20060913 NAGOYA |
初日でーす!大雨でーす!
東京は霧雨だったので平気かなあ?と思っていたのですが、名古屋についたら大雨でした。
一応レインボーホールまで行ったけど、並ぶ元気のないへたれな私たちはグッズ購入を明日に見送ったのでした。
会場に入ると、六角形を潰した形を積み上げたセットが目につきます。それから、例のKDロゴ。
本人よほどお気に入りらしく、グッズでもセットでもあちこちでこのロゴを見かけます。
確かにいいロゴだよね。
会場入った途端、噴水と甲冑見てびっくりした1stコンとは異なり、ちょっとクールなSFめいたセットです。
でも、そのSFめいたセットの六角の角ごとに整然と篝火が並んで焚かれております。本物の火。これは……一曲目はDeep in your heartですね。
もうそれ以外ないだろう、と思った。
突然鳴り響く銅鑼?の音。
号砲一発、会場の客電が落ちていよいよです!ソロコンスタート!
オーバーチュアの中、ダンサーさん達が展開していきます。MAも松明を持って登場。
来る。来るよ。あれが、来る。
Deep in your heart
TVで披露した時よりもきらきらした衣装でした。初日を伝える新聞各紙に掲載されていた「Deepっぽい衣装」ですね。あれがまさにDeep in your heart〜UNBREAKABLE〜愛の十字架までの衣装でした。
Deep in your heartかっこいいいいいいい!!!!
4カウントの振りからしてかっこいいです。MA従えて踊る姿は野性の獣王そのもの。
これは、ホントにいいものだ。
うっとり。
今日のお席はアリーナの後方の、ほぼセンター。奇跡的に視界もクリアで双眼鏡使わなくても問題なしで、真っ正面からのステージを堪能できました。
これはホントにラッキーだったなあ。初日に全体をきっちり観ることができた私は幸せだと思います。
続いて、UNBREAKABLE。
改めてなんていい曲だろうか、と。でもって光一ソロ仕様のアレンジはライブだとCDよりよりシャープでかっこよかったです。例えて言うならメタルっぽい感じ?(ヘヴィメタルではなくて、金属っぽいっていう意味ですよ)
MAもヘッドセットでサビのところを歌ってました。
ああ、大人仕様のアレンジにしてこれは大正解。かっこいいよう。
愛の十字架。
ここではじめてセンターステージから向かって下手の花道に移動。
そこでワンコーラス。それからセンターに戻って曲終わり。
これは王道で誰もが「すき」と思えるメロディーとアレンジだなあと思います。
こういう曲を作れるのはものすごい強みだと思う。
ここで一回目のMC。
あんまりステージで長広舌になるタイプではないよなあと思うのですが、なんか今日はとても長かった。ものすごく長かった。
「ミハエル・シューマッハです!引退します!」
キタ!挨拶で自分の名前よりシューマッハキタ!
てか、いきなり「引退」とか言うなーーーーー!!!!!!
薄々わかっていたとはいえ、誰もが衝撃を受けた引退発言を受けてのご挨拶です。
「それほど俺にとっては大事件だったの」
と言う光ちゃん。
だろうともだろうとも。
名古屋には二年前のソロツアーでどうしても来ることができなかったから、自分から名古屋を初日にしたいと申し出たという話を。
これは地元の皆さん大喜び。そうだよなあ。気持ちわかるよなあ。
本人の口からそう言ってもらえるのは本当に嬉しいよね。
今回のツアーは、一曲を除いて全部自作曲です。というのもここで披露してました。確かにその通りでした。
しかも、前回のソロコンとの被りはアレンジ違いのソーヤンたった一曲です。
mirrorというアルバムタイトルが自分自身を映す鏡かなあ、と思ったとかそういう話をちょこっと。
光ちゃん自身の中から出てくる音楽と素直に向き合うライブ。
それがmirrorなのかもしれないなあ、と思いました。
今日はなんか失言大魔王だった光一さんですが、ホントに凄かった。そして、何か言う度に
「えーーーーーー」
という会場一丸となった愛あるブーイングが(笑)ブーイングされる度になんか嬉しそうににこにこしていたのが印象的です。
失言の一例。
「(前にレインボーホールに来た時はぴちぴちの二十歳だったけど、もう27歳ですよ。と言ったら客席から「まだイケてるー!」と慰められた)そういうこと言う方が年いってんねん」
大ブーイング。
で、そのお嬢さんは実はまだ「19歳」だったらしく
「(お客さんの年齢を聞いて)19歳?まあ、二十歳過ぎたら肌の曲がり角言うしな」
大 ブ ー イ ン グ 。
光一さん土下座。
「申し訳ございません」
とりあえず、この前のうたばんの高田さんが言っていた「女性に言ってはならない2F」を壁に書いて貼っておけ。
endless SHOCKの時に唯一一緒に400回舞台を重ねた赤坂さんをして
「結婚できずに400回、って言ったらステージの前からも出演者からもものすごい大ブーイングだったの」
当 た り 前
ちなみに、SHOCKのことについては何度も何度も「300回以上やらせていただいて」と言ってたんですが本人既に400回公演達成したことを失念していたらしい。
あーあと、今回はあえてうちわ禁止にしたのは、本人の意向だそうで会場いっぱいのペンライトを観て
「綺麗だよ……人が、じゃなくてペンライト」
と言ってまた大ブーイングされていたと(笑)
この辺りから、二年前の広島ショッカー軍団のようにブーイングで客席が一体化していったという(笑)
「こんな時(ブーイング)ばっかりひとつにまとまるな!」
もう、遅いよーーーーーー(笑)
続いてはTake me to…
黒のロングコートを上から羽織る。
ストーリー仕立ての演出になっていて、白スーツのMAと、マドンナを求めてくるくると相手を変えていく。
最後の最後、女性達に全員去られてしまいショックを受ける光一さんにすっと差し伸べられる手。
それは、あっきー。
手を取る光一さん。
背後でそれを見てしまい、床を叩いてものすごい悔しがる町田さん。
大爆笑です。おもちろいよ!
続いてが今回唯一のNOT自作曲。LOVE ME MOREです。
女性ダンサーさんとの絡みありあり。
Gアルに入っていながら、結局前回のKinKiコンではやってないんだよな。この手の曲はもうオハコだなあと思います。
かっこよかったよう。
いつの間にやら、女性ダンサーさんとの絡みは当たり前になったなあとふと思いました。
で。
で。
でーーーーーーーーー。
今回、アルバム聴いた瞬間に自分の中でのツアーメインタイトルとなりました、addictedです。
光一さんの目のアップ。その瞳がちらりと視線をやった先には。
出た!LED!
二年前よりくっきり鮮明。赤の上下に赤いハットの光一さんが、全部で四枚の大きなLED中、一番上手LEDの中に現れてカメラに近づくようにして顔を覗かせ、遠ざかる。そうして隣のLEDに映り、やっぱりこちらを覗き込むように顔を近づける。そしてまた隣に。そしてまた……それが大きな瞳の動きとシンクロしてます。
す、すごい技術だ。
なんかこーライブ職人の技術の粋を今見てる気がするんですけど!!!
そうして一番下手まで光一さんの映像が移動すると画面がぱっと切り替わり、ダンサーさんたちが映り込み、ええとMAもか?そのシルエットが光一さんのシルエットに集約されていきます。
そうこうしている内に巨大なミラーがステージに運び込まれ、その中央から現れる本物の光一さんです。
恐らく今回のステージ中もっとも「mirror」を意識する演出だと思います。
こういうのやらせるとホントに右に出る者はないですね。
ものすごくかっこいい。そして、他では決して見ることができないものだと思います。
鏡とLEDと。
いくつもの虚像の光ちゃんと本物のたった一人の光ちゃん。
光ちゃんのバックが光ちゃん!!!
倒れそう。なんだろうこの空間。
ぽーんと別次元に連れてかれましたよ。
私はこの一曲のためだけにだってコンに通えますとも。
元々addictedはとてもすきだったけど、コンに行けばあの曲のコーラスの多重が視覚で襲ってくるんですよ。
これは、凄いです。
耳では音の多重。目でも重なりあう姿。
これは、ホントに完璧。
音が、視覚に変換されて表現されてる。
凄いよ、光ちゃん。
私、感涙のaddicted後は、一転してバラード。追憶の雨。
明らかにコンの生歌の方が伸びやかで綺麗に響いてます。CDでは全体的にメインボーカルのボリュームが絞られてるのはご存じの通り。光ちゃんの意図は何度も活字で知らされてますし理解もできますが、普通に聴くにはやっぱり当たり前に主旋律がより強くはっきり聞こえた方がいいと思うのですよ。
addictedとか、Shadows On The Floorみたいな作りの曲はいいんだけどね。addictedはあれだからかっこいいのだと思うし。
で、ライブではちゃんとメインのメロディーが前にくるから、とても聞き易いし、素直に曲に入れる。
そのように思いました。
と、光一さんが次の曲について語り出します。
「続いての曲は、endless SHOCKでやっていた『Why Don't you Dance With Me?』ですが、この曲はSHOCKでは秋山が踊ってないんですね。で、どうする?踊る?って訊いたら「踊ります!」(←鼻息荒めで)っていうから」
ということで光一さん的に
「秋山のために!」
Why don't you Dance With Me?です。
で、SHOCKならツバサとかリョウに向かって問いかけるあの部分。思いきり
「秋山!」
で入ります。あ、歌詞だから「Akiyama,Akiyama」ですね(笑)ここで劇中では
「なんで踊らないんだよ?」
と問いかけるわけですが、あっきーですので(笑)
Why Do You Dance with Me?
になるわけです。
なんでお前踊ってんだー?って(笑)
あっきーノリノリ、顔作って激しくダンスダンスダンス。
場内大爆笑。
メインメロディー部分は、SHOCKのあれです。そして、劇中でツバサやリョウが歌っていたところをMAでパート分けて歌っていた。
2コーラス目に入る前に、あっきーが軽く光ちゃんにセクハラダンス仕掛けてるのも笑いましたよ。
ダンスはすごくかっこいいのに、歌詞と仕掛けが(笑)
おもちろかった。
曲が終わった時のあっきーの「やり遂げたぜ、俺!」な顔まで含めて、思ってもみなかった演出でした。
なるほど、こういうやり方もあるのねー。でももう、この曲、笑いなしに聴けなくなったかもしれない、私。
そして、MAがステージに登場したままで、このまま二回目のMCコーナーへ。
なんか五人揃うと嬉しそう。
夕べは大貧民大会だったそうですよ。どこの修学旅行かと!
光ちゃんは普通に強くて今一位だとか(笑)
自分が+13点で「今、俺、一位」と言った時のにょろりと伸びた自慢毛がおかしかったです。
「本当に強いんですよ」
と、あっきーがフォローするもはたと、自分が「接待カード」(なんだそりゃ)されたのか?と思ってへこむ光一さん。
いや、普通に強かったらしいです、ホント。
一番弱いのは「後先考えずにカード出す」屋良くんだとか(笑)
「2あがり、だめだ!っつってんのに」
2あがりしちゃうらしい。ちなみに一番嘘つきは町田だそうです(笑)
その町田さんはマイク持って前に進み出た時、一回目のMCからの場内一丸となったブーイングに
「みなさんが光一くんに対してブーイングするのが耐えられません!やめてください!」
と、訴えてました。
完璧です、町田さん!さすが、同志にして、同志の中で最上級乙女!
ちょっときゅん、としたのは米花くんのコメント。
「デビュー曲のバックを努める気満々でいて、勝手にカレンダーとか見ては発売日がここだからきっとこの辺りでPV撮影でってスケジュール組んでた」そうで、ふとTVとか見たらダンサーさんが映ってたから、あれ?って。
光ちゃんのマネージャーさんにメールして、確認しちゃいました、と言ってました。
「そしたら、今回はダンサーで行く、って」
ご、ごごご、ごめん。ごめん。なんか私は別に何も悪くないけど謝りたい気持ちになった。
でもTVでのDeepのOA観てて、MAがいないのはちょっと寂しかったのは本当だ。FAMEの再演を聞いて、もしかしてソロコンについてくれないかも、と心配したのも本当。
で、米花くん的には今回のツアーに本当につけるかどうかというのも不安で「光一くんのマネージャーさんに何度もメールした」って!!
光ちゃんは光ちゃんで事務所に何度も「MAのスケジュール確認した」そうです。
相思相愛だね!
MAの話を聞きながらタオルで頭をわしゃわしゃ拭いてる姿が実にツボでした。なんかかわいいやらかわいいやら。
そう言えば、タオルで拭いてる時に客席から
「光ちゃん、ずれてるー」
と声がかかってました(笑)
「ずれてない」
反論する光ちゃん。あっきーが
「そう言うときはズラじゃない、ですよ」
とナイスフォロー。
光ちゃんがMAをかわいがってるのは周知の事実ですが、しきりに「MAは去年ライブやったけど、来年位にはまたやって欲しい」と言ってました。
でもって
「もしよかったらだけど、俺が曲を書いたら歌ってくれる?」
と言ってましたよ。
一瞬何を言われたかわからない様子でぽかんとしてるMA。
拒否られたのかと思って一瞬焦る光ちゃん。MAとしては願ったり叶ったりだったみたいです。お願いしたいけどそんな大それたことできない!みたいな。
私は私で、光ちゃんがどれだけMAを大事にしてるかまざまざと見せつけられた気がしました。やー、あれだけ言ったら来年あるね!MAのライブ。ここまで光ちゃんが言ったら多分事務所はその方向で動く。
期待してます。今度こそ私も行きたいよ!去年外れたんだよ!
で、何の流れか覚えてないのですがとにかく、F1の話になってその内モニタ使って「F1解説やるかも」とか言ってましたよ。
一瞬、微妙にたじろぐMAの皆さん。
「F1観てる?」尋ねる光一さん。さらにたじろぐ町田。
いじめっこの血が騒ぐ音が今確かに聞こえたぞ!
光「今季でF1を引退するのは誰でしょう?」
町「……シューマッハ」
あ、当たってる。
光「シューマッハって二人いるけど、どっちだ?」
町「……ミハイル」
場内、喝采。あってる!あってるよ!
光「じゃあ、所属チームはどこでしょう?」
町「……トヨタ?」
名古屋だけに!地元が世界に誇るメーカーあげときますね!
でも、残念!正解はフェラーリだったわ、町田!
マンガの中の人のようにずっこける光一さんです。うん、私もコケた。
「ありとあらゆる記録持ってる人なんだよー」と嘆く光一さんです。
「総参戦数以外の記録は全部持ってる」と。
そして、ソウサンセンスウという言葉を拾いきれず「ソレ何?ドコノ国ノ言葉?」状態になった秋山さんはその場で一人くるくる回っているように見えた。いや実際には回ってないけど。
さて、前回もありましたが、今回もあります。ダンスコーナー。今回の講師は秋山先生です。屋良くんの「SNAKE」は一発OKが出たのに、秋山先生の振り付けは3回目でようやくOKが出たとか。
あっきー指導にぐでぐでの場内。
腰の動きの再現に、
「男は前に突き出す(実演中)のはできるけど、後ろに突き出すのはうまくできない(実演中)んだ、発見したんだ!」
と意気揚々と報告する光一さんです。会場若干ひきました。ひきましたよね?この反応。
実演には拍手喝采ですが、その発見には今ひとつ共感を得られなかったらしい。
光一さんが「やればできる子たちなんです。ホントはできる子たちなんです」とフォローを入れてました。ありがとう、ママ。僕がんばるよ。僕、誉められて伸びるタイプなんだ。
さて、続きましてはSpica。
本人的には「あまり気に入ってない」と言ったら客席だけじゃなく、MAからも「俺、一番すきですよ」「ええ?」と言われていた。
「そお?なら、心を込めて歌います」
Spicaは、客席の天井いっぱいに星が光ります。とてもとても綺麗です。
優しくて綺麗なメロディーにぴったりだ。今回はうちわなしで、ペンライトが場内で輝くので、スタンドもアリーナもみんな一個の星を持ってSpicaを聴くのです。
いい曲です。
そして、衣装を変えてShadow On The Floorのイントロが流れますよ。
この少し後に、さっき覚えたダンスが入る、とアナウンスする光一さん。
えええ?この曲?この曲で入るの?ええ?
どこにあれを入れるんだ?と思っていたら、イントロの間に別のメロディーが挟まれた。ああ、これならいける。
ええと、指導教官の皆さんの動きにあわせてやってみたのですが、
「甘い!」
と教官からハンコもらえませんでした。うえええ。僕がんばったのに!
One more Kiss XXXは、ステッキを女性に見立てて色っぽく。
Shadowから、長めのパレオみたいなのを腰に巻くのですがこの曲の時はとても効果的だったと思います。長いスカートみたいにひらりとするので、一人でいるのに男性、女性両方の役をこなしてるように見える。
これはスパニッシュな匂いのある演出でした。
ええと、練習してたってタップはここか。
続いて、屋良くん振り付けのSNAKE。
光ちゃんはステージ上方でスタンドマイクで歌います。ダンス担当はMA。
私はこの曲の最後の伸びが大好きだ。
光ちゃんの声がぐーんと伸びるあれが大層すきだ。てゆーか、この曲すきだ。
曲終わり、暗転してギターを持つ。
ヴェルヴェットレインです。
生バンドが登場してたよ。ギター弾きながら歌う姿は男前です。かっこいい。ごりごりロック。すきです。
バンド繋がりで、そのままmirrorVer.のソーヤン。
走る走る。ここでようやく、上手側の花道に。
先端まで行って、あ、降りた(実際は「落ちた」んだそうですけど)
一生懸命そこから登ろうとして、スタッフさんに手を借りてるのですがそれが叶わないと知るや思いきりかけて正面ステージの多少低くなったところからよじ登っていた。
あーびっくりした。
いよいよ後半クライマックス。
下弦の月です。
モニタに月。ごりごりハードロックの世界から一気に、和の趣に。
………………ええと。
その、お召しになってるものは、一体……
新聞各紙に載っていたかと思いますけど、水色のへちまカラーのガウン?しかもチャイナ。袖のところがまくられてまくったところは赤。全体的にはクリーム色、で全体的にてかり気味。腰のところで赤い幅広サッシュというかカーテン止めみたいなもので搾ってる。足元は編み上げブーツみたいなの。
なんというかその……誰か、誰かブランデーグラスとペルシャ猫を!持ってきて!連れてきて!背景は香港の夜景に変えてちょうだい!的な。
どこのボクサー?みたいな。
下弦の月は、PV映像が月夜をイメージしたと思われる背景の中にはめ込まれ、その前で紫色の傘を使ってひたすら優美に優美に踊ります。
すごく素敵です。衣装以外は。
その衣装だけはごめん、ホントにいただけない。
パンフレットでも下弦についてはかなり熱く語っているあたり、気に入っている曲なのだなあと思います。
演出も凝ってる。これはとてもよかった。衣装以外は。
続いて夜の海です。
これ聴くと
「ああ、もうすぐ死んじゃう」
ってうるっときます。SHOCKでお馴染みのナンバーはやっぱりとてもよかったです。
そして、バラード調に始まる愛の十字架。
ええと、ここの部分での手拍子は……個人的にバラードで手拍子するほどダサいマネはないと思うのでぜひとも、静かに聴く方向にはならないものだろうかと。
心から。ええ、心から。
この曲はやっぱりとても綺麗なすとんと落ちてくるメロディーですね。とても素直に聴ける。
個人的に、光ちゃんがステージ前方で歌ってる時に、MAが作る鎖……腕をからめてつないでひとつのオブジェになるところがすごくすきです。なんか、いい、あれは。
さて、ここで本編終了。
少しのインターバルをおいてアンコール。
プラマイです。これは花道を景気よく駆ける、駆ける、駆ける。明るく陽気に終わりたい心意気受け取りましたよ。
MAとのMCの時にあっきーがそのような運びにしてくれたので、最後の最後に照れ照れになりながら客席に向かって
「愛してるよ!」
と叫んだ!!!びっくり!!!
ネットとかに書き込まないでね、と言ってたんですけど、新聞で全国的にばらされてたからいいよねー(笑)
全体的にとってもシンメトリ。
きれいにステージ上に展開してる様子が綺麗です。これも鏡演出のひとつか?シンメの美学を追究してるかのようなステージでした。
すごく綺麗なんだけど、これは真正面から観ないとちょっとわからないかもしれない。
たまたま初日正面から観たので大層綺麗なものを見せてもらえました。でも、また観たい。
ので。必ずDVD出してください。よろしくです。
あと、ライティングが!今回はステージ自体割とメタリックな感じで、衣装も色とりどりという感じではないのですが、とにかくライティングが綺麗だったなあと思います。
KinKiというか、光ちゃんは基本的にライティング凝ってるステージが多いですがさすがだなあと思ったです。
個人的に圧巻だったのはやっぱりaddictedかなあ。Spicaの星空も綺麗だった。あと、下弦の月の気合いの入り方は見応えありましたね。
衣装は、これといったツボに入るのはDeepの衣装くらいかなあ。あとは、衣装としてツボには入らず。下弦の月のあのガウンはちょっと……ねえ?
セルフプロデュース能力、という点においてはやっぱり光ちゃんはすごいです。
ここでしか、ソロコンの会場でしか観れないと思うものがいっぱいある。
演出も細かいところまでよく気を配ってるなあと思います。毎度のことながら、飽きるヒマがないのよね。
全体の流れは流れとしてあり、さらに各曲の中にそれぞれ違う要素を取り入れて全部の曲に「この曲の目玉はこれ!」と作っているところがさすがです。
ポイントになるのはDeep in your heartとaddictedと下弦の月かな。この三曲の凝り方は頭ひとつ抜けてましたから。
でも、それ以外にもこの曲はこれ!っていう目玉が全部にあるのですよ。
ああ、楽しかった。
前回と比べると、シンプル。地味と言えば地味。
でも、なんというか密度が濃くて通なライブって感じです。随所に見所が沢山ある。それをひとつひとつ見つけていくのはなんて楽しいことか。
これからわくわくの日々が始まりますよ♪