KinKiKids '99 Summer Concert

(報告して下さった方:hirokoさん・・・ありがとうございますー!)

8/1(日) 札幌真駒内屋外競技場 

その日は雨…。朝は結構晴れ間も見えていたのに昼ごろから降り出し、開場時間にはまとまった量の雨。(;_;)
会場に向かいながらひたすらやんでくれることを祈っておりました。自分が濡れることなんかどーでもいい
の。ただ私は光ちゃんの足場が悪くなることだけが心配;;;
開演前には雨は小止みになっておりましたが、予想どおり客席の下は水たまり(^_^;) ステージ上ではスタ
ッフさんたちが懸命にモップがけです。

さてそのステージ、前日SMAP兄さんたちがBIRDMANコンをやったそのままの作りで、いろいろと仕掛けがご
ざいます。いつもと違ったステージをどう使って見せてくれるのかも、楽しみのひとつでございました。
まず中央ステージ。横に21ブロックもある長〜い会場をほぼカバーする長さ。とはいえ左右の端は花道程度
の広さしかなくて、弓なりにカーブしています。中央のやぐらは地上6階建てはあろうかという高さ。幅も
十分あってライティングが映えるんです。やぐらの中央には4階くらいの高さからステージに下りてくるエ
レベータ式ゴンドラもございます。それに、左右対称の段々畑のような9枚のステージ段。
両脇に6ブロックぐらいずつ残して横花道。これにはゴンドラつきクレーンがついていて、先端を中心に回
転しながら上下します。センターの花道は先端ステージのリフターが大きな円形で、やはり回転する仕組み。
そのステージから一段低いところにさらに細い花道が延々とアリーナ最後方まで伸び、スロープを上りながら
バックステージへとつながります。バックステージ両脇にはやはり回転する、もっと高いゴンドラ。上がると
スタンド(40列くらいある)の真ん中くらいの高さになるのかな。とまあ、長くなりましたが、2日前にセンターと
横の花道の間が14席という浜松アリーナを経験した身にはとてつもなく大きなステージだったわけですね。
いや、このステージをよく駆け抜けてくれたこと! バックステージにも前半からやってきて、スタンド席を(含、私)
大いに沸かせてくれました!

オープニング。センター花道にぽんっと登場するかと思いきや、センターステージ中央の階段が左右に割れて
ご開帳〜の中からお出ましになりました。当然花道先に双眼鏡合わせてたからあせった^^; 「やめないで,PURE」は
逆に、センター花道の先端ステージへ移動。考えてみたらセンター花道先端にはすっぽんがなかったんですね。
「フラワー」で今度は横花道へ。ここのリフターを使い、回転させてアリーナ頭上を通過〜。
「Natural Thang」。足元すべるからなぁ。どうかなぁ。の心配をよそに大きな踊り。あれ、ほんとにすべるんですよ。
前日のSMAPもこーんなにすべる!とやって見せてたしー。にも関わらずです。乾いたステージ上での完璧とも言える
動きとは若干違うものの(当たり前だって ^^;)、コンディションを上回る気迫がこもっておりました。
滑らないように小さく動いて危険回避したりしないのよ;;; もうちょっと回避してくれてもいいんだけれど;;;
バック転、バック宙もいつもどおり。ただバック宙では着地でちょっと滑ってましたね。
後のMCによればJr.くんたちの手の上で滑ったらしい。
続けてのダンシング・タイム。台宙だけはさすがにやめて欲しいと思ってたんですが。やりましたね、光一さん。
危険回避しようって気がないみたいです、ほんとに。着地はいったん両足で降りてやった!と思ったんですが、
バランスを崩して、片膝と手をついてました。でも「全然たいしたこと」なかったらしい(御本人談)。ああ、よかった。(^-^)

「元気がくたくた」は中央段々畑ステージの左右最上段から登場。下りながらそのまま中央で歌い、
「ふらいんぐ・ぴーぷる'99」で中央花道のステージを飛び降りて、一気にバックステージへ! スタンドはもう興奮のるつぼ。
色紙はこの曲で投げてくれました。 

1回目のMCです。
いやともかく雨。滑る…という話で。リハではJr.くんたちが「すっこんすっこん」こけてたらしい。台宙はスタッフにも相方にも
やめろと言われてた光一さん、「できへんと思われたらいややん」。あーた、誰も思いませんがな。

つ「あなたができるのはみんな知ってます」
つ「それよか打ち所が悪かったりして膝を痛めたりしたらそっちの方が」
光「いや、北海道きて、やっぱ手抜くわけにはいかないでしょう」
光ちゃん男前っ! そだよね、これがきっと本音。ステージいつもの何倍も大きくて。お客さんも1万5千人ぎっしり埋まって
て。"手抜かずに"走り回って、踊って、そして何よりうれしそうにはしゃいでいる光ちゃん(*^^*)
あなたがうれしそうだと私も幸せになるよ。

光「ちょっと滑ってみようか」
というとお二人、花道をステージに駆け戻ってしまいました。そして左右に分かれてステージ端まで走る…、
もとい、滑る〜〜〜〜〜! たったったと助走をつけてつーーーっと滑るんですね。もいちど戻ってきて二人仲良く
花道のスロープを滑り降り(笑)先端ステージにご帰還。はしゃいでるこどもたち以外の何者でもなかったです>Kidsなお二人。

光「ほんっとに滑る。(つーっと滑る移動が)格好悪いねんけど自分的には楽しい」いや、かわいいよ(*^^*)
光「踊りもこけることがあるかもしれませんが、声援でフォローしてください」

小止みになっていた雨が、またぽつぽつ降り出しました。
光「雨降ってもいいと思ってる」
つ「雨降ってもみんなで頑張りましょうよ」

そして
つ「一緒に風邪引こうぜ〜!」
光ちゃん爆笑。「『一緒の雨に打たれようぜ』なら分かるけれども」。
つ「一緒に内科検診受けようぜ〜!」え?、喜んじゃうよ(自爆)。
つ「38度2分くらい熱出そうぜ〜!」 それはいやかも。 

C albumの話。「Natural Thang」を説明するのに、サビを「(途中まで歌詞)にゃにゃにゃーにゃーにゃにゃーにゃ」と歌う
光ちゃん(*^^*) これ、クリーンヒット。奇麗な猫だわ〜(*^^*)
さてつよしはソロのために退場です。
「相方のために」いすとマイクを用意する光ちゃん、お約束の「どこがいいかな?」をやって中央花先端にセッティング。
自分が次にやるダンス・ナンバーの話をしかけたところでつよ登場。

光「結構激しく踊るんですけれど今日は滑るから。こけたらごめんね」…こけるかもしれない、というのは本日2度め。
でもそう言いながら転ぶことを恐れない大きな踊りで手抜かないぞ、って自分で決めてるように、この時聞こえました。
という間につよが花道に到着。「さ、どいてください」
光「そんな、さびしいがな」
僕が用意してあげたのに、という光ちゃん、「おまけにそんな私服っぽい服だと俺がバカみたい」というとカメラさん寄って、
ぱん、はい光ちゃんの半身アップ〜。ご本人はピンクの前掛け(違う? ^^;)をぴらぴらもてあそんでいらっしゃいます。

つ「いやもう汚いんで服着てください」
ここでどうやらカナブンがつよの頭に止まったらしい。光ちゃん大爆笑で、「ひゃひゃひゃ」とピカちゃん笑いになってます。
つよはカナブンを指でつまんで「スペシャルゲスト、カナブンさんです」。

この後は、7月は終わったけれど何もなかった、なんかあったら今日みなさんに会えなかったという話をして
「また後で会いましょうね〜」と光ちゃん退場。
つ「いつも結構粘るのにあっさり帰りましたよね。彼も虫嫌いですから」 

「マイナーチェンジ」。ライトがすごく奇麗でした。ステージのやぐら全体に、いろんな色絵の具を水面に流したような
模様のライティング。パステル調の優しい色でした。メインのライトは青。歌いだして円形のリフターが上がっていった
のですが、最初のサビでくるりと1回転。いつもよりずっと大きなリフター(上に5人乗って踊れるくらい)だからあんまり
恐くはなかったよね>つよ。

光ちゃんソロ・ナンバーではステージに火柱が6本上がりました。高さもあってとってもゴージャス。Jr.を従えて
花道前に出るときは、スロープをつーっとすべり下りたんですね。Jr.も揃って。さっきの花道滑りはこどもがはしゃいでいる
ようだったのに、ここでは華麗なる踊りの一部。隙がない。かっこいいー!!
ああ、雨のbadコンディションも味方につけてしまった;;;

「Tell Me」のつよは中央ステージの段々畑中央上段に登場。光ちゃんも中央階段を駆け上り、上で衣装チェンジです。
そのまま上で歌って後奏で中央階段を下りてきました。「Distance」に続き「あの娘はso fine」でいや走る走る!
普段は横花なんですが、ここのステージはいっちばん端までが遠いんですよね。
花道先にまだ6ブロックあるし(爆)。その右側先端まで走り、ひるがえって戻ってくると、ギター弾いてるつよを通り越して
こんどは逆の先端に走り。走り続けて「Rocketman」。この曲で再びバックステージまで来てくれました!(*^^*)
今日の光ちゃんの移動距離たるや、すごいもんがあるぞ。元気だ。そしてかわいすぎるっ!
それにしてもスタンドでジャンプすると結構恐いですね(笑)。足元深さ1cmの水溜まりだし(大笑)。

 2度目のつよのソロナンバー。タイトル「相方の叫び」だそうですが、これまでに言ってましたっけ? 内容は、仕事だから、と
幾多の(笑)キスシーンに臨む相方のうた。

仕方ないって言われても俺のハートはどうなるんだろう? おお。そうか、相方っちゅーのは光ちゃんのことじゃなくて、
光ちゃんの相方のつよ本人のことだったのね。つよの叫びだったとは知らなかったわ。

光ちゃんはステージ中央の上段から、ピカちゃんめがねで登場です。あれ?今日はめがねの歌じゃないよ?>光ちゃん。

光「ちょっと間違っちゃった(笑)」
モニターどアップでめがね曇ってるし(笑)。湿度高いっすからねぇ。
ぶっさいく、ぶっさいくというつよに「基本的に不細工やもん」と。え、それは誰のこと? あなたの星では地球上と
美的感覚が違うのかしら? つよ苦笑。会場は「えーっ」の絶叫。
ドラマの話。俊平の8話か9話に「あらららというようなシーン」があるそうで、楽しみです。つよも長ゼリフで大変だと
「謎はすべて解けた」「じっちゃんの名にかけて」をやる光一さん。

つ「それ、もう終わった」
光「あらっ?」を3回も繰り返さんでも(^_^;)
このあと光ちゃんソロに話題がうつったとき、突然ステージ右端までギター担いで走る光ちゃん。ほんと、唐突。
何が起こったかわからんまま当然沸き上がるアリーナ右端席。一体何が彼に取り憑いたのか!?
……虫が飛んできたらしいです。すんません、思わせぶりで。一粒300mならぬ、虫一匹300m(そんなにはないか ^^;)状態
(笑)。
またも話はドラマに戻る。今回はずいぶん頑張ったというつよ。
「お前ももうハタチやねんし」と言われて新境地を開いたらしい。
光「じゃあ、僕がごほうびに、後でキスしてあげよう」(*^^*)!
つ「汚いからいいわ」
…問答無用。一刀両断。(-人-)合掌;;
すごく不本意な光ちゃん、「なんでや! 今歌ってたやろ、『俺のハートはどうなるの』って」…言っててください(笑)。
光「『人間・失格』以来やってないですからね」
光「俺はいいねんけどな」
つ「いくら野外でテンションあがってても、キスはできへんぞ。岡田ならできるけどな」
おいおい。それじゃああんまりだ(笑)>つよ。
「一日20時間くらい一緒にいるおっさん」とはキスできないらしい。「ぶっさいくなところも見ている」し。
行きの飛行機では光一さん、ぐっすりとお休みになっていたそうです。最終着陸体勢のためお座席と座席前のテーブルを
元に戻して…と言われても微動だにせず、「ぐーっ」(笑)。「お客さま、お客さま;;」と声をかけていたスチュワーデスさんも
最後にはあきらめて、つよに「すいません、ちょっとわたくしでは無理みたいなんで」と頼み込んだとか。
それでもまだ「ぐーっ」(笑)。
つ「6回くらいぽんぽんぽーんと叩いたら起きましたけど。お前、ほんと寝てたぞ」
ほんと?と一瞬マジなリアクションを見せた光ちゃん。
光「違うねん、俺、歌聞いてたからね。キンキ・キッズ」
光ちゃんがANAのパラダイス・チャネル聞きながら(?)爆睡してるあいだ、つよはポケモン見てたそうです;;

つよの帰りぎわ。
光「あ、行っちゃうの? つよしくん」
もかわいかったです〜(*^^*)
またしても
つ「39度くらい熱出そうぜ〜!」
つ「お医者さんに鉄の棒でベロ押さえられようぜ!」(そりゃあちょっと長すぎて苦しい ^^;)と言って去るつよしに
光「ほんとによくわからない相方を持ちました。幸せに思ってます」
とのお言葉でした。

光ちゃんソロナンバー。この時のライティングはすっきりシンプルで、全体に紫色の淡い感じの照明でした。
白っぽい衣装の光一さんが奇麗に浮かび上がって、やわらかく、うっとりしましたねえ。
「硝子の少年」〜「Kissからはじまるミステリー」〜「ジェットコースター・ロマンス」は出の位置、動きともにいつもと同じ。
「このまま手をつないで」はステージ両端、左右の立ち位置が逆。この日つよサイドにいた私はこの曲で光ちゃんが
自分の正面に来てくれたのがよほどうれしくてはしゃいだらしい。同行の友人に「スタンドからステージ指して『私の前』と
いうのか…」とあきれられました(苦笑)。
「To Heart」では3たびバックステージへ。サビでゴンドラに乗り、空中に上ります。スタンド席の観客にも本当に
幸せな思いをさせてくれました。素晴らしいサービス精神に乾杯!です。中空に浮かびあがる、白い衣装の光ちゃん。
当たる白色のスポット。激しさを増した降り続く雨…。幻想的なほどに奇麗でした。なんかほんとにじんときちゃってねえ。

「全部だきしめて」の登場は、ここで初めて使った中央ステージのエレベータ式ゴンドラでした。もうこのときには
どしゃ降りだったんです。それで上着は着ないでの登場(*^^*)。きゃあ。
ステージ、花道をまんべんなく回り、たくさんのお手振りと最高の笑顔を見せてくれました〜。
が、ここでハプニング。センター花道の先端までかけてきた光一さん、最後の最後で思いっきりコケちゃったんですね。
すっかり摩擦係数が低くなってる花道をそのまんま背中ですべるすべる。っつーか本人止まる気がない(^_^;)。
先端ステージのへりからあわや、というところで(片腕は出てましたね;;;)ようやく止まって起き上がりました。
ちょっとバツの悪い顔がすんごくかわいいx100!
「フラワー」に至っては、わざとコケてすべってたんですが…(^_^;) しかも何度も。ハダカの背中ですべるものだから、
わたくし引っかき傷でも作るんじゃないかとハラハラしましたのことよ。
いやー、なんちゅーか。なんであんなにかわいいんでしょ(*^^*)

ああ、とってもよかったです〜。「きんき」Tシャツ絞れるくらい濡れましたけど(ってゆーか、それ着てたんですね、私 ^^;)。
二人がそりゃあご機嫌で、光ちゃんはいっぱい走り回ってたし。最後の打ち上げ花火も奇麗でした。わーい、夏祭だぁ。
いつもと違うセットもちゃんと使いこなして(バックステージなんてSMAP以上に使ってくれたし)ましたね。
構成の変更(曲はもちろん変わってません)も光ちゃんがやったのだろうか。だとしたらすごいや。

…いやいや、すんごく長くなってしまいましたね;;; だらだらと、すいません。読んで下さったかた、
ありがとうございました m(_ _)m


いやもう、ホントにありがとうございました。私がレポって苦手なもんで(^^;; ああ、がんばってその内甲府分まで仕上げますので。北海道レポ、ホントにありがとうございました!