20060914 NAGOYA |
どこにいるのかと言うと今実は福岡なのです。
名古屋二日目のレポを書こうと思っていた土曜日は、台風13号の情報収集に追われていてとてもそれどころじゃなかったのでした。
結局、飛行機はちゃんと飛んでくれたので福岡入りはできましたが福岡公演初日は延期となってしまったです。
追加公演は10/3ということでさすがに会社休めませんからこれは断念しなくては。本当に残念です。
さて、気を取り直して名古屋二日目レポ。
二日目はスタンドの上の方、左右に伸びた花道先端の上方でした。
ほぼ、真横。
距離は初日より近いのでした。
ペンライトの数がざっと昨日の倍には増えていたような。
そうだよなあ。みんなあの大雨じゃ物販購入を断念せざるをえないよなあ。私は昨日は年末に買った七色ペンライト。今回はMさんが「今日は赤」と赤を渡してくれたんで(笑)赤です。
気分によって色を使い分ける。
これが今回のテーマですね>ペンライト
色がすごくきれいなんですが、これはまだ新しいからなのかしら?光がより強くて色がくっきりしている気がする。Spicaの時、スタンドから見る星の海が本当にきれいでした。
天井から下がった星を見立てたライトが思っていたよりも低い位置まであって、私はスタンドのちょうど真ん中より上くらいの席だったんですが、星の海の中に入り込んだみたいな気分になります。
前回のソロコンよりも、セットがシンプルな分、ライティングがすごく映えます、今回のコン。
ライトの色味そのものもよりきれいに思えるのは私の目の錯覚かしら?
友人達は一様に「ライティングが暗い」と言ってますけど。まあ、確かにOPの出のところとか全然わからないもんなあ。距離があるからっていうのもあるだろうけど。
Spicaといえば、昨日のコンで「おれはあんまり気に入ってない」と言ったら、MAからも会場からも「えええ?」とブーイングくらってましたけど、スタッフさんから
「ファンには評判のいい曲」
と聴いたらしくちょっと意外そうだった。
「なので、心を込めて歌います」
だそうです(笑)
いい曲じゃないですか。光ちゃんの曲はホントにメロディーがきれいなのだからアルバムの中でも何曲かはあえてあまりいじらずに素直にぽーんと出しておいた方がいいと思うのだよな。
声もきれいに伸びてました。
これと、SNAKEの伸びる声がとてもすきです。いい声。
光ちゃんの歌声すきだなあ。やわらかくて甘い声とぽーんと伸ばした時ののびやかな声。光ちゃんの歌はライブの方がいいなあと思うのはひとえにアルバムの音のバランスのせいだと思うのだがどうでしょうか。
本人のこだわりは何度も雑誌で拝見しましたけども。うーん、それはなんかこう、あれな気がする。そしてライブで聴くとそう思うのはやっぱり間違いじゃないと思った。
初日はとにかく流れを追うので精一杯ですから、細かいところまでは堪能できませんでしたけど二度目ともなると細かい振り付けとかまでようやく目がいくようになります。
ツボ。
Love me moreのフレーズにあわせて、一回だけぎゅっと身体を抱きしめるとこがものすごいツボ。
One More XXXも、歌詞のフレーズにあわせて、キスを投げるところも超ツボ。
愛の十字架の最後、ダンサーさんとMA、そして光ちゃんが全員で作るクロスもツボ。
こういう細かい振り付けはぐっときますね。幾度も繰り返すわけではない、一曲の中にあるその瞬間で一気にもっていかれる感じ。
きめが細かいなあとこういう時、つくづく思います。
mirrorはトータルして聴くと、確実に「堂本光一」ですけれども、曲調から言うととてもバラエティに富んでいるアルバムですよね。
mirrorコンを観ると、そのバラエティに富んだアルバムをきっちり見せようとしているのだなあというのがよくわかります。
一曲ごとに変化をつけて、ひとつずつに見せ場をちゃんと用意してるのですよ。手が込んでいるというか、丁寧に自曲を見せることを心がけているのです。
あーなるほど、アルバムというある種のしばりがある、あるが故のコンの見せ方なのだなあと思ったです。
そんなわけで各曲目玉(名古屋終了時点)列挙
Deep やはりPVの印象が強いこの曲ですので、なるべくPVを忠実に再現。PVにはいなかったMAを取り込んで、なお、忠実に。UNBREAKABLE MAとのダンスセッション。サビはこのコンの主役である光ちゃんとMAが思い切り歌ってる
プラマイ 音楽戦士でのあの、ひもダンス再現
愛の十字架 花道でよーやくファンのそばに。その1
Take me to… ストーリー仕立てのパフォーマンス。次々に女の子が他の人とカップルになっていって、最後残った光ちゃんがうなだれているとあっきーが手を差し伸べて、その手をとっちゃう。背後で町田の小芝居(だけど、ここ重要)
Love me more ある意味光一エロ系ソロ定番。自分自身をぎゅっと抱きしめるあの一瞬
Addicted 今回の目玉。パネルを使ったアナザーワールド
追憶の雨 addictedから一転したしっとりバラード王道世界
Why don't you Why do you dance with me?
Spica 天井いっぱいの星
One more KissXXX ステッキをパートナーに見立てたダンス
Shadows On The Floor タップ&秋山先生振り付けのダンス教室
SNAKE 屋良ちゃんの振り付け
ヴェルベットレイン 光ちゃんのギター!
ソーヤン ヴェルベットに続くロックチューン。バンドアレンジで、ステージ疾走
下弦の月 PVと夜をバックにした、傘を使った丁寧なパフォーマンス。
夜の海 SHOCKをきれいに丁寧に再現。でも、この曲聴くと「・・・・・・もうすぐ死んじゃう」とうるっとくるのだった。
愛の十字架 前半とは違うバラード始まりと、最後の全員で作るクロス。MAの作る鎖。
こんな感じ?
一曲一曲、すごくよく考えて作ってるなあという印象ですね。
多分観るたびに何か発見する自分がいるのだなと思います。
この先のコンも楽しみだ。
秋山先生によるWhy don't you dance with me?は昨日よりだいぶ激しくなっていた。あれはこの先どんどん激しさを増すのだろうか。
光ちゃんにもMCで指摘されてたけど、ものすごい顔芸(笑)なのでおかしくてたまらない。
オーバーアクションの手振りとオーバーアクションの顔芸のコラボ。
そして、曲途中で光ちゃんにセクハラ(笑)度合いも昨日より激しかった。
ものすごくきらきらしていた。あっきー輝いてるよあっきー!
でもやはりまじめな人ですから、光ちゃんがちょっと用事があって(笑)トイレに行った時、個室で歌っているあっきーの声が聞こえてきたんで思わず歌って返したら、ちゃんと個室から歌で返しがきたそうで。
ナイスあっきー。
君が愛される理由がよくわかるよ。
その秋山先生による振り付けレッスン。今日の本番は光一さん的に「OK!」をいただけました。でも昨日との違いは正直よくわかりません、私。
今日は横から見ていたので、Addictedの鏡パフォーマンスが若干観にくい部分がありました。
だからやっぱりDVD!
あれは真正面から見なくちゃいけないと思うの。視界さえぎられずに見せなくちゃもったいないと思うの。私にとってはそれほどに、神演出で、神曲。
ああ、すきさ。変態曲が大好きさ。
MC。
「ジャン・トッドです」
周囲しーん。私一人吹き出していた。
あれ、知らないの???ええ??そうか、そんなもんか。そうだよなあ。
きっとあちこちでわかった人だけ爆笑モードだったんだろうなあと思いました(笑)
昨日、散々ブーイング食らったからでしょうか。今日は優等生でいくらしいです、光一さん。本人宣言。
昨日このツアーで大貧民が流行していると報告してくれたわけですが、今日もその戦績を報告いただきましたよ。
現在町田一位、光ちゃん2位だそうです。
相変わらず屋良くんは2あがりやっちゃうし、いろいろあれだったらしい(笑)現在、プラスポイントがついてるのは町田と光ちゃんのツートップのみだそうですよ。
そして町田の反省点。
「自分の勝負に夢中になって光一くんを楽しませてあげられなかったことが……」
アナタ、完璧です。
正直神がかってます。
そして昨日のご飯報告。
「名古屋だからベタに」手羽先だったそうで。お店のメニューにあったターザン焼きのことを話しておりました。ターザンってなんだそりゃ?と。頼んでみたら鶏を半分に裂いたのをただ焼いただけだったとか。
そして言動のことごとくが光一さんのツボに入ってたまらない屋良くんですが。
光一さん的に驚愕の思い込みが発覚した模様。
手羽先が鶏だって知らなかったの、こいつ
は?
はあ?
はああああ?
光ちゃんものすごいご機嫌。うれしそう。
手羽先は手羽先っていう種類の鳥がいるものだと思ってたんだそうですよ。精肉売り場に売ってる鶏肉(チキン)も、鶏の肉だとは知らなかったそうで。
鶏というのは学校の飼育小屋とかで飼われてるあの形態しか知らないと。
光ちゃん大喜び。
自分も大概天然で、常にすっとぼけたことを言って笑いをさらうものだからか、他の人が切れ味鋭いボケをかますと光速で食いついていきます。
いやあ。ゆとり教育って……と帰りに友達と話したら「いや、屋良くんの時代はまだゆとり教育の時代じゃないだろう」と。
つまり、天然。
いやあ、大物だ。
ですが、光一さん。
そうは言っても光一さん。
昨日、ソーヤンの時花道から降りたと思っていたら、実はあれは「落ちた」のだそうです。えええええ??
でも、そういえば降りたはいいけどステージに戻れなくてスタッフさんに持ち上げてもらって戻りかけてべちゃっと落ち、仕方ないからステージ正面まで戻って低いところから「えい」と昇っていたよなあ。
ぱーっとなって思わず降りたはいいけど始末できなくなったのかと思ったら、普通に落ちましたか。そうですか。
怖いから!!!!
それ怖いから!!!
だからリフターにこの人乗せたくないのよ!翌日の新聞で見たら3mの高さって!3mから落ちたって!!!ひーーー!!
怪我がなかったっていうのはもうほとんど奇跡じゃないかと思うのですが。
頼むよ、もー
さらに。
一回目のMCで話を終えて、そろそろ次の曲に・・・・・・ということでぶらぶらさせていたイヤモニターを耳に装着しようとしてナニやら「あれ?あれ?」とやっている。
何かと思ったら
「あ、耳につけてた」
と。
波平がめがね探してるよ!
な感じ。探してたものはすでに装着していた、と。
ああ、あなたらしいよ!
昨日も思いましたが、やっぱりヴェルベット・レインはかっこよかった。あのギター姿はぐっときます。ホントにかっこいい。
ロッカー光一様の姿、もっと見たい気がしますね。
いいライブです。
二日目はやっぱり、昨日よりもずっと赤の印象がすごくすごく強いのですが、全体としては青も同じくらい使ってんですよねえ。
印象的な演出に赤がメインの曲が多かったからかなあ。
昨日よりも演出の淀みがなくて、滑らかに繋がっていってる気がします。
惜しむらくは、衣装にツボなのがOPの一着くらいなところかなあ。赤系がすごく多い印象なんですが、実際は中盤の一着とOne More XXX〜のジャケット及びパレオの色だけなので、これはライティングに赤を多く使った演出が多いせいかもしれません。ああ、でも8着中2着なら多いか、やっぱり。
あと、足元が隠れる衣装があってそれはせっかくの足さばきが見れないのでなんとも微妙。それを選択したのは、多分同じ衣装を着て踊る一曲のためだけなんだろうけど、それならパレオみたいにすっぱり外して他の曲に挑む方がいい気がするんだよなあ。
ライティングが映えるようにという意図からなのか衣装の色味が同じような感じなのがちょっと残念。
あと、色のイメージって鮮烈なのでこのあたりはもうちょっとなんとかなるといいな。