20061014 SAPPORO


朝天気予報を観たら、札幌は東京の12月頭くらいの気温だと知りました。

で、12月頭って私は一体どんな格好してたのかしら?????わからない!わからないよ!

正直、天気予報が無意味です。
さて札幌真駒内アイスアリーナは私は初めての会場でした。以前KinKiコンで野外スタジアムに行ったことがあるくらい。
会場入るとやっぱり狭い。そしてスタンドがとても高い位置にあるように思いました。

札幌は初見どころか、光ちゃん観るのも初めて!という方が多かったような気がします。
ええと、光ちゃんがアンケートとった内では、最短で応援歴七ヶ月目?って人が(笑)
演出は大阪でほぼ完成形に至ったかな?と思ってましたけど、やはりそんな感じ。大阪からのライティングはとてもすきです。
緻密で繊細ですごく綺麗だ。ちょっと暗いなあと思っていたのもかなり明るくなったので、バランス的には満足です。
色味の照明と明かり採りの照明。若干まだ暗い方に秤は傾くけど、相当いい塩梅になってると思います。これ以上明るい照明を入れると世界観が崩れる曲も多いからな。
光ちゃんの作るステージはライティングも重要な役割を担っているのでとても大事なのです。
そうそう、変わったと言えば。光ちゃんが大阪で足で蹴っていた花びらは垂直に吹き上がるようになってました。リクエストには即応える。そして光ちゃんはスタッフが叶えてくれたことを受けてよりよい結果を残す。
いい関係ですね。よかよか。

MCでは、のっけから例の件について語ってましたよ。
例の件。
F1日本GPでのシューマッハのリタイヤ。
大阪から帰った翌日、レース情報を文字通り身体を張ってシャットアウトした状態で8時間かけて日本GPのフリー走行→予戦→決勝まで観たそうです。すごい気力だなあ。8時間もの間、気を張って見続けてたわけだもんな。以前連続もののドラマを6時間ぶっ続けで観たことありますが、えらい消耗したことを思い出しました。
で、8時間耐久F1観賞してレース結果はあれですから、フリー走行と予戦でものっすごい盛り上がったシューミファンの光一さん、決勝のあの展開で「最後にがっかり」となったそうで。
なんか肩を落として悲しげでした。
かけるべき言葉が見つからず。
それでも、川井ちゃんと数日前にお食事したそうですよ。
「フェラーリのエンジンブローの原因は、バルブだったそうです……」
とぽっつり寂しげに語ってました。
以降、とても堂本光一さんとは思えない程にF1話が出てこなかったところを見ると、やっぱり相当ショックだったんだろうなと推測されます。好きなのはF1というもの全部。でも、フェラーリ好きだし、シューマッハのファンだし。
そういう光ちゃんの心中は察するに余りあるものがあります。
勝つにせよ負けるにせよ、最後まで走ってつく決着だったらよかったのにね。

さて、各地で大評判のTake me to…ですが(笑)
正直アルバム「mirror」の中では私には印象の薄い部類に入る曲ではあったのですよ。なのに、コンで観た演出があまりにツボですっかりお楽しみポインツになってしまった。
いや、普通にダンスもツボです。
男衆がみんなして、腕を持ち上げてくいくいっと動かす振りが何故か私の心にジャストミート。ああいう振り付けってすごくすきだ。
ライトが次の瞬間パートナーの女性達に移るのもツボです。
ミュージカルのワンシーンのような、小粋な感じがとてもすき。ここはライティングが明るく派手になって更ににぎやかな感じが加わったと思います。
こういう演出は文句なしに大好物なのでうはうはです、私。
ここは光一さん、黒のジャケットにデニムにチェーンベルトなんですが今回スーツ系衣装がないので寂しいから、ここはデニムじゃなくてスーツでもよかったよねえ、と友達とよく話します。
とはいえ、Addictedのあれはまあ、スーツっちゃスーツなんだよなあ。でも、あの色だとなんかトランプマンみた……ごほごほげほ、じゃなくてこうカタギじゃな……ごほごほげほっ……だからほら!要するにザ・スーツ!ですよ欲しいのは!あの目に痛い真っ赤じゃなくて!ハット被ってるのもすきだけどああいうんじゃなくて!
あと、Aラインコートもないのでその辺り寂しいよなあ。

ああ、話が逸れた。

もちろんTake me to…のラストシーンは今回のステージにおけるこの曲最大の見せ場なわけですから、割とみなさん(私も含め)かーなーり、双眼鏡ガン観なわけですが。
ここんところオチをあっきー・光ちゃん二人してなんかとっても辛そうな顔で「いやいやいや」と首を振るオチが通例になってきております。
どこだっけ?どこかで一度がばっと大木にセミのごとく抱きついた時あったよな。あと、一緒に顔を傾けていったこともあった。
どこまで行くんだ、この人達(笑)
背後で悔しさのあまり床をばんばん叩く町田さんといい、この辺りは光ちゃんとMAの関係をわかっていればなおさらおもちろいのでした。マニア向け?いえいえ、問答無用で爆笑ですよ。
そしてなぜこのオチをやった直後にLove Me Moreに入れるのかと!私は光ちゃんのあまりの切り替えの速さに感服するわけです。
Love Me Moreは前回のKinKiコンで皆さん「いつやるの?」「いつやるの?」と期待して待ちながら、実はソロコーナーなくてがっくし、の一曲でしたのでいわば待望のお披露目。
そらもー、きゃーですよ、きゃー!
この落差と一瞬にして世界が切り替わるカタルシスは、光一ステージの大きな魅力のひとつなのだなと思います。一個のステージとしてまとまってるのに、中身は多彩な世界が用意されてるというか。
引き出しいっぱいあるなあ、と感心しきり。
Why do't you〜も、笑いを取りに行っている演出ですが。にしても、中のダンスはさすがなんですよねえ。SHOCKの時より照明ががんがんきてて大層かっこいい。
かと思えば。
2コーラス目にあっきーが歌い出した瞬間、光ちゃんが床にひっくり返って大開脚で足をぴくぴくさせたり、屋良くんにパートが移った途端すくっと起きあがって、煽ってみたり、屋良・パナとハイタッチしたり、そうかと思うと町田さんに背後から抱きついて至福の時を味合わせてみたり。
最終的にあっきーが光ちゃんにちょっかい出すわけですが、その日によってすげなく突き放したりされるがままになってみたり。
一曲の中でめくるめく、といった感じで状況が変わっていく。正直、次回のSHOCKでこの曲やって笑わずにいられる自信が若干ありませんが(笑)なるほどこういうアプローチもありなのかあ、と感心した一曲です。
ところで、札幌の皆さんはとってもあっきーに優しくてノリノリでした。どの会場よりも一生懸命あっきーの名前を呼びます。
あっきー大満足!ホントに嬉しそうでした。夜通しの大貧民と過酷と言って差し支えないステージと、現在ではfameのレッスンも入ったせいか、観る度に目がらんらんとしてきたあっきー。
正直、時々恐いよあっきー。
すんごいはじけてる感じがいいです。おもちろいよ。

そう言えば今日はWhy Don't You〜の前フリの時に、ちょっと気になることを言ってました。
元々は2月と9月の公演予定だったんだそうです、来年のSHOCK。
ジャニさん曰く「一ヶ月ずつやるのがかっこいいんだよ」と。そうしたら、4月だか5月になってから「やっぱり2ヶ月やるのがかっこいいんだよ」と言い出したそうで。光ちゃん曰く

「ああ、そう……」

そして、9月というか秋頃にはいろいろと……とあまりにも含みのあるなんか期待しといていいのかしら?的発言を。
それはあれですか?来年のKinKiとしての活動のことか、それともソロ活動のことか。
私たちは一体それをいつになったら知ることができるようになるのかしら?????
どきどきー★

お楽しみのMC。
MAと一緒にいてホントに楽しい!と言う光ちゃんは「ある意味二年前より親密になった」と言ってました。私もそう思う。なんというかはっきりとお互いの間にあった遠慮みたいなものがかき消えてる感じがする。もちろん、先輩後輩の関係とかそういうのは健在ですけど、なんかこう気の置けない関係になったなあって感じです。
で、光ちゃんにそう言われれば途端に反応するのが町田です。
「うっほー!」
裏声で叫ぶ。素晴らしい、それでこそ町田。
ステージ上で屋良くんと背っくらべしてみたりとかもしてました。光ちゃんがちょっとかかとのある靴を履いてるアドバンテージがあるから、自分より高く見えるだけだと主張する屋良くんのために、わざわざ靴脱いでせっくらべしてたよ(笑)
で、なごやかーなそのMCの最中。
いつも光ちゃんは小脇にスポーツドリンクのボトルを抱えてしゃべってるんですが、ちょっと下向いた途端にストローからつつーっと水が零れてました。
私ちょうど双眼鏡使ってたので、とーとーと水がステージに零れるところジャストで目撃。慌てるMAは速攻で拭くものもらいに後ろ下がっていた(笑)町田は光ちゃんが零した水を身体になすりつけていた。
完璧です。
零した本人は「俺、今日すっごい汗だなあって思った」と(笑)自分が持ってるボトルから水が零れたことに気付かなかったらしい。
なんすか、アナタ?そんな笑いの神が簡単に降りてきていいと思ってるんすか?

で、どんな流れか覚えてないんですが、ホントにあった恐い話シリーズに。

光ちゃんがカレンダーの撮影で熱海に行った時、先方が気を使って下さって、セミスイートのお部屋を用意してもらったんだそうです。
「おれ、スタア★」
と光ちゃんがつい思いながら、歯を磨いていると背後にアメフトっぽいシャツを着た人が立ってるのが鏡越しに見えたそうな。
もちろん、光ちゃん以外には誰一人いないはずの部屋ですよ。
「あれ?」
そう思ったけど、
「まあ、いいかあ」
と歯磨き続行。また鏡にアメフトの人が見えたそうで。でも基本的に「幽霊とか恐いのは信じるけど、負けねえ」がポリシーの光ちゃんはそのまま歯磨き完了。
で、ベッドルームに入って電気を消そうとして、スイッチ類に手を伸ばそうとした瞬間、どこにも触っていないのに、部屋中の電気が一斉に落ちたんだそうです。
「これはだめだ」
と思った光ちゃん、何をしたかと言うと仕方なく隣の部屋のソファで寝たそうで……

だって、見えただけだし。電気落ちただけだし。って。

向こうは透けてんだぜ?向こうが殴りにきても相手透けてるから殴れないんだぜ?って。

ええと、どこから間違ってるか考えてみましょうか。

てゆーか、まず歯磨きの時点で部屋をチェンジしてもらえ、と!

ホントに負けない人だなあ。
そして、北海道といえば、屋良くんのほっけです。とにもかくにも、光ちゃんは屋良くんがほっけを食べる姿を見るのがすきでたまらないらしく。
そして、これほどまでにほっけに情熱を注ぐ人はそうはいないからと、お食事の席を用意してくれるイベンターさんが
「今日は、ほっけの店を用意してあります」
と言い切ってくれたそうで。
業界でも有名なほっけスキー。
さてコン恒例となりました今日のお写真はコン直前の屋良さん(裸デフォルト)とかストレッチ中のトド秋山さんとか、大阪の焼き肉焼き前とか倒立瞑想中とかその逆とか(でもこの写真、初見の人が多かったこの会場では一瞬光ちゃんだとわからなかったみたいだった。一瞬静まり返っていた)見せてくれました。
あの面白い逆立ち写真また観れて嬉しい。でも、超サービスショットはホントに大阪だけの特別版だったみたいだなあ。
それから、光ちゃんが仕込んできた新ネタ手品。
広いステージ上で思いきり手品。なぜ、手品?
トランプを手にしてパナに差し出す。
「一枚引いてちょ」
引いてちょって!ちょって!
会場がじたばたしてる間に、パナに一枚引いてもらい、光ちゃん以外のみんなに見せる。その間光ちゃんステージで正座。
パナが引いたのはハートのエース。いいカードです。
そして、光一さんステージ上で張り切って正座し、手妻を披露。正座しても肉がはみ出る余地がない。四角い。四角いよ膝が!きーっ!
パナが指定したカードはクローバーの3。そこからちょうど三枚目に、パナが引いたハートのエースが!そして、その左側二枚はパナの誕生日である10/5の10と5のカードがあったのでした。
お見事!でもなぜ手品なのかはちょっと謎。
一万人弱が双眼鏡で思いきりガンミする中、ちょっと見にはまったくタネがわかりませんでした。器用だなあ。
んで、今日の振り付けコーナーも、鬼コーチの叱咤が飛び交ってましたよ。
みんなが振り付けにブーイングすれば「じゃあ、君たちはぁ、振り付けがイヤだってサンチェに言えるんですか?」と何か上から目線で言っていた。
もし逆らったら「きのこがぶわーーっと跳ぶ!」とも(笑)いや、言いたかったのはわらびもちのきなこだね。そうだね。わかってるけど笑った。
今日の振り付けは福井の時にもお目見えした「ざばざばざば」でした。
Deepの振り付けの一部と一緒と言って、光ちゃんの口頭カウントでさっと披露してくれたりしてお得な感じでした。
しかし、ああやってみるとすごくかっこいいのに、振り付け的にはとっても妙。
やってみれば指示出しもしてないのに「声がない!」と一人キレてみたりとか。
テンションがおもちろかったです。

そしてそして、やっぱり初日からWアンコール!
最初ばらばらだったのが、次第にひとつのコールにまとまって、バックヤードで衣装脱ぎかけてた光ちゃんを呼び戻しちゃった(笑)
なんか、とっても嬉しそうだったです。
終電とかあるし、出ようかどうしようかといろいろ相談して、それでも「まあいいや、出ちゃえ!」と出てきてくれたのはとっても嬉しい。
「はい、光ちゃんです」
と出てきてくれました。
足元なんかスリッパで、ぽーん!とはねとばしてる姿とか
「イヤモニ取っちゃった」
と言った声の調子とか、ああもうたまらーん!って感じですよ。
大きな声で「ありがとうございました!」と言う姿は素敵です。
で、「ノリだけみんなで楽しもう。Deepやろうか、Deep」とスタッフにリクエストしてみんなで跳んで跳ねて歌いましたよ。
なんて幸せな北の空。
なんてなんて幸せでいっぱいのソロコン。
ホントに楽しかったです。
最後は
「ほっけ食いに行ってきまーす!」と(笑)
はい、私たちもほっけ食べに行ってきます♪


 

back