祝!堂本光一さん 主演ミュージカル!
11/7(火) |
平日です。 ほとんど呪いにかけられたかのような全滅の不安に苛まれていた時に「平日なら少しはマシな競争率に違いない」と信じて取ったチケットでした。 今日が初見という関西のお友達と久々に開演前にゆっくり話す。昨日の夜発の夜行バスで来て、今日の夜行で帰るんだそうな。大変だなあ。 前日の公演の様子をBBSで聞き及んでいた私。 SHOCKははじまってすぐの時に台詞の変更とかがほとんどなかったんで、このまま固まっちゃうのかと思っていたら、月曜に結構変更があったみたいなので、今更ですが演出変更記録ページを作りました。日々進化。舞台はナマもの。 今日は、どこが変わっていたかと言うと、マチネ・ショータイム「フラワー」の時にバズーカで銀の花吹雪が盛大に舞い散るように。 派手だあ。やはり座長様のお歌だけに、兄さん景気よく頼むな! さて、5日の夜に感じた親密さというのは、やっぱり健在で。ちょっとづつ遠慮しなくなってきた光ちゃんと、いじられ役を体得しつつある翼(しかし、ちゃんと対処できるようになってきている。子供の成長って早いなあ)晃君も自分のポジションを確実につかんできているようで、なんかいい感じです。 コウイチさん、カンパニーの旅のところでいきなりアキラに 「そういえばさ、今ホテルにボーイさんがいたけど、アキラお前ボーイやらなくていいのか?」 会場爆笑。一瞬戸惑ったアキラ 「リストラにあっちまったんだよ!変なこと聴くなよ」 と返してました。さすがだ。 ソワレでは 水筒を持ってる翼に コウイチ「お前何もってんだよ?」 ツバサ「でかすぎるけど、水筒だよ!」 コウイチ「お前、水分取りすぎじゃねえのか?水分取りすぎたら堂本剛みたいになっちまうぞ!あいつ最近とってついてるからなあ」 爆笑。 さらに、アキラに コウイチ「お前、ここはホテルだけどボーイやらなくていいのか?」 アキラ「ここだけの話だけどな!リストラにあっちまったんだよ!」 コウイチ「悪いこときいちまったなあ!」 アキラ「だけど、おれたちはバイクで行くからあれだけどさ。お前いろいろ免許もってんだって?うらやましいな!」 コウイチ「おお!バイクじゃなくて大特でいくか?大型特殊!バイクより安全だぞ!遅いけど」 アキラ「それじゃクラシックカーより遅いと思うぞ」 全然ストーリーと関係ない台詞の押収なんだけど、もともとストーリーなんてないようなもんだから、OKです。 ちなみに、ここを受けた晃くんは2幕のプレスの殺到のところでアッキーに、 アキラ「お前もリストラにあっちまったのか?」 アッキー「何言ってるんですか?話に関係のないこと聞かないでくださいよ」 とやってました(笑)うまいぞ、アッキー。 本日のNYの兄ちゃん@ゴーストはどちらもブラッド・ピット様。 「503」を実にたのしそーに歌う。 そして今日は強気なゴースト兄貴。 コウイチの「あんたじゃ・・・」信用できないなあ、の後に 「僕のどこがいけないの?どこが?どこが?コウイチくん、どこが?」 とコウイチさんの座るトランクに足乗っけて、波止場のマドロスなポーズ取りながらの強気な責め。コウイチさんこらえきれない笑い。ソワレでは「そういうところがだよ!」とかろうじて言ってましたが。 ところで、BBSにて「一反もめん」のよう、と言っていた書類が飛んでいく様は、まさにまんま一反もめん。き、鬼太郎はどこーーーー??? ソワレは何がおかしかったのか、笑い顔がすっかり素なコウイチさん、ゴースト兄貴と握手。 さらにこの回はいろいろと変更多し。ソワレでは大量の報道関係者のご招待客がいらしていたので(おみやげつき・・・いいなあ。パンフと、あと中にはもしかしてセットリストとか入ってるのかしら?他のものはお返ししますので、ちょっとそれのコピーを私にとらせてはくれましか?おじさま、お願い)よりわかりやすいようにとの配慮だったんだろうか? 話がわかりやすくなるのはいいことなので、私は歓迎です。 どこが変わったかというと、1幕のツバサの台詞 事故後にツバサが上手上で、姉とリーダーに向かってコウイチをNYに行かせてやってくれ、と懇願する場面で確かに兄はNYで亡くなったけど、でも自分は行きたいんだ、ということを強調するように。 それと、2幕のもっとも難解な梁をわたる場面で ゴースト「ツバサ!勇気を出してこっちへくるんだ!」 と叫ぶところ、ちゃんとツバサがそれに応えて 「わかった。やってみるよ」 というようになってます。 こっちのが大分納得いく感じなので、よろしい。 それと、驚いたのが最後のショータイム。「アンダルシア」四天王様揃い踏みの後々まで語り継がれるだろう名場面。 後方のせりの上で、ヒガシが踊るところで、光ちゃんほぼ立ったままでいたのが、見事なペアダンスに変わってます!いやーあそこで動かないのは変だな、と思っていたのさ。 ありがとう!かっこよかったよ! あとは「We'll be Together」で、最後の歌の立ち位置が変わったのね(向かって左からヒガシ・光ちゃん・翼・晃くん、これの前の回までは晃くん・光ちゃん・ヒガシ・翼だった)と思っていたらあらびっくり。 回り舞台でいきなり四天王様くるーんと舞台を回る。で、前方・後方にそれぞれ向かって左からヒガシ・光ちゃん/晃くん・翼で並んで、さらに、回り舞台のぐるりと前方・後方のせりの間にダンサーがずらりと並んで踊る。 なんかものすごい絵柄だぞ、これ。 そして、その位置で最後のごあいさつはダンサー含めて全員で。 なんかごーかな感じのエンディングになりました。 日替わりですねえ。こんなに変えてくるとは。 しかし、本当に「アンダルシア」はよくなりました。かっこよくなりました。せめてここだけでも映像化して売ってはくれまいか。歴代屈指の名場面だと思うのだけど。それこそジャニーズ祭りでヒガシが光ちゃん・ゴウ・山口達ちゃん・太一くん・坂本さん・長野くんをバックに従えて踊った時のような。 毎回、アンダルシアは翼から光ちゃんへ変わった瞬間と、ひとりひとりスポットが当たってジャケット裁きをするところから一転、舞台全体が明るくなり、四天王様たちが横並びですっくと立つその時に悲鳴がおきます。それとラストのWバック宙。 「MASK」の時、アンダルシアのイントロがかかった瞬間、毎回起きていた「ぎゃあーっ」という悲鳴よりはおとなしいですが(笑)正しい反応だ。 私も息を呑む。一瞬われを忘れる瞬間ですよね。 光ちゃんの最初のフライングと途中客席から現れるところも悲鳴があがりますねえ(当たり前か)コンサとかでは光ちゃんファンは比較的おとなしいというか、毛穴も観るぞ!って勢いで、叫ぶ余裕もないってことが多いような気がするんですが。舞台鑑賞の時はそっちのがいいですね。あの悲鳴も私はひじょーに光一ファンらしいなあ、と思います(笑)こらえきれない悲鳴。ってのが(笑) 本日の「ハムレット」マチネはもー噛み噛みでなんて言ってるか台詞がさっぱり聞こえやしない(^^;; ただ最初にいえてなかった「獅子と虫けらほども違う」というところは完全にモノにしたらしい。 しかし、新たなる試練登場。それは、 「胸のむかつくような者だけがのさばりはびこっている」 を、マチネ・ソワレ二度とも「胸のむかつくような者だけがのさぼり」・・・のさぼりなんて言葉はないぞ、光ちゃん。要反省。 個人的にはこの日のソワレの「ハムレット」の出来は今までの総合でTOPをつけたいと思います。余裕が出てきたのか、台詞を安心して聞けた。友人に言わせると「生か死か」までの前半が早すぎ、と言ってますが、私はこのくらいでもいいかなあ、と。早い、と言っても間がないまくしたてとは違ってきてますから。 ただし「女とはそうしたものか」への間はやはり3日のマチネに一番をさしあげたい。 「運命がおれを呼んでいるのだ」 は、この日のソワレが一番すきだな。 ここで刀を振り上げて見栄を切るのがかっこいいのだ。ものすごくかっこいいのだ。ついでに言うと、舞台下手で父王の亡霊にすがりついた後、立ち上がり 「裏切り者に死を。その胸に剣を!」 と叫ぶところもものすごく、倒れそうになるほどかっこいい。髪の乱れ具合も最高でそのまま保存しておきたいくらいなんだな。 写真出せ。この「ハムレット」様のご真影を後世に伝えなくてどうするんだ?映像を残しやがれ。もったいないお化けが出るぞ。 「ハムレット」の中でももっとも有名なこの場面、決め台詞満載なので全部の間や台詞の読み上げも含めてクリアできたらすごいよな。とにかく難易度が高い。 普段は使わない言葉な上、ひとつの台詞が長いんだ。 ヒガシも時々「悪逆非道」って言えてないし。 ちなみに仮面をはずした父王の正体が兄だと知った時の 「兄貴・・・」 もこのソワレが一番いい感じでした。 その後の真っ赤なライトに照らされた呆然とした表情はこの日のマチネがよろしい感じ。 日々是成長。毎日少しずつ「今までで一番」があるというのはよいことだ。 そういえば、友達には話したことなかったのに 「『幻炎』の光ちゃんが手を合わせて祈りを捧げるところがすき」 と言っていたのを聴いて、やはり同じところに反応するか、光一ファンよのう。と思ったです。もっと長くやってほしいよなあ。 私はミュージカルではとにかく集団のアンサンブルが大好きなので、今回はそういう場面が多くてとてもうれしい。 集団の中にいてなお、一番輝くのがトップスターと言うものです。同じダンスをしていても似たような衣装を着ていても埋もれないでいる。だから選ばれた人しかなれないわけだし、価値がある。 私だけが彼の価値を知っている、じゃだめなんだよな。誰が見てもつい目がいくようでないと。 光ちゃんの持ってるあの華は普通じゃないです。 今回は群舞が多いので特にそう思う。身長に恵まれてるわけでもスタイルが抜群にいいわけでもないのにちゃんと一番光ってるんだもんな。 すごい人だわ。 あと10センチ。身長が高かったらなあ、と女性をリフトしている姿を見て思うなりよ。 ああいう女性ダンサーとのからみではやはりヒガシに叶う人はいない。 あの最後の方にあるほのかさんとヒガシの会話の場面はしみじみとした情愛があってとてもすきです。ああいうシーンも似合う人になってほしいな。 |