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TOPICS

・リリー・ガーランドに認められるシーンなど舞台の演出が随所で変わる
・いきなりメドレーの曲構成が変わる
・アンコールで光ちゃんが客席へ降りてくる(客席の光ちゃんファン全員凝固)

長文レポート

1/7 18:00〜(報告者:KOOさん)
《MASK’99 1/7 pm18:00〜21:04》

ポポロを始め、光ちゃんの舞台への言葉を読むにつけ、「これは覚悟して観に行かないと」と思っていた筈なのに…甘かったです。覚悟なんてどれだけしても足りませんでしたね。光一くんがそんな簡単に予測出来るようなものをつくる筈がない、と言ってしまえばそれまでですが。

最初に登場した、初めて生で観る「俳優としての光ちゃん」。正直思ったのが秋山くんの存在感に負けているのでは…? ということ。
流石に舞台慣れしているが故の「絶対の存在感」。そんな秋山くんに、光ちゃんの華はあまりに儚くて、さり気なくて、でも綺麗で。
そんな不安定な感じが、町田くん演じる『ケン』に慕われ、世話を焼かれている『優貴』という役にぴったりだといえばそうなんですけれど。
だけど、物語が進むうちにどんどん変わっていくんですよ、優貴が!
意地っ張りで、気分屋で、真っ直ぐで甘えたさんで。そんな優貴が舞台の上で本当に生きてたんです。いつしか誰よりも綺麗で強い光を放つ華となっていた
んですよね。常々光一くんが出演しているドラマを見ては「一話より二話、二話よりも三話の演技がいい」と思ってる私としては、その変貌をしかと見せつけられた気分でした。今より未来の光一くんの方がずっといい。一秒でもじっとしてない。舞台って、すごいなぁ…とつくづくため息をついてしまいました。

途中台詞を噛んでしまったり、芦屋へ帰ってしまった(笑)単語もありましたが、そんなことは気になりませんでした。それよりも目の前の人から伝わるものがたっくさんありましたから(^^)
…ポスターが上手く破けなかったり、せりから転がってしまった時は少し心配もしましたが。咳を何回かしていたのも気になったかな。喉…(涙)。
どうしようもなくなって、アドリブでわざと大きく咳込む仕草をしていた光ちゃんには、なんかこう…涙…。このひとってほんと全てを削ってるんだわ。
それより気になったのは裏方さんの手際の悪さ!(>_<) 棺桶にロープ(?)を引っ掛けるのを失敗したのか、中から手が伸びてきて直していたのは観客に見せるものじゃないだろう! と憤慨してしまいました。数を重ねていけば改善されるとは思いますけれど。うぬぅ〜〜〜〜。

アドリブとしては、優貴と勝哉の全日空ネタもありましたし、他には愛子ママが優貴の成長ぶりか何かを口にしたあとのやり取り。
優「いえいえ、僕はいつまでもあなたの可愛いベイビー」
と言いながらふっと自分の股間(爆)を見つめる優貴。
少しの間のあと、
愛「(優貴のそれを覗き込み)…すぐに大きくなるわよ」(大爆)
二日目でそれかい! そのやり取りなんかい!!(>.<;;)
仕掛ける光ちゃんも凄いけど、それにノってみせるミエさんも素敵。
あと、
愛「もちろん、全日空で(NYに来たのよ)」
優「『パラダイス・ニューヨーク』、なんつってね!」
…CMに一ヶ所加えようか?(笑)
とにかくビックリしたのが、ミエさんが光ちゃんを可愛くて仕方ない、というように見えたこと。演技上もラストの紹介の時も光ちゃんを見つめる目が本当にやわらかくて、幸せな気持ちになれました。親子のやり取り、大好きです(^^)
アドリブなんて、相手を認めて、信用してなければ出せませんものね(*^^*)
(でも、客席にミエさんが降りてらっしゃった時にモロ目が合ってしまったんですが、その強い眼差しに圧倒されてしまいました(^^;) うう〜ん、あのやわらかな感じは光ちゃん限定なのねっ(^^;) 尾藤さんは思ったより静かな感じの目をしてらっしゃいました)

私がこの回を見て一番泣けたのは、『どうなってもいい』です。
本人は痛々しい程にストイックなのに、だからこそ出るのだろう色気が刹那的で、苦しくて、綺麗で…(;>_<;)
本当にギリギリのテンションでやっているのだと思い知らされた感がありました。「どうしよう、このひと、こんなことしてたら壊れちゃう、いなくなっちゃう…」って思ってしまって、涙・涙…。
なのに、次のシーンでは「あっ、スネ毛剃るの忘れたーっ!」とか言ってくれちゃうんですよね(笑)。涙だけで終わらせない。切ない思いなんか残させない。
だからこそ、後半の自分の病気を押して笑顔を見せるレビューシーンが本当に感動出来るんですよね。優貴が無理してるのが分かるから。
愛らしい優貴の笑顔が印象的…。

ラストの『WE'LL BE TOGETHER』、イントロで一瞬入る素振りを見せた後に「まぁ、まぁ」とにこにこして(←むちゃんこ可愛い!)客席を宥める光ちゃん。
入りにくい曲なんでねー、わざとなのか、誤魔化したのか…(^^)
お腹からしっかり出した裏声が綺麗でした。今まで聴いたことない声です。
キャスト紹介の時に客席から現れた尾藤さんとミエさんが舞台に上ってくるのですが、ミエさんをエスコートするように手を差し出した光一くん(おおう、王子さま〜☆)。とっころが、ミエさんを支えるには光ちゃん細すぎた!(笑)
舞台の淵の方で二人してじたばたしておりました(^^;) 可愛かったです(笑)。

KinKi Kidsメドレーは、
1.青の時代
2.アンダルシアに憧れて
3.硝子の少年           でした。全てフルです。
ちびっこJrに腕を回そうとしてタイミングが合わずに空振りしちゃって苦笑している姿が可愛らしゅうございました…(感涙)。最後にはちゃんと肩を抱くことに成功して、ひと安心です。
『ひとり硝子の少年』は、剛くんがいないのが少し淋しかったかな。
間奏の、いつもなら剛くんがロンダートする場面でじっと待ってる光ちゃんの姿が、ちょっぴり、ね。
舞台下に降りて来られた王子を出迎える私達は、あまりの発光ぶりにすぐ近くにいるのに身体を退いて(笑)ちいさく手を振るのが精一杯でしたぁ…。
王子、あの、初主演舞台で観客を殺さないように(笑)。

去年の夏の光ちゃんの状態を知ってるだけに、「夏に倒れて救急車で運ばれた」等の台詞はどうしても本人とかぶって痛かったですね。
でも、光ちゃんならきっと最後までやり遂げるだろうことを信じてます(^^)
藍さんの「ファンが一番あなどっていたかも」の言葉、同感です。
光ちゃん、素敵なショーをどうもありがとう!(*^-^*)
(報告者:こうさん) nu_21.gif (276 バイト)

1/7の「MASK」の感想です。
が、はっきり言って光ちゃんしか見えていません。
全然客観的でないので、そのつもりでお読みください。

見終わって最初の感想は、よかったー!! です。
前半はどうなることかと思いましたが・・・

滑舌が悪いなぁとか、ダンスももうちょっと、とかいろいろ満足できない点は多々ありますが、それを大きく上回るくらい、光ちゃんあなたは素晴らしい!!

ストーリーは、少年隊やV6版とは大きく異なっています。
これまでのMASKは、どちらかというと友情物語だと思うんですが今回のはちょっと違います。
ここまで変わったら、まったく別物ですね。改訂版「MASK」って感じです。

オープニングは、穣司(光一:尾藤さんの若い頃)がブロードウェイのステージでショーをしている所から始まります。
彼のショーはNYでは受け入れられず挫折、発病。
失意のうちに、妻(中尾ミエさん)と幼い優貴(Jr)を残して自殺。
これがねぇ、暗転のあと上から首吊り人形が落ちてくるんですが、いまいち!TDLのホーテッドマンションのオープニングみたいです(笑)

穣司のお葬式のあと棺桶から、仮面をつけた成長した優貴(光一)が飛び出して、優貴のバンド(?)のコンサートが始まります。(光ちゃんボーカルなの!)
顔半分を赤い仮面で覆った光ちゃんがかっこいい!

バンドのメンバーは、優貴の幼なじみの勝哉(秋山)と後輩のケン(町田)。
コンサート終了後の楽屋で、優貴と勝哉は音楽性の違いから喧嘩になり、バンドが解散。
この喧嘩のシーンが、光ちゃんってば秋山くんに押されぎみ^^;
発声とか動作とか、ちょっとぎこちなかった光ちゃんでした。
やっぱり、怒鳴る台詞とか難しいですねぇ。

ひとり残された優貴。そこに救急車のサイレンの音。「この音を止めろー」と頭を抱えてうずくまる光ちゃん。
(かっこいい!私的にはツボ(笑) 欲をいえば、もうちょと ため が欲しかった!)
実はその年の夏に優貴は病院に担ぎ込まれたことがあり、そこで優貴は、父親と同じ病気にかかっていることを知る。

この後、母親の中尾さんとのシーンがあるんですが、(お母さんは、優貴の病気のことは知らないのだ)
さすが中尾さん!いきなり芝居が引き締まりました。相手役によってこうも、演技がかわるんですね。
光ちゃんが自分を嘲笑するとこなんて、「うまい!」
ここのシーンの衣装が一番好き。オレンジがなんて良く似合うのかしら。

で、「SLEEP TO THE DEATH」。
秋山くんです。背が高くて、手足が長いからかっこいいよねぇ。

さて、優貴はひとり新作ミュージカルに挑む。
このミュージカルがねぇ・・・いいんですけど。
前半はKTK。竜と戦ったり仮面のマジックをやって、「千年」か、と思ったら「どうなってもいい」でした^^; (「千年」なかったの〜しくしく)仮面のマジックの終わりの方で、セリから光ちゃんがすべり落ちてしまって、かなり焦りました。が、その後ちゃんと踊ってたので大丈夫そうでした(ほっ)
きっと、練習の時も落ちてるに違いない(--;)

で、後半は「浪花の光三郎七変化」(笑)
やっぱり日舞が下手ですー^^;踊りが段取ってます^^;
ですが、最後の殺陣はカッコよかった(*^ ^*)

二部は、NYです。
NYのシーンは(少年隊版と)あまり変わらないかな?
病人である光一が自らNYへ行って、やる事はニシキ(坂本くん)と同じです。
楽屋番のジャック(実は天国から来た父親:尾藤さん)に励まされて、ブロードウェイで役がついて・・・

で、楽屋のシーン。
あのバレエ風のダンスの後は、アドリブタイム(?)
秋「おまえの帰りの航空券、無駄になっちゃったな」
光「それ、全日空?」に始まり、

光「今度くるときは、バーモンドカレーを買ってきてよ」

とCMネタで遊んでました。光ちゃんてば客席がうけたので、とっても嬉しそうな顔をするの!いいわぁ。
この後のシーンで、中尾さんが光ちゃんに「全日空で飛んできたのよ」と、このシーンを受けてくれました。
中尾さん、さすがです!

その後は、大物女優に認められて、のシーンです。
この時のマーチンが、光ちゃんの上着もってうろうろするんだけど、かわいいだなこれが(笑)

女優さんが退場して、優貴の舞台を見に来たお母さんをジャックが優貴と会せて、優貴と優貴のお母さんとジャックの3人のシーン。昔を懐かしんで、3人でブロードウェイメドレー。
中尾さんも尾藤さんも、素敵です。この中にいると、光ちゃんがホント子供にみえる。
このシーンは親子水入らずって感じで、とても好きです。
優貴はお母さんと久々に会えて嬉しそうだし、ジャックの正体を知らないはずなのに、知らずに親子って感じがにじみ出てきて、よいんだなぁ。

で、ジャックが去って優貴と母親のふたりになると、優貴がせき込み倒れる。
そして、優貴は入院。病室で嘆いていると、ジャック登場。
ジャグリングをしながら(これが、台詞の間ずーっとやりっぱなし!凄い人です。)
「ここで、負けるな!」と励ます。
「NYで認められたんだ。おまえの凄さを日本でも見せてやれ!Let's go to TOKIO だ! 」 >いやいや^^ゞ

これで優貴は病気を克服し、NYの大物女優とともに帰国。日本でミュージカルを開演する。
レビューの最後に優貴(光ちゃん?)がひとこと。「これが、僕のMASKです。」
くー!もうメロメロ。はい、そうなんですね。了解しましたぁ!なんの問題もないです(笑)

でもね、この結末がちょっと分かり難いような気がします。
優貴が悩んだり迷ったりするたびに、あの、「もってあと2年」とかいう台詞の死神(?)のシーンが入っていたのに、いきなり「退院おめでとう」だもの。
いくら光ちゃんが最後に「奇蹟はおきるものではなく、起こすものです。」って言っても・・・
もうちょっと、なんか欲しかったです。惜しいよなぁ。

そしてフィナーレとカーテンコール(ショータイム?)。
フィナーレの「We'll be together」の出だしを間違えて、固まる光ちゃんがかわいかったっす。
カーテンコールでは、青の時代・アンダルシア・硝子の少年を歌ってくれました。
青の時代では、舞台を降りて客席(1番前だけど)を歩くものだから、客席は騒然!
一気にヒートアップです。
さらに、アンダルシア!フルコーラスです。ここでまた踊るのか君は!かっこいい・・・
独りで歌う硝子の少年は、ちょっと違和感がありましたね。オリジナルのアレンジなので特に。

以上です。ふぅ。予定終演時間は8時45分でしたが、終わったのは9時でした。
MCなんてなかったのに(二言三言しゃべっただけ(;_;))
開始も定刻(6時)通りだったし、何が伸びたのでしょう?

演技する光ちゃんを生で見られたのが、嬉しかった(*^o^*)
やっぱり、舞台はいいですねぇ。

でもね、光ちゃんってば立ち姿がカッコ悪いです(笑)
動きがなくなると、とたんにカッコ悪くなります。なぜでしょう?

いや、しかし、楽しかったです。
もう、「一生、光ちゃんについていくわ! 」って思っちゃいました。

 

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