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TOPICS |
・病室でお父さんに励まされ、病院脱出に成功し、ミエママと携帯で話した、希望に満ちた表情で歌うシーンの後に光ちゃん1人で踊るシーンがあるんですが、そのダンスシーンがなかったんです(涙)。 ・★演出変更〜女形のシーン★ ・★アドリブ★ ・「全部抱きしめて」ちょっと間違える★ |
レポ
1月21日 18:00〜(報告者:ちあきさん) |
初「MASK」でした。 胸が張り裂けんばかりの期待と、「どんなステージなんだろう…」というかすかな不安の入り交じった気持ちで客席につきましたが。 開幕直後、そんな私の気持ちは全てあっさり飲み込まれました。 彼がステージに登場した瞬間、痛いくらいの直感が走りました。「違う!!このステージは、私が想像している程度の規模じゃない!!」って。 …直感は正しかった(T_T)。 私が知っている「光ちゃん」とは、全く別の人間がステージに存在していました。 ステージに凛と立つ彼から放たれるオーラ…。それはもう、我々の住む世界とは別次元に存在する偶像のようで。 突き出す腕。指先の動き。振り乱す髪。衣装の翻り。…どれをとっても、一切ムダがないんです。 それどころか、そういった「偶然」が生み出す産物をも、彼が操っているんじゃないのか??という錯覚にまで陥ってしまって…。 …キンキのコンサートの時も時々感じていたんですが。 彼はステージに立つと、一種の「魔物」に変身するんですね。 呼吸や、汗や、痛み。そういったものを観ている私達に決してさらけだすことのない、魔物。 (途中、衣装の背中に汗がにじんでいたんですが、ものすごく違和感を感じるんです。「これ…汗??」というくらいに。それくらい彼は、呼吸の乱れも疲れも感じさせないんです) あぁ、この人は。ステージで生きる人なのかもしれない…本当に。ものすごくそう感じました。 とにかく、全てが圧倒的でした。 私の中に既存していた「堂本光一」像が、根底から覆されるような衝撃のステージでした(T_T)。 ただ、光ちゃんの痩せ具合が心配でした(T_T)。 私の座席位置は、ちょうどステージを斜め横から観る形だったのですが。 照明の具合のせいもあるのか、彼が正面を見据える場面になると、頬のところにげっそりとした影が入ってしまうんです。…気のせいか、と思ったんですが、一緒に見に行った方(既に6回目)が終演後、「ものすごく痩せてる…」とぽつりと漏らしていたので…。連日の公演で、すっかり痩せてしまっているんですね。 それでも、ステージ上にいる彼からは、そんな疲れは全く感じられませんでした。張りのある声、しっかりしたステップ。笑顔…どれをとってもパーフェクト。 本当にすごい人です。 さてさて。この日客席に招かれていたのは、山下達郎さん、吉田健さん、伊藤プロデューサーさんだったのですが。(カーテンコールの時に光ちゃんがおっしゃっていました) 光ちゃんはどうやら、非常に緊張していたようです。(目上の方ばかりですしねぇ) そして恒例の楽屋アドリブシーン。ゲストの方への配慮を、しっかりネタとして織り込んでいました。 日本に帰ろうとする勝哉に向かって、光ちゃんが「あ、ちょっと待って!!」と声を掛けます。 そして光ちゃん、しばし沈黙。「う〜ん、う〜んとねぇ…」(悩みまくり) 見ている私は少々焦りました。あれ??これがもしかして、恒例といわれているアドリブシーン??でも光ちゃん、次の言葉が出てこなさそう…大丈夫!?と心配したその瞬間。 「あ〜、あの『硝子の少年』買ってきて!!それとその2人組が出ていた『若葉のころ』のビデオも!!」 会場は大爆笑。…この詳しいやりとりについては、「楽屋オチ」のコーナーにUPされているので、そちらを参照していただきたいのですが。 とにかく、2人の息のあったやりとりは本当にすごいですね。光ちゃんの予測不能のツッコミに、しっかり答えるアッキー。負けじとやり返されても平然と応える光ちゃん。…この2人はすごいです(T_T)。感動です。 そしてそして。「もしかしたら私だけかもしれないツボ」シーンですが。 いっぱいあります。よろしいでしょうか?? 一番大好きなのは。やっぱり、光ちゃんが「女形」に変身する過程を追うシーンでしょうか(T_T)。 光ちゃんがソデに引っ込み、ステージにはダンサーの方が。 その時、後ろの巨大スクリーンに、着付けをして、化粧をしている光ちゃんの様子を映像で流すんですよね。 ここ、ツボです(T_T)。 胸から上のアップなんですが。数人のスタッフの手によって、どんどん「女形」に変身していって…。ホントに、キレイでした(T_T)。 そして最後の仕上げはステージ上で行うんですが。 そのシーンも大好き♪団員さん数名(10人くらいいたかなぁ)が寄ってたかって光ちゃんにメイクを施し、着付けをして。 「優貴さん、キレイですよ〜。見てください」(セリフうろ覚え)のような感じで手鏡を渡された光ちゃん。手鏡を見つめます。めっちゃ真顔。そしてかみ締めるようにうなずいてひとこと。 「……かわいいっ!!」(←うなずきながら真顔) そして団員が一斉に「かわいい!!かわいい!!」とうなずくんです。爆笑!! この辺の団員さんとのやりとり、めっちゃステキでした(>_<)。愛にあふれているというか。 更に、恒例となりつつあるスネ毛ネタ。 「スネ毛そるの忘れた!!」と叫ぶ光ちゃん。団員に一瞬動揺が走って。 う〜んと考え込んだ光ちゃん。「…抜くか!?」(笑) そして団員は、着物の裾をめくってなにやらごそごそ。光ちゃん、ここで思わず素の笑顔をのぞかせます。「ホントに抜くなよ(笑)」 思わず「そのすね毛…1本ください」と思ってしまった私(^_^;)。すんません。 とにかくこの辺は、前後の流れからしても「人間離れ」を見せる光ちゃんが、つかの間に見せる「いつもの光ちゃん」という感じで、非常に印象的でした。 大好きなシーンです。 あ、その前のシーン。光ちゃんが楽屋で倒れるシーン、ありますよね。 そこも好きです。大勢の「死神」に翻弄されて。最後ばったりと死神の手の中に仰向けに倒れこみますよね。そのまま担ぎあげられて。 …ここ、ツボです(T_T)。 腕を横に伸ばし、片足を少し曲げて、顔をがっくりと上にあげて。チカラなく全身を預けている光ちゃん…。もう既に、この世のものとは思えないくらいのはかないオーラを放っていました。う、美しかったです(T_T)。 他にも「光ちゃん、担ぎあげられる」シーンがたくさんあったんですが。いずれもツボ。ドキドキしました。ただでさえ神々しい彼の存在が、ますます「偶像化」するからなのでしょうか? それと、勝哉との再会のシーン。 勝哉の姿を見つけた瞬間、めっちゃ嬉しそうに笑顔をみせる光ちゃんですが。その直後の光ちゃんのセリフが。 「かつぅやぁ〜!!(「つ」にアクセント)」 アッキー、一瞬呆然としてひとこと。「…なんだその『かつぅやぁ〜』って」(笑)。 そう来るかアッキー!!まさかそんな細かいところまで拾ってくれるなんて(T_T)。すごい人です。 光ちゃんも、もう既に笑っちゃってて。彼も負けていません。笑いながらひとこと。 「いや、イントネーションがおかしくなっちゃってさぁ。まわりが英語ばっかだから」…会場はもう大爆笑です。 アッキー笑顔で「そうか!!」と答え、お芝居続行。しかし、しばし通常通りの演技をした後、光ちゃんはまたもぼそっとひとこと。 「やっぱイントネーションおかしいかぁ…」(爆笑) 秋「まるでインチキ外人みたいだったぞ」(←大爆笑。光ちゃんも爆笑です) 光「…(笑いながら)お前に言われたら相当なもんだな…」 いやいやそんな(^_^;)。すごいですね。この辺のアドリブの応酬。…彼らの回転の速さには、脱帽です(T_T)。すばらしい。 …更に。ツボシーン。これは確か、ニューヨークのステージ、大成功を収めた後のシーンだったと思うんですが。 光ちゃん含む舞台上にいる団員さん、全員で拍手するシーンで。 最初は普通に拍手していたんですが。光ちゃん、最後の拍手のところで、やってくれました。 突如「ピカイチ」モード炸裂。直立で拍手していた彼が、突然「かくんかくん」という動きになって、「パァン!!パァン!!」(手を打ってはおろし、うっては下ろすという仕草)。会場はすかさず大爆笑。やっぱり皆さん、群集の中にあっても光ちゃんを見ているんですね(T_T)。(私もですが) さらに、その後。 「おめでとうございますっ優貴さん!!」と興奮状態で登場した町田くんに対して、ステージをはけていく団員さん達が、よってたかって足払いの嵐(笑)。 町田くん、その度に「あぁっ!!」て、よれよれと倒れこんでいて(笑←この軟弱な雰囲気がまたツボをあおります)。何度倒されたんでしょう? 更に、最後に光ちゃんに駆け寄っていった町田くん。光ちゃんにまで足払いされちゃうんです(笑)。足払いをお見舞いする光ちゃん、めっちゃ嬉しそう(笑)。好きですもんねぇ、こういうネタ(笑)。 更に、ツボシーンですが。 尾藤さんと、中尾さん。そして光ちゃんで語り合うシーンありますよね? そこで光ちゃんが「この劇場にまつわる怪談」みたいなのを語るんですが。 「この劇場に出れなかった役者さんの霊が(←うろ覚え)夜な夜な恨みがまし〜く現れるみたいなんだ」というセリフのところですが。 その「うらみがまし〜く」のところで見せる、光ちゃんの仕草が好きです(T_T)。 どのような仕草かというと。 目が見開き気味で、手を「おばけ」風に前にぷらぷらっと垂らして、片足をまっすぐ伸ばしたまま横に上げるんですよ。体を傾けながら、「びよ〜ん」という感じで。(上手く表現できない(T_T)) あまりにもかわいいんです(T_T)。見た瞬間心の中で、「うぎゃぁぁ〜っ!!かわいい〜〜っっ!!(>o<)」と叫んでしまいました(>_<)。 舞台の上の彼は、ちょっとした仕草も無駄なく演技に取り込んでいるんですよね。すごいです。ステキです。 …なんだか変なツボばかりでごめんなさい(T_T)。 ステージを観てだいぶ時間が経った今となっては、このようにアドリブなども冷静に思い出せる状態なのですが。 とにかく、終演直後の私は、尋常じゃなく打ちのめされていました。 光ちゃん、ハンパじゃありません(T_T)。彼の実力は、ハンパじゃない。 自嘲するシーンも。怒りに声を荒げるシーンも。 観ている私は、呼吸も忘れ、胸をぎゅぅっと締め付けられて、全身金縛り状態に陥ってしまいました。引き込まれるんです。彼の世界に。 そう。ステージ上の光ちゃんは。まさに「優貴」そのものでした。 今思い出しても、あそこにいたのは。 「堂本光一」ではなく、「優貴」だったと、思ってしまいます。 そして、最後。「キンキメドレー」を熱唱する光ちゃん。…まぎれもなく「堂本光一」さんのはずなのですが、私の余韻は冷め遣らず(T_T)。 彼は、いつもの数千倍の輝きを放っていました(T_T)。 「アンダルシアに憧れて」…初めて見る機会に恵まれた私ですが。 …すごい、ウワサ通りだ(T_T)。圧倒。圧倒です。 一緒に行った方が東山さんのFANで。その方がおっしゃっていたんですが。 まさに「生き写し」だそうです(思わず少年隊のビデオを引っ張り出して、何度も見直してしまったそうです。でも見れば見るほど光ちゃんの実力を痛感したとのことです(>_<))。…いや、もしかするとそれ以上かも、とのことで。 この辺を語る彼女の口調は熱かったです(>_<)。 「ヒガシのように踊れる人はもう現れないかと思っていたから、ホントに信じられない。夢みたい」と。 (そういえば「アンダルシア」の時、隣の彼女は身を乗り出していました) そうですよね…。年月を経て、今こうして目の前で昔の記憶を再現してみせる青年が現れたら…。彼女の喜びを思うと、なんだか私まで嬉しくなっちゃって。 光ちゃん、いろんな方にいろんな形で感動を与えているんですね。 さてさて。「全部だきしめて」の剛くんパート。…うまいっ!!(拍手!!) ♪いいさ落ち込んで誰かを…の部分は、もぉ完璧!!前述の「ヒガシの再来」ではありませんが、「剛登場」のような感動でした。声の張り、微妙な歌いまわし、まるで剛くんが歌ってくれているかのようで…。すごいよ光ちゃん、ひとりキンキキッズ(笑)。 しっか〜し。やってもうた。♪さみしさの嵐のあとで〜の歌い出し。あれはおそらく「嵐」と歌いかけたんでしょうね。慌てて訂正しつつ歌い出したもので、できあがった歌詞は♪あやしさの嵐のあとで〜(笑)。会場は大爆笑。光ちゃんも「しまった〜っ」という笑顔。でも、その後はよどむこと なく全編歌い上げていました。 (サビの部分のダンスは、客席の方数人も合わせて腕を振り上げていました。私も踊りたかった〜←ジュニアの振付です。今からご覧になる方、覚えていかれるといいかも♪) そして最後、光ちゃんが後ろのダンサーの方に目配せで「はいっ!!」と合図を送った直後です。…うははっ!!全員で怪しいダンス!!(笑)これはどう表現すればいいんでしょう?「うりゃぁ〜っ!!」と必死に手足を振り回すというか(笑)。 …この振付担当は光ちゃんだな??(ニヤリ)まさに光ちゃんテイスト爆発の味付けに、最後の最後で大爆笑。ありがとう光ちゃん。嬉しかった♪ そして終幕。 あまりにも、いろんな想いがあふれ過ぎてしまって。すぐには言葉を発することができませんでした。しばし呆然と椅子に腰掛けたまま、動けなくて。 そしてしばらくしてから、椅子から立ち上がろうとしてびっくり。…膝が、がくがくと震えているんです。うまく立ち上がれないんです。 完璧にステージに魂を持っていかれている状態だったんです(T_T)。 とにかく、とてつもないです。光ちゃん。 もう1回観たい!!とか、すごいよ光ちゃん!!とか。もぉいろんな感情が頭をぐるぐる状態で。 本当に、本当に感動しました。(「感動」という言葉でも足りないくらいです) 彼のこれからの活躍が、本当に楽しみになってくるような、そんなステージでした。 ありがとう光ちゃん(T_T)。素晴らしいステージでした。 |