第七話「三人の関係って素敵です」 2000/5/24 22:00〜23:00
◆あらすじ◆
達郎と輝は離ればなれに暮らすようになった。
それを預かり知らぬ京子は、故郷の街から達郎に手紙を寄越す。
殴られ屋の仕事も思うように収入を得られず、達郎は食うのにも困る状態に。だが、輝は豪華ホテルのスイートで贅沢な日々を送り、タマキは夢を捨て金のためにキャバクラに勤めるのをやめない。
達郎はそんな時に尋ねてきたかおりにほだされ、彼女を抱きしめてしまう。
たまたまその場面を目撃したタマキはショックを隠せない。
日々増えていく借金を返せずに窮している達郎に、安原は再び拳銃を渡し、人殺しを依頼する。
だが、断固として達郎はそれを拒絶した。
一方タマキは、キャバクラの同僚に売春を薦められ客の元に足を運んでしまう。
自分の借金のためにそんなことまでタマキがしていることを知った達郎はタマキを助けるためにホテルに乗り込む。が、既にホテルには彼女の姿はなかった。
とぼとぼと家に帰ってくると、客に殴られアザを作ったタマキが待っていた。
それでも何もなかったように達郎に接しようとするタマキを、はじめて達郎は抱きしめる。
そして、タマキや彼女同様自分の借金を返すために安原の元で働いているらしい輝のために、達郎は依頼されていた人殺しを安原に承諾した。
ターゲットのいる病院に潜入した達郎は、すんでのところで思いとどまるが、ターゲットは肺炎を併発して死んでしまった。
当然、それで借金が帳消しになるわけでもない。
再び、借金と向き合うことになる達郎。
安原の事務所から戻ってきた達郎に、ひとつのニュースが飛び込んできた。
かおりが、カード詐欺の容疑で警察に事情聴取を受けたというものだった。
タマキは、輝が安原のところで、その片棒をかついでいるのではないか?と達郎に申告する。
胸騒ぎを覚えた達郎は、ホテルに輝を救出に行く。すると輝は縛られて監禁されていた。
とにかく助け出し、3人で逃げようとするその前に、安原が立ちはだかる。◆感想◆
かっこいい。
達郎は本当に、本当にかっこいい!
今回はなんだかずーっと切なかったです。
大切なひとが遠くに行ってしまった気がして、孤独に戻ってしまった達郎が切ない。
そして、実は大切な人たちは自分のために一生懸命になるあまり、取り返しのつかないことをしていたり、しようとしたりしていたことに気付いた達郎があまりにも切ない。
やっぱり、あの野獣キス(笑)もかっこよかったですー。寂しさに負けて同じ寂しさを持っているかおりを押し倒す・・・いっやーん。素敵。
でも、一番の男前ポイント到達点は、なんといってもタマキを屋上で抱きしめる場面でしょう!!!!
タマキにとって、達郎からタマキへのアプローチははじめてのことだったに違いないから、自分を心配していてくれたことだけで、胸がいっぱいになってしまったその心がもう、痛いほどわかる(T^T)
あれはうれしいですよ。もう、キャバクラ勤めも売春未遂も、ついでに言えばかおりとのキスシーン目撃さえも棚においてしまえるくらい嬉しい。
すきな人が、はじめて自分を向いて「心配してた」と言って抱きしめてくれたらあなた!
泣けちゃうほど嬉しいでしょうよ。
そして、達郎はまたタマキと輝のために人殺しを決心までする。
途中、バンデージの下の入れ墨を見て思いとどまったってことは、やっぱり後半ののキーポイントになるんでしょうけど。
ああ、そしてそして白衣!フレームレスのメガネ!聴診器!
きゃああああ。
光一ファン向け超サービス映像ありがとうございます!
アタクシは倒れそうです。医者モノすきなのよ。冷徹なインターン役希望!
ぜひぜひぜひぜひ!!!!>各局ドラマプロデューサーの皆様
先週、先々週と私的には今ひとつ盛り上がりに欠けたんですが、今回は沸点に達することが多くて大変でした。
京子の妊娠。ますますパワーアップしてきた智也親子。
来週は逃亡の旅のはじまりか?
目が離せません。面白いぞ、これ。
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