20061028 YOKOHAMA |
横アリは徐々に徐々に遠い席になっていって、最後にまたちょっとだけ近くに戻ってくる、という感じでお席が取れました。
今日は昼夜ともにアリーナです。
昼はアリーナのステージから見てほぼセンター。おお、やっぱり遠い。
人間贅沢にはすぐ慣れるもの。ドームに比べたら!ドームの天井に比べたら夢のように近い席なのに、それでも「遠い?」と思ってしまう自分がいますよ。
欲しがりません勝つまでは。ママ、僕の勝利は何処にあるの?
それはともかく。
今日のお楽しみはトロッコです。
なぜなら昼夜ともにアリーナでも前のほうのお席でしたので。
mirrorツアーでしみじみ実感したことのひとつに、多分光一ファンには2通りあってどっちかと言えば光ちゃんを「何を見てもかわいいばかりでございます」とSWEETに感じて愛でていたい人と、例えば近くに来た時に「こっち見んじゃねえよ!」的に見下されたりとかにらまれたりとか踏みつけにされたりとか(もういいから止めとけ)要するに下僕になりたい人とがいるんじゃないかと。
私、どう考えても後者です。
ああ、気づけば日記のタイトルも躊躇することなく「下僕日記」己をよくわかってるな!
そんなわけでトロッコで近くを通るときの光一さんのモードはどう考えても「オラオラ」なので、大層ごちそうさまなのです。
ああ、素敵。
ぎょっとするほど素敵。
ぎろりと客席をねめつけるあの視線がたまりません(や、視線なんてそんな!もらえてません。ちーとももらえてませんよ!でもそれがよし・・・・・・あ・・・・・・)
近づくトロッコ。ヒートアップする庶民共(あ)客席射抜く視線のレーザービーム(あれ?)なぎ倒される観客。いやあ、いっそ殺してええええ。
的な。
ぜえはあ。
醍醐味です。醍醐味でございます。これがソロコンの醍醐味と言わずしてなんと申したらよいのでしょう?
それでもなんか最近思い切って「光ちゃん!」と叫べないおいらがおります。なんか口から得体の知れない呼吸が漏れてるけど!コワ!自分コワ!
でもAさんも大体同じこと言っていた。Mさんもだ。
みんな揃って下僕体質。うええ。類友。
跳べるけど叫べない。
ところで横アリは極端に花道が短いです。もう、ないと言ってもいいくらいに短い。
要するにぎりぎりまでお客さん入れるためにアリーナを一列目から作ってるからなんですが。そしてセンターも目一杯詰め込んだがためにそういうことになってるわけですが。
アリーナのAとDブロの5列目まではそんなわけでアリーナと言う名のセンターでした(要するに地べた)EとFは今回席が回ってこなかったのでよく知りません。BとCは1列目だけ地べたであとはちゃんと段がありました。見やすくてよかった。
アリーナという名のセンター席は結構悲惨でした。私は割りと幸運で、背の高い人と瀬の高い人の間にいた背の低い人のおかげで視界ががっちり確保できてましたが、一緒に見ていたMさんはほぼ全滅だった模様。座ってみるまでわからないけど、こればっかりはねえ。
大阪から身内の間だけで登場した極端に端の席に座るとAddictedの演出用ミラーで「さあ!これから!」って時に光ちゃんの姿が天岩戸の向こう側に隠れてしまう「シャッター席」という専門用語ですが(笑)
見たところ、横アリにシャッターはなさそうな感じでした。ちょっとシャッター?はあったけど、大阪はとにかくサイドモニタの更に奥に人をいれるという暴挙に出ていたのでさすがに横アリではそんなことはなかった。その代わりに花道が短くなったんだろうなあと察したわけです。ええ、シャッター席が万が一にでも回ってくるくらいなら!花道ないのくらいなんてことはありませんよ!
でも、アリーナと言う名のセンターで頭シャッターに遭遇した場合、何を慰めにしたらよいのやら。それは、トロッコでの配給。
そんなわけでトロッコの約90%は思いやりでできている、と思う私なのです。
踏みつけにされてにらまれて見下されても、やっぱり思いやり9割なのです。VIVA!トロッコ!MC。
相変わらずステージでは悪キャラ発揮する光一さんです。この辺はもうお馴染みなのでお客さんも遠慮なくブーイングいれてみます。
「いい加減僕の年齢的にもしんどい……」
連続7公演。まだ二つ目よ。だいじょぶかー??
昼公演は「いちいち反応が一歩遅い」と指摘する光一さん(この件は何度か言ってましたね。なんだったんだろうか?自分でいまひとつ会場を掴み切れてない感じがしたのか?)「それだけ年齢がいってるってことで」と悪キャラ。なぜ気に入ってるんだ、悪キャラ。
そうそう、昼公演ではUNBREAKABLEの歌詞の頭をつなげると「どうもとこういち」になってるんですよー、と披露してました。
ツアーで言ったのってはじめてじゃなかったっけか?
MAとのトランプが楽しくてならなかったらしい光ちゃん、自ら「俺が一番子どもだった」と告白。うん、なんかそんな感じ。
MAはこの後主演舞台が控えてると紹介して「去年観に行ったから今年は行かない」と言ってましたけど、
「そう言いながら来てくれるんですよね、光一くんは」
とパナに言われ、更にあっきーにも「優しいんですよね」と言われてちょっとテレ気味な感じでした。
写真は北海道特集。美味しそうな写真だらけ。
「俺が食ったこいつらは今はもう浄化されて海に還ってるんだなあ」
と、遠い目。え、それって、それって、え?
そして、北海道といえばほっけ。ほっけといえば屋良。
無我の境地でほっけをつつく屋良さん。今や居酒屋にいけばほっけを頼まなくてはいけない風習ができた私たちです。
この時は海産物よりむしろじゃがいもに夢中になっていたという光ちゃん「皮も食べられるけど翌日もライブがあったので、お腹がごろごろしちゃうといけないから皮は食べなかった」と。
「ごろごろってなんだい?」と秋山さんに指摘され「何かが(お腹の中に)いるんだよ」と応える光一さん。なんかかわいいっす。素敵っす、兄さん。
そして、大貧民の写真をいくつか披露してくれた後で、よほど大貧民の楽しい思い出が焼き付いているらしい光一さんは提案しましたよ。「今やろっか」
まさかの横アリ大貧民。
自らトランプを取りに行き「やろうぜー」とうきうきしながら持ってきた光一さん。
ステージの床に座り込んでカード配る前にちょこっとだけテーブルマジックをご披露。どうもこのツアーで会得した新しい特技みたいですね。mirrorツアー始まるまでこんなん見せたことなかったし。なかなかの腕前っす。見せ方を知ってるね、光一さん。
トランプを切る前にこんなことを毎回やっていたのかなあ、となんか和みます。ひろーい横アリのステージでちんまりとまとまってはしゃぐ青年達。あっきーのトランプマジックの腕前も相当素敵。なんかいいですなあ。
さっそくトランプを配り出す皆さん。
「これ、罰ゲームありな」
と鬼っぷりを発揮する光一さん。そんな鬼の元に配られたカードは相当ひどいもんです。一番ひどかった。これはまっすぐよくて貧民コースですね。かわいそうに。
ふっつーにふっつーに大貧民はじめましたよ。大丈夫かなあ、と怯えるMA。平気そうなのは光ちゃんのみ。そらそーだ。
結果。光一さん、辛くも貧民。大富豪は圧倒的によい手札を持っていた秋山さんで大貧民は最初の手札では平民かなあ?って感じだった米花さん。
というわけで、罰ゲームと言えばストッキングです。今日ももちろんストッキングです。
ですが。が。
ストッキングを被ったままでは米花さん、アクロができないという厳粛な現実がそこに立ちふさがる。そして、いろいろ工夫してみたのですけども、やはり危ないだろう、ということでなぜか本日大富豪の秋山さんが被ることに。
ひどい話です。
かわいそうな話です。
でも「米花さんはお前と違ってバック転とかしなきゃならないんだから。町田さんは足をちょっとやっちゃってるから。屋良さんはバック転すごいし、俺もバック転できるし」と、いつの間にか話が完全にすり替わり、結局笑いの神に愛されているネタ王秋山さんが夕べに引き続いてストッキンガーとして華麗に舞うこととなりました。
おいしいな、あっきー!
そしてそんな昼の振り付けは何か辛いことがあったらしい(何かではなく)秋山先生指導によるかわいいバージョンダンスで、うさぴょんとねこたんなダンスでした。うさぴょんになれ、と。ねこたんになれ、と。そういう要求をされたダンスです。しかし一体どの顔でうさぴょんとねこたん……だがしかし、光ちゃんがうさぴょんでねこたんだったのは評価に値する。
だけど、うさぴょん。そして、ねこたん。ううーん。
最後のキメポーズはなんでだかウルトラマン。全員でウルトラマン。夜は一発目が「光ちゃんです!」のぶりキャラでした。待ってたそれ!その意気やよし!
最初の内は、男性のノリノリな方ががんがんMCに参加してきてましたねえ。嬉しそう。光ちゃん嬉しそう。
夜公演は光ちゃん的にはジャストフィットなノリだったみたいで、光一さん「今日は熱い!」とご機嫌モード。
あっきーに向かって「僕は秋山くんがすきですよ」と言った途端に嫉妬の視線を向ける町田さん。そんな町田さんに「町田さんのこともすきですよ」と言う光一さんです。この罪作りさん!そして世界一報われるファン、町田!君の喜びは私たちの喜び!と普通に思っている私がおりました。
お写真は大阪のものを。あの、仏像のように固まって生気が抜けてる光一さんのシリーズです。肉数枚でギブしたやつ。
太ってるの痩せてるのって話で、あっきーが「身長いくつですか?」と尋ねればにわかに殺気立つ光一さん。
「168cm」と言えば会場から巻き起こる疑惑の声。うーんでも、それくらいで間違いはないと思います。何度かたまたま近くに寄らせていただいたことがあるので。目の高さから考えればそれくらいでOKな感じ。
そして光一さんはブーイングに「じゃあ、148cmでいい」とおかんむり。
でも実は、パナも町田も似たような身長なんですよね。やはり華奢だから小さく見えるのか。でも、ステージでは大きく見えるんだよな、光ちゃんって。
来年のSHOCKの話もちらりと出て5公演追加の81公演、という事実に軽くナチュラルハイになっておりました。
「81公演って、誰がやんの???」
そりゃもう笑うしかないな、って感じですかねえ。
夜の振り付けはダンサブルVer.でした。
ただ、振り付けについて客席から返るのはやけに聞き分けの悪い反抗的なもので(笑)なかなか思い通りにいかず。
だめだなあ、お客さんの心を捉える振り付け、あっきー何度か編み出してるじゃないか。そっち方面じゃないととりあえず反抗するのがお約束ってやつなのよ。おほほほほ。ただじゃ踊らなくってよ!
散々悩んだ挙げ句、決まったオチは「もぉん(はぁと)」と手をぺこんとさせてお色気振りまく感じ。
いいのか?それなのか?悩んで悩んでそれなのか?あっきー!!!
そうは言っても、みなさんがっちりシンクロ。割とコンサートはまぐろ状態のKinKiファンの半分とは思えない揃い踏みっぷり。
正直ステージから見たことない私はどういう時が「OK!」でどういう時が「だめ」なのかよくわからかったりしますが、結構楽しいんですよね、これ♪
ばかなことは、ばかになりきってやるのが一番。そんな感じ。
やあ、でも、今日の振り付けはなんといってもうさぴょんとねこたんだろう、とその晩友達同士の間では決定したことです。
時々振り付け師の天賦の才を見せるな、あっきー!