20061021 SENDAI |
衣装変更。
初日明けてすぐとかならばわかるけどまさか、ここまできて変えてくるか?って感じです。ええ、変えてくるんですね。それが光一コン。
冒頭、Deepのイントロと共にダンサーの集団から跳びだしてきた光ちゃん。の。身体にまとわりついてるあの紅い布は何??????
元々ステージ上でダンサーに紛れていても衣装がきらきらしているから(いや、本人も)割と「あ、あれだ」と見つけやすかったので、隠れるために布でも被ることにしたはいいけど、アクセにひっかかってはがせなかったの?
慌てて双眼鏡で覗いてみたら、ちゃんと腰に切り返しがあって、紅でベルベットみたいな光沢のある質感の布でできたワンショルダーのポセイドンみたいな衣装だったのでした。
うーん。
Deepで元から着ていた衣装と質感が全く違うのでデザイン的には悪くないのですけど、どーもよくありません。多分、出てきた時に周囲の衣装と紛れてしまうから、という配慮なのでしょうけど。
確かに一発で「あれがセンターの人だ」と目が識別できる。
でもなんかなあ、と思っていたら歌い出しの前にぺっとはいで脱ぎ捨ててました。
ありゃ、アクセとか装飾品いっぱいの衣装だけにやっぱりひっかかったのかしら?
明日はもう出てこないかもなあ。
そして。
そして。
下弦の月ですよ、下弦の月。
出てきた途端、会場がざわついた。
衣装変わったーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!
黒金の長い丈のふわりとした薄い羽織りもの、光沢のある紫地に金糸の刺繍のあるMAと色違いの和風衣装。丈の短い(←超重要項目)足元は黒パンツに銀の鬣つきの前と同じやつ。
これよ!これ!
みんなこれを求めていたのよ光ちゃん!ちゃんぴょんガウンじゃなくて!猪木ボンバイェー!じゃなくて!
いい加減目が慣れきって今ではどっぷり下弦の月に入り込めるように調教されてしまった私の目ですが、もうあれを観た後ではちゃんぴょんガウンには戻れないな!
ああ、ターンをすると足の動きがちゃんと見える。
これよ!これ!ねーさん、感涙。
なんかちょっと胸元が詰まって見えたのでついつい「殿?」「てゆーか、上様?」と思ったのはナイショです。
上様素敵でしたよ、上様!
日本と中国と、王様の色を二色も使った衣装。おまけに銀の鬣はまるで龍のようではないですか。素敵。うっとり。
下弦の月が以前とはまたちょっと別の色味になった気がします。
より幻想的になったというか。より人間離れした感じ。やっぱ、ちゃんぴょんガウンってなんか俗っぽかったからかなあ。異世界っぽい方がより下弦の月の世界がくっきりするというか。
今回のmirrorコンを観ていてつくづく思ったのは、私は一曲の表現の中により具体的なドラマがあればある程好きになっちゃう人なんだなあということでございます。
だから、Addictedとか下弦の月とかShadow On The FloorとかOne More XXXとかTake to Me…みたいな曲は異様に惹かれるのですね。
One More XXXは途中からリアル女性ダンサーとパネル女性ダンサーの洪水みたいな赤に囲まれながら踊る光ちゃんというのがものすごいツボに入るんです。
あの風景、なんかすごくないですか?前半は逆に女性(この場合ステッキ)に対して甘い態度で接していたくせに捨ててしまった男のくせに、ラストでは女性(特定の誰、というのではなくて)に翻弄されてしまってる感じが。個人的にはこの曲のために赤ジャケットに金の目立つパレオつけてるのかなあと思っているのですが。
だから、取れるもんなら、SNAKEの前にパレオ捨てて欲しいんだよなあ。背中のぎらぎらKDロゴも眩しいロッカー光一様にはパレオはちょっと……だから。-so young blues-で会場をトロッコで回る時とかもない方がすっきりしててよくないか?
話が逸れました。
とにかく、下弦の月の衣装変更はとても嬉しいです。かっこいいよ。とてもかっこいい。
帰りに仙台駅行きシャトルバスに乗ったのですけど、バス停に向かう道々で、車内のあちこちで
「衣装変わった」
「変わってよかった」
「衣装変えてくれて嬉しい」
とみなさん言うておりました。なんかあれですよ、紙に「勝訴」と書いてグランディの周りを走り回りたい気持ちになった。
夜の宴席で、何度衣装変更に乾杯したかわかりません。
あとは、UNBREAKABLEのラストに花火が景気よくばんばんばんと鳴ったりWhy don't you Dance with Me?の最後でも花火だったりしました。
正直もう変更はないだろう、と思っていたのでびっくりすると共に、ああほんとに下弦の月の衣装が変わってくれてよかった光ちゃんありがとう!(←帰ってくるのはそこのとこ)でした。
あ、ちなみにこの仙台でのいくつかの重大な変更について私と友人達の間では「横アリでDVD撮影するためのリハ」と勝手に結論が出ました。
もちろん、出すんですよね?(にっこり)出さないなんてそんな非道なことが許されるわけがないので出るんでしょう。出なきゃ座り込みするよ?
今日はステージ真横のスタンドにいたのですが「追憶の雨」のところでスポットがまっすぐこっちに向かってきておりました。
なんかちょっと感動的な光景がそこに。
白い光がまっすぐやぐらの上の光ちゃんを照らしてるんですが、その中央に光ちゃんが立ってるんですよ。光は真ん中の光ちゃんを割って照らされてまして。光ちゃんの影も一緒にこっちに伸びてきてるんですよね。
まるで光でできたまっすぐ続く道のようでした。その先に光ちゃんがいるんですよね。
曲は折しも綺麗なスローバラード。
なんかわけもなく感動していた私です。いい風景だったなあ。ちょっと涙ぐんでしまう位……目の端に私の周囲だけに大ウケな謎ダンスを踊る人が入ってこなければ、多分もっと……やっぱりね、あれ変だと思うの私。
さて本日のMCですが。
今日は何の日かというと。
F1ブラジルGPの予戦の日です。ブラジルGPはただ今シーズンのF1最終戦というだけではなくてミハエル・シューマッハのラストレースでもあります。
これが光ちゃんにとってどれほど特別なことか。
スタッフさんは、どれほど光一さんがF1好きか察してくれたらしい。イベンターさんのご厚意(だと思うのですが)もあって、ホテルのお部屋でCSを観れるようにしてくれたそうです。
光一さん、超ご機嫌。
心から嬉しそうで、何度も「ホントに感謝してます」と言ってました。
こういう姿を観るとこの人にとりあえずすきなだけF1に触れさせておいてやりたいよなあと思ってしまいますよね。
「しかも、しかもね、おれマネージャーにちらーっと聞いただけなんやけど、ホテルでCSが引いてあるのはスウィートだけなんやて……」
スター!スター様がそこにいらっしゃるよ!スター様とお呼びしようよ!しておこうよ!
でも、スウィートに泊まれるかも?っていう事態にうっきうきになってるあたり、若干庶民な感じが漂ってくるんですけど、光一さん。
そして誰もが一瞬「あ、じゃあF1観るんだから今日は大貧民やらないのね」と思ったわけですが。
「今日は忙しいなあ。F1の予戦観ながら大貧民もやらなきゃいけない」って。
あ、そっちもやるのね(笑)
その場にいたMAも「今日はないのかあ」モードに入っていたみたいで光ちゃんの言葉にびっくりしつつ、でもなんか嬉しそうでした。
それもそのはず。今まで大貧民大会会場はあっきー&町田部屋(理由:落ち着くから(もちろん光ちゃんが))と決まっていたわけです。それが、今夜は自動的に光一さんのお部屋にご招待ですよ。
カモナマイルームですよ。
とにかく、おうちに帰るまでF1が観れない。しかも、ブラジルGPはミハエルのラストレース。仙台から明日家に帰ればライブで決勝は観ることが出来るけど、予戦を高速再生で観て決勝リアルタイムに追いつくのも他のレースならともかくあれだよなあ。でも仕方ないよなあ。ああしかし、ラストレース、ラストレースだからこそ予戦から観たい。
その葛藤がきれいさっぱり解消された光一さんです。
そりゃご機嫌さ。
とってもご機嫌さ。
そんなご機嫌な光一さんは突然「ここで大貧民やろっか」と言い出しました。
ステージで大貧民。
あ、新しい……というか、誰も今までやらなかったのはなぜかしら?と考えること自体がばかばかしい。
あっきー、その言葉を聞いて一目散に走り出しましたよ。楽屋までトランプ取りに行ったんです。
残った三人と光ちゃんが本人不在をいいことに好き勝手にあっきートークです。
「あの人暴力ふるうんです」
「先輩だから僕たち逆らえないんです」
「あの人ひどいんです」
そりゃもう言いたい放題です。
で、あっきーはステージから結構遠い位置にある楽屋まで走ったもののトランプが見つからず青ざめてステージに戻ってきたら、ステージ上の光ちゃんのトークを聞いていた光一さんのマネージャーがステージ側までトランプ持ってきてくれていたというオチもあり。
必死に走ってステージ戻ったら言われ放題。
なんというか、美味しい人です。
で、ホントに始めました。ステージで大貧民。
「割れ目でポンみたいなもんや」
そんなことを言いながら、ステージに半円描いて座りました。
割れ目でポン。
たまーにフジの深夜帯に放送される芸能人、文筆家、その他ジャンル問わずの闇鍋状態でひたすら麻雀をやり続けているだけのユルさここに極まる、っていう番組です。ああ、観てそうだ。光ちゃんならば観てそうだ。
軽く大貧民の基本ルール説明しつつ、さらにmirrorツアーチーム内ルールとして、最初の勝負が格付け勝負だということも付け足してました。
要するに前回の最後のゲームの結果を引き継がずにその日最初のゲームは全員が配られたままのカードで始める、というもの。
そしてステージ上での勝負の結果が今夜のゲームの格付けに引き継がれるということで。
で、はじめてました。大貧民。
恐らくそんなことを言い出したのも、ホントにやったのもアナタが初めてですよ。そして後を追う者は誰もいないこと請け合い。
ふつーにやってました。
光ちゃん、配られたカードの手が悪くてしょーもない感じでしたねえ。最終的に貧民になってましたよ。
うーん、あれは最初のところでパスをしないで出しておけばあるいは勝機があったかもしれないなあと思いました。
会場中、光ちゃんが「パス」したり、それはちょっと……なカードを出す度にブーイングやらなにやらいろんな声が飛び交ってました。
もちろん、すっかりお楽しみコーナーと化している写真コーナーもありましたよ。
グランディーの楽屋になぜかあるキッチン。シンク下の狭いスペースに収まる屋良さん。収まりきらなかった秋山さん。サイズの違いがこう、ありありとわかる感じです。
そして、盗撮映像(をい)も。
おっそろしい。この兄さん、ホントにおっそろしいですよ。なんといくつか並んでいるシャワーブースにて、あっきーのお着替えシーンを上の方からカメラ差し入れて激写してんですよ。堂本さーーーーーーん!!!
まるで気付かないあっきーも確かにどうかと思いますが、そんなもんに狙われてるとは思ってないだろうから、やっぱこの場合は堂本さんに問題があるんだと私は思います。堂本さーーーーん!
「訴えたら負けますよ?」
と本気で言われていました。うん、私も光ちゃんの敗訴を確信するよ。
修学旅行ですね、ホント。
なんでもあり。
光ちゃんもあっきーじゃなかったらやってないし、どこまでこの人にやっていいのかわかっているからこそのご無体。
たのしっす。
あーホントにソロコンっていいなあ♪