯電波が届かないというオチがついたところですっかり楽しかったコンサートを振り返ろうよ!モードに入っている今日。
思い出アルバムが公表されました。
あれですよ。北海道から出てきたみんなでご飯食べた時の写真集。
北海道・ほっけ編。一瞬出てきたキンキの焼き物だっけ、煮付けだっけかを半分だけ食べた「キンキ1/2」。
仙台・こりこり盛り(歯ごたえしゃんしゃん)&ほっけリターンズ。でも、あと少しでウーロン茶をこぼし、痛恨の屋良。
どっちかと言うと、屋良くんのおいしかったアルバム(仙台はバックに町田写り込み)で(笑)
光一さんの解説つきですよ。おかしかった。私もこの春の旅を思い返しました。ああ、楽しかったね。

アクロバットの話、ついにアクロバット(課題:ロンダートバック宙)ができるようになった町田を誉める光ちゃん。
「光一くんのおかげです。ありがとうございます」
素直に応える町田とも、ちゃんと繋がっている信頼の絆。
誓約書を書いて「ソロコン終わりまでにできなかったら焼き肉おごり」とかやっていたエピソードもご披露>MA
あっきーはついに舞台で見せることはなかったものの、幻のロンダートバック宙を、映像で映してくれました。そんな映像を一体どこから!!!!
どよめく会場。
「できないまんまなのか?」と、あっきーに静かに尋ねる光ちゃん。
それが一流の励まし方。全くできないわけじゃない。できると思っているし、やりたいという願いをあっきーが持っているのを知っているからこそ、そういうことをするんだよね。その内アクロバットができる彼を観ることができるようになればいいね。
光ちゃんは今日やれ、と強要するわけでもなし。いつかを信じているんだなあ、とちょっとほろりとした。
町田はアクロ成功の理由は「光一くんに観てもらいたかった」と一言。
いい先輩・後輩たちだ。
光ちゃんはMAに対して語りかける声がすごく優しい。
いつからか、その優しい声はどんどん深くなっていったように思います。仲間として信頼していることと後輩として見守っていることと、ふたつが重なっているからこその優しい優しい声の響き。その感じが、聴いていてとても心地よいです。
どちらかと言えば、後輩のイメージが強かった光ちゃんだけど、このソロコンではたくさん「いい先輩」の背中を観ている気がします。かっこいいよ。

その割に「BEAT MIND」ではめちゃめちゃ華奢な感じで女性ダンサーズの中に紛れ込む(笑)
その気になって観てみりゃ、すぐわかるんですけどね。あれは面白い仕掛けだったなあ。ちゃんと、出の位置をちょこちょこ変えてめくらまししてたし。変装の衣装も変えられたら完璧だったんだけども(笑)
ところであなたはストレートのロングヘアとウェービーロングヘア、どっちがすきでしたか?

遠くから観ている場合、やっぱり前の方の席の人はいいなあ、と思うのは仕方ないわけで、でもファンという生き物は一瞬でも遠い席にいる自分たちのために気を遣ってくれたんだね、と思えることがあればそれであっという間に幸福にもなれるわけですよ。
え?なれませんか?私はなれます。
もちろん、いいお席であればそれに越したことはないけど、条件の悪い席であればあるほどその一瞬が染みるのよ。恩恵のないお席に座っていても「ああ、今ちゃんと向こうの席の子たちのために行ってるんだな」と悟ると「そういうのっていいなあ」と思うし。
そういうところを光ちゃんはちゃんとわかってくれているなあ、と思うのは左右のリフターもさることながら「Sweet Days」〜「Melting Snow」の演出なんですね。
もちろん、会場の全部の席に必ず!というわけにはいかないけれども「あの曲のあの時は近かった!」という嬉しい記憶はちゃんと残そうと努力してくれていたと思う。
それがわかったから、私はどんな遠くの位置でもなんか「いいなあ」と思っていられたんじゃないかな、と思います。
ホントに二時間の内のほんの数秒でもいいんだよね、その瞬間は。
心意気は受け止めるさ、だって私らキミのファンだから。安心してかかってきやがれ。

しかし。どこを切っても完璧です。
こうやってレポを書くためにしみじみと思い返してみても、セットリスト見直しても、切れ目がない。一個一個の演出にぬかりがない。
SHOCKの時に「きゃあ!きた、きたわ!」と思っていたナンバーを「この曲は普通だったな」と思っている自分が恐いですよ。
これで、も少し製作時間を与えていたらどんなものができあがってきたのやら。そら恐ろしい感じがします。
もちろん、どんなステージを作る際でもいろいろな妥協点とかは必ず生まれてくるものだけどもきっちり自分が使えるものを使い切ってその上で誰が観ても納得できるいいものを作る。
そのために最善を尽くす。
私が光ちゃんを1表現者として信頼できるのは、そんな当たり前のことを毎回きちんとやっていて裏切られた試しがないからですよ。
正直なところ、私たちはSHOCKからソロコンまでの光ちゃんの時間がありえない位少なかったことは承知してますけれども、それでもSHOCKではなくてソロコンの1オーディエンスとしてステージに向けば、それなりに辛いお点をつけたりとかダメ出しとかは普通に出てくるもんですが。
もちろん、全部が100点満点じゃないかもしれないが、満足の度合いは補って余りある。
間違いなく次のソロコンの時にはこのレベルを当たり前にクリアしてくるんだろうなあ、と思えます。
何年か観てきて、それだけは絶対間違いないことなんだと知っていますから。
ソロコンの間は、本当に黄金の日々でした。
こんなに楽しくていいのかしら?と思っていた。何度観ても飽きないどころか、楽しくて楽しくて仕方なかった。

そんな日々。
そのオーラスです。
本当に名残惜しくてたまらないけど。空もオーラス惜しむ涙雨。朝降っていた雨がそれでも降り止んでくれてよかった。

昼の部同様、光ちゃんはいつもと同じ変わらない気合いでやってくれていたと思います。
でも、観ている私の目が、名残惜しくて一曲一曲を特別なものに見せていましたよ。
譲っていただいたお席がとてもいいお席で。いいのか?こんないい席譲ってもらっちゃっても!とか思いました。
正直入れさえすればいい。どんな席だってプラチナ!って勢いでしたからね、実際。
光一ファンは素直なので、大阪初回の出来がよかったとなった瞬間、各地方会場のチケット譲ります掲示があっという間に消え去った。ことに関東近県の、当日帰りができるような回はえらいことだった。
名古屋、あったらよかったのになあ。そうしたらあと3回?多く観れた(←増えたら増えた分だけ観るつもりですよ、この人)事情があってなかなか地元から離れることができない名古屋の光ちゃんファンもいただろうに。
三大都市の内、名古屋だけを意図的に外す理由がないので、普通に会場押さえられなかったんでしょうね。残念です。てか、どんだけ突然決まったことかこれだけでよくわかるってもんです。ホントにもー。初のソロコンだって言うのに!
憤る気持ちがないわけじゃないですが、私にとっては何はともあれ「ソロコンをやってくれた」という事実以上に大切なことはないのでした。

話が逸れました。
えーとオーラスは「Dream Boy」が目の前だった。
リフター上がってくと大変なことになった。リフターの上がる速度でボルテージがぎゅーんと上がっていった。Mさんと一緒に観ていたんですが、二人してぎゃー!
なんかですね、ホントに目の前だったんですよ。しかも結構な至近距離で。
コン前に目視で「ああ、結構近くていいね」とか言ってたんですが、実際本人が近づいてきたら大変なことだった。
あれは、何?光の化身?(←正常モードで、既に痛いから)
だってホントにきらきらしてたんだもん!目の錯覚と違うもん!(←だから、正常モードで既に・・・)
しまった、やられた。うわあ。
そりゃもう、アナタ。大変。
ばんばん身体たたき合って「やばい!」「やばい!」「◎▲◇■・・・@`!!!!!」(←とにかく意味不明)ペンライト振る振る。
「Sweet Days」も結構近くて、がんがん振る振る。
割といつもはクールな感じ(←だと思うの!)の光ちゃんの嫌いなコンサートまぐろ系なんです(すまんのう)が、何かが音を立ててぶっつりいったらしいよ。
いつも一緒のAさんとPちゃんはこのチケット激戦のおり、別々の席に離ればなれに座っていてちょうどアリーナの対面側から双眼鏡使って観ていたらしいんですが、どうやら我々がいるところがわかったらしい。
「なんかものすごい振りが揃っていてアピールしてた」と後で笑われた。
「観るつもりなくても双眼鏡の視界に入ってるからおかしくて仕方なかった」だって。
そんなに挙動不審でしたか、私たちは。
そういや地方会場で、Aさんの友達がやっぱりアリーナにいた我々を双眼鏡で見つけて「面白かったー」と言っていたことを思い出しました。ああ、なんかこしょばゆい。
ペンライトは大層昔の使ってたせいで「振ってるのはいいけど、ライト消えてたよ」とか言われた。ええと、ホントに消えてたわけではなく、光源がたいそうよわっちくなっていてライトに当たると消えたも同然になっていたせいだと思うので、次の時には七色にがっつりと光るヤツに新調させてもらいます。白色ライトに負けないヤツ。
ええと・・・・・・そんなに面白かったですカ。そうですカ。そりゃなにより・・・・・・

「先々月の末からはじまったこのソロツアーの、ついにファイナルがやって参りました!」
という力強い声と共に、MCスタート。
「もっとやってー!」との声に「殺ス気カ!」という笑いを含んだお返事。
今日は朝から降る涙雨の中「チケットありませんか?」のカードもっていた子もいっぱいいたと、スタッフさんに聴いてそのことについても「ありがとうございます」と言ってましたよ。
地方を巡ってきて、会場で男性の方にもたくさん「光ちゃーん!」と声をかけていただいたことも「嬉しかったです」と、喜んでおりました。
「今日はラストなんでね、燃え尽きていただきたいと。出演者そしてスタッフ陣、燃え尽きると思いますので」
全ての人たちに感謝を。
まずは、来てくれたお客さんに。
そんな感じのはじまりです。ああ、本当に終わっちゃうんだね。
SHOCKが終わってからの短い期間でコンサートを作り上げるということに関して、随分スタッフに無理を言った。それを実現してくれたスタッフに感謝をしていると。
今日の光ちゃんは口を開く度にいろんな人への感謝の言葉が零れてきます。それだけ充実した毎日、いろんな人に感謝をすることができる毎日を送れたということですね。
本当に尊い時間が光ちゃんの上を流れていたんだな、と思います。それを分けてもらっている我々の上にも同じ密度の時間は流れていたんだよね。
コンサートは光ちゃんひとりだけで成り立つものじゃなくて、バックを固める面々、スタッフ、そして我々オーディエンス。全部いて成り立つものだと、私も思いますから。
そして今日は、会場からの声もいっぱい飛ぶ。
「In Our Dreams」のことを「知ってる人の方が少ない」と言えば会場一丸となって「知ってるー!!」
OPに唄った「-so young blues-」は何アルバムだっけ?と尋ねれば「E albumー!」と返ってくる。
光ちゃんは嬉しそうに「はい、はい」と噛みしめるように応えておりました。
「よぉ知ってるなあ。おれ、もうAとかBとかわからんもん。単純過ぎて(笑)」とか言ってましたよ。うん、確かに単純でDとかEとかFとか大分私もアヤしいですよ。その気持ちは分かる。
んで最後に「ありがたや、ありがたや」と付け加えてました。この「ありがたや、ありがたや」がおじいちゃんみたいだったなんてことはナイショです(笑)
さて、鬼コーチ最後のご登場。
「今日はカメラの台数が非常に多いでしょ?・・・僕の、思い出作りのために撮っておいていただいております。僕だけのものです」
と、普段とは違う角度のボケを一発かましてました。いや、光ちゃんこういう角度じゃ冗談言わないからちとびっくり。てか、ファンがいかにこのコンのDVD化を待ち望んでいるかわかっているらしい。
それはどれだけ幸福なんだろう、と思います。
待ち望んでくれている人がすぐ目の前に一万人以上。すごいことだ。
もちろん鬼コーチのダンシング指導は、昼の部の公演も撮ってあるから「どっちかいい方を使う」と。あおる光一さん。
鬼コーチ最後の出陣。
オーラスですので、もっとも恥ずかしい方の振り付けですよ。仙台の最後の回のヤツ。
みなさんテレがありますから、ちょっと戸惑う。あれはなんつーか(笑)最初は誰でもそうだと思う。
割とあっさり最初の振り付け諦めて、ちょっと恥ずかしいヤツにしていた。くるくるパンパン★じゃない方ですね。
かくて、あの超せくすぃーバージョンダンスは仙台だけの幻の逸品となったなり。
相変わらず、鬼コーチ教える仕草がかわいいですよ。あちこちで「かわいい」「かわいい」とさざなみのような声が起きてるんですが。
鬼コーチ、声は恐いんですが仕草がかわいいんです。すみません、後でちゃんとやりますから、今はその愉快な動作を見せて!見せて!見・せ・て〜!!!

「In Our Dreams」は、個人的には歌詞が若やいでいてちとこっぱずかしいんですが、曲はのびやかで耳に馴染むメロディーがすきです。光ちゃんは耳が気持ちいい、と思っているところをよく知っているなあ、と思う。
アレンジがまたかわいんだよなあ。これは、アレンジャーさんを信頼してお任せしている効能が大。音楽はひとりだけで作ることもできるけど、分業することで思ってもみない新しい世界を見いだせるものですから。

さて、鬼コーチの特訓の成果は?と言いますと、そこそこよかったらしい。
夜の評価は「せんきゅー」が2回だったか。
さて、どっちが採用されますことやら。

「月夜ノ物語」は、今回フライング兄さん近くでしたので、最後の勇姿を間近く拝見させていただきましたよ。
いやあすごかった。
フライング兄さんたち、曲がはじまる少し前のタイミングでたたたっ!と走りより、あっという間にセッティングして例によってどんぴしゃのタイミングで光ちゃんを飛ばすんですよ。そして終わるとはけていく。職人だ。プロだ。いい仕事だ。
お互いのことを信頼していなくちゃ恐くてとってもできない技だ。
ソロコンスタッフは男前揃いだ。
こういう人たちがきっちり仕事をして下さっているからこそ、この濃密な空間は成り立っているんだよね。
そしてやっぱり「月夜ノ物語」のフライングは胸をすく思いがしました。本当に当たり前に飛んでいますけど、あれ、あんな綺麗な飛び方ができるってすごいことだと思います。
これが最大の目玉ではなくて、流れの中のひとつなんだもんなあ。

最後のMCのこと。
一発目から「昼の部に剛くんが来ましたよー」とご報告。そしてとっととMAを呼ぶ。
あまりにお呼びがかかるのが早くてびっくりした模様のMA。焦ってでてきましたよ。あっきーがひとり遅れて出てきたので待ってましたとばかりにさっそくいじる。
光ちゃん「お前、MA?」
町田・米花・屋良(打ち合わせひとつなしに声を揃えて)「違います」
大笑い。
手練れのあっきーは「三人が違うって言っても、ジャニーさんがMAだって言ってました」と最強のカードを切ってみせる。おお、攻防戦が繰り広げられているよ!
あっきーは、屋良・米花・町田の三人と光ちゃんをつなぐよいブリッジの役目まで果たしてくれたんだなあ、と思います。
あっきーいなかったら、もうちょっと距離は離れたまんまだったかもしれない。
ひとりずつコメント。まずはあっきー。
「みなさん、こんばんは。MAの!秋山純です」(笑)
Gコンからずっと一緒だった光ちゃんとの一連のお仕事オーラスステージということで感極まっている、と。そして光ちゃんとは事務所に入った時からのおつきあいだけに、ソロコンに出演ができてとても嬉しいと。心から言ってくれる後輩がいてくれるのは嬉しいことだ。
屋良くん。
彼はソロコン最初の時から比べてすごく光ちゃんになついてくれたし、よくしゃべりができるようになったよねえ。
彼はやっぱりほっけ(笑)ってことで。ご飯の思い出話が中心に。身長伸びなかったコンビはきゃらきゃらとじゃれる。
「むしろおれよりMAの方が踊ってる」と笑っていう光ちゃんに、ちょっと嬉しそうな四人。
「「My Truth」の仮面、もう取っていいから!」とあっきーと米花くん・・・濃い顔のふたりに言ってじゃれる光ちゃん。
米花くんは「いいもの食べてお腹がびっくり」な印象(笑)
「自分にとっても、MAにとってもすごくいい経験をさせてもらいました」ととても真摯な言葉をくれました。ありがとう、ありがとう。
「27公演は長いなあ、と思っていたのに、終わってみるとあっという間だった」と。うんうん、私もそう思うよ。
そして、町田!よ!真打ち!
初のソロコンに出させて貰えて光栄だと、ずーっと光ちゃんを見つめながらごあいさつ(笑)
「ホントに(一緒にいてくれたのが)MAでよかった」
と光ちゃん、つい本音をもらす。
その声に町田が小さく「ホントですか?」と尋ね返してました。
なんかじん、ときた。
MAの光ちゃんに対する感謝の気持ちは本物だと思うし、そうやって感謝を述べた相手がやっぱり自分たちのことを必要としていてくれて、なおかつ「君たちでよかった」と言って貰えたら、とてもとても嬉しいことだと思います。
半年近くの間ずっと一緒にいてひとつのものを作り上げてきた同志であり仲間である彼ら。ただ、実力があるというだけではなくて光ちゃんにとって気の置けない存在であること、そうでなかったらあのタイトな強行軍スケジュールはこなせなかったと思います。
光ちゃんの要求によく応えてくれて、それを「いい経験をさせてもらいました」と本音の声で語ってくれる人たちが一緒でよかったな、と私も心から思いますよ。
段々絆みたいなものが強くなっていくのを目の当たりにしながら、見えないものでも本当に大切な大事なものっていうのはちゃんと見えるんだなあ、と思いましたから。
「ずっと一緒にいたけど、明日から(MAの舞台の)稽古が待っているんでしょ?」と言った途端にしぼむ町田。あきらかにしゅんとなる町田。気付いて「しばらく逢えなくなるけど」と言葉を重ねる光ちゃん。さらに萎む町田。
ホントに、いつか一緒に呑みたいよ、町田!
シンクロ、シンクロ!私たちもそうだから!
「半年一緒にいるってすごいことだよね」と、光ちゃんが言えばすかさず「離れられないかもしれない」とつぶやく町田。
一緒に光ちゃん肴にいい酒呑もう!な!町田!
町田、最高。
全員からのコメントをにこにこしながら受け取った光ちゃん、改めて今日のオーラスを口にする。
「ホント、楽しかったなあ。もう終わっちゃうぞ!」
福岡〜横アリで、公演が連続していたじゃないですか。
「福岡最初の日であと10公演残ってたじゃない。で、今日これでもう最後だよ」
光ちゃんが言った途端へなるMAのみなさん。
「は、早いですねえ!!!」
全く同感。
すっかり、ステージ上は思い出語り。初日の前は半徹だったよなあ。とか。
「僕らががんばれたのも光一くんが引っ張ってくれたおかげ」とあっきーがちゃんとフォロー。と思えば
「ステージ前に円陣組んでも、声出してくれるのはMA。おれはそれに元気づけられた」と。
相思相愛ですな。
この後も、いい関係を保ってほしいなあ、と心から思いますよ。一緒に仕事できれば一番いいけど、そうでなくてもプライベートで一緒に遊びなさい。相思相愛なんだから。
話題は「真夏の夜の夢」(発売即完売おめでとう!)に。
シェイクスピアの台詞回しが難しいとか、大仰だとか、そんな話。現代では使わない言葉が多用されてますから、大変だよねえ、と共に(光ちゃんはちょっとだけど)シェイクスピアの台詞に悩む(悩んだ)者同士のうなずきあい。
町田ははける時に、光ちゃんの呑んでいたドリンクボトルをGetしてはける。嬉しそうだった(笑)
で「Dream Boy」の曲振りになった途端、会場から大ブーイング。
曲が始まったらもう、後半戦。まだまだ惜しんでいたい、この時間。
なのに、光ちゃんは笑って「はい、サヨナラ〜♪」と返すんですよ、ひどいわ。
そしてはける。そして戻ってくる。
そして「Dream Boy」の曲振りになった途端もう一度大ブーイング。
「はい、サヨナラ〜♪」と、はけようとする。
「君たちわかってるね」
と、光ちゃんご満悦。こういうのは繰り返さないとだめらしい。
でもって、
「DVDは綺麗な映像でみたいでしょ?」
突然そんなことを言い出します。なんの話かと思ったら
「ってことは、早めにいかなくちゃいけない。圧縮がね・・・」
とか言い出します。
いやだから、何枚組にしていただいても構わないから、私たち。
ノープロブレム。いっそ、百科事典並みの厚さになっても構わない。むしろそれ、希望。
と、かなり本気で思っていたら
「うーそ!(笑)」
なんだそれ!あんた、かわいいんですが!
でもって「なんか、話してー!」とせがむ会場に「なに?F1の話をしてほしい?」と言い出す光ちゃん。
いや、そんなことは言ってないが。
またですか!!!!でもいい、話して!
加重移動の話をし出す。途端に「もういい!」の声。空気読めないヤツのことはいいからもっと話せ。
で、はじまりましたよ、F1話が。
聞き入る場内。
「もういい!」の声をかけた目立ちたがりはどっか行きなさい。空気読め。ここは話をいくらでも延ばしてもらわないでどうするんだよ?
誰かが「よくない!」と言ったところで拍手が起きる。そうそう、私たちはちょっとでも長いこと一緒の空間楽しみたいのよ。今入れるべきは、もっと話を引き出す合いの手だ。
で、さらに光一さん、ブリジストンとミシュランの違いについて語り出す(笑)
みなさん、光ちゃんのタイヤうんちくに感心して「おおーーー!」とどよめく。どんなライブ会場だろう(笑)
この前のバーレーンGPの話をして「ミハイルには天候までが味方した」と敵チームの関係者を言わしめた逸話を話したりした。
だから、どんなコンサートかと(笑)
「さ、歌に参りましょうか」
言った瞬間、ブーイングする会場。
ふっと笑って「何?野球の話?」と言い出す光ちゃん。
巨人は今年調子がイマイチなのであまり語りたくない様子。
終わっても「まだ話せ」「もっと話せ」と要求する会場。
どうでもいいけど、ここで「剛くんの話、して」と言うばかものは今すぐ退場しろ。と思いました。あんたらTPOってもんを知らないのか?ソロコンやってる本人の話をして!って言うのならともかく。なんでここにいない人のことを話せと要求するのか、その神経がわかりませんよ、私は。
さすがに、引き延ばせる限界までいったものの、相変わらず「Dream Boy」の話になった途端ブーイングでもっとコールが起きる会場です。
ですが、いい加減進行がやばいとばかり、強引に曲に入る光ちゃんでした(笑)
「Dream Boy」は、本当に夢のようでした。ああ、あれはやばかった。今でも思い出すと七色の虹とシャボン玉が飛び交う(←どっちも演出にないから)
きゃあーーーー!!光ちゃーーーーん!!
なんかよくわからないけど、Mさんとばんばんお互いを叩きっこしながらけらけら笑い続けていた感じがする。どうやら、どっかタガが外れたらしい。
さすが堂本光一、やすやすと私の中のいろんな限界を超えてったね。

「Sweet Days」で近くに来てくれた光ちゃんが「Melting Snow」の夢のようなフライングで舞台に戻っていくと、いよいよコンサートも大詰め。
こんなに楽しくても、どんなに惜しんでも、やっぱり終わりはくるもんなのね。
SHOCKの千秋楽はいつも寂しいけど、こんなに寂しいと思うことはかつてなかった。KinKiコンだってそう。
愛情と情熱と技術と惜しまぬ努力と、いっぱい詰め込んだ夢のステージが佳境に入ります。

「愛のかたまり」で、途中光ちゃんは客席にマイクを向ける。
大合唱。みんな素直に光ちゃんの要求に応えてます。KinKiコンでも光ちゃん時々やりますが、いつもより大きな合唱。そりゃそうよ。だって、歌ってないとなんかもう泣けるから。

「Virtual Reality」は現在光ちゃんのソロナンバーでも最高峰に位置する難易度の高いナンバーだと思います。
ソロコンをやるってことは冬コンが始まる前に発表されていたけれども、冬コンでこのナンバーを観たとき、何が何でもソロコンに持っていって欲しい!と熱望したもんね。
曲もかっこいい。振り付けも細かい。照明も演出も、究極にかっこいい。
1+1+1+・・・一体いくつ足していけば、最終的に「Virtual Reality」にたどり着くんだろうか、と観る度に思いました。それは、光ちゃんの今回のソロコン全体についても言えることだけどね。
一人では成り立たない、一人から始まる、全員で一個の最高を目指して闘う男前集団(女性ダンサーズもちろん含)の作った作品なのだなあ、と。
特に「Virtual Reality」は、ソロコンの象徴ともいえる、恐らくもっとも自信をもっている、だからこそ本編ラス前一番いい場所に持ってくるナンバーとして選ばれたんであろう曲なので、そう思います。
完璧でした。
ソロコンは構成から何からほぼ完璧なんだと思うけど、心のどこかで次回のソロコンはこれを必ず越えてくるっていう信頼が光ちゃんにはある。
だから、光一ファンは止められない。

本編最後のごあいさつ。
噛みしめるようにいつも通りのはじまりで。
「ついに、ホントのラストがきてしまったな、と・・・」
声援と拍手。送ってくれたみんなに感謝の言葉をたくさん、たくさん。
それからいろいろと無理をいって、それを実現してくれたスタッフに。たくさん、たくさん感謝。
KinKiのふたりがそれぞれソロ活動をできるということ、その環境に感謝。
二人の活動に戻った時にソロをやることで得たものを持ち寄って、また新しいものを見せられるんじゃないかな、と言ってました。問題はどうやってうまい塩梅に融合させてバランスとっていいものを作り上げるか、だよね。冬コン、楽しみにしてますよ。
そして「ちゃんとソロ活動も大事にしていきたいと思います」と。私はその言葉もまた欲しかったから、とても嬉しかった。
お願い、またやって。
本編のラストの曲を「薄荷キャンディー」で締めくくるのは、光ちゃんがKinKiKidsをベース・・・あるいはHomeだと思っているという何よりのメッセージなんだろうなあ、と思っています。
そうして、明るく終わるSHOCKバージョンであることも、やっぱり必要なことだった。
KinKiからはじまって、KinKiKidsっていうかたちが自分の中にあるまんま自分の中で消化してひとりでステージに立つってことの意志表示。
この人の意志の象徴。
もちろん光ちゃんは、自分のソロコンは明るく、笑って「ああ、楽しかったね」と言いながら帰ってもらいたかったんだろうなあとも思います。
それがこの人の心意気。そんな感じがする。ラストは湿っぽいより明るくすかっと終わりたいんだよね。きっと。
いろいろとひとつの側面だけでは語りきれない沢山の想いをこめて、最後に選んだのはこの曲だったのね。
やっぱり本編のラストの曲は、それなりに考えに考えて選ぶものだと思いますから。

このソロコンは大阪初日にMさんとお隣同士で観て、オーラスもMさんとお隣同士で観ました。
そういえば、地方会場ではアリーナに何回も入ったけど銀テープが頭上に降ってきたのははじめてだったなあ。

「薄荷キャンディー」もそうでしたが「solitude」も大合唱になりました。
歌ってないと泣いちゃうじゃないか。
そして「- so young blues -」はもちろん、はじけましたとも。
曲が始まると、背後のスクリーンには「祝!千秋楽!」の文字が映りました。せ、千秋楽って……舞台の時には使うけど、ライブの時に使うかな?というのはこの際なし!会場大盛り上がりですよ!
ここのスタッフ最高!大好きだー!
こういう細かい心遣いに、スタッフさんたちが今回のソロコンに対して自信を持ってやっていたのね、という証左を見いだしてはうるうるしちゃいます。
3日の日にたまたま目撃した、スタッフさんたちが何人もアリーナ最後方ブロックの更に後ろで仁王立ちになって微動だにせずステージを見つめていた姿を思い出しますよ。
あれはスタッフからの「いい仕事させてもらったよ」っていう御礼の拍手だったんじゃないかなあ、と思います。
MAとのからみも見納め。ああ、ホントに見納めだよ。
もう、おおはしゃぎですよ。
あっきーを転がし、屋良くんと抱き合い・・・と思ったらあっきーが後ろからがばっと熱い抱擁。
向かい合って町田・米花といつものくねくねうっふんダンスと股くぐりのあとで、ええい最後だ!無礼講でいっとけ!とばかりに町田抱きつく!米花くんも抱きつく!
がっつがっつとMAから男らしい(笑)愛を表現されて光ちゃん「熱い抱擁でした・・・」と楽しげ。
こういうスキンシップ、後輩くんたちからやられるの慣れてないからドキドキしながら、それでもやっぱり嬉しかった模様。
MAのアクロバット競演。町田もがんばった。屋良くんもがんばった。米花くんもくるくるくるとありえないくらい回ってくれた。
そしてあっきーは光ちゃんのことを肩車してくれたよ!おおはしゃぎだ!
「恐い」「恐い」
言いながら、光ちゃん楽しそうで嬉しそう。
この人たちがいてくれたからこんなに楽しくていいものになったんだな、と心から思う。
ステージ上をめいっぱい走り回って、MAとおおはしゃぎして、満足いっぱいの顔で「ありがとう」を繰り返すあなたは本当に素敵だ。
そうして、ラスト。
もちろん、このままじゃ帰らせませんし、帰りませんよ、私たち。

アンコール大合唱。場内アナウンスに負けるもんか、と大アンコール。アナウンスかき消して大コール。
と、アナウンスの途中でバックのメンバーと一緒に出てきてくれました、光ちゃんです。
手に何やら紙をもってますが、それはなんかの告知?なに?

「アンコール、みなさんありがとうございました。ずーっと・・・10月くらいから駆け抜けてきましたがこれでラスト。でもこれで終わりじゃないんでまた新しい一歩が踏み出せるんじゃないかと」

みんな拍手。

「ひとつ気になるのは、ステージに上がるまで中を観ないでください、とスタッフに手渡されたこの紙なんですが・・・」

スタッフは一体どんなメモを渡したんでしょう?

「KinKiKids解散・・・?うそだよー(笑)」

会場との一体感を疑っていない「うそだよー」ですよ(笑)なんかこの言い方がすごくいい。めちゃめちゃいい。気の置けない感じがしてすごくすき。
ここに集まっているのは自分の味方だって、ちゃんと理解してくれてるんだなあ、という響きがくすぐったくて気持ちいいです。
お互いを信用しあってるアーティストとオーディエンスのそれだ。
光ちゃんはここにいるみんなが自分を好きでいてくれること、自分の声をちゃんと拾って汲み取ってくれるってことを知ってるし、我々は光ちゃんが期待したものをちゃんと惜しみなくくれることを知っている。
そういう感じ。
蜜月な、いい空気です。
そして、光ちゃんは渡されたメモを観て「さよならっ!」と叫ぶ。
我々は何が何やらわからずに悲鳴、と光ちゃんを動揺させた内容が知りたくて「なにー?」と尋ねる。
光ちゃん、笑いながら応えてくれました。

「歌詞カードや・・・しかも、しかもやで?『僕は思う』・・・絶対ヤ!絶対イヤやん!レコーディング以来歌ってない!」

叫ぶ光ちゃん。
場内、大拍手。そして喝采。
スタッフさん偉い!スタッフさん素敵!スタッフさん素晴らしい!
光ちゃんがもしも舞台袖でメモの中身観たら、絶対拒絶していたと思う。光ちゃんの性格知りつくしたスタッフ様の私たちに対する最高のプレゼントですよ。
ありがとう、ホントにありがとう。
なんと御礼を言っていいやらわからない。
光ちゃんが拒絶しきる前に、流れるイントロ。ホントに光ちゃんのことよくおわかりで(笑)

「みなさんも一緒に・・・」

そうして、光ちゃんはちゃんと歌ってくれました。
こういう時、割と光ちゃんて断固としてやらない方なのに。スタッフの心意気と我々のために。
ありがとう。ホントにありがとう。

「ひどい仕打ちだ。ひどい仕打ちだよー。こんな曲でどう盛り上がれっつーんだ!」(←明らかに照れている。わかりやすく照れている)

とか文句言いながら「秋山歌え。秋山(銀狼に)出てたやないか!」(←どうしていいかまだわからなくて、とりあえず他にふってみた。でもあっきーは当然拒否。よくわかってる。本当によくできた人だ)と言いながら、それでもちゃんと光ちゃんはフルコーラス歌ってくれました。
場内、光ちゃんのサポートとばかりに大合唱。
だって、歌ってたって泣けちゃうからさ。
いろんなものに、じん、とした。
ちゃんと歌ってくれた光ちゃんに。
粋な計らいをしてくれたスタッフに。
光ちゃんのバックで歌に合わせて手を振ってくれたメンバーに。
観客に。
光ちゃんの優しい歌い方は、とてもとても染みました。
歌い終わって「ひどい仕打ちですよ。びっくりした。しかもこんな古い歌」と笑いながら言う光ちゃんです。本当に不意打ちだったみたいで、どうしていいのかわからず混乱は続いている模様(笑)なんつーか、愛しい人だ。
「(この曲)知らんやろ?」と尋ねれば、はいお約束の場内一斉
「知ってるーーー!!!!」
「あ、そう・・・(笑)」
照れた光ちゃん、あるいはどうしていいかわからなくなった光ちゃんは、いろいろ言葉を探して町田の肩に手をおく。

「これで終わりだな!」(←思うに歌っちゃったことに対してまだ照れている)

町田小さな声で「捨てないで・・・」と呟く。町田、報われたな、町田、ホントに報われてよかったなあ。
町田の声に「捨てないよ」と笑う光ちゃんです。

そして、改めてメンバーにスタッフに最大級の感謝を。
テリー&モーリス、G-ROCKETS&ダンサーズに。
MAに。
スタッフの皆さん全員に。機材にまで「がんばった」「がんばった」と拍手と感謝を捧げる光ちゃんです。
たくさんの拍手。たくさんの感謝。
全てのものに。
「ステージが終わるのは名残惜しいものがあるけれど、最後ではなく新しい一歩として今後につながっていくようにしたい」
と光ちゃんは言いました。
最後に私たちに大きな声で「ありがとう!」と何度も言って光ちゃんはステージを去っていきました。

いいオーラスだったね。
いいソロコンだったね。
楽しいことしか思い出せません。そして次はもっといいものが観れるんだなあ、という確信があります。
ソロコン、最高でしたよ。
私に後悔があるとすればただひとつ、全ステできなかったその一点だけだ!(笑)
ありがとうがたくさん言えるのは、自分がいる場所ややっていることがひとりではなしえないものだという当たり前のことをちゃんと知っているからだと思います。
それをきちんと口にすることで、また新しい信頼が深まっていくんですよね。
かっこよかったよ、光ちゃん。
いいもの見せてくれてありがとね。
そして、走り続けた半年間、ホントにお疲れ様でした。
またいいもの見せてください。


 

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