HongKong Japanese

コンレポです。
今回はわたしなりにがんばってみたんですけど、ザルっちい記憶ですんません。
街中レポはまた次回UPします。

KinKiKids 1st ASIA Tour mireniumConcert in HongKong

HongKong report 2000/2/27 20:00〜 at HongKong convention&exivisioncenter
ぽわーん、としたまま2部へ。
まだ手の感触ははっきり残る、惚けモード。顔が笑う。生涯一度あるかないかの大ラッキーだ。第一あんな席2度と・・・2度と・・・と思ってチケットを見たら、あ。
実はこの日の2部は光ちゃん側花道のまた真横。しかも今度は正真正銘の柵隣りだったのでした。
ひゃー。ひゃー。
今度は、花道のほんとに先っぽ。前にはたんと人がおりますが、今回の香港公演は中央花道でのパフォーマンスが多いので直線距離だと20人くらい分の距離になる。よかよか。
「罪と罰」とそれから「アンダルシアに憧れて」はほんとにメインステージでやるからずいぶん遠くなっちゃうんだけど、その代わり。
そう、その代わり、光ちゃんの「to Heart」の歌唱立ち位置がまともに真横なのでした。
1m先で光ちゃんが歌ってるのさ。どうよ。
柵にすがりついて光ちゃんがひどく真摯な表情で歌う姿をながめる。障害物は一切なし。
もう、ぞっとするほど綺麗でした。
寒くなるほどの美貌、という言葉がありますけど、ああこれがそういうことか、と。
オーラがどうとか華がどうとか、その辺の表現では足りない。超えちゃってる感じですね。なんだろう、あの生き物は。あんなすごいの、光ちゃん以外見たことがないぞ。
気絶しそうでした。
もう、この口が腐るほどに私は光ちゃんが「きれいだ、きれいだ」と言いつづけておりますが、なんであんなに綺麗なのか?といえば、それは彼の中に紛れもない一流のパフォーマーでありクリエイターであることの紛れもない「意思」が存在するからではないかと思うわけですよ。
瞳の中に宿る強いプライド。
持って生まれた顔かたちの美しさというものはもちろん大きな要素ですが、それだけじゃ、あれほど綺麗にはなれないな、と。
自分の今やっていることにプライドを持っているから、ああいう目ができるんだろう、と思いました。だから、あんなに綺麗なんだろうと。
花道の突端で立ち止まり、自分のパートがくるまでちょっとうつむいて音に聞き入る。
そのうつむいた顔にかかる影とか、落ちている前髪。どこを見つめているのか音に完全集中しているらしい真剣なまなざしはかなりキます。青いライトに照らされているその姿はちょっとすごいです。

ストイック、という言葉がこれほど似合う人も珍しい。
よくインタビューで「仕事がすき」と言ってますが、自分のやっている仕事を愛し、誇りと意思をもって臨んでいることがよくわかる。
惚れる。
何よりもあの強い意思の瞳に惚れる。
あんな男前ほかにいないや。あの引力にやられちゃいますね。稀有な人です。目が離せない。
身体中から力が抜け落ちていきました。
私はちょうど下から光ちゃんを見上げるような格好でしたから、双眼鏡を使っても絶対に垣間見ることのかなわない表情を見れたわけですね。幸運としか言いようがない。
そして、歌いはじめる。
「to Heart」に集中している姿にまたうっとり。歌っている表情を見ているとまたこれがいい。
すっと前を向いて、強い瞳で。
またこの曲の光ちゃんの高音パートはまた特に好きなんですよ。あの歌いあげる時の声がめっちゃすき。いい声してる。スピーカーの音量がでかいけど、きっちり生ブレスがわかるのもツボ。
今でも反芻する度、倒れそうです。
さて、MC。
この回は完全リラックスモードに入ったおふたりがノリノリで楽しかったです。
ちょうど「会場のみんなのパワーがすごいね」という話をしていたときに、たまたまカメラがつよのアップを抜いたんですよ。
とたん、会場からものすごい歓声が沸きあがりまして、どうしてその声があがったのかを把握したつよが、機転よくカメラに向かって投げKiss。さらにヒートアップする会場。
光ちゃんは「へ?なに?何が起きとんの?」って感じだったんですが、つよに事態を説明され「あなたもあのカメラに向かってキスを」とリクエストされる。
照れる。
光ちゃん照れる。かわいい。どうしよう、かわいいんですけどあの人。ちょっと抵抗した後、カメラと目を合わさずに(←ぽいんつ)会場に向かって「ちゅ」
かわいい。どうしよう、かわいい。
それはいいんですがー!会場やカメラに向かってやるのはテレテレなのに、つーさんにはまったく抵抗のない光一さん、つよに向かって投げKiss連発。
手裏剣のようだ。しゅたっ!よける。つよ、よける。もったいない。
シャドウボクシングの構えでよける、よける、よける・・・と、よけきれずに「ちゅ」が手の付近にかすったもよう。ふたりとも「あたった」「かすっただけ」と笑ってました。君ら、またおいらたちを置いていく気か?(^^;;
そして、香港でも大人気というJr.を呼ぶ。翼・裕貴・山P。すんごい歓声である。
人気あんのねー。3人口々に覚えたての広東語で「愛してる」連発。そして一言づつ近況を語る。ものすごい悲鳴だ。すごいわあ。
そういえばこのスタイルでJr.呼ぶのって久しぶりだよな。おととしの夏以来じゃないか?
さて、Jr.を帰した後、前の回にウケたのに気をよくしてか、つよが再び通訳さんとともに
「おれたちが、きーんききーっず!」
ポーズまでとってる。そして通訳さんうれしそーに、ノリノリで応えている。面白い人だ。
光ちゃんは、その様子にすっかりすねすねモードで舞台の左端のところまで行って、ひざを抱えて座り込む。
凶悪。光ちゃん、それ、そのポーズはあまりにも凶悪。かわいすぎる。それ、反則。うええええん(泣くのはこの際仕方ない)
そのポーズにつよ、何を思ったか光ちゃんに向かって
つ「寂しいか?寂しかったらおれの胸に飛び込んでこいっ!」
なーにーをー外国まで来て言ってんだーーーーーー(T^T)
と、思ったらやおら光ちゃんすっくと立ち上がり、つよの方にかけていく。あ、なんかオチが見えた気がするぞ。
つよの横を素通りした光ちゃん、通訳さんにがばっと抱きつく。通訳さん役得っ!
そのうれしそうな顔がすべてを物語ってるぞ、おい!
つよは「おやー?」と、あての外れた顔。
このオチにどこからともなく「やっぱり・・・」という声が聞こえたんだが、あれは隣にいたAさんの声かい?(^^;;
その後、前の回でもやっていたつよのネイティブな割にあやしい関西弁講座(正確には大阪弁と言っていたか)友達はぽつりと
「こうやって誤った日本が伝わっていくんだわ・・」(笑)
さて2度目のつよソロMCではまたもや「Change」の時に光ちゃんが肌を露出してくれるだろうという、希望的観測を述べられる。
当然、光ちゃんそれに応える。
おもむろに「Change」間奏で前に進み出て、つつーっとファスナーを下げる。このあたり確信犯ですから(笑)ファンが盛り上がることをちゃんとわかってる。私も叫んだ(笑)
でも、さっきより下げ方が控えめなのはやはり照れたからなのか?
愛らしい。
さて、フライング。実はつよの最初のフライングのセッティング。これが真横で行われてました。
つよ、顔がもーのすごい強張ってるんですね。無表情というか、無心というか。
そりゃコワイもんなあ。コワイって考えたらきっと飛べないよなあ。しかもフライングする身体を支えるのはホントに簡単なフックが数個だし(^^;; とっても簡単に仕掛けられる(簡単に着脱ができなきゃ公演には不向きですけどね)
いろいろと、考える余地があったりするとだめかもしれない。まるで修行僧のように見えました。
「行ってこーい」
聞こえてるわけがありませんが、つよが飛び去った瞬間、そうつぶやいていた私でございます。
大変だなあ。苦手なのに。
先ほどに比べてちょっと向こう側を飛んでるので、今度はまだ落ち着いて見てられましたね。でもやっぱ見ていてコワイ。
さて、アンコール。
この日の昼公演から、アンコールの衣装が去年の夏コンOPの赤と白と黒の衣装に変わってます。やはり、「裸、裸、裸」の見出しにまずいと思ったのか?(笑)
あの血管衣装は個人的に「どうか?」と思うので、夏コンOPのこの衣装のセレクトはおっけーでした。かわいくてすきなのよ、この衣装。
で、例によって花道でございます。
柵が動いています。今回は自分が一番柵側だし、自分が積極的にがんがん押すタイプではないのはわかっているので「ごめんねー。今回は私の近辺の方々花道にはそんなに近づけないわ。すまんのう。押しが足りんのよ、私(^^;;」
最初はそう思ってたんですわ。
が、違う。
あれは、動かすもんじゃなくて、自動的に動いていくものだったんです(^^;;
要はですね、柵はすべて連結されていて、一本のながーいながい柵になっているため、途中で切れ目がないんですね。切れ目なんて作ったらそこから人が侵入してくるからでしょうが、それだけにながーい花道の前に設けられている柵のどこか一部がぐーっと押されると、連動して花道前の柵は全部、自動的に動くんですわ。
考えてみれば何十メートルって長さの鉄製の柵が、いとも簡単に動いていくんですから、すんごいパワーです。見れば、前方の花道の方で柵を押しているらしく、ざっと見とおしたところあまりがんがん押してる人間もいないのに、柵が自動的に花道に寄っていく。
すっごー。なるほどこうやって動いたのか。妙に納得。
そろそろ後ろから人がわらわらやってきております。んじゃ、移動。柵最前。
今回はこっち側にやってきたのはつよ。今回はアタクシ冷静よ(笑)
わーい、縁起ものだし、手を出しておけ。
びしっ。
てっ!い、痛ったー・・・・って、へ?
わーいとばかり差し出した右手、今度は光ちゃんが触ってない部分、手のひらの真中、つーさんのキツめのタッチが的中。
痛いっす(T^T) ごめん、つよファンのみなさん。まるでしっぺされたかのようなつよのハイタッチ。私がいただきました。
キンキキッズ制覇ーーーー(なんのことやら)
そうこうしている間に、光ちゃんとふたりしておじぎにこちらへ。
きゃああああ。光ちゃんっ!ツーショ!こんな近くでツーショ!
悲しいかな、立ち位置の問題で光ちゃんはつよの向こう側だ。ふたりして、きっちり深く一礼。長くながーく一礼。
実は、ほんとに近かった私は、うん、と手を伸ばせばお辞儀しているつよのズボンのすそは楽勝で引っ張れたんですが(^^;; もちろん、やってません。
きっちりお客に向かって今日のお礼をしているところに水を差す無粋はしませんさ。ご安心を。
ただーし!斜め下からかぶりつきの私はふたりが歓声を浴びながらお礼をしている、その「表情」をまともに見れてしまったのでした。
いい表情してましたよ、ふたりとも。
光ちゃんが「to Heart」の自分のパート待ちでうつむいていたのとはちょっと違って、目は真剣なんだけど、やりとげたな、っていう充足感が確かにあった。
三国一のいい男たちだわ。かっこいいぞ、ふたりとも。
ほれぼれしているうちに、ふたりしてつってけてってーと、反対側の花道にごあいさつに行っちゃいました。
で。
問題の例の事件です。
双眼鏡でシャドウボクシングしながら、人波の間に見えるふたりを観察しておりますと、白っぽい服を着た子に光ちゃんがぎゅーされております。
「なんだ?なんだ、なんだーーーー?」
スタッフらしき人間がひきはがしてるところを見ると、あれは観客?え?どうやってステージにあがったんだ?え?
それよりも何よりも。何を嫌うって光ちゃん、ファンがこういうことをするのを一番嫌うのにーーー(T^T)
人の着た服を着るのが気持ち悪いと言う人が、鍋つつくのが苦手って人が、いや普通の人だって自分の意思と違うところで他人に抱きつかれるのを「よし」と思うわけがない。
一瞬にしてひく血の気。
「こ、これはWアンコールは絶対ないな」
案の定。Mステではなんてことのないようにこのハプニングを語ってましたが、近くで観ていた友人の証言。
「今まで満面の笑みで、いい感じだったのに、一瞬にして表情がさーっと凍りついた。これでWアンコールはないと思ったわ。光ちゃん怖かったわ・・・」
そらそーだろ(^^;; 私もそう思ったさ。
割と幼い感じの子だったということで、それが香港の子なのか、はたまた日本の子なのかはわかりませんが。
ちなみになぜ昇れたのか?という疑問には、簡単「椅子に昇れば花道が低いから簡単にあがれる」と。なるほど。私はそんなこと思いつきもしなかったさ。
それにしても、今回はたまたまファンの子だったからまだしも、これが万一変質者とかだったらどうするつもりだ。もしものことがあったら取り返しがつかないんだぞ。
頼む、本当に頼む。
あんな人たちはこの世にふたりといないんだから(T^T)
これだけは唯一今回の香港でイヤな出来事でした。無事だったから笑い話にもできたんだけど。
それでもおふたりは「I Love HongKong!」と叫んで帰っていきましたさ。
よくやったよ、ホントに。楽しかったです。
お疲れ、光ちゃん、つよ。