POPJAM 於:NHKホール(01/9/10)
世の中、捨てるPJあれば拾う神あり。 全くもって突然、本日のPJに行けることになってしまいました。そりゃあなた、光ちゃんが出るのはもちろん、出演者がV6、ハロープロジェクトのお嬢さんたち、デビュー27年経ってもまだ3万のスタジアムをファンで埋めるおぢちゃんたち、人気急上昇ガックン。の名前を見ただけで、はがき出すのも無駄かも、という気になりますよ。 今日はとってもごーかな面子でした。 ド頭はV6。流石にお馴染みさんだけあって、炸裂する光ちゃんの坂本さんいじり。年齢ネタは尽きることなし。おめでとう三十路、坂本さーん。 早朝野球仲間のイノッチとはもちろん気安いし、なんとなくいつものゲスト様とは違うチーム感覚がありますな。さすがにJ-FRIENDS。KinKiとして一緒に並ぶよりもこうやってホストに徹していられる方が気持ち的にめりはりがついてる気がしました。 こういう時に思うのは、やっぱり光ちゃんは基本的に弟体質なところがあって、立派にホスト努めあげてるのは間違いないんですが、それでも「預けられる人」を見つけるとなんとなくポジション的にするりと弟位置に入り込んでいる。それって一種の特技であるかのような。 もちろん、ちゃんとホストなんですよ。それはしっかりキープしてる。でも瞬時に弟ポジションに入り込めてる。すごいワザだ。 V6は後から過去VTRのコーナーでも出演していまして、光ちゃんたちのバック時代(そうだよなあ、そういう頃があったんだっけ)とかにしぶーい顔してました。でも、一番過剰に反応していたのは幼き日の自分を見るはめになった光ちゃんだったりする(笑) おかしかったのは、この懐かしVTRの時に光ちゃんのちょうど後ろに座っていた坂本さんがマイクを通さずにこそこそつぶやいていたこと。何言ってるのかは当然聞こえてこないんですが、光ちゃんは気になったらしく、何度も何度も「だから坂本くん!」と笑顔でツッコミいれてました。 呼吸のわかってる人が来てくれるのはやっぱりいいね。 さて、スーパーステージです。 一部はTHE ALFEE 「Juliet」(さりげなく宣伝してみる)の曲後。 最初セットが組まれているのを見た日には、「これは意表をついてインカ帝国の神前を意識した舞踊か?」とばかなことを考えていたんですが、全然違いました。 今回のテーマは「ロカビリー」エセロッカー、ニセモノロカビリー・・・いや、もうそうとしか(笑) 上からミラーボールが吊るされくるくる回ってるし。 イメージとしては旧き善き時代のロックスター。みたいな感じ。あるいはサタデーナイトフィーバー。 中央壇上のセットが天岩戸よろしく開くとそこには。ああ、そこには。 茶髪外ハネ、ブラウンのグラデーションのグラサン。赤茶(に見えた)の革っぽい上下にべかべかな黒の開襟のインナーもいなせな光一さんがっ! ど、どうしようこれ。どうしよう。 全て光一ファンのお友達と何人かして並んで座っていましたが、全員動揺。どうよ、あれ? 登場のポーズに全員いろんな意味でひっくり返りました。え、えーい笑っとけ! 壇上を王様のように降りてくる光ちゃん、床についた時点でグラサンはずして投げ捨てる。うきゃーっ! わは、わははは。 ・・・人は、想像外のものを見ると笑うようにできているらしい。あれ? ダンスナンバー自体は割と定番な感じの振りつけでしたが、特筆すべきは、スタンドマイク。レトロな感じのエルビスもかくや、という形です。 ああ、なんてスタンドマイクが似合うんだ。冗談のように似合う。 完全に世界を作っておりました。いや、びっくりしたさ。 「Be Cool」なんかとは全然違う世界。あんなにクールな感じじゃない、こてこてのロックスター様な空気。 なんちゅーか、すごかったですよ。23世紀のオペラコンサートもありなら幼くしてこの世を去った少女への祈りをささげる姿もあり、で、それと同じ人物がエセな匂いぷんぷんの(これがいいんだ、また)ロッカーでもありだという。 げ、芸域広いよね、光ちゃん。 最高だ、君は。 英語詞で歌っておりました。曲タイトルは言ってたかもしれないが、私の耳には届かなかったわ。だって会場がいつもの倍くらいうるさいんだもん。 ダンスの出来については言うまでもないかな。 さまざまなものをオーディエンスに見せよう、というショーマンとしての姿勢にかなり感心しましたです。 で、今回の私のもひとつの目玉はゲストのTHE ALFEEさん。 いやもー心配でねえ(笑)たかみーは歌番組の時にはおしなべて機嫌悪いのを隠さないから(^^;; 今回は光ちゃんがばんばん話振ってたのでまあまあだったかな。 あーみなさん、よろしければ「(恐らく)史上初の闘牛で骨折したミュージシャン」も見てやってね。彼らよりずーっと年齢下なのに、なんだかとっても母心。 なんとなく光ちゃんのにこにこ率も他の方よりちょっと高い、と思うのは欲目か(笑) マジでどこのゲストに出るよりも光ちゃんがホストしている番組に出るのって、安心感があります。はい。 あと印象的だったのは、ミニモニ。 特別ゲストとして小錦さんがいらしたんですが、いやー、大きいなあ。 「たったひとりで光ちゃんが5、6人分」 とか 「あのずぼんの片側に身体すっぽり入るよね」 と友達と口々にウワサする。 それと、毎度思うことながら、ミニモニの小さいお嬢さんたち(いえ、身長でなく)を相手にした時の、保父さんぶり。 さすがチャイルドマインダー受験経験者。とつい思ってしまうのは私だけでしょうか。 「ああ、よかったねー」 と加護ちゃんだとか辻ちゃんとか(すみません、ごめんなさい。実は動かれるとどっちがどっちか今ひとつよくわかりません)の発言に笑うところはまーさーに保父さんだ。光一せんせーっ! なつきたい。マジで。 ところでこの回のハプニング。 ミニモニゲストの時の曲紹介にNGが出たため、 「いかにも、今からゲストが出てくるかのように」(光ちゃん談) そこだけ録り直し。 会場の盛り上げ方はすっかり手馴れた様子の光一さん。客席が、ノリノリで「いかにも今からゲストが出てくるかのように」盛り上がると 「みなさん、役者だねえ」 と笑顔でした。かーわいい。 二部です。 二部のスーパーステージ、始まる前に予測を立てる。 ここまで全て違うタイプのものだったからにはきっと今度も違うだろう。 「和風。八百屋お七でどうよ!途中から図書之介登場だ!」 「それはMASK。でもってそれは無理」 「思いきって中華。ドラの音一発、たいきょくけーん!」 「アラブのカリフ。レッドスネークカモン!」 「・・・笑いをとってどうする?」 しかも、蛇使いはインドって気もする。 ばか話をしておりましたら、今回のスーパーステージはフェイ・ウォンの「ファイナル・ファンタジーVIII」でしたかのテーマの後。曲は中国風「ボクの背中には羽根がある」でした。 「ラストエンペラー」のテーマにも使われたという中国の古い楽器、ニ弦のニコ(と聞こえた)という楽器をフィーチャーしたアレンジになっておりました。 バックはシンプルに羽根をモチーフにしたオブジェが下がり、緩やかな弦の音にのって出てきた光ちゃんは白のサテン地のロング。開襟なのが、ちょっと残念ですが(やはり中国風ならスタンドネックを推奨したい)なかなか素敵なお衣装です。アジアコンの「欲望のレイン」で着ていた赤いやつ。あれのすそをもっと長くしたようなシルエットですね。デザインは全然違いますが。 見所はイントロ。 スローで印象的なニコの音にあわせて踊るスローダンス。綺麗ですよ。 このイントロの後はまあ、いつもの「ボク羽根」のテンポと踊りと歌。ただし光ちゃんひとりバージョンでした。 いつものAラインのふわっとすそが広がるタイプの衣装とはまた違って、身体についてくる感じのデザインだったんですが、ああいうのが似合うというのもまた不思議な人ですね。 「ボク羽根」の曲自体、もともとケーナを使っていたりして異国情緒のある曲ですが、なるほどこういう楽器でもありなのね、とちょっと感心しました。割と素朴でエキゾチックな音色を持つ楽器ならなんでもいけそうですね。 この回はガックンがゲストでした。私は何度かガックンゲストのPJ公録に入ってますが、この人回を追うごとに確実に声援が大きくなってきてますね。すごかったわあ。 ちょうどフェイ・ウォンのトークの時に例の「教えて、Gacktさん」で出てきたんですが、光ちゃんとは既に仲良しさんなので、目を交わしては会話してるかのような様が実に微笑ましかったです。美形ふたりが目で会話。 ガックンは実に頭のよい人だと思うので、そしてその頭のよさを光ちゃんが知っているのでずいぶんと気が楽になったんじゃないかな、と思います。 いつもありがとね。 あと、どーあっても書かねばならない今日のかわいさバクハツぽいんつ。 二部のゲスト、しょっぱなは滝沢くんの「スペシャルメドレー」だったんですが、ステージにものすごい数のJr.が登場し、最後滝沢くん中心に集まってキメのポーズで終わるんですが、光ちゃんたら。 光ちゃんったら、するするっとJr.の間に入り込んでわーいわーいポーズとりやがりました。 かわいい・・・きゅー、ぱったり。 やられました。完全にスキをつかれたわ。そんな大技を隠し持っていただなんて堂本光一。あなどれない。 ここは多分、カットしようがないと思うので映るはずです。お見逃しなく。かわいさにやられます、マジで。 滝沢くんを囲んでのトークは、光ちゃんの「噛まずに丸のみ」発言がばしばしと出てました。 なんかこーさっきのV6とは明らかにテンションが違うんですが、あれはどうしたことでしょう?妙なスイッチが入ってるんですが。 ・・・なんでこう、後輩くんたち相手になると自ら「対後輩キャラ」を作らなくては相対せないのか。ああ、かわいいったらありゃしない。 ちなみに、電話番号教えて攻撃、またやってました(笑)クボジュンが「教えてやってください」とお願いしてくれてました。ありがとうクボジュン。 かわいいといえば、この回だったかな?メールでの質問コーナーで、 「つきあいはじめたばかりの彼氏、いい人なんだけどいつも鼻毛がニ、三本出てるんです。どうしたら言いにくいことを伝えられるでしょうか?」 というようなメールが読まれておりました。 それに対しての光ちゃんの答え。 「おれなら言いますよ。鼻毛出てんでー」 この言い方が凶悪にかわいい。犯罪の域にかるーく達しているほどにかわいい。 クボジュンの「女の人が服から髪からばっちり決めてるのに、そこだけってのにも言えます?」というような(ニュアンスだけね、あんまりトーク聞こえない場所だったので)ツッコミにも 「それならそれで、お前他はばっちりだけど、鼻毛出てんでー、って言いますよ」 と。関西弁て、こういう時はトクですよねえ、という話でした。 ちなみに 「もちろん、自分はしたことないんでわからないけど『ぷー』するときも最初に宣言してからする」と。 よく雑誌とかでも言ってますが、千兵衛さんとみどりさん(BY Dr.スランプ)夫婦のように「大きいのしてくるー」「しっかりね」の夫婦が理想だとにこにこしながら語ってました。(この発言に私の後ろにいたサラリーマン風の男の人たちは大きく同意していた。大変好感度があがった模様) この「鼻毛出てんでー」一連の時の光ちゃんはしゃれにならないほどかわいいです。 少年ぽいかわいさ満載で倒れそうでした、私。 今回すごく思ったのは光ちゃんって、スツールに座る時、よく足をそろえてスツールの下のところにある金属わっかにちょこんと乗せてるんですよね。 なんかそれがもー愛しさバクハツで、たまりませんでした。 今日はかわいいさんに比重が大きい回だったわ。うふ。 一部放送日は9/15 二部は9/22です。 |