ポップジャム公録レポ
(於:NHKホール 2000/4/1 19:00〜21:20 )

報告者:藍

先日、ラッキーにも参加することができた、PJ公録ですが、実は、双眼鏡忘れまして(^^;;
詳細な表情なりと覚えてるわけではないのですが、とりあえず簡易レポ。
基本的に、OA部分と公録とでは比べてもカットはあまりないようですねえ。
4/1、前説のADさんらしき方いわく、土曜日にPJの公録を行うのはイレギュラーなんだそうです。ハッピーマンデー導入により、月曜日がお休みの日って増えたので、公録がお休みの日にあたってくれるといいんだけどな。倍率は上がりそうだけど(^^;;
4/1分の収録は4/8分及び4/15分の二本。

4/8放映分は「ミレニアム婚」がテーマです。
ちょうどPJがはじまるちょっと前に入籍されたクボジュンにちなんだ・・・わけではないと、スポーツ新聞に載ってましたが、多分にそういう意味もあるのでしょう。
NHKにしては珍しい発想かもしれないなあ。
さて、開始直前、ステージに置かれた小さなモニタでは、バックステージで光ちゃんとクボジュンが、ヒロミ・ゴーを交えて何やらおしゃべりをしている。らしい。
様子はうかがえても何を話しているのかはちっともわかりません。
ステージ上にダンサーさんがわらわらと出てきた時点で、どよめく客席。いやいやまだ出てきてないって(笑)
OPはヒロミ・ゴーの「お嫁サンバ」
正しい、歌謡曲ですね。
そして、曲途中で大階段から光ちゃん向かって右手、クボジュン左手の配置で登場。
一気にはじける客席。
司会のファンがはっきり言って一番多い。
そりゃそーだ。だって司会は毎回、確実に、必ず出るもんな。
野太い声のERIKOちゃんファンに負けるもんか、とばかりの黄色い歓声。大変なもんです。
私たちは幸運にも6名で入っておりました。一列全部光一ファン。つまり司会ファン。
私どもはおとなしいです。なんたって、光ちゃんが出てきたら、全員息をつめて、双眼鏡になれ!俺の目!状態で、観察に励んでいるので。
・・・私、双眼鏡忘れたんですが、それでもぐぐっと前に乗り出すのはこれは完全に「習性」です。
内容につきましては、OA参照していただきたいんですが、ちょっと「うーん」となってしまったのは、光ちゃんファンの歓声だろうか。
MCの途中に名前を呼ぶなーーーーー!!!
OA観たらしっかりマイクで拾われてるし・・・つまり、カットできないくらいの音量だったってことじゃないか。
今、光ちゃんはゲストとしゃべってるんだ、黙れ。
ものごとにはTPOというものが存在する。それがあっても「いい時」と「悪い時」を見図る方法というのは学校じゃ教えてくれない。
それを「常識」というわけさ。
いくらなんでも、あそこでぎゃーぴー騒いで本人が喜ぶとでも思ってんのか?
それともあの氷よりも冷たい目でにらまれ、憎まれることを選ぶか?おいおい、下手すりゃ楽屋裏でスタッフやら出演者に「すんません」と謝ってるかもしれないとは考えてやれないんだろうか?
あほじゃなかろうか。
6人全員、一気に同志達に殺意を覚えた瞬間。
会場とのかけあいならば、いくらでも叫んでいいんだけどさー。それくらい、わかれよ(-_-#
光ちゃんはあくまで「司会」ホスト役なんですよ。
PJの主役はそしてゲスト様たちだ。ERIKOちゃんやKiroroにきゃーきゃー言っていいのとわけが違う。
かわいそうだから、ホント、MCの時に騒ぐのはやめてやってくれよう。
で、肝心の司会っぷりですが。
どうにいった司会ぶり、と言っていいんじゃないかと思います。
まだ、番組そのものやクボジュンとの呼吸の合わせ方に若干の不慣れは感じるものの、長いこといろんな番組をしきってきただけあって、会話を続けさせることがうまい。
会話を振って投げかえってきた答えをまた振り返す。
司会としたらあたり前の仕事だけど、結局「司会ができる、できない」というのはこれができるかどうかにつきると思いますので。
この回は郷さんがいたので、割といろんなことを譲っている感じでしたね。
ナレーション・クボジュン。で、会話をすくってあちこちに投げて処理するのが光ちゃん。
こういう仕事分担なんでしょうか。
ぶつ切りになりかける会話をうまくすくってあちこちに投げてる姿を見ると、いやあ司会として立派に成長してるんだなあ、としみじみ思います。
ヒロミ・ゴーは、ニッカンスポーツ誌によれば、この「ミレニアム婚」企画が決まってから、クボジュンがファンだということでNHKサイドがたって出演をお願いした方。
確かに観覧募集の時点でも、そして当選はがきにもその名前は記載されておりませんでした。
つーまーり、この回のVIPをひとりと決めるならそれは郷ひろみさんだったわけさ。
その辺、よくおわかりだ。
さて、この4/8OA分、最大のお笑いポイント(なぜ、音楽番組でお笑い?)はなんと言っても、Kiroroの「長い間」から八反ちゃんが加わった「LOVE LOVE LOVE」への間ですね。
なぜか、ステージ右すみにセッティングされた鐘。
うん、あれは鐘。幸せの鐘?チャペル?
「ステージセットにしちゃいやに端っこに置いてあるなあ」と思っていたら、おもむろに堂本光一さん登場。
ざわつく会場。
身を乗り出す私達。
で。あれですよ。

からんころん、からんころん。

遠目で苦笑しているようにも見うけられる司会者。なぜ並み居る女性ゲスト、クボジュン様を差し置いてなぜ、あなたが???
というギモンはさておき、愛の鐘を鳴らして帰っていく光一さん。ぼくら脱力
「そ、それだけーーー???」
いやもー、ゲスト総出演の「LOVELOVELOVE」はよかったんですが、それよりも、ねえ(笑)
全般的に「おお、まだまだ不慣れだ」という感じはしましたが、よく仕切ってましたね。
成長したもんだ。
大階段を降りてくるときにも、さりげにクボジュンを待ってたりして。うふ。

二本目。ゲストはPUFFYに山田花子に嵐に平愛梨、T&Cボンバー

この回はなんといってもあれでしょう。
PUFFYの新曲前のMCコーナー!
観ていると、バックからするするっと現れたのはどうみても「たんす」
観音開きのその扉中央にでかでかと光(○つき)の文字。色はラッカーをふったような鈍い金色。
「なんだあれわ????」
ざわつく私たち。ステージではそんな私たちの心の乱れなどそしらぬ様子で(当たり前だ)進行していく順調なMC。
お花見は行ったか、とか。PUFFYのふたりで行けばいいのに、とか。
私は全く無視されているたんすに「ああ、きっとPUFFYの新曲に「光」がどうしたとかいうタイトルが使われているのね」と妙な動悸を押さえようとしたのですが。
MCと中に「あ、さて」といった調子で例のマル光たんすが持ち出される。
光一さん、にっこにこしながら
「名づけて光ちゃんBOX」
・・・・・なんだそれわーーーーーーー!!!!!!
なんでもスタッフ様が用意してくださったとかで、中にスペシャルなゲストが隠れているんだそうです。
だから、どう見ても、たんす。
中を開けるとあら豪華。中はレインボーのきらきらに電飾ばっちり。内装が下手なサロンバスとか、そんな連想を抱かせるばかっぷり。
最高だ!PJスタッフばんざーーい!!!
あ、中にいたのは山田花子さんだったんですが。いやもう、最高に笑いました。
素敵だ。粋だ。PJスタッフ大好きーーー。
ぜひ、ぜひ!これは恒例にしていただきたい!
だって、この前の回の藤子不二夫A先生の書かれたボードのセットよりも金も手間隙もかかってる。一回こっきりで終わらせるなんざ罰があたるというもの。
さらに!このPUFFYの曲では私的にかなり気になっていたNHKBSのキャラ、どーもくんとうさ爺が出てきたではありませんか!
NHKばんざーい!
面白い。面白すぎる。
光ちゃん(元どーもりん)はどーもくんに対して何のコメントもなかったのがとっても残念。反応してほしかったわあ。ぜひ。
個人的にはこの4/15分のOAが倍くらい楽しかったです。
で、やっぱり4/8分の放映分よりもこっちのが司会がスムーズ。クボジュンと光ちゃんの役割分担がだんだんできあがってきてるな、という感じ。
そうそう。T&CボンバーのMCでは、改名話題で、KinKiさんの名づけ話が。
もうこれはファンとしては既知の話とはいえ、やっぱり会場、光ちゃんの口からつよの名前が出るとわくんだな。
で、一応これはOA4/15ですから(笑)

「剛の誕生日いつだっけ?4/10?・・・あ、なーんだ、もう終わってるわ」

とすっとぼけておりました。うそつきめー(笑) 

終わりのあいさつは光ちゃんでした。
前回もそうだったとききましたが。
この番組を仕切ってるのは光ちゃんだなあ、と。とてもそれが印象的。
「まだまだ慣れないところはあるけれど、みなさんに助けられて番組を作ることができました。また、機会があったら遊びにきてください」と。
ホスト役として、きっちりごあいさつ。クボジュンは「ありがとうございました」とそれに続く。
いい感じでしたよ。
で、袖に戻り際光ちゃんちょっと立ち止まり
「今、9:20だから、あと1時間でポップジャムはじまりますねー。みなさん早く帰って番組観てくださいね」
と一言。
去り際もお見事でございます。 

なんせ、さわやかだ。そして紳士だ。
いいもの見せてもらいました。お疲れ、光ちゃん、クボジュン。

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