20061007 OSAKA


大阪二日目。
三日連続二回公演の中日です。光ちゃんがさすがにへろっとしてます。
私も若干へろりめ。
そんな時は青いハンカチ王子です。てか、スタッフさんここらへんから出すタオル全部青(笑)そして光ちゃん、ちゃんとニュース観てるんでしょう、きっと。汗の拭き方もしまい方も完璧(笑)
何かブーイングなこと言う度にハンカチ王子で誤魔化しているあたり(笑)が大層いい感じです。持ちネタ増えたな、光ちゃん。
今回のmirrorツアーはほとんど前方列らしき席はこなかったのですが、比較的真ん中で観ることが多くて、遠いけどステージ全体を観ているのでそういう意味ではラッキーな感じでした。
で、今日の夜は初めてほとんど真横からステージを見下ろすような席となったのでした。
なかなか印象的な回となりました。
頭の中にはセンターから観た時のステージが入ってるので「なるほど、実際に舞台ではこんなことをしていたのか」といろいろ発見が多かったです。
いや、席についてひとまずほっとできるところだったから、というのもあるけども。

実は前夜の宴会で友達から、ステージ真横からステージに近い方の席になったら大層悲惨なことになると聞いていたのですよ。
Addictedは、一番いいところのはずの鏡に囲まれた途端に視界から光ちゃんが消える(なぜなら鏡に囲まれるから。そしてモニターが左右にあってもその位置からでは見えないから)例えて言うならシャッターが閉じるようだったとか(以後、極端にステージに近い席を仲間内の隠語でシャッター席と呼びならわすこととなりました。まあ、大阪城ホールほどのキャパのある会場でなければそんなことにはならないと思うのですけどね。ホントにぎっしりびっしりお客さん入れてたから)バックステージの方で歌う曲…SNAKEとかヴェルヴェットレインとかは「声はすれども姿は見えず」とか。

今日の夜は友人達が前日座った席の対面ブロック。やー、やばいやばいとどきどきしましたよ。
でもまあ、結果的にはステージのセンターの出っ張り部分先端の対角線上位の席だったんで、若干Addictedで、向こう側のパネル二枚分くらい見えないとかその程度で済みました。あと、写真は真ん中のモニターだと半分欠けるので自分に近い側のが頼りだった。でも、左右のモニタの写真は一瞬で消えてステージの光ちゃんたち映すので目に焼き付けなくてはならなかった。
ああ、恐ろしいのは横アリ。きっとこの大阪城ホールの惨劇は耳に届いてると思うので、なんとかモニタでかっこつけてくれると思いたいです。
いや、やばそうな席がいくつかあるので。あはははは。

で、私のこの大阪自体は真横から観れたのはよかったなあと思っております。真横からの視界であるが故に、いかにMAがいい仕事をしてくれてるかを改めて思い知る結果となる感じでした。
ホントにきっちり綺麗に手抜き一切なしで踊ってるんだよなあ。
フォーメーションの展開の仕方も、ダンスそのものも、ホントに綺麗。
ソロコンのダンスはあほみたいに難しいというか、繊細な動きを要求されるものが多いので、圧巻です。
私たちコーナーのほんの少しのダンスでさえあたふたしてるのに、あんな複雑なのを少しずつずらしながら違う動きして次のタイミングでぴたっと角度まで揃えられるなんてすごすぎ。
UNBREAKABLEとかWhy don't you〜とか、MAと光ちゃんだけで踊っている曲なんかはホントに神がかってますよ。
ホントにMAはいてくれなかったら困る。
MAファンにしてみればもちろん彼らオンリーのステージをやってくれた方がいいに決まってるだろうけど、光一ファンとしてはホントにいてくれなかったら困ってしまいます。
それくらい、この人達はいい。
今、これだけのレベルのステージを作れるのはそうはいない。
Why don't you〜で、光ちゃんが腰をかがめて低い体勢をとり、次の瞬間屋良くんが宙返りで光ちゃんの上を抜けていくところがあるのですが、あれ、正面から観るとホントに光ちゃんの上を飛び越えていってるように見えるんです。でも、実際は後方を跳んでたんですよね。彼がものすごく高い位置で跳んでるから、上を跳び越えてるように見えるんですよ。なんて身体能力だろう、すごいなあ、と舌を巻きました。
あと、横から観ていたらちょうどAddictedの鏡の後ろ側がよく見えました(笑)
鏡の後ろで光ちゃんとダミーの町田がちまちまっと一緒に並んで動いてるのがなんかすごくかわいくてツボった。
あと、私的にメインイベントのひとつでもある、下弦の月の細かい踊りですね。
町田・屋良・光ちゃんの三人ダンスはいやもう笑っちゃう位すごい。
ざわざわと繰り広げられる幽玄の世界がたまりません。
大阪から変わった演出で、光の中横一列に並んだメンバーが白のライトになめられるところとか大好物です。
ああ、ホントに見応えがあるったらないな!
眼福とはまさにこのことですよ。この高いところで輝くようなステージ、チケ取りは主に金銭面で結構大変だったけど(というか今も大変続行中)やっぱり行けるだけ行こう、と思った私は偉い、と思いました。
もう何度も観ているのにちっとも飽きないんだもん。
次はこれ、次はあれ、とわかっているのに毎回どきどきと期待だけが膨らむ。それが裏切られることはない。
思い出すとあまりにもいろいろな要素がひとつのステージの中に詰まっているけど、それが淀みなく流れていてちゃんとひとつの作品として輝いてる。
mirrorはそんなステージです。
ああもう、楽しいなあ!
そうそう。本編の方のプラマイで女性ダンサーさんが取り損ねたリボンを光ちゃんずっと持ったまま歌ってて、さりげなく渡してました。
ナイス、座長!
いや、今回は座長ではないのだけど光ちゃんがそういうフォローとかをさりげなく当たり前にしているのを観るとつい「座長!」とお呼びしたくなるんです。私だけじゃないですよね?
それと、影スキーとしましてはひとつ(笑)
One More XXXの時に、上手側から光ちゃんにライトがぱーっと当てられるのですが、その時に、できるんですよ。スタンドHブロックに大きな光ちゃんの影が!本体と同じ動きをする(当たり前だから)影が!
影ー!影キタ影ー!
おっきい光ちゃんとちっさい光ちゃん。
うっとりの時間です。ええ、影担当ですから私。下手側のステージ脇くらいのブロックになった方、ちょっと暗がり?とOne More XXXの時に感じたら、それは光ちゃんの影に包まれているという希有な体験中!だと思えば!
ほら、うっとり体験だ。ヤホー!

大阪の人々はとにもかくにも参加型お客さん。
子どもだって叫びます。そして、ちっさい子どもの「光ちゃーん!」の声にマイク外して「子どもー!」と声を返す光ちゃんでした。
もはや恒例の「初めて生光一観る方」アンケートにいつものごとく「(生光一は)ちっちゃいんです」とやけに偉そうに言う光一さんです。
「でも、ここにいると大きく見えるんです……」
おお、珍しい発言だな、と思っていたら
「照明の力はすごいです」
と続けましたよ、コラ。
そして今日は鈴鹿予戦の日。
「僕は気が気じゃない」
油断すると心が鈴鹿に飛びがち。
さて写真館。
昼は夕べのご飯会写真。
光ちゃんほぼ死んでます。なんかへたれきってる。そして、隅っこの方で何重にもなったクッションに埋もれてる。
この人3枚くらいでギブアップして、いい肉なのに悔しいと思いながらクッションに埋もれて終了してたそうですよ。光一さん、昨日は機内食食べただけで2ステージこなしちゃったそうで。夕御飯でも一滴もお酒入れなかったそうで。
ああ、この人の身体は一体どうなっているんだろう。
でもまあ、みんな疲れすぎるとお腹に何も入らなくなるらしい。それはわかる。ただしそれは町田さん以外。町田さんは写真出る度に何か食べてる印象ですね。
なんか昼間は痩せる痩せない、の話をひたすらしてたなあ。
今は56kgだけど、油断するとすぐに54kg・52kgに落ちるらしい光一さん。なんつーか、燃費が悪いのかなあ。でも燃えてるのは脂肪じゃなくて筋肉というところが本当に心から恐ろしいです。ぶるぶるぶる。
本人曰く特に下半身が細いんだそうで。ああ、なんか世の中の女の人が嫉妬と羨望の眼差しをさんさんと浴びせそうな体型だなあ。いいよ、私の腹から下の肉をすきなだけ持っていくがいい。在庫は豊富だ、遠慮はいらない(涙)や、なんなら二の腕もいらない?いいよ、持ってって。
ところで今回は、

「俺は負けへん」

がテーマになっていたような(笑)
光一さん、客席にいらないことを散々言ってはブーイング浴びるのがくせになっているようで(笑)ただ、言われっぱなしにはならないのが大阪というところなわけで、いちいちものすごいツッコミが入ってました。

夜は「俺はMAを愛してるよー」から入った二度目のMC。
大喜びでぴょんぴょんしている町田さんがやっぱり完璧です。すごいよ、君は!
夜の写真館は、夕べのご飯後のホテル写真。
パナのために用意したケーキと共にぱちり。そして三度目のハピバ歌唱。どこのプラシド・ドミンゴか?って話(笑)
そしてトランプ写真。負けた人がカード配る掟だそうです。配ってるのは光一さんです。
現在それでも第二位。
負けっ放しなのは秋山さん。マイナス60。
あととっても恐い秋山さん写真とか。こわ。マジコワ。

で、本日のアレです。

流れとしては、Why don't you〜の♪Show me your stepであっきーが見せるあのステップはなんだ?ということから続いて屋良さんに♪Show me your stepがふられ、当然のように光一さんに話がふられたわけです。

まあ、無理です。やるわけがありません。

光一さんとはそういう人です。

ところが大阪は強かった。客席一丸となって光ちゃんに♪Show me your stepですよ。実際には「やって♪やって♪」とばかりに、催促の手拍子でしたが。
まあ、経験則から言うと三度目の要求までにやらなかったら、あの人てこでもやりません。絶対やりません。
何度も何度も巻き起こる、光ちゃんへの♪Show me your stepです。
無理。絶対無理。
MAが困り始めてます。そりゃそうです、かたくなになった光ちゃんをどうすることができるわけがない。
どうにかしてやらせるように促してやらせるか、あるいは自分で何かしてオチつけられるのは正直、剛くんしかいないと思います。
私はご存じの通り、光ちゃんがいればいい人ですけど、こういう時ばかりは剛くんてのはホントに大きな存在なんだなあと思います。
つまりは、それがツートップということだ。
会場にいながらにして、
「あ、今やらないスイッチが入った」
「今、やらないロックがかかった」
と手に取るようにわかりました。無理無理。最後はホントに怒ってたよ、光ちゃん。
まあ、あそこで上手いことお客さんをあしらえないのが光ちゃん。
たまたま翌々日にスマコン行ったんでさらにしみじみとその辺思い至りました。そうなのよ、あそこでうまいことできないのが光ちゃんなんだよなあ。芸歴15年に及ぼうともアドリブは苦手。
そういうところが私にとっては光ちゃんのかわいげなんだけど、至らないなあと思うところでもあります。
まあ、おかげで今日は異常に長かった。振り付けやるために立ってからも異様に長かった。
そして最後の愛の十字架の時に光ちゃんが「今日は途中でどきどきするような展開になりました」と言ったのがなんかとってもかわいいなあと思った私です。
自分でも「あれは大人げなかった」とか思ってるんでしょうか。思ってないかもしれないけど、どうにかしてお客さんを黙らせることが上手くできなかった自分に反省猿だったのかもしれない。
いやあ、まだまだ課題は多いね、光ちゃん。


 

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