POPJAM 於:NHKホール(01/9/24)
PJの存在をすっかり忘れて、彩の国さいたま芸術劇場に「ハムレット」を観に行くことになっていた月曜日。ま、順調に外れたし、市村さんのハムレットだし、何より演出が蜷川さんだったので。 と思ったら救いの神Kさんからメールが。 「行く?」 「行く!」 もちろんふたつ返事。観劇の後で与野本町から原宿へレッツゴー。 本日の収録はいろんな意味で印象深かったです。 髪の毛、切ってました。 今雑誌なんかで見かける髪形の襟足を短くしてすっきりした感じ。センター分けだったのを横分けにしてあってかわいいです。 パーマはとれかけなのか?アジアコンのパンフあたりの生まれたてのひよこ状態よりは全然すっきり。ちょっと最近のグラビア見るにつけ、中途半端にのびかけてるのが気になっていたのでうれしいです。髪の色は茶色・・・栗色かな。髪を一筋ずつすくって色をつけていくみたいな。光ちゃんのヘア担当のところっていつもああいうハイライトみたいな色の入れ方するんですよね。 いい感じでした。すき。 まずは1部。今週末放映の分でクボジュンが産休にはいりました。影になり日向になり姉のように光ちゃんを支えてきてくれたクボジュン、ありがとう。元気なお子さんを産んでください。お帰りをお待ちしております。 そして2部。ひとりで司会進行を進める光ちゃんの姿が印象的です。いかにクボジュンの存在が大きかったか痛感いたしました。考えてみれば本当の意味でたったひとりでゲストをお迎えして番組を仕切っていく作業というのははじめてではないでしょうか。 がんばれ、光ちゃん。 観ているだに、いっぱいいっぱい。もちろん冗談飛ばしたりオチをつけたりちゃんと進行したり、と要所ははずしておりません。 そこは長いキャリアを誇る光一さんですから。 しかしなんか本当に大変そうだなあ、と思いましたよ。ひとりになったしょっぱなだから仕方ないか。 今日の2部は0930がゲストにいたので、メールコーナー(これが継続してるところがすごい)も彼女たちに読んでもらってトーク広げていたり。いたるところに涙が出るような工夫をしています。 とりあえず、今回は今までと同じパターンでやってみよう、ということだったのか、進行自体はクボジュンのいる時とほぼ変わらず。ひとりになっても「毎週やります」と明言のあった(拍手)スーパーステージを恐らく衣装替えの都合上ラストにもってきたくらいかな。 毎回の収録の際、光ちゃんがスタンバイするまでの間はクボジュンがメールを読んでつないでいてくれたのでした。どうするのかと思ったら、合間はステージを暗転させてスポットライトを回転させて目くらましをし、いつもOPのDJをやっている方が間をつなぐしゃべりをしてくれてました。 繰り返し流れる「光一くんを応援してください」というメッセージに感動。ありがとうPJスタッフ。 さてスーパーステージですが。 いやあ、素晴らしかった。 一部は言ってみれば「聴け、アフリカの叫び」 出だしがびっくりです。なんというかそのアフリカ(アマゾンでも可)のジャングルの狩猟民族の神子王子が狩猟に際しての祈りを神に捧げているかのような。 金色のノースリーブに毛足の長い白いファーの袖飾りがついた孫悟空っぽい衣装がポイント。最初の出だしも微妙に小猿っぽい感じか。ちょっと前ならTMRが着ていそうな感じだったわ。 かと思えば、舞台を暗転させて蛍光の手袋だけで踊ってみたり(この辺はちっともアフリカと違う・・・違って当たり前なんだよな、いけないいけない) 今回は歌なしです。 見ごたえありました。 台上に始まり台上に終わる。 楽しかったです。 でもって、次が「イタリアンマフィアなタンゴアルゼンチーノ」 これが、ツボ。 テーマはずばり「ギャング」だそうで、出だしからして派手でした。黒スーツに黒タイ白シャツの光一さんが奈落からせりであがってきて、マシンガンをぶっ放す。すんげー。 で、お衣装替え。 ここで、襟無しのぎんぎらな前ボタンなしの丸首シャツに黒のパンツという姿になって、真っ赤なドレスを身にまとったタンゴな女性ダンサーたちとからむ。 これがいいんだ、これが。 いやあ、タンゴの動きがとても美しかったです。彼は踊ると絵になるというか、色を作り出すことができる人だと思ってましたが、それを再認識いたしました。 スローな動きであるほど、技量とか表現力を要求されるものだと思います。型をなぞっているだけではその向こうに世界は広がらない。 動きが綺麗なんですよ。でもそれだけじゃない。 最近とみにダンスの中に柔らかさがプラスされてきたなあ、と思います。しなやかというか柔らかいんだよな、光ちゃんの場合。 きびきびした動作の中に柔らかさを織り交ぜられるからあれはいいものなんだと思いますよ。 女性たちとのからみがとんでもなく色っぽかったです。ともすればステージ上で一番華奢なのに、その図が「あり」になるというのはとんでもないことです。 何度同じことを思ったかわかりませんがつくづくすごい人ですねえ。 常々思うのは、ストイックであることは同時に最高に色っぽいということで。光ちゃんはやっぱりステージでの立ち姿から受けるイメージはストイックそのものなんですよ。だからこそ余計に色っぽいんだろうなあ。 実は、この回のスーパーステージは本人の自己申告によれば、最初の黒スーツから女性ダンサーとのからみに移行する時に衣装チェンジを失敗してしまい、一度目が途中で止められました。二回目は弾着とかが用意できなかったからか、最初から女性ダンサーとのからみの衣装のみで登場。恐らくOAでは編集されるのでしょうが。 いやあ。 怒ってましたねえ。自分に。 顔をあげる前から怒りの燐粉が光ちゃんの周囲を舞っているのが見えました。恐かったわあ。 その分、ダンスに凄みが増したような気がしますが。すまん、光ちゃん、堪能させてもらったわ。 この回の特にマフィアなナンバーはアクシデントはあったものの、非常に素晴らしい出来でした。ホントに一回だけにするつもりなのかな。勿体ないです。 現段階でのスーパーステージでの私の一番はこれだわ。 それにしても、ここまでずっと違うナンバー。 すでに私は「堂本光一が誘う世界一周の旅」と名づけております。今度はどこへ連れていってくれるのかな?楽しみです。 この日はステージが押したからか、それともこれからこういうスタイルにするのか恒例の 「ぽっぷじゃーむ」 はありませんでした。 次回観に行くことがあったらまたいろいろとスタイルが変わってそうな気がしますよ。 一部 9/29(土)放映 MAX後。 二部 10/6(土)放映 本編最後。名前不明のバンドの後です。 |