2002/10/19(sut) 21:00〜 from NTV


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あらすじ

終息したかに見えた、ピエロ殺人事件。だが、氷室の読みではまだ事件は続いていた。
くるみは、氷室の指示の下、ピエロをひき殺した男を問いつめるが、あと一歩のところで何も掴めないままでいた。
氷室はマネキン工場に残されていたバウムクーヘンの切り分けられた形とくるみの助言から次の犯行予告のパスワードを解析する。
全ての事件の中心にタワーステーションホテルがあると看破した氷室はくるみにホテルでの待機を命ずる。
果たして時限式の予告はオープンし、くるみはホテルから走って予告現場に向かう様命ずる。ところが、その途中でくるみは小さな男の子がひき逃げされる現場に遭遇してしまう。非情にも現場に向かうよう命令する氷室にくるみは激しい反発を覚える。
幸い、子供を通りがかりの人に預けることができたくるみが現場に急行した時は既に遅く、目の前でピエロの扮装をした男の死を目撃することになった。
殺されたのはピエロをひき殺したホテルのウエイター。
今度こそショックのあまり、警察を辞めることを決意するくるみ。
が、ふとしたきっかけでくるみは今回の一連の事件があまりにも自分と伸吾のタワーステーションホテルでの結婚式の会話とリンクしすぎていることに気付く。
町外れの倉庫の前でピエロを轢いた男を含めた今回のピエロ殺人事件の被害者と犯人の間の相関関係を調べ上げた氷室は、裏で一連の事件を操っている人物がいると断言。どうやら、ホテルのティーラウンジでくるみたちの会話を聴いていた犯人が事件の演出に数々の小物を使っていたのだった。
事件の真相を知ったくるみは、正義感に燃えて犯人逮捕に走り出す。
タワーステーションホテルで、真犯人を見つけたくるみは逃走する男を追いつめ、ボブの助力を得て無事初の犯人逮捕に成功するのだった。

伸吾ははじめて警官として生き生きと仕事に向かうくるみに、もう少し仕事を続けるよう告げ、ここに、A別館コンビは継続となったのだった。

 

感想

今回はさくさくさくーっと解決まで走り抜けた感じでした。
正直、真相部分は「あるかい、そんなこと!」と思うしかないんですけど、映像にするとマンガで見た時よりまだ少しは納得してやってもいいかな、と(←偉そう)いう位にはなってました。
交換殺人って最初に殺人を起こさせるのが一番難しいポイントなのでその点を偶然に頼るのはなんだかなあ、と思います。てか、一番大切なところは全部偶然かよ、と(^^;; まあ、いいや。純然たるミステリじゃないので。
今回の氷室ポイントはやっぱりコーヒーカップ投げつけでしょう!
ひとり部屋で快哉をあげておりました。
ああ、かっこええ。
氷室は感情が凍り付いたわけではなくて、人を愛する心が凍り付いたわけですから犯人にしてやられた、わかっていたのに犯罪を未然に防げなかったとわかった時の怒りは現れてもありかと。
早くDVD出てくれないと、ビデオテープがやばいことになりそうです。えへへ、幸福。
それにしても、めちゃめちゃ期待していたスプレーで壁の数式をプシューっとやる場面。ちょっとしょぼくてがっくりです。
私的には白く塗りつぶしたところからそのままエンディングなだれ込みだと思っていたので。
気になるのは華江さんの台詞
「この世で一番愛する人が自分のせいで亡くなったりしたら・・・」
つまり、氷室は過去に自分の過失で愛する人を亡くしているということですよね。その愛する人というのは
・恋人
・両親もしくは兄弟姉妹
・友人
この辺りが該当すると思われます。
順当に行けば恋人ってところなんでしょうけど。どの辺りで攻めてくるのか、この辺もドラマ後半に当然出てくることではないかと思われますので興味と楽しみがつのります。
「そげなーーー!!」こと伸吾と「勉強になります!」八戸も、すっかりキメ台詞定着でいい感じです。伸吾はいい男だなあ。
来週も楽しみだー。

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