HongKong Japanese

コンレポです。
今回はわたしなりにがんばってみたんですけど、ザルっちい記憶ですんません。
2日目と、街中レポは順次UPしていきます。

KinKiKids 1st ASIA Tour mireniumConcert in HongKong

2000/2/26 at hong kong convention&exivisioncenter
初日です。
すったもんだの末会場についた私たちは、オフィシャルチケットオフィスでチケットをGETしていたため、18:00から開始しているというチケットの引き換え場所へ。
ところがこれが見つからない。先方からの連絡ではコンサート会場の入り口脇あたりにあるような指示だったのが、どうも当日になって変更になったらしく、コンベンションセンター3Fの入り口まできたところで係員に「1Fに行け」といわれる。
見つからない。
コンベンションセンター内は同じ目的だと思われるチケット難民がうろうろ。大抵言葉が不自由な上に、スタッフとおぼしき人に行きあたっても、言ってることがばらばらでわからない。やっと目的の場所を見つけた時の喜びはひとしお。結局プレス入り口なんかと同じ場所に併設されていました。全然場所が違うやんけ。
会場となった香港コンベンション&エキシビションセンターは日本でいう東京ビッグサイトや幕張メッセのようなところで、巨大な建物の中にいくつものホールが収まっているため同じ建物目指してやってくる人のすべてがコンサート目的ってわけじゃないのもややこしい原因。
無事にチケットもぎってもらった後で入場した真の会場入り口付近では、5つほどのお祝いのお花が。
いずれも現地の関係会社かららしく、「KinKiKids-SAN」というおふたり連名のものと光ちゃん、つよ、それぞれへのお花とがありました。いわゆる日本の生花とは趣が違うエキゾチックな南国ムードセレクションのお花で、先に行われた会見の時にふたりがもらっていた花束の色合いでそれぞれに贈られてました。
私のイメージだとブルーや白は光ちゃんでオレンジとかの色みってつよって感じがするんですけどね。華やかな色あいのが光ちゃんに。落ち着いた色味のがつよに。そんな感じでした。
さて、会場。台湾ではオフィシャルグッズは一切販売なかったようですが、香港では、この前の冬コンパンフとうちわ、それとシールが売っていたようです。香港限定グッズとかいうものはありませんでした。パンフは日本のものとまったく同じ。現地語には翻訳されてはおりません。
あれじゃ香港の人たちには読めないと思うんだが、いいんだろうか。
さて会場ですが、広い地べたです。で、後ろの方だけ仮設の雛壇スタンドが設けられていて、冬コンというよりもこの前の夏コンのセットを思い出せばぴったりきますね。Eを横にした形。横アリや城ホールようないわゆるスタンド席にあたるところはありません。
この日はこの仮設スタンドを数段登ったところにある席で、光ちゃん側花道の正面。
400HKドル席でも結構後ろの方ですね。でも、ドームふたつを経験した身にとってはひじょーーーーに近い!たかが10倍の双眼鏡で満足できるほどに近い!
前の席には現地在住の日本人とおぼしきおばちゃん(本人談)が小中学生くらいの男の子を3人連れてきてました。後ろはこれまた現地在住のサラリーマンふたり連れとそのお知り合いらしき香港人のおじょーさん方。
現地のKinKiKidsファンというのは、基本的に若い女の子が中心のため400HKドルというA席の値段設定では割高感を感じるようですね。そのためかB席C席の方に向かう子はほぼ香港の女の子たちでした。
驚いたのは日本でも比較的多くなってきているとはいえ、男性の数がすごく多い。男の子だけで来ている子も多く「香港って男性のKinKiファン」が多いのね、とびっくりしました。そういえば、前日に行ったHMVでは視聴コーナーでCalbumを熱心に聞きこんでいる男の子を見かけたっけ。
日本では台風でもないかぎり定刻になれば容赦なくはじまるジャニコンですが、香港ではそもそも定刻スタートということがありえないそうでコンサート開始は約30分遅れ。
確かに定刻過ぎてからくる人がものすごく多かったな。
さて、コンサート開始です。
ベースは冬コン。衣装もほとんど同じものでした。
中央花道前方に突如現れるおふたり。曲は「雨のMelody」
普段ならこの曲間にごあいさつが入るところが、なしで、続けて歌へ。ちょっと表情が硬いか?笑っていないのは確かだ。続いて「スッピンGirl」曲終わりでメーンステージに戻り白エナメルのジャケットを脱ぐ。
ぎゃあ。
なんか、いつもより脱ぎっぷりがおよろしいのは気のせいかしら?正面向いたまま脱いでるんですが。いつもは後ろ向いて脱いでないか?
「NaturalThang」までは冬と変わらず。中央花道の先まできたら次に来たのは「はぴぐり」!おお!ハピグリ!
このコンで多くの人がはじめてKinKiに接するわけだってんで、どうやらシングルヒットコレクションをやるとみた。いやん、うれしい。
で、この曲の後に、花道の先っぽでごあいさつ。
広東語で「堂本光一です」「堂本剛です」
覚えてきた広東語は「ありがとう」「堂本光一です」「堂本剛です」「愛してる」「おれたちがKinKiKids!」くらいかな?あとごあいさつ言葉をひとつ。
つよは特に二日目は広東語で「あいしてる」連発して大声援浴びてましたが、光ちゃんは覚えてきていてもなかなか「愛してる」とは言えないのでした(笑)母国語で「愛してる」っていうよりは外国語の方がだいぶ言いやすいはずなのに、ああ、かわいい。
会場にいた日本から来たファンは当然このあたりのご挨拶は「恐らくこう言ってるに違いない」という推測をめぐらせているんですが、香港のファンはとにかく自分たちの母国語でしゃべってくれているKinKiがうれしいんでしょう。会場はごあいさつの時にものすごい声援につつまれておりました。
そしてそれを確認してほっとする日本からきたファンたち。
自己紹介をした後は力いっぱい日本語で「最後までよろしく!」と言ってましたね。まあ、その辺はニュアンス、ニュアンス。
Jr.コーナーではジャニーズ伝統芸能の1、「三味線ブギ」なぜか「青い山脈」そしてびっくり「A・RA・SHI」
前日から友達とラジオで光ちゃんたちが歌っていた「A・RA・SHI」の替え歌で大盛り上がりしていた私は歌っていた屋良くんたちには申し訳ないがつい爆笑。
で、この時すでにステージでスタンバッていた光ちゃんが冬コンイチオシ衣装、真紅のハイネックロングジャケット&パンツで、龍の頭をかかげて登場。
もうこの時点で倒れんばかりのいきおい。
冬コンの「FUNK2000」へ突入。私はこれ、だいすきだーーーーー!!!
真紅の衣装は光ちゃん似合いすぎ。ボディラインがきれいだからスリムな体型がまた映える。
かっこいい、かっこいい、ああかっこいいかっこいい。
うわごとをつぶやき続ける私と友人。双眼鏡になれ、おれの目!ってないきおいのその姿を後ろのサラリーマン'sはどう見たのかは考えまい。
「未練酒」は、冬コンと違って抱き合ったりはしませんでした(笑)光ちゃん、後ろからつよの衣装をひっぺがして、「FUNK2000」後半戦へ。
お二人並んでDANCETIME。歌うわ踊るわ、これぞジャニコンの真骨頂。
そして、つよがメインステージ後方の壇上で、しっとりとサビを歌いはじめると、冬コンではここではけていた光ちゃんが舞台に残り中央でJr.を待っている。
何かと思えば、衣装と仮面を持ってきたJr.に取り囲まれる・・・ま、ま、ま、MASKーーーー!!!
ぶっちぎれ。からくりわかっていてもぶっちぎれ。
そのままMASK第一幕ラストで龍退治に参上した巫子姿でつよの歌に合わせて仮面の舞を舞い踊る。
舞台わきから布の帯が幾筋か現れては、巫子の姿を飲み込んだりまた現したり、そして、布の帯が去ったあとにすっくと立ったそのままに、MASKをはがすとそこにはソロモード完全突入の堂本光一様が。衣装をはぎとり、ここからKinKiコン名物、光一さんソロ。
香港のみなさん、お待たせしました。よーく見ておきましょう。これからいいものが見れます。
エンタテインメントとはこういうことだ。
「罪と罰」は、中央ステージにせりを設けられなかったため紫のジャケットを脱ぐまでのフリが増えてます。これ、いつ、作った、いつ?
出来いいです。冬コンよりまた出来がよくなっている。大したもんです、堂本光一。
完全に悩殺され放心状態のまま、つよソロへ。ギター抱えてつよが中央花道前方まで移動。
続いて「あの娘はsofine」お衣装は次の「toHeart」にあわせて白シャツ+黒レザーパンツ。
もちろん、香港でも「えびぼでせいっ!」も「ゆせい!」も健在です(笑)この曲の時の光ちゃんは実に楽しそうだ。笑顔が見え始めたのはこの辺からかな?あ、ごあいさつの時も笑ってたわ。
これでふたりしてメインステージに戻る。
「to Heart」ステージ向かって右側の花道をすすむ光ちゃん。
あまりの美しさに惚けていたらどよめきが。何かと思えば香港で放映したんだか、放映中なんだかわかりませんが、とにかく現地の方々にはお馴染みらしい、「to Heart」のドラマ映像が両脇の大型モニタで流れていたようです。実は私くらいの席だとこのモニタが照明のせいで光ってよく見えないのだった。
なので、遠慮なく光ちゃんウオッチング。
あがるせり。青い照明。グリーンのレーザー光線。バラードには定番の演出なれど、いいものはいい。何よりも光ちゃんの表情がストイックな感じがしてすごくいい。
曲後奏で再びメインステージに戻り、袖へはける。ここからヒガシのドラマ「平成夫婦茶碗」主題歌「SecretAgentMan」・・・単に宣伝のためかと思ったら、実はここから一連の演出の一部なのでした。
Jr.の錦戸くんが、白いきれぎれ衣装(「バビロン」歌唱時のつよの衣装だったやつらしい)で歌うと、悪役Jr.(裕貴、MAのみなさん・・までは確認できた)に取り囲まれ、いんねんをつけられる。仲間がやられ、追いつめられメインステージに逃れる錦戸くん。
そこには赤いジャケットとと白い帽子が。赤ジャケットを着て帽子を被った錦戸くんはさらに逃れてメインステージ向かって左手へ。そこで、真っ赤な布がもちあがり、小柄な錦戸くんの身体がすっぽりと隠れて見えなくなる。と、次の瞬間、真紅の布が下がるとそこには光ちゃんの姿が。
聞こえるフラメンコギターの調べ。
で、出た!「アンダルシアに憧れて」!!!!!!
MASKの時、このフラメンコギターが流れると誇張でもなんでもなく、会場から「ひーっ!」と悲鳴があがったもんです。これはもう、堂本光一さんのライフワークかもしれない。
真っ赤なジャケットにパンツの上下。白いシャツ。惜しむらくは、帽子を被り忘れていることか。おかげでボルサリーノがはじけとばずに、手振りだけになっちゃいました。もったいない。
ブレイクの長い、ヒガシバージョン(と、友達は呼んでいた)で、カットできるあらゆるところをはしょってるので、全体的に余裕がない。まあ長い曲だから仕方ないかもしれないけど、ちょっともったいないよな。この曲、フリの完成度の高さと表現力はかなりのレベルなのに。
でもまあ、コンクリートへのKissとか、ジャケットアクションとかはもちろんありましたけどね。
ラストはバック宙。どうも飛ぶときに変な癖をつけたか、それともどこか身体をおかしくしているからなのか、まっすぐ飛ばずに右手に着地してました。ちょっと気になりました。
さて、「アンダルシア」の歌詞の通り、追いつめられた彼は突如現れた黒衣の男にマシンガンで撃ち殺されます。倒れ伏したその彼のために、棺桶を担いだJr.が粛々と登場。彼を棺桶に入れて花道へと運びます。と、中からつよ登場して「愛してる、愛してない」
個人的にはこの曲なら踊ってくれるかと思っていたので、記憶の底に眠るコンでの姿を思い出していたのですが、結局のところダンスはとんどせず、ハンドマイクで歌うだけでした。ちょっと残念。
「Distance」つよがちょうど、冬コンの時に来ていた黒に銀のラインアクセントがごちゃごちゃついたぴったりレザー(っちゅーかビニールっちゅーか)のボディスーツに対して、光ちゃんは赤の色違いおそろ。この曲は「あの娘はsofine」と並び日本のファンの独壇場。いわゆるフリのタイミングは結構香港ファンに伝播していたようです。
そうして中央ステージに戻ると、ここでようやくMCタイム。
で、客席にライトがあたってはじめて気がついた。みんな席から移動してる(^^;; まるで潮がひくようにさーっと自分の席に戻る人々。どうでもいいが、かなり後ろの方に引き返していくというのはあれはなんだ?
後できいたら花道周辺はそりゃ大変なことになっていたらしい。現地ファンのみなさん、ボードはかかげるわ巨大なうちわをがんがん頭上で振るわ、はては椅子の上に立つわ。そして後方の席から椅子を乗り越えて突進してくる者ありと、まさに無法地帯。全員がそうだとは言わなけど、日本人なんておとなしいもんです。
・・・要はですね、コンサートというものに対する考え方の違いと言うやつかもしれない。日本のスタイルとは違うってことね。そしてその中では日本人、見栄はってる場合と違います。自分の身を守ることで精一杯です。はい。
さて、ここでMCタイム。
通訳さんを呼んで彼らの会話を訳して貰うことに。まずしょっぱなに席に戻れ、フラッシュ炊くなテープ回すなの諸注意。特に初日はすごかったですから、やはり身の危険を感じたんでしょうか。
香港のファンの熱気にびっくりしたという話。そらそーだ。
今回は香港でオーディションしたという香港Jr.をステージに呼ぶ。最初なかなか出て来なかったのが、わらわらと後から出てくる。でかい。
香港の女の子たちは総じて小柄で細身、そしてスタイルがいいんですが、男の子はでかい。年齢上限が18歳らしいのに、ほとんどの子がKinKiよりもでかい。
おかげでわらわらっとステージにでてきた香港Jr.の影にすっぽりつよが隠れて見えなくなったほどに。これにはおふたりとも苦笑。
でもその中からちっちゃい男の子を見つけて話しにいくおふたり。
うれしそー。男の子もうれしそー。
そして、引っ込んだ後は、ダンスタイム。この日はMCおとなしめ。すごかったのは二日目ですね。
光ちゃん久々のロンダート。こ、腰、腰、腰は大丈夫なの?
引っ込んでJr.のダンスタイムのあと、シングルメドレー。
「愛されるより愛したい」「やめないでPURE」「全部だきしめて」衣装は冬コンで着ていた、ペイズリーに白い肩当てがついてるやつ。
全だきの後で、光ちゃんだけ袖にはけると、再び通訳さん登場。
珍しくつよひとりでのMC。内容は「好きになってく、愛してく」の告知と、次に光ちゃんとつよがやる曲は自作だよ、ということ。で、広東語と英語の混じった紹介で呼ばれた光ちゃんが、七色に光るロングジャケットにギターを抱えて登場。「Change」へ。
続いてつよソロのあと、一旦はけてから、ジェットコースターロマンスの時のブルーの衣装から白のカラーをとったやつで、「硝子の少年」「Kissからはじまるミステリー」この時、またもや、プロモ映像とつよの「金田一少年」の映像がモニタに映って会場またどよめく。
現地のファンはだな、ちゃんと覚えてるんだわ、日本語で「硝子の少年」を。
自然発生的に各所で合唱が起きてたのにはちょっと感動。
ちなみに言うと、「愛・愛」と「やめP」のプロモも、二日目に流れているのは確認したんだけど、初日に流れていたか記憶が定かでない。
「ジェットコースターロマンス」は、薄いピンク(光ちゃん)とブルー(つよ)のベストに白パンツ。やっぱりこれもプロモがバックで流れていた。そしてそのまま、早変わりで左右の花道へ。
そして「このまま手をつないで」
この曲で飛びました。最初は向かって左で光ちゃん、右でつよ。双眼鏡で見ていると本当にファンの頭上すれすれ。こっわー。
そして、元の位置に帰ると(光ちゃんはほとんど飛び込むようにして着地。原くんが光ちゃんの腰ごと抱きかかえるようにしてキャッチしてくれてました。ありがとー(T^T))それからふたりして中央花道へ。そこからふたたび、今度は右光ちゃん左つよで、フライング。
こっわー。絶対こわいってあれは。まあ、落ちてもファンが身を挺してかばうだろうさ。がんばってくれ、直下のファン。
今度はあっきーが光ちゃん受け止めて(今度はさっきよりも全然ちゃんと着地してましたが)フライング終了。あれはこわい。絶対に怖い。
中央花道先端に移動して、そこから「フラワー」これもお馴染みらしく、反応がものすごい。いい曲っていうのはどこでもうけいれられるもんなのね。続いて「青の時代」これも結構みんなメロディをちゃんと覚えてた。
終わりのあいさつとJr.の紹介の途中で引っ込み、アンコールはあっきーの「・・・そして、KinKiKids!」のコールで「雨のMelody」へ。
い、衣装がーーーーー!!!去年Mステで着た、黒のシ−スルーに血管みたいな飾りが駆けめぐってるやつ。そ、それは私、ちょっとあれだと思うんだけど、光ちゃん(T^T)
で、アンコールは「Rocketman」
花道を駆け回る。で!なんと光ちゃん客席からの花束を受け取ってるわ。というより、客席とステージの間にあったはずの空間が消えてるんですけどー!!!
で、花道下のファンとハイタッチしながら駆けていく。あの人は一体どこの堂本光一さんかしら????タオル投げ込まれたのを投げかえしてるよ、おいおい。あれは誰だ?しかも笑ってるよ、おいおい。
香港のコンサートはプレゼントタイムや握手タイムがあるのが当たり前というだけに、それがない分のお返しなのか?日本じゃそれはありえないー。ひーっ!
そう思いながらも、ああなんて花束が似合うのかしら?とうっとりした私でした。
二日目は1部・2部ともあの渦中。なむなむ。

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