【Vol.6】
◆◆あらすじ◆◆
桃子と曽根田が、一緒に桃子のマンションに入っていくのを見て以来、俊平の心には
わだかまりが消えずにいた。
そんな時、小夜子の大学との合コンが行われることになり、なりゆきで俊平は小夜子と
親しくなる。
すれ違うふたり。
そんな折り、隣人の俵が同棲中の彼女との結婚を決めた。費用がかさむため式をあきら
めてくれとヒロミに謝る俵に同情した俊平はふたりの結婚費用を稼ぐためのバイトを探し
はじめる。
俊平の事情を知った桃子は、こっそり手を回して曽根田の従姉妹である冬子の家庭教師の
クチを内緒で紹介した。
冬子の口から、桃子と曽根田がヨリを戻したらしいと聴かされ、いてもたってもいられなく
なった俊平は曽根田に直接ことの次第を確かめに行く。
だが、俊平の桃子に対する仕打ちに腹を立てていた曽根田は真実を語ろうとはしない。
俊平は桃子の家を直接訪ね、曽根田との関係を直接問いただした。
「自分が誰とでも寝るような女か試せばいい」桃子の言葉に、思わず彼女を床に押し倒す
俊平だが、自分の行動に気づきためらう。
そんな俊平をなじる桃子。ふたりの間の亀裂は更に深まるのだった。
◆◆感想◆◆
どろどろとしてきました。
既に俊平の無意識下では桃子は「自分の女」なんですよね。反面粧子と寝たという負い目が
常につきまとっているから、桃子の行動も「自分と同じなんじゃないか」という色眼鏡でどうしても
見てしまう。桃子自身は変わらないのに(いや、粧子の一件以来嫉妬深くなって、そのことに
自分でもいやけがさしてるきらいはありますね)俊平の二率背信な感情がふたりの仲を
複雑にしていってるように思えました。
で、今週の特筆は光ちゃんの表情の演技。
例えば、人間の感情というのはひとつのトーンだけで表現されきるものではない場合があります
よね。
怒りたいのに怒れない。
泣きたいのに泣けない。
一歩手前の複雑な感情。哀しいのは十分伝わってくるけど、ただ哀しいだけじゃなくてそれは
悔しさだったり自分への情けなさだったり嫉妬のどろどろした感情だったりが混じってる。
光ちゃんの演技で私が何よりも好きなのはこの一本調子でない感情の交じり合った表情の演技
です。
ストレートに怒ったり泣いたりするよりも、複雑な感情でいるときの方が人間ってずっと多いです
よね。
光ちゃんはそういう表情ができるんですよ。
これは財産だと思うなあ。どうだろう。
今回はそういう複雑な感情が交差した表情が満載で、よかったです。
今までは小夜子に対する固さと反面桃子への気安さが相反する感じだったのが、桃子を意識し
だしてから気安さ以外の感情がはっきりと態度に交じってきた。以前のように気さくに話せる場面は
俊平がほっとしてるんだろうなあ、と想像できますし。
でも、男ってそうよね(笑)
ああ、来週が本当に楽しみ。最後、思わず身を乗り出しちゃいましたよ。
あと、特筆すべきは、TBSらしからぬ(失礼)画像の映し方。
冒頭の思い悩むカットって、ちょっと堤チックというか(^^) 珍しい撮り方してるなあ、と思ったです。
きれいに撮ってもらえてるねえ。
緒里 せつない… 1999年7月30日03時32分27秒 もーう今回は疲れきってしまいまして、こんなに力入れてドラマ見るのいつ以来っていうくらい。おもしろかった、というかせつなかったよぉー 桃子のけなげな姿にうるうる(・_・、 私もいい年してなにやってんだか。俊平も桃子もすごくいい表情なんでせつなくなってしまいます。
恋愛ものにつきものとはいえ、前半のすれ違いの連続、桃子のところに行こうとすると小夜子から電話がきたり、桃子が電話すると話中だったり、雨の中ですれ違ったり、わかっちゃいるけどはがゆい まさに「すれ違う恋」
藍さんの感想にも演出のお話がありましたが、5、6話演出の戸高氏「天国に一番近い男」も担当した方でスピード感のある映像(演出)で定評のある方らしいです。テンポがあって独特な雰囲気が良いと思いました。なんといってもあのオープニング(俊平くん走りまくり)を撮ってる方ですから。図書館のシーンとかも好きです。
来週はいよいよ…ですね。予告編だけでもドキドキしちゃうわ〜 楽しみ〜
P.S.桃子も小夜子も俊平の前だと素直になれるんだな〜 俊平の人徳かしら藍 確かに・・・ 1999/8/1/02:54:13 緒里さん
vol.6は面白かったですねえ!
割と中盤になると連ドラってたるみがちなのに、この出来は大満足です。
それにしても、俊平が、桃子が切ないです。
普通に考えれば俊平やめて曽根田にしな!って桃子に言いたいところですが、それまでの経過がちゃんと描かれているだけに一概に俊平を嫌いになれない。
恋愛って一筋縄じゃいかないですよね。
多分、普通に考えれば桃子と曽根田、俊平と(まあ、いろいろ問題はあるけど)小夜子がくっつけば幸せなカップルがより多くできるってことになるのでしょうが、そうはいかない(^^)
戸高さんって「天一」も手がけてらしたんですか。それは知らなかったです。
ああ、なんかわかるな。道理で。まゆ すれ違いが… 1999/8/2/23:36:04 切ないんですよ、本当に…。恋愛ドラマにすれ違いはつきものですけど、中だるみせずに見せるのって難しいですよね。私は大体コレで見なくなってしまう…。今回は、サークルの怪人?さん達とのやりとりや、時折触れ合う俊平と桃子の気持ちの揺れ方の切り替えがテンポ良くって飽きずにみれました。
それにしても、本当に切ない…。
俊平の前だと皆素直になれるというのは同感です!あんな笑顔されちゃーね。緒里 おおっ(@@) 1999年7月29日02時29分40秒 TVぴあとTVガイド見ましたか〜!!!
とうとう俊平と桃子がっっっ(@@)
俊平くんなんか色っぽいわ
うーん来週楽しみかも〜(今日の俊平も楽しみですよー)藍 観ましたとも! 1999/8/1/02:56:41 緒里さん
うん、あのシーツはびっくりですし、どきどき(T^T)
いろいろあって(ホントにいろいろあったしなあ。この人たち)結ばれるというのはやっぱりいいですよねえ。
来週も楽しみです!でも、コンで光ちゃん、8話がどうこう言ってたんですよ。・・・って来週は7話・・・え???
ちなみに、現在御本人は9話まで観て、自分で言うのもなんだけど、自信を持って「面白い」と言えます、と言ってました。楽しみですねえ(^^)まゆ こんなにハマるとは! 1999年8月2日23時53分05秒 いやー、いいですねー「P.S.元気です、俊平」!
連ドラ、しかも自分が1番見ない”ラブストーリー”なんてジャンルのドラマをこれだけ真剣にハマって見るのは一体何年振りだろう…。
光一くんが出てるっていうのも最大の理由ではあるんですが、やっぱりこのドラマ面白いと思います。
どこがとは具体的には上手く言えないけれど、丁寧な作り方と登場人物それぞれが、ちゃんとドラマの中で呼吸して生きているって感じがします。
それと現場の雰囲気のよさが画面から伝わってくるので、見ていてすごく気持ちが良くて、見終わった後イヤな感じが全然ないんです。私の場合ドラマ自体が面白くなければ、いくら光一くんが出ていても毎回リアルタイムで見ないでビデオにしてしまうので…。
ファンの間でも賛否両論あるみたいですが、それでいいと思うんですよ。
ファンだから全部好きというわけにはいかないのがドラマだと思うので。でも何故か、私の周りでは女性よりも男性に好評なんです。友人(男)に理由を聞いたところ「男の方が女よりもナイーブでロマンチストなんだよ」という分かるような分からないような返事が返ってきました。
なんにしろ、今まで光一くんに抱いていたイメージが俊平役で変わったことは確かなようで、嬉しいです。緒里 イメチェン! 1999/8/5/03:33:51 光ちゃんのイメージがいい意味で変わったなって私も思います。今までは光一ってスカした感じ(男にはスカして見えるのね…)だったのが俊平見て変わったっていう人いましたもん。ドラマの役柄って良くも悪くもその人のイメージに影響与えますよねー
それと私も男のほうがロマンチストだと思いますよ なんとなく