ひっさしぶり。
ひっさしぶりのソロコンだ!
なんだか緊張してしまうのは私だけじゃないはず。前日まで。正確には当日の午前中までぐずぐず引きずっていた風邪とかそんなこと言ってる場合じゃないですよ。
なんとなく会場全体が緊張気味?そんな始まりの10月ラウンド。
最初のMCにて光一さん自身も実際
今日から三日間、追加公演でございます!
本来なら、もう終わってたはずなんですけど。
と笑いながら言ってました。
それと同時に
三週間ぶり。
三年ぶり、三週間ぶり、三日間公演の三並び。やってる者にしてみれば、三週間ぶりというのは結構空いている感じがします。とりあえず、オープニングから今んとこ、完璧です
とそりゃもー自慢げに。
もちろんそこはみんなからひゅーひゅー攻撃入りますよ。笑いながら「そんなこと当たり前や!」と言ってました。
お客様にお見せするものは完璧で当たり前ですから
と笑っている。
今日も笑顔が多いライブです。
札幌から時間空いたし、光ちゃん本人的にもオープニングにここはひとつ景気づけに大きな声でいってみよう!と思っていた割に
みんな最高の思い出にしていきましょうよぜい
なんだか日本語がかわいそうな一発目になってしまったと本人自己申告。
まあ比較的毎回何いってるかしかとはわかりませんので特にそこらへんの問題は大きくはないかと思われます。
本人的には
空いている三週間の間に何か一曲……
作ってこようとは思ったらしいですが、
できませんでした
とあっさり残念なお知らせを。
会場は「えええええええ」と満場の残念コールですよ。だって、新曲〜!
そうしたら
無 理 だ っ た の 。受 け 止 め ろ
短く言葉を切りながらの光ちゃんのその言い方にまた笑っちゃうわけで。
まあ3年で2曲の人ですから(笑)ちょっと残念だけどそれはいいのよ。
うん、そんなオチだって思ってたし。さほどダメージはないのよ。
むしろ、新曲作るか!って思ってくれてたその心意気がうれしいのよね。
三週間ぶりということでいまひとつリズムがつかみ切れていないという光一さん。
でも、ノリノリの光ちゃん
今日は黙っていてもみんなが空間を埋めてくれる気がする。最後のピースはみなさんがはめてくれる
とまで言ってくれてました。
うれしいこと言うなあ。その後すぐに照れちゃってとぼけたって、もう気持ちはちゃんと受け取った。
それにしても光が。
光が圧倒的です。
光ちゃんのソロコンのライティングワークは日本一だと、改めて思いました。
とにかく、緻密。
音符ごとに切り替わっていく様子はここまでくると芸術の域。
キャストを照らすライトが切り替わる。色が切り替わる。音楽が可視化している。
それと同時に、久しぶりに観て、改めてこのコンの構成は男前だと思いました。
例えば過去のソロコンのDVDを観ているとして。ついつい手が勝手に動いてリピートしちゃう曲ってあるじゃないですか。
あれが好き、これが好き。人によってそれぞれさまざまですがおそらく多くの人が「これは」と思ってリピートしてしまうだろう曲を選りすぐって集めてきて再構成してのけた。
BPMのセットリストって、光一ソロコンのベストパフォーマンスを出し惜しみ一切なく、それでいてそれぞれちゃんとアクセントと流れを作って新しいものに創り変えちゃったなあと思います。
単なる再現ではなくて再構築。
今現在、30歳の今の自分だからこそできるパフォーマンスを
とMCで毎回言っていますけど、ホントにそのまんまの心意気で自分の中での一番だけを持ってきている。
それが男前でなくてなんだと言うのかと。
当然、ベストのPerformanceでありMusicと光一さん自身の中で位置付けているものですから、次にソロをやる時にはこれを超えていかなくちゃいけない。
BESTと銘打ったこれを、です。
それをわかっていてあえて望む光ちゃんは本当にかっこいい。
過去の自分、しかも最高の自分が次の比較対象になるわけで。
わかっていてもあえて挑むところがこの人らしいなと思うと同時にすごくかっこいいんだよなあと思います。
拓郎さんじゃないけど、戦う王子様だなあ。
日替わり、Awakenは町田さん。
ずーっと光一さんを見つめながら歌い、特にミスは見つけられないままにでもやっぱり堂々とはけていきました。
奈落に。
そして再登場の時にはつけっ鼻にめがねに、つけ眉につけひげ装着状態。
どうやってか、眉だけがはげしくぴくぴく動いて、
それどうなってんの?
誰?
と光一さんに言われていましたよ。
Gyoの時は久々に暗闇Deセクハラされていたみたい。
普段でしたら一曲終わったところで速攻犯人探しの詮議に入るところ。なんですが、そこは3週間ぶりの光一さん。曲終わりにまず指摘するところは他にあった。というよりできちゃった。
最後のサビのところでNoMoreの振り付け間違ったと自己申請。これまではパーフェクツだったのに最後のサビの振りを間違ったと自らみんなに告白する潔さ。
というわけで、自己申告したからには再度挑戦。だけど合わない。なぜか合わない。
散々ステージで何度も合わせ
違うの!俺、歌うたうからそこから入れないの!てゆーか、そういうものなの!
と駄々っ子全開。
みなさんから「2カウント早い」と指摘され、それでも合わない。おいおい。
何が正しいのか、やればやるほどに真実を見失ったらしい光一さん、しまいには「見てる」とみなさんの踊る正しい振りを確認する始末です。
やっぱり客観的に見つめ直すことが功を奏したらしく、ようやく自分を取り戻した光一さん、いっしょに動いてみてやっと、綺麗にそろえることができました。
やったね。
それでようやく気持ちよく次のトークコーナーに移れるってもんです。
確か先月の横アリではステージ上に落ちていた、前日のHey!Say!JUMPの銀テープを拾ってましたが、今日はステージに落ちていたイヤモニの先端を拾ってました。
ステージ上でこんなに落し物拾う人というのも珍しいんじゃないでしょうか。
そうして、修学旅行の先生のごとく探してあげてましたよ。落とした人は町田さん。落とした人としては一番ネタ的においしい人。でも、ホントに町田さんのイヤモニ先端だったんですよ。
そんなとこまで空気読む読む。さすがです。
あ、ちなみに暗闇でセクハラして触るどころか光一さんを握っちゃった人は辰巳さんでした。
それとどういう記憶が呼び起こされたのか福ちゃんに
昔横アリでkinkiやってた頃に小さいKinKiやってただろ?
と尋ねてました。
本人それは覚えていたけど、自分が剛くん役だったのか光ちゃん役だったのかは覚えてなかったというオチ。
ちなみに光ちゃんが「何色だった?」と尋ねて「青」と応えたから「剛役だ」と納得しておりました。
MCは先週のF1日本GPがいかに楽しかったか、満喫してきたか、芸能人パワー炸裂していたか、という話が7割。横浜秋のパン祭り3割。
ほんとに楽しかったみたいですよ、日本GP。
スリックタイヤを眺めながら一言発した
美味しそう……
という言葉に、マネージャーが
そこまでいくとキモいっす
とどんびいていたそうです(笑)うん、なんかそれは超えてる。
他にはロス・ブラウンに会ったこととか。
ネットの評判と論調を知ってか、本来は副音声の仕事はなかったのにきくちPが「番宣みたいなことできないかなあ」と言ってくれたことがきっかけで副音声仕事になったとか話してました。
どっちが先だったのか、というのは結構重要なことですね。
あ、一番最初のこのお仕事依頼はホンダ技研さま。前夜祭と本戦前のトークイベントがそうみたいですね。そんで、あとから副音声がついてきた、と。確かに最初の報道は「前夜祭参加」でしかなかったですもんね。
現地ですぽると取材の太一くんに会ったそうで、彼が「光一の気持ちわかったよ」とハマりそうな気配を見せていたらしく
ちょっとずつこちら側に引き込もうかと
と、頭の中でいろいろ計画練っているらしい堂本さん、30歳。
予選の日はパドックパスとVIPパスをもらったとかで、セレブの皆様用のレストランとか施設を利用させてもらったそうです。
そのこと報告しながら鼻たっかだか。天まで伸びる勢いでした。
そーかそーか、うれしかったか。
ゲートくぐった時からそこは外国。
通る人々みな、VIP。
ホームストレート前のブースにあるレストランは訪れるVIPのみなさんのために、テーブル上に冷えたシャンパンが最初から栓を抜いた状態でクーラーにスタンバイされている極上空間。
ですが、堂本さん。
F1のセレブ待遇といっても、そっちじゃなくてもっと違う感じの方がうれしい堂本さん。
レストランのメニューもウェイターも英語づくしだったのにへこたれて、本戦の日はフジテレビスタッフテントでカレー食べてたとか言ってました。
発砲スチロールのお皿とプラッチックのスプーンが落ち着くと自己申告する、庶民派アイドル堂本光一さん。
ちなみに予選の日は、特別にレースのすべてが監視できる中央コントロール室に入れてもらえたそうです。
光一さん的にはパドッククラブ入ることよりも何百倍ものセレブ待遇といえましょう。
ちょうど予選はイエローフラッグ時にファステスト出しちゃった人がいたんですが、光ちゃんが案内されて行ったらちょうど、バリチェロ、バトン、アロンソとハイドフェルド、あと誰だ……が呼び出されて何やらしゃべってたそうな。
そんな横を通って、レース監視の心臓部を見学させてもらい、それだけでおそれ多いからとさっさとそこを去ろうとしたらさらにその隣にあるというプレスカンファレンス(1位から3位が並んで会見する場所)を見せてもらい、さらにその場所に
座ってみなよ
と言われて固持したものの結局、座ってみたらしいです。
その、記念写真がでました。
すっごい。これは、すっごい。
ほんのちょっと前までベッテルが座ってたところに堂本光一が座ってるって、すっごい。
そのまま多分だれも座らなかったと思うので、そうするとなると
ベッテル・光ちゃん・ベッテル
のベッテルサンドだあ、とぐるぐる考えてました。
あそこ、ほんもののあそこに座れるなんてさすがだ。
そして表情がなんともいえない。緊張とも違うし笑顔崩壊っていうのでもない。
光ちゃんはうれしいというより畏れおおいという気持ちの方が強かったみたいで、またそれもなんかいい感じでした。
そういうのが出てる表情だなあと思った。
なにしてんねん。怒られるわ!
と自分の写真に向かってつっこむ光一さん。まあ見せてくれる前に散々
これはやっちゃいけなかった
とか言ってた位ですから。
それにしてもあれですね。
この写真を見せたかったのね。見せて自慢したかったのね。というのが匂い立つようでおかしいやらかわいいやら。
パン祭りは、さすがにF1祭りの前では一時休止なかんじ。
いや、お目目のアップだけでコンマ1秒でパン様あてクイズに正答し、でてきた写真が写っている中央、左、右のモニタに向かってそれぞれ
こっちもかわいい。こっちもかわいい。
と結局はどのモニタで見てもかわいい、パン様の奇跡について語ってましたので、通常であればこれは「休止」とはいえないレベルだったことはお伝えしておきます。
ちなみに本日もパン様は楽屋にスタンバっているそうでした。
パンちゃんは、楽屋のトップアイドルなので、光ちゃんのライブを観にきたお客さんが楽屋にあいさつにきた時に、ほぼお客さんのごあいさつはパンちゃんに集中するんですが、パンちゃんも心得たものでしっぽびんびんふって歓待の意を表しているのだそう。
ただし、飼い主的に光ちゃんが気になるところといえば、
みんなにはやるのに、オレにだけはやらないんだよなあ
本気。あの人本気でそう言ってましたよ。
ものの本によると、犬と飼い主の関係というのは特別で、パンが光ちゃんを「特別」と思っているからだ、とあったそうで。
そう思うことにしてるんですって。なんかカワイソウ……
ちなみに、わんこと遊ぶ時には飼い主の目よりも高くあげて遊んじゃだめ……要するに高いたかーい、ってやると犬は自分のが上だとだんだん思うようになっちゃうとか。
ですが、光一さんは
それじゃおもんない。
と、平気でたかいたかーい、やってるらしい。
なんだその花園な絵面。
いいな、それいいな。
三週間ぶりに観たソロコンはなんというか、いろいろ越えていた。
もう何度も観ているはずなのに、越えていた。
やっぱりあのパフォーマンスレベルのてっぺん越えぶりはすごいですね。
わかっていたけど、改めて恐れ入った。
あの人すごいわ。すごいよ!
月夜の光ちゃんは月下を舞う銀色のちょうちょみたいでした。
きれいで、でもやっぱりどことなくはかなさが漂う。
なのに下弦になるとぐっと世界を背負う絶対的な何かが一瞬にして生まれる。
和だという共通項がありながら、テイストがまるきり違う曲ならではの落差が気持ちいいです。
こういう感覚に訴えるようなギャップがたまらない。一曲ごとに別の世界が存在していてひとくくりに○○系と言い切れない広さ……というより奥行きと言った方がしっくりくる感じがあるんだよなあ。
あの感じだけは、どんなに言葉を尽くしても表現しきれたことがないです。
あとたった二日で終わってしまうのが惜しいなあ。
ところで今日は光ちゃんの口からより具体的に「前回は三年待たせてしまいましたけど、今度はホントに近いうちに」ということばが聞けました。さらには「次回は僕からのお返しをぜひ楽しみにしていたければ」という言質もありました!
アンコールでは
また必ず近いうちに!お会いしましょう!
と力強く言ってくれましたよ!こんなにはっきり言ってくれるとすごくうれしいじゃないか。
Wアンコールでは
こんなに楽しい時間が作れるんだから……
と、時折言葉を詰まらせながらとてもうれしそうに言ってました。
そして何度も
明日、あさって
と繰り返すのでなんだなんだ?と思っていたら
明日あさってあたりご報告できることがあるんじゃないかと
とまで言ってくれました。
あさって!あさって!
いよいよいろいろ具体的になってんでしょう。言えないだけで、でも言いたいなあ、という気持ちが伝わってきてとてもうれしい。
すごくうれしい。
MYWISHはこぶしをつきあげての
あらよっと!
要求。
なんだそりゃ。
しかも、思い切って歌詞途中で間違ってたし。その間違った理由を「みんなの声が足りないからだ」と責任転嫁してるし。
コーラスもちゃんと「あらよっと」やってくれてて、光ちゃんが笑ってました。
今日はなんかいい笑顔だった。にっこにこ。
お客さんの雰囲気がよかったからでしょうか。三週間ぶりでいつもより多めに回っている光一さんのリズムにあったのか、なんだかすごくいい笑顔が多かった。
ソロコンの空間はほんとにしあわせになれるなあ。
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