第四話「一緒に死のう」 2000/5/3 22:20〜23:20
◆あらすじ◆
達郎は結局、輝の分の借金も肩代わりすることになってしまった。
タマキは輝が「京子のことをすきなのではないか?」と言い出すが達郎はとりあわない。
京子の絵を描き続ける輝を見たタマキは、京子の職場に輝を連れて遊びに行く。そこで、輝は京子のパソコンに興味をみせた。
輝に癒された京子は、ひととき公園で自転車に乗って輝と戯れる。
輝は、その時から自転車に対してひどく興味をよせるようになった。
そんなおり、智也の母が銀行を尋ねてきて、京子に智也の家庭内暴力のことを口止めする。智也とも満足に話ができない状態の京子は智也のカウンセリングを薦めるがとりあってもらえない。
その帰り智也の母は、偶然智也に階段から突き落とされてしまう。
心身共に疲れた京子が帰宅すると、いつの間にかパソコンをマスターした輝からメールが入る。京子はパソコンを通じてはじめて自分に語りかけてきてくれた輝に感激した。
翌日、かおりの会社のパソコンを無断で使った輝のことを訴えにかおりが達郎の元へやってきて、重要なデータの入ったパソコンを勝手に使った輝をクビにすると通告した。
達郎は、プリントアウトされたメールを見て、はじめて輝が京子に好意をもっていることを確信した。
そして、なぜ突然輝が自転車にこだわりだしたのかも知ると、京子がメールで約束した時間と場所に、自転車で輝に行かせてやろうとふたりで自転車に乗る特訓をして送り出してやる。
ところが、京子は前夜から失踪した智也を捜すのに夢中なあまり、輝との約束を失念してしまう。
街角で偶然京子に出会い、約束の反故を知った達郎は京子に「二度とあいつの前に現れるな」と言ってひたすら京子を待ち続ける輝を迎えに行った。◆感想◆
いいですねえ。
あの兄弟はいい!
達郎は愛する対象を見つけてしまったから、それはもう無制限に愛してしまったのね。
達郎の表情がいいです。今回は輝ちゃん&京子メインの回だったから、達郎の出番そのものは今まで比べて控えめなんですが、もう、その場面のことごとくがすごく印象的だ。
本当にいい表情してるのよ。
全編、もういい顔のオンパレード。
輝ちゃんが京子をすきだと気付いた時に振り返った顔とか。
京子が輝ちゃんとの約束を破ったと知った時のすーっと表情が消えていくところだとか。
三人で「怒濤の愛」(素晴らしい!)を見ているだらーんとした表情とか。
自転車特訓してる時の顔とか。
DVD出してくれ、DVD。買うから。
そして、珠玉の名場面と言って差し支えないあの夕陽のオレンジに満ちた公園の場面!!!
わざとそっけなく立ちつくす輝に行って帰ろう、と促し、輝が後を着いてこないことを心配して振り返る達郎。
ようやく、達郎を見て(この時の輝ちゃんの目が!素晴らしい!)オレンジのまーるい太陽の中達郎の元に走りよる輝ちゃん。
離れては止まり、輝ちゃんを待つ達郎。
そうしてふたりで自転車に乗っておうちに帰るんだ。涙。
そうして、輝ちゃんはそーっと達郎の背中に顔を押しつける。泣いたーー。
わかならいけど、なんとなくそうしたかったんだねえ。
それが悲しい、ということだと、輝ちゃんはわからないのだろうな、と思うとまた切ない。
私、号泣です。
あの兄弟のシーンはどうしてあんなに切ないんでしょう。
切ないのよ。
なんだか。
達郎が切ない。達郎が見ている輝ちゃんが切ない。
今回は特に、本当に映像がきれいで。
公園で輝ちゃんと京子が語らう時の、目に痛い程の白と青と緑と、一転兄弟がたたずむオレンジの世界と。
泣けるね。
雨宮Dにファンレター書こうかと本気で思いました。前回の古賀Dも素晴らしかった。
達郎の表情だけで、今回はOKなくらいだったわ。
細かいことはまた明日。
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