第5話
あらすじ |
ひったくりの現行犯を北見と追っていた誠は、犯人の拳銃所持のハッタリを真に受けて手錠でつながれてしまう。呆れた北見に置き去りにされた誠は、たまたまそこに通りかかった謎の女に開運の気を与えられ、逆にたったひとりで犯人を逮捕する手柄をたてた。 署内ではおりしも、拳銃による殺人事件が発生。 銃の密売人を検挙すべく、生活安全課員に拳銃所持の指示が出る。一生拳銃を撃つ機会など訪れることがないと思っていた誠は、本物の銃と間近に接して萎縮してしまう。 逆に北見は過去に同僚が拳銃で撃たれた事件に関わっていたため、やる気まんまんだった。 拳銃の密売事件の捜査に今ひとつ気乗りのしない誠は、佳織から北見の過失により同僚が拳銃で撃たれたことがあると聴かされてますますおびえる。 ついつい、昼間、開運の気を与えてくれた女に連絡をとり、更なる開運を得ようとする。 ところが、女と待ち合わせたホテルのトイレで偶然拳銃の売買の現場に遭遇した誠は丸腰の恐怖と同伴の女への助平心から、警察へ匿名電話でこのことを告げて知らぬふりを決め込んだ。 期待に胸膨らませてホテルの部屋でふたりきりになったものの、実は女は霊感商法の詐欺師であった。 翌日、警察への密告電話のテープを課員で検証したため、簡単に誠が通報者だということがばれ、こっぴどく叱られる。課長の命令で、全員が拳銃を携帯する中、拳銃をおびえる誠に銃を渡すのは荷が重いと判断した北見は課長に進言する。 誠は待機役となり、売人の映ったホテルの防犯ビデオを検証することとなった。なんとなく居心地の悪い思いをしながらビデオを検証している誠に気づいた佳織が離しかけてくるものの、気乗りのしない誠だったが、ホテルの掃除夫が実は拳銃の売人であることに気づく。 佳織は夕べ誠が女から買った壺に気づき、それが霊感商法の詐欺師だと誠に告げる。 北見の過去を聴いて怖くなったからだと佳織に告げる誠に、佳織は実は北見の過失というわけではなかったと誠に教える。 誠は売人の正体を北見達に連絡しようとするが、拳銃におびえていては刑事などできない、と言っていた北見の言葉を思い出し、ひとり勝手に銃を持ち出してホテルへと向かう。 ロビーでは佳織が霊感商法の女に文句をつけていたところだった。 めざとく誠を見つけた佳織は「刑事なんだから、この詐欺師を逮捕しろ」とつめよる。ところが、その場に件の売人がい合わせたのだった。 逃げる犯人を追う誠。後をついてきた佳織を守るため、自ら地下室の扉にかぎをかけ犯人を追い詰める。 だが、居直った犯人は逆に誠に銃をつきつけるのだった。 拳銃に不慣れな上、まだ怯えが残っている誠は、地下室を逃げまどう。そこに、署内から行方不明になった誠を追って、ようやく北見達が後から到着した。 だが、誠を助けようと入った地下室で、北見は逆に犯人に取り押さえられてしまう。 一瞬の隙をついて反撃に出た北見は犯人ともみ合いながら、誠に発砲するように訴える。 誠は発砲した。 弾は犯人の真上にあったペンキの缶に当たり、犯人の頭上に落ちた。無事、犯人は逮捕されたものの、実は誠が狙ったのは犯人の腕だった。 署内に帰り、こっぴどく課長に叱られる誠を、北見はかばう。少しずつコンビもなじんできたようであった。 |
感想
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一体誠は何着のブルゾンを持っているのだろうか。しかもビビッドな色ばかり。気を引き締めて明るい気分で警察職務にあたろうという新人らしい気遣いか。 雛形あきこの胸を触れるとは果報者だ、愛田誠。だてに痴漢された経験があるわけじゃないな(関係ない)彼女の素晴らしいプロポーションに先々週に引き続き我と我が身を省みる。 いけない、このままじゃ。lがんばろう、おう。 物語としてはやっぱり王道でまっすぐな一本道をスキップしながら突き進んでいるようなドラマなり。ああでもくすぐられる。 台詞にくすぐられてるのか、誠の表情にくすぐられてるのかわからないけどくすぐられてるわ、私。 それにしても、成長したと思っていたのにまた後退しているような誠って一体なんでしょね。普通の人間ってことか。そうだよな。 芹沢がいきなりブラック芹沢になっていたのが妙におかしかった。先週あんなにかろやかに前を向いたのは、単に開き直りだったということか。 芹沢、なんかすきだぞ、芹沢。 拳銃かあ。警察の人とはいえ、そうそう持つ機会がないんでしょう。そうであってくれよ。 恐いのは当たり前さ。誰だって死にたくはない。 誠が拳銃の腕がへたくそ以前の問題というのは、お約束だとはいえ、おかしかった。蛍光灯を撃つのは、アニメのようだったわ。ペンキ缶を撃っちゃうのもね。 で、今回劇中で「情熱」ががんがんかかっていたのに、ちょっと驚く。こんなに積極的にかかるのははじめてではないですか?私記憶がザルだからもしかして過去もあったのかもしれないけど。 この曲すきなんですねえ。緊張感がちょうどいいし。 佳織は誠に順調に惚れてる模様。 気持ちはわかるぞ、あんなかわいらしい人がいたら放っておけってのが無理な話だ。 佳織の恋敵らしいあの婦警のおねーさんは、同僚なんだからもっと立場を生かしてぐぐっと迫らなくては!鳶に油揚げさらわれるぞ。いけるだろうよ、あなたも十分かわいいんだし。そして、さりげなく久美ちゃんもかわいいと私は思う。 だが、誠。妙に男の本能に忠実だが、こと恋愛沙汰になると鈍感を通りこして犯罪の域に近い男。佳織は確かに気になる存在ではあるらしいが、未だ恋愛未満か。 まあ、毎回毎回毎回毎回キスシーンがなくてもいいんで、今回は佳織との距離はこのまんまでお願いしたいもんです。なんか似合わないし。>恋愛沙汰 それにしても野球延長がやたら多いんだが。この多さは「ハルモニア」に次ぐ記録のような気がしてきた。 そしてもひとつ。あの裏声のタレコミ電話再現は光一さんのアドリブと見ましたがいかがでしょう?黒木さん、本気で笑ってたし(^^;; |