20061024 NAGOYA |
mirrorツアー二度目の名古屋にして、遠征ラストです。
横アリはもう地元ですから。光ちゃんたちのホテルの部屋で朝まで大貧民も今夜が最後。
修学旅行未経験の光ちゃんがこのツアーを表現して「修学旅行みたい」と嬉しそうに言っていたのがとても印象的です。
今夜のMCでも「おれ、中学校の修学旅行行ってないからこういうの経験したことがない」と言ってたんですが(ちなみに中学の修学旅行はホントならスキーだったそうで、同級生がスキーをしに北国に行っていた同じ日、光ちゃんはSMAPのコンサートで北海道にいて「スキーで行くより北国にいた」と言っていた)そんな光ちゃんにパナがすかさず
「一緒に修学旅行行きましょうよ」
と言ってくれていたんでした。
行ってしまえ。一日でも二日でも行ってしまうがいい。
なんかそんなパナの一言がとても嬉しかったです。
一昨年のコンでもMAとはホントに仲良しさんでしたが、今年のツアーはその密度が違う。
パナが、屋良ちゃんが普通に当たり前にツッコミ入れるようになっている。町田は…まだこう行ききれない躊躇がある(なぜならファンだから)けど、光ちゃんがものすごく町田の方に行くようになっている。今日なんてアンコールのプラマイで光一さん、町田さんを追っかけて花道でがっしり抱きついて倒れ込んでましたよ。
「捕獲ー!」
と嬉しげに叫んで。
町田さん、心臓大丈夫だったでしょうか?強すぎるショックは時として致命傷になりかねないから。元から骨抜きだってのは知ってますが、ほら、今ケガしてるとMCでも言ってたし。
仲良しさんといえばあっきーは言わずもがなですけど、そのあっきーともやっぱり密度がさらに濃くなった気がしているこの頃です。
今日も今日とてステージで格付け大貧民やってましたよ。すっかり定番になったなあ。
そして光ちゃんは見事な勝負弱さを発揮して、どう考えてもそれは自動的に最低平民になれるカードだろう、って手で貧民になっていた。大貧民は現在大富豪ロードトップ驀進中の町田さん。おかげでみんな小躍り。
さて、今夜最後の大貧民大会はどうなったのでしょう。そして決着やいかに?
なんてこんなこと考えるのも今夜が最後。
ああ、寂しいなあ。ホントに寂しいなあ。
そんな感傷とは全く別に、やっぱりライブは順調に進化していくのです。
Deep、イントロでバックのLedに映っていた緑の炎がなくなってました。それから、紅布の量が目減りしていた。相変わらず違和感のある質感ではあるけど、布量減ったことでまあいいかな?って感じにはなった気がします。
それから、曲終わりの紅い炎がステージで光ちゃんを取り囲むように半円を描くようになっていた。
Why don't you〜で、あっきーの♪Just do it!の後にしょぼい花火がぽしゅっとあがるように。最初失敗?と思ったら普通に効果だったことが翌日判明しました(笑)細かいなあ(笑)
あと、夜の海のラストの花びらぶわーっは、やっぱり光ちゃんに吹き付けるようになってたんですが、最後の最後で巨大扇風機で「愛の十字架」でやぐらがあがっても危なくないように後方に吹き飛ばすしかけが!そのためだけの巨大扇風機設置!すご!考えたね、スタッフ!
あーと、Take to me…のところで、チェーンベルトをかなぐり捨ててたんですが、なんかひっかかったかしたらしい。翌日はそんなことしてなかったし。
気がついた変更はそれくらいでしょうか。
それにしても、我々が手にした勝利の価値は計り知れないものがありまして。
下弦の月〜夜の海はもう、遠慮なくどっぷり浸りきれます。
いやあ、いいですねえ、あれ。
ざわざわするほどドラマがあって楽曲のスケールの大きさとダンスパフォーマンス、演出のきめ細かさががっちりと組合わさって完全にこの世とは違う世界を創りだしてる。
ものすごく繊細なのに、圧倒的な力を感じるという相反するはずのエネルギーがまともにこっちにぶつかってくる事実にどきどきしてしまいます。
すごいね、堂本光一って。
素直にそう思いますよ。
さらには、下弦の月も夜の海も光ちゃんから生み出された楽曲でその楽曲に、今宵この時だけの生命を吹き込むのも光ちゃんが中心となってるというのがね、なんか容赦なく掴まれてしまう。
すごいや、やっぱり。
あんな華奢な身体からどうしたらこれだけの世界が生み出されるんだろうか。
身体の奥まで染みきった感じです。しばらく抜けそうにないや。
改めて光ちゃんの作るメロディーってきれいだなあと思いました。それは追憶の雨もそうなんですけどね。あれはちょっと歌詞が。最後の部分がどこの宇宙戦艦ヤマト?とか今日しみじみ思ってしまった。なんであの歌詞最後ああこなきゃいけないんだろう。やっぱあの人理解できないや。
さて、MCなんですが。
今日は最後の大貧民大会だと(笑)9時までやったら6時間は寝れるじゃないか!と得意げに言ってました。ええともちろんこの場合の9時とは翌朝の9時です。
光ちゃんは笑って
「ええのええの、俺達はみんなが遊んでる時に働いて、働いてるときに働くのが仕事なんだから」
と。あははははー。
そんな光一さんの自己申告によれば、二度目の名古屋初日である今日から来年二月いっぱいまではいっぱいいっぱいだそうですよ。そうでしょうそうでしょう。
そして光一さんぽろりと今度のSHOCKも「MAと一緒」と言っちゃいました。わあい!MAなしのSHOCKはもはや考えられないとはいえ!MAがちゃんといてくれるという確約いただけて嬉しいことこの上なし。
そして今日一番の衝撃ネタはやはりアレ。
仙台のホテルのスウィートルームでF1ブラジルGPを観賞しながら大貧民をやったというのは周知の事実ですが。
予戦の合間がしばらく時間あるそうで、その空いた時間にCSのチャンネルでやっていた某時○ぁ○(さすがに伏せ字にしてみる)のライブを観たんだそうです。
生粋のジャニーズっこ達にそのパフォーマンスは新鮮な衝撃として映ったらしい。仙台のMCでも散々言ってましたけど、今日もその話が出てました。
光ちゃんしっかりと両手でマイクを握りしめ、口元に持ってきてものっすごいぶり声で
「今日はぁ、名古屋に来れてぇ……(ここから一気に早口で)とっても嬉しいですっ!」
言って両手で握ったマイクを会場に差し出す。
し、新キャラだ!
会場大爆笑。あの方面のみなさん……萌え系?そういう分類でいいんですか?は、そういうパフォーマンスなんですね。
少なくともそういうのが焼き付いちゃったんですね?
言葉は舌足らずのぶり声で前半ゆっくり、後半一気にしゃべって(言葉自体が短い場合は基本早口)マイクを会場に突きだしてみんなの声を拾う、と。
なんでしょうか、あれ。単純に「かーわーいーいー」っていうのとは違う感じ。一緒に観てたSさんは「かわいいかわいい」言ってたけど、いやどっちかっていうと私的には「ナニ?ナニ?このあほな子?ナニ?」って感じなんですが!
会場、バカウケです。
MAにも「新しい」「新しいキャラだ」と評判がよろしくて、光一さんの精一杯で何度もやってくれました。最終的には言葉に困って
「マンモスうれP!」
と、だからアナタ年齢差証疑惑が出るんですよ。と肩を叩きたくなるほど古いネタで逃げていた。ドラマで競演したことがあるからっていくらなんでもそこじゃないだろ、アナタの世代は。
あと本日は、ダンスレッスンの時に
「僕がみんなの鏡になるよ」
と、ちびまるこちゃんの花輪くんみたいな鼻から抜ける声でしゃべるエセっぽさ満点のスター様しゃべりも出ていた。
キャラクター祭り?
それから今日はF1のシーズンが終了してから最初のコンということで、久々にF1についてとくと語ってました。
なんと言ってもミハエルの引退のこと。
あくまで冗談で、ですけど
「ミハエルが引退するから僕も引退しようかと思……わない!」
とか言い出してましたよ。
何かっちゃ肩を落として
「あーあ……オフシーズンになっちゃった。テンション下がるなあ」
とかぽつっと呟いていた。
いつものように川井ちゃんからメールもらったりしていたらしく、予戦の時のミハエルのマシントラブルの原因がどこにあったとか、タイヤがバーストして交換してからのラップタイムはすごかったとか。
あのラップタイムで、最初からいってたらどうなったと光ちゃん一生懸命計算してみたらもちろん優勝だっただけでなく、全マシンを周回遅れにできるほどの速さだったとか。
言いながら「たーのしー♪」とスキップしていた。
パナが話を聞きながら「でもある意味そういう状況だからこそ、シューマッハがどんなにすごいかを見せつけたってことですね」とぽつりと言ったのに
「そう!そうなんだよ!」
と嬉しそうに反応していた。観れば観るほど「この人に与えておいてやってよ、F1すきなだけ」という気持ちになるですよ。
かわいげありありですな。
名古屋は初日の雰囲気よりも明らかによくなっていた気がします。
まあ最初はこっちも向こうもお互い手探りみたいなところあったと思うけど。
一日目からWアンコールですよ。跳んだ跳んだ。
そして、WアンコールのDeepの後で
「またこんな機会が持てたらいいなと思う」
と言ってくれました。
ああ、嬉しい。とても嬉しい。ホントに嬉しい。
本気で待っちゃうよー。